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本編
お風呂タイムです。
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そういえばパパとお風呂に入るの久しぶりだな…。
領地にいる間には日替わりでカルロスやエーヴェン、フォレストとよく一緒にお風呂に入っていた。しかし王都に来てからは入学準備で忙しかったり、カルロスの仕事の関係などでお風呂には一人で入っていた。
久しぶりに一緒に入ると思うとなんだか恥ずかしくなってきて顔をひそかに赤らめてしまう。
ちらりとカルロスのほうを見るとほとんど服を脱ぎ終わっていて下穿きを脱ぐところだった。カルロスと目がパチリと合ってしまい顔に血液が集まっていくのが分かる。
「ほら、シーアも見てないで早く脱げよ?それとも、手伝ってほしいのか?」
「もう!一人で脱げるもん!」
カルロスにからかわれ慌てて服を脱ぐ。先に服を脱ぎ手持無沙汰になったカルロスの視線を気にしながらすべて脱ぎ終えると、カルロスの後に続いて浴室に入っていく。
「じゃあ、僕、パパの背中洗うね!」
「お、久々だな。頼む。」
僕はカルロスの背中を洗うのが好きだ。もふもふのしっぽが目の前でふさふさと揺れるため、楽しい。ついでにしっぽまで洗うとカルロスが気持ちよさそうにしてくれるため、必ずしっぽは念入りに洗うようにしている。
ゴシゴシともこもこの泡で背中を洗っていく。僕よりかなり大きな背中で洗うのは少し大変だが、洗い終えると達成感もある。
背中を洗ったまま、もこもこの泡にまみれた手でしっぽをつかむ。その瞬間カルロスがびくっと体を震わせしっぽがピンと伸びる。
「グゥゥッ!!!」
「パパ、気持ちいい?」
「あ、あぁ。ありがとな。だけどシーア、いつも言ってるけどそこはあんまり念入りに洗わなくてもいいんだぞ。」
「でも今日は久しぶりに一緒にお風呂に入ったでしょ?だから洗いたいな?」
「そうだな…。じゃあ頼む…。」
カルロスは眉間に軽くしわを寄せながら返事をした。カルロスの許可をもらった僕は再びしっぽを洗い始めた。
確か、パパはしっぽの付け根が気持ちよかったんだよね?
そう思い、しっぽの付け根に手を添わせてゆったりとこすっていく。
「グゥ、グルルルル……!」
しっぽ全体がアワアワになったらシャワーで洗い流す。
「よし、完璧!パパ、気持ちよかった?」
「あぁ…。じゃあ次はパパの番だな?シーアのこと洗ってやるよ。」
「ほんと?ありがとう!」
カルロスが洗ってくれると聞いてうれしくなる。そうしてるうちにカルロスが僕のわきの下に手を入れそのまま自分の膝の上に乗せた。
「じゃあ、洗っていくな…?」
「うん!ありがとう!」
くたりと力を抜きカルロスに身を任せる。カルロスの膝の上で安心しきっていた僕は、カルロスの目が風呂に入る前よりも鋭さを増し、ギラギラと怪しい光をともしていることに気付かなかった。
領地にいる間には日替わりでカルロスやエーヴェン、フォレストとよく一緒にお風呂に入っていた。しかし王都に来てからは入学準備で忙しかったり、カルロスの仕事の関係などでお風呂には一人で入っていた。
久しぶりに一緒に入ると思うとなんだか恥ずかしくなってきて顔をひそかに赤らめてしまう。
ちらりとカルロスのほうを見るとほとんど服を脱ぎ終わっていて下穿きを脱ぐところだった。カルロスと目がパチリと合ってしまい顔に血液が集まっていくのが分かる。
「ほら、シーアも見てないで早く脱げよ?それとも、手伝ってほしいのか?」
「もう!一人で脱げるもん!」
カルロスにからかわれ慌てて服を脱ぐ。先に服を脱ぎ手持無沙汰になったカルロスの視線を気にしながらすべて脱ぎ終えると、カルロスの後に続いて浴室に入っていく。
「じゃあ、僕、パパの背中洗うね!」
「お、久々だな。頼む。」
僕はカルロスの背中を洗うのが好きだ。もふもふのしっぽが目の前でふさふさと揺れるため、楽しい。ついでにしっぽまで洗うとカルロスが気持ちよさそうにしてくれるため、必ずしっぽは念入りに洗うようにしている。
ゴシゴシともこもこの泡で背中を洗っていく。僕よりかなり大きな背中で洗うのは少し大変だが、洗い終えると達成感もある。
背中を洗ったまま、もこもこの泡にまみれた手でしっぽをつかむ。その瞬間カルロスがびくっと体を震わせしっぽがピンと伸びる。
「グゥゥッ!!!」
「パパ、気持ちいい?」
「あ、あぁ。ありがとな。だけどシーア、いつも言ってるけどそこはあんまり念入りに洗わなくてもいいんだぞ。」
「でも今日は久しぶりに一緒にお風呂に入ったでしょ?だから洗いたいな?」
「そうだな…。じゃあ頼む…。」
カルロスは眉間に軽くしわを寄せながら返事をした。カルロスの許可をもらった僕は再びしっぽを洗い始めた。
確か、パパはしっぽの付け根が気持ちよかったんだよね?
そう思い、しっぽの付け根に手を添わせてゆったりとこすっていく。
「グゥ、グルルルル……!」
しっぽ全体がアワアワになったらシャワーで洗い流す。
「よし、完璧!パパ、気持ちよかった?」
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「うん!ありがとう!」
くたりと力を抜きカルロスに身を任せる。カルロスの膝の上で安心しきっていた僕は、カルロスの目が風呂に入る前よりも鋭さを増し、ギラギラと怪しい光をともしていることに気付かなかった。
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