234 / 324
第5巻第6章 魔王オズウェル
シャルルの正体
しおりを挟む
「エリーちゃんがお世話になったようで……本当にありがとうございます」
マヤとエリーからこれまでの経緯を説明を受けたエメリスは、マヤに向かって深々と頭を下げた。
「いいっていいって気にしないで。私が勝手に手伝っただけだだから」
「そうですか? マヤさんは慎み深いのですね……」
「そうかな? そうでもないと思うんだけど……」
「そう言えば、マヤさんのお話の中に出てきたシャルルさんとハイメ君というのはここにはいないのですか? クローナちゃんが別の場所で私をもとに戻す方法を探してくれていると言うのはエリーから聞きましたが」
そう言ってキョロキョロとするエメリス。
「ああ、あの2人なら危ないから一応別の部屋にいてもらったんだよ。プラシドさんが暴れたら困るしね」
マヤに視線を向けられたプラシドは、わざとらしく肩をすくめる。
「サミュエルさん、プラシドさんを連れて別の部屋に行ってくれるかな? ついでに見張っといて」
「承知いたしました。行きますよ、プラシド様」
「へいへい……」
サミュエルがプラシドを連れて部屋を出ていった後、マヤは他の部屋で待機していたシャルルとハイメを呼んできた。
「上手くいったようだな……それにしても、目覚めているとより一層美しい方だ」
「ええ、見惚れてしまいますね……」
シャルルとハイメは、部屋に入ってくるなりエメリスの美貌に目を奪われていた。
2人ともエリスの人格が表に出ていた頃やエリーの魔法で仮死状態になっている状態で、エメリスを見たことはあったはずだが、やはり本来の人格に戻ったエメリスにはそれとは異なる魅力があるのだろう。
「ちょっとハイメ? あなた……」
エリーの静かな嫉妬を含んだ声に、ハイメはビクッと震え上がる。
「まさか! 僕が好きなのはエリーだけだよ!」
「ふふふっ、あなたがハイメ君ね? まさかエリーちゃんに恋人ができていたなんてねえ」
エメリスは頬に手を当てて楽しそうに微笑む。
嫣然と微笑むエメリスに、同性であるマヤまで思わずドキドキしてしまう。
異性の、しかも同じ種族であるハイメからすれば、その破壊力は凄まじかったはずだが、ハイメはなんとかエメリスを正面から見ると、意を決して話し始める。
「そ、その……エメリスさん! ハイメです! エリーさんとお付き合いさせて頂いております!」
「ハイメ……」
いつもは頼りないハイメが、勇気を振り絞ってエメリスに話してくれたことに、エリーは頬を染めてうつむく。
「あらあら、可愛らしいわね。エリーちゃんが選んだ殿方ですもの、反対なんかしないから安心してね。それにしても、ハイメ君って若い頃のお父さんに似てるかも。やっぱり母娘ね~。ハイメ君、私とも仲良くしてちょうだいね?」
スッと身を寄せたエメリスが、ハイメの耳もとで何言かささやくと、ハイメがボンッと音が聞こえそうな勢いで耳まで真っ赤にする。
「ちょ、ちょっと! お母さんっ!」
「うふふっ、ちょっとからかいすぎたかしら? 何だか懐かしい反応だったから、つい、ね?」
「もう……勘弁してよお母さん……」
いたずらっぽく笑うエメリスに、エリーは襲撃を受けて家族がバラバラになってしまう前のことを思い出した。
エメリスはいつもエリーの父をからかって楽しんでいたのだ。
言われてみれば、からかわれてすぐ恥ずかしがったり、すぐに慌て始めたりするハイメの姿は、エリーの父と重なるものがあるかもしれない。
「ごめんなさいね、ハイメ。忘れてたけど、お母さんってああいう人なのよ」
「…………っっ。う、うん、気をつけるよ……」
エリーの言葉になんとか答えたハイメは、未だ頬を紅潮させたままだった。
その反応までエリーの父とよく似ており、エメリスは楽しそうに微笑む。
次にシャルルに目をやったエメリスは、そのまましばらくシャルルを凝視していた。
「私の顔に何かをついていますか、エメリスさん」
「あなた……シャルロット姫、よね?」
「…………っ!? な、なんのことでしょう?」
エメリスの言葉に、一瞬驚いたように目を見開いたシャルルだったが、すぐに元に戻る。
それが逆に、何か隠していることを物語ってしまっていた。
「シャルロット姫? 誰それ?」
「シャルロット姫は、オーガ最後の王族よ」
マヤのつぶやきに、同じくエメリスの言葉に驚いていたエリーが答えてくれる。
(オーガの王族! それって確かマルコスさんが探せって言ってたやつじゃん! でも、シャルルさんがオーガ?)
確かにシャルルは普通の人間の女性にしては身長も高いし力も強い。
剣などというが言ってしまえば大きくて長い鉄の塊なわけで、大剣などと聞くと振り回せそうな気がしてしまうが、その重量は5キロ以上あり、それにテコの原理による負荷を加えると、普通なら剣を振るのではなく、剣に振り回されるだろう。
そんなものをそれこそ風船でできたおもちゃの剣を振り回すように軽々と振り回すのだから、シャルルの腕力は並外れている。
それでも、マヤが知っている女性冒険者達はそんな怪力女ばかりだったので、特に気にしていなかったのだが、シャルルがオーガだと言うならその方が自然な気がした。
「隠さなくてもいいわ。ここにあなたを狙う人はいないはずよ」
「…………なぜ、わかったのでしょう?」
「エルフは魔力で人を覚えるからよ。実はあなたが小さい頃に一度会ったことがあるのよ?」
「そうなんですか? 全く覚えていませんが……」
「まあ仕方ないわ、だってまだあなたはやっと歩けるようになった頃だったもの」
「ねえねえシャルルさん、シャルルさんには角がないけど、本当にオーガなの? それと、シャルロットって呼んだほうがいいのかな?」
「今まで通りシャルルでいい。それから、角はこの通りだ」
シャルルは前髪持ち上げておでこを示す。
「もしかしてその膨らみって……」
「そうだ、角を切り落とした跡だ」
「オーガにとって角は誇りだと聞いているわ。それを切り落としてでも貴方を生かしたい理由があったということね」
「私にはわかりません……ですが、私を生かしたいと思ってくれた者のお陰で私は今ここにいます」
「そうね、だからこんなにいい子に育ったのね」
エメリスはシャルルに歩み寄ると、優しく抱きしめる。
「エメリスさん……」
「あなたには、オーガが奴隷にされた真相を知る権利があるわ。辛いことを思い出してしまうかもしれないけど……知りたい?」
ゆっくりと尋ねるエメリスの言葉に、シャルルはしばらく黙って考え込む。
そして、シャルルは決心したようにエメリスの肩を掴んでその抱擁から離れる。
「教えて下さい、オーガが、私の民が奴隷に貶められた真相を」
シャルルははっきりとそう告げたのだった。
マヤとエリーからこれまでの経緯を説明を受けたエメリスは、マヤに向かって深々と頭を下げた。
「いいっていいって気にしないで。私が勝手に手伝っただけだだから」
「そうですか? マヤさんは慎み深いのですね……」
「そうかな? そうでもないと思うんだけど……」
「そう言えば、マヤさんのお話の中に出てきたシャルルさんとハイメ君というのはここにはいないのですか? クローナちゃんが別の場所で私をもとに戻す方法を探してくれていると言うのはエリーから聞きましたが」
そう言ってキョロキョロとするエメリス。
「ああ、あの2人なら危ないから一応別の部屋にいてもらったんだよ。プラシドさんが暴れたら困るしね」
マヤに視線を向けられたプラシドは、わざとらしく肩をすくめる。
「サミュエルさん、プラシドさんを連れて別の部屋に行ってくれるかな? ついでに見張っといて」
「承知いたしました。行きますよ、プラシド様」
「へいへい……」
サミュエルがプラシドを連れて部屋を出ていった後、マヤは他の部屋で待機していたシャルルとハイメを呼んできた。
「上手くいったようだな……それにしても、目覚めているとより一層美しい方だ」
「ええ、見惚れてしまいますね……」
シャルルとハイメは、部屋に入ってくるなりエメリスの美貌に目を奪われていた。
2人ともエリスの人格が表に出ていた頃やエリーの魔法で仮死状態になっている状態で、エメリスを見たことはあったはずだが、やはり本来の人格に戻ったエメリスにはそれとは異なる魅力があるのだろう。
「ちょっとハイメ? あなた……」
エリーの静かな嫉妬を含んだ声に、ハイメはビクッと震え上がる。
「まさか! 僕が好きなのはエリーだけだよ!」
「ふふふっ、あなたがハイメ君ね? まさかエリーちゃんに恋人ができていたなんてねえ」
エメリスは頬に手を当てて楽しそうに微笑む。
嫣然と微笑むエメリスに、同性であるマヤまで思わずドキドキしてしまう。
異性の、しかも同じ種族であるハイメからすれば、その破壊力は凄まじかったはずだが、ハイメはなんとかエメリスを正面から見ると、意を決して話し始める。
「そ、その……エメリスさん! ハイメです! エリーさんとお付き合いさせて頂いております!」
「ハイメ……」
いつもは頼りないハイメが、勇気を振り絞ってエメリスに話してくれたことに、エリーは頬を染めてうつむく。
「あらあら、可愛らしいわね。エリーちゃんが選んだ殿方ですもの、反対なんかしないから安心してね。それにしても、ハイメ君って若い頃のお父さんに似てるかも。やっぱり母娘ね~。ハイメ君、私とも仲良くしてちょうだいね?」
スッと身を寄せたエメリスが、ハイメの耳もとで何言かささやくと、ハイメがボンッと音が聞こえそうな勢いで耳まで真っ赤にする。
「ちょ、ちょっと! お母さんっ!」
「うふふっ、ちょっとからかいすぎたかしら? 何だか懐かしい反応だったから、つい、ね?」
「もう……勘弁してよお母さん……」
いたずらっぽく笑うエメリスに、エリーは襲撃を受けて家族がバラバラになってしまう前のことを思い出した。
エメリスはいつもエリーの父をからかって楽しんでいたのだ。
言われてみれば、からかわれてすぐ恥ずかしがったり、すぐに慌て始めたりするハイメの姿は、エリーの父と重なるものがあるかもしれない。
「ごめんなさいね、ハイメ。忘れてたけど、お母さんってああいう人なのよ」
「…………っっ。う、うん、気をつけるよ……」
エリーの言葉になんとか答えたハイメは、未だ頬を紅潮させたままだった。
その反応までエリーの父とよく似ており、エメリスは楽しそうに微笑む。
次にシャルルに目をやったエメリスは、そのまましばらくシャルルを凝視していた。
「私の顔に何かをついていますか、エメリスさん」
「あなた……シャルロット姫、よね?」
「…………っ!? な、なんのことでしょう?」
エメリスの言葉に、一瞬驚いたように目を見開いたシャルルだったが、すぐに元に戻る。
それが逆に、何か隠していることを物語ってしまっていた。
「シャルロット姫? 誰それ?」
「シャルロット姫は、オーガ最後の王族よ」
マヤのつぶやきに、同じくエメリスの言葉に驚いていたエリーが答えてくれる。
(オーガの王族! それって確かマルコスさんが探せって言ってたやつじゃん! でも、シャルルさんがオーガ?)
確かにシャルルは普通の人間の女性にしては身長も高いし力も強い。
剣などというが言ってしまえば大きくて長い鉄の塊なわけで、大剣などと聞くと振り回せそうな気がしてしまうが、その重量は5キロ以上あり、それにテコの原理による負荷を加えると、普通なら剣を振るのではなく、剣に振り回されるだろう。
そんなものをそれこそ風船でできたおもちゃの剣を振り回すように軽々と振り回すのだから、シャルルの腕力は並外れている。
それでも、マヤが知っている女性冒険者達はそんな怪力女ばかりだったので、特に気にしていなかったのだが、シャルルがオーガだと言うならその方が自然な気がした。
「隠さなくてもいいわ。ここにあなたを狙う人はいないはずよ」
「…………なぜ、わかったのでしょう?」
「エルフは魔力で人を覚えるからよ。実はあなたが小さい頃に一度会ったことがあるのよ?」
「そうなんですか? 全く覚えていませんが……」
「まあ仕方ないわ、だってまだあなたはやっと歩けるようになった頃だったもの」
「ねえねえシャルルさん、シャルルさんには角がないけど、本当にオーガなの? それと、シャルロットって呼んだほうがいいのかな?」
「今まで通りシャルルでいい。それから、角はこの通りだ」
シャルルは前髪持ち上げておでこを示す。
「もしかしてその膨らみって……」
「そうだ、角を切り落とした跡だ」
「オーガにとって角は誇りだと聞いているわ。それを切り落としてでも貴方を生かしたい理由があったということね」
「私にはわかりません……ですが、私を生かしたいと思ってくれた者のお陰で私は今ここにいます」
「そうね、だからこんなにいい子に育ったのね」
エメリスはシャルルに歩み寄ると、優しく抱きしめる。
「エメリスさん……」
「あなたには、オーガが奴隷にされた真相を知る権利があるわ。辛いことを思い出してしまうかもしれないけど……知りたい?」
ゆっくりと尋ねるエメリスの言葉に、シャルルはしばらく黙って考え込む。
そして、シャルルは決心したようにエメリスの肩を掴んでその抱擁から離れる。
「教えて下さい、オーガが、私の民が奴隷に貶められた真相を」
シャルルははっきりとそう告げたのだった。
0
お気に入りに追加
561
あなたにおすすめの小説
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
【一秒クッキング】追放された転生人は最強スキルより食にしか興味がないようです~元婚約者と子犬と獣人族母娘との旅~
御峰。
ファンタジー
転生を果たした主人公ノアは剣士家系の子爵家三男として生まれる。
十歳に開花するはずの才能だが、ノアは生まれてすぐに才能【アプリ】を開花していた。
剣士家系の家に嫌気がさしていた主人公は、剣士系のアプリではなく【一秒クッキング】をインストールし、好きな食べ物を食べ歩くと決意する。
十歳に才能なしと判断され婚約破棄されたが、元婚約者セレナも才能【暴食】を開花させて、実家から煙たがれるようになった。
紆余曲折から二人は再び出会い、休息日を一緒に過ごすようになる。
十二歳になり成人となったノアは晴れて(?)実家から追放され家を出ることになった。
自由の身となったノアと家出元婚約者セレナと可愛らしい子犬は世界を歩き回りながら、美味しいご飯を食べまくる旅を始める。
その旅はやがて色んな国の色んな事件に巻き込まれるのだが、この物語はまだ始まったばかりだ。
※ファンタジーカップ用に書き下ろし作品となります。アルファポリス優先投稿となっております。
異世界でも男装標準装備~性別迷子とか普通だけど~
結城 朱煉
ファンタジー
日常から男装している木原祐樹(25歳)は
気が付くと真っ白い空間にいた
自称神という男性によると
部下によるミスが原因だった
元の世界に戻れないので
異世界に行って生きる事を決めました!
異世界に行って、自由気ままに、生きていきます
~☆~☆~☆~☆~☆
誤字脱字など、気を付けていますが、ありましたら教えて頂けると助かります!
また、感想を頂けると大喜びします
気が向いたら書き込んでやって下さい
~☆~☆~☆~☆~☆
カクヨム・小説家になろうでも公開しています
もしもシリーズ作りました<異世界でも男装標準装備~もしもシリーズ~>
もし、よろしければ読んであげて下さい
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
異世界に行けるようになったんだが自宅に令嬢を持ち帰ってしまった件
シュミ
ファンタジー
高二である天音 旬はある日、女神によって異世界と現実世界を行き来できるようになった。
旬が異世界から現実世界に帰る直前に転びそうな少女を助けた結果、旬の自宅にその少女を持ち帰ってしまった。その少女はリーシャ・ミリセントと名乗り、王子に婚約破棄されたと話し───!?
神に異世界へ転生させられたので……自由に生きていく
霜月 祈叶 (霜月藍)
ファンタジー
小説漫画アニメではお馴染みの神の失敗で死んだ。
だから異世界で自由に生きていこうと決めた鈴村茉莉。
どう足掻いても異世界のせいかテンプレ発生。ゴブリン、オーク……盗賊。
でも目立ちたくない。目指せフリーダムライフ!
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる