上 下
263 / 406
第四章「カルネアデス編」

第217話「ミーシャ ③」〇

しおりを挟む
「ノゾミ、こっち」

 ミーシャが起き上がり先ほどまでミーシャが座っていた場所に座らせる。ベルトを外しチャックを開けると元気100%、ファイト一発!の勢いで元気よく聖剣が天を指していた。

「……凄い」

 ちろりとミーシャの舌が聖剣を刺激していく。彼女の舌が舐め上げる度にビクンビクンと聖剣が自己主張。
 落ち着け。まだ、ただ舐められているだけだ。
 そう思うのだが、髪をかき上げながら丁寧に舌でご奉仕してくれる少女。

 くぽっ。

 ミーシャの唇が聖剣を包み込んだ。生温かい感覚が聖剣を包み込む。

 じゅるじゅぷ。

 髪をかき上げてもう片方の手で聖剣をしごき始める。
 や、やばい。今そんなに刺激されたら――
 ミーシャのような可愛い女の子にご奉仕されて我慢できるはずがない。

「ミーシャ、ダメだ……」

 オレが手で制止しようとしたが、その手をミーシャがやんわりとつかんだ。オレの目を見て嬉しそうに笑う。オレがイキそうなのを感じ取ったんのだろう。さらに彼女の動きが激しくなった。

 じゅるじゅぷじゅるじゅぷ。

 淫靡な音を立てて聖剣をお口で刺激していくミーシャ。

「うっ!」

 オレは思わずミーシャの顔を押さえ込んでしまう。聖剣が彼女の口内を――喉の奥に侵入し――大量の濃厚ミルクが注ぎ込まれた。

「ん…………♡」

 一瞬苦しそうな表情を見せたが、すぐに白い稲妻をこくりこくりと嚥下しはじめた。

「ミーシャすまない」

 思わず力が入ってしまった。無理矢理に彼女のお口を汚してしまったことに罪悪感を感じてしまう。
 ミーシャは小さく首を振る。 
 口から抜くと恍惚とした表情でオレの聖剣を見つめる。お口の中にはまだ残っているだろうが、いやな表情一つせずそれらをすべて飲み込んでしまった。

「これが……ノゾミの……味……」

 両手で愛おし気に包み込みぺろぺろと舐め始めた。

「うまく……いくかな……」

 いったい何を……と思ってみているとミーシャはその成長途中の二つの果実でオレの聖剣を挟み込んだのだ。
 な、なんと!
 二人とした感触。手を使って包み込みゆっくりと身体を上下に動かし始める。
 こちらの様子を上目遣いに観察しながら一生懸命に胸で聖剣を挟む姿はそれだけでそそられるものがあった。もちろんお口で先端部を刺激するのも忘れない。

「気持ちいい?」

 健気に聞いてくる姿とか……やばい。もう限界だ。

「気持ちいいっぞ」

 オレの言葉にミーシャの動きがより情熱的に激しくなる。

「好きな時に……出していいからね♡」

 その言い方は卑怯だ。もう、我慢できない。
 
「ミーシャ!!」

 聖剣から白い稲妻が発射された。

「きゃっ!」

 濃厚ミルクがミーシャの顔にぶっかけられる。前髪を汚し、目を鼻を汚した。

「えへへ、気持ちよかったのね♡」

 顔についたミルクを指ですくい舐めとる。白く汚されたミーシャの顔が薄ら明かりの中で怪しく照らされた。
 ミーシャの手が聖剣をつかんだ。
 
「これを……中に入れて欲しいです♡」
しおりを挟む
感想 11

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比の狂った世界で愛を振りまく

キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。 その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。 直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。 生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。 デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。 本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。 ※カクヨムにも掲載中の作品です。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…

美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。 ※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。 ※イラストはAI生成です

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

処理中です...