36 / 71
EP2. 爛れた彼女たちと生徒会長争奪戦
第五話 我慢できないよ
しおりを挟む
さて、今日も放課後に穂村先生をストーキングしていたら保健室に来てしまった。
というか、これはもう連れてこられてしまったと言っても過言ではないと思う。
今日の穂村先生は保健室に入って正面奥にあるソファに座って足を組んでいた。
めっちゃパンツ見えとる——いや、見せてるのか……?
「最近、よく来るわね。いよいよ本気で先生のこと好きになっちゃった?」
まあ、嫌いではないですよ。
訊いたことにはわりとなんでも答えてくれるんで。
「上の口はガバガバでも下の口はキツキツよ?」
それは別に訊いてないです。
「それで、今日は上のお口に何を訊きたいの?」
別に今後も下の口に何か訊くことはないが……。
ともあれ、生徒会の立候補者とか分かりそうなら教えてほしいです。
「あー、すぐには分からないけど、調べることはできるわよ。でも、なんで?」
まあ、気になることがあると言いますか。
「別にいいけど、先生にものを頼むなら、それなりの態度ってものがあるわよね?」
あなたの担当の生徒が頼ってきてるんですよ。
そこは無償の愛ってやつでなんとかなりませんかね。
「ならないわ」
即答!? いや、俺の行動がこの学校の明るい未来に繋がる可能性もあります。
「この学校の未来なんてどうでもいいわよ」
おい、それって曲がりなりにも教師が生徒に向かって言っていいことなのか。
思わず呆れた目線を向けてしまうが、穂村先生はそんなこちらの様子など気づいた様子もなくいつものようにブラウスのボタンに指をかけはじめる。
「そんなことより、あなたもそろそろオトナの階段をのぼりたいころじゃない? 学校ってそのための場所でしょ?」
断じてそのようなことはない。
というか、そうやってすぐに服を脱ごうとするんじゃないよ。
それに、恥ずかしながら俺はもう子どもでは……。
「……は? え、ウソ……それって、その、もう、シちゃったってコト?」
いや、まあ、したというか、されたというか……。
「そんな……まさか、ここまで完璧な条件が揃ってしまうなんて……!」
穂村先生がブラウスを引きちぎりそうなほど両手を握りしめながら、興奮気味に荒い息を吐いている。正直、かなり怖い。
俺が自分の身を案じながら震えていると、穂村先生は涎でも垂らすんじゃないかというくらいだらしなく口を開きながら、ゾンビのような足取りで近寄ってくる。
「先生、ほんとはね……」
穂村先生が震える手をこちらに伸ばしてくると、シャツの裾をギュッと掴みながら潤んだ瞳で俺の顔を見上げてきた。
「経験豊富でチョイ悪な男子に半ばレイプ気味に処女を散らされて、でも、その快楽が忘れられなくて爛れた恋に溺れてしまうような経験したかったの……っ!」
本当にこの人は何を言ってるんだろう。
確かに、不可抗力とはいえ、大人の階段も上ってしまったが、決して経験豊富というわけでは……。
というか、先生、これだけ生徒を誘惑するようなことして、処女だったのかよ。
「せ、セトくん、お願い、チョイ悪な感じで先生のハジメテをもらってちょうだい……!」
いやいや、何を懇願してるんだよ。というか、拗らせすぎにもほどがあるだろ。
それに、悲しいかな、俺はどちらかというと襲うよりも襲われるほうなのだ。
よって、先生の希望には答えられません! 失礼いたします!
「あーん! 待ってよぉー!」
俺はすがりつこうとする穂村先生を振り切って保健室をあとにした。
たまには誰にも頼らず逃げ切ってみせるぜ!
※
「わざわざお金を払ってまであたしの水着が見たかったの? まったく、本当に変態ね!」
「ダメです。氷菓を売っているのですよ。もっと冷たい感じでいきましょう」
「えー? んーと……お金を払ってまであたしの水着がみたいなんて、変態すぎて反吐が出るわ。もう少しマシなお金と時間の使いかたを考えたらどう?」
「素晴らしいです。その感じで行きましょう」
家に帰ると、リビングで深雪と有紗が謎のやりとりをしている。
ひょっとしてドSカフェのシミュレーションでもしているのだろうか。
確かに、今の深雪は声音といい表情といい素晴らしいものだった。
次はちゃんと俺の目を見てやってほしい。
「どうやらセイさまのM心はしっかり刺激されたようですね」
ち、違う! 俺は断じてMではない!
可愛い子に罵倒されるとちょっとときめいてしまうことがあるだけです。
「ドSって難しいね。アリサちゃんの指導がなかったらあたしには無理かも……」
深雪が疲れ切った顔で言う。
俺が帰ってくるまでに厳しいドSトレーニングが行われていたのだろうか。
先ほどの姿を見るかぎりは十分に才能があるように思えるが……。
「では、セイさまも帰ってこられたことですし、次のレッスンに参りましょう」
――と、何故か有紗がこちらに向き直り、一歩踏み込んできたかと思うと、俺はあっさりと床の上に押し倒されてしまう。
こ、こんなところでいきなりだなんて、心の準備が間に合わないよぉ!
「こんな簡単に押し倒されるだなんて、男として恥ずかしいと思わないのですか?」
有紗が俺の上にのしかかったまま、淫靡な笑みを浮かべる。
ぬうう、なかなかにエロいが……冷たい感じで罵るってコンセプトは何処にいった?
「押し倒されて、興奮して……まったく、本当に情けない人ですね」
蠱惑的な笑みを浮かべたまま、ゆっくりと有紗が顔を近づけてくる。
さらにその手はゆっくりと俺の下腹部を優しく撫ではじめて――って、これ、絶対にドSのレッスンと関係ないだろ!
「ほら、キスをしてほしいでしょう? 『どうかこの哀れな豚の唇をなめてください』と懇願するのであれば、優しいベーゼを差し上げてもよろしいのですよ?」
有紗がふっと甘い吐息を吹きかけてくる。
くそ、さすがにここまでされると御珍棒さまもご立腹されてきたぜ……。
「……さあ、こんな感じです。次は深雪さまがやってみてください」
――な、なにィ!? まさかの寸止めだと!?
「セイさまはこれまでさんざんわたしに我慢をさせてきたのですから、たまにはご自身も我慢する苦しみというものを体験しておくべきでしょう」
ぐぬぬぬ、それを言われると返す言葉もない。
まあ、俺の場合は御珍棒さまが静まるのを待つだけなので、大した我慢でもないが。
――と、余裕をぶっこいていたら、今度は深雪が俺の上にまたがってきた。
しまった。有紗め、隙の生じぬ二段構えということか。
「さあ、深雪さまも同じようにやってみてください。セイさまはギャルな見た目がお好きなので、深雪さまの色香があればあっさりと虜にできることでしょう」
「そ、そうかなぁ?」
有紗の言葉に、深雪はあまり自信なさそうにしている。
しかし、有紗の言うとおり俺はどうにもギャルな見た目に弱いところがあるので、先ほどの調子で深雪に攻められたらうっかり我を忘れてしまう危険性はあった。
「お、押し倒されただけで反応するなんて、可愛らしいおちんちんだね!」
あ、これは大丈夫そう。さっきと全然違うじゃん。
変に恥じらいがあるせいで逆に可愛らしく見えてしまって、お珍棒さまよりもハートがキュンキュンしてしまう。
しかし、そんな俺に気づいた様子もなく、深雪はおもむろに顔を近づけてきた。
「ほぅら、キスをしてほしいんでしょう?」
何やらふんわりと良い匂いがする。
実際に香水をつけているときもあるのだろうが、そもそも深雪は何もつけていないときでも何故かちょっと良い匂いがするのだ。
むふー、これに関してはさすがに俺の意思に反して御珍棒さまがご起立されてしまうな。
――ん? あれ? ちょっと待って、深雪さん、顔が近すぎ……。
気づいたとき、何故か深雪はそのまま俺に思いっきりキスをしていた。
「んんっ……ダメだよ、アリサちゃん! あたしが我慢できない!」
思うさま俺の唇を吸いつくしてから、深雪が顔を上げて言った。
有紗は困ったようにため息をつく。
「困りましたね。このままセイさまに我慢大会を強いる予定だったのですが」
まあ、ある意味では正しくドSなプレイではある。
「仕方ありません。夕食の前にセイさまをいただくことにしましょうか。深雪さまは、今日は遅くなっても大丈夫なのですか?」
「親にはご飯いらないって連絡しておくー」
あれ、なんか雲行きが怪しくなってきてない……?
俺の上に乗ったまま深雪がスカートのポケットからスマホを取り出し、何やら操作をしたかと思ったらそのままソファの上にポイッと投げ捨てている。
そして、何故か深雪はそのままブラウスのボタンを外しはじめ、有紗はリビングの照明を落として室内を暗転させた。
な、何……? 何がはじまろうと言うんです……?
「お風呂入ってないけど、汚いとか言わないでね?」
深雪はブラウスのボタンをすべて外し終えると、前をはだけさせながら再び俺の体に覆いかぶさってきた。
視界の外れでは同じように服を脱ぎはじめる有紗の姿が見えたが――俺はもう、目を閉じ何も考えないことにした。
すべては夢、泡沫の夢――。
というか、これはもう連れてこられてしまったと言っても過言ではないと思う。
今日の穂村先生は保健室に入って正面奥にあるソファに座って足を組んでいた。
めっちゃパンツ見えとる——いや、見せてるのか……?
「最近、よく来るわね。いよいよ本気で先生のこと好きになっちゃった?」
まあ、嫌いではないですよ。
訊いたことにはわりとなんでも答えてくれるんで。
「上の口はガバガバでも下の口はキツキツよ?」
それは別に訊いてないです。
「それで、今日は上のお口に何を訊きたいの?」
別に今後も下の口に何か訊くことはないが……。
ともあれ、生徒会の立候補者とか分かりそうなら教えてほしいです。
「あー、すぐには分からないけど、調べることはできるわよ。でも、なんで?」
まあ、気になることがあると言いますか。
「別にいいけど、先生にものを頼むなら、それなりの態度ってものがあるわよね?」
あなたの担当の生徒が頼ってきてるんですよ。
そこは無償の愛ってやつでなんとかなりませんかね。
「ならないわ」
即答!? いや、俺の行動がこの学校の明るい未来に繋がる可能性もあります。
「この学校の未来なんてどうでもいいわよ」
おい、それって曲がりなりにも教師が生徒に向かって言っていいことなのか。
思わず呆れた目線を向けてしまうが、穂村先生はそんなこちらの様子など気づいた様子もなくいつものようにブラウスのボタンに指をかけはじめる。
「そんなことより、あなたもそろそろオトナの階段をのぼりたいころじゃない? 学校ってそのための場所でしょ?」
断じてそのようなことはない。
というか、そうやってすぐに服を脱ごうとするんじゃないよ。
それに、恥ずかしながら俺はもう子どもでは……。
「……は? え、ウソ……それって、その、もう、シちゃったってコト?」
いや、まあ、したというか、されたというか……。
「そんな……まさか、ここまで完璧な条件が揃ってしまうなんて……!」
穂村先生がブラウスを引きちぎりそうなほど両手を握りしめながら、興奮気味に荒い息を吐いている。正直、かなり怖い。
俺が自分の身を案じながら震えていると、穂村先生は涎でも垂らすんじゃないかというくらいだらしなく口を開きながら、ゾンビのような足取りで近寄ってくる。
「先生、ほんとはね……」
穂村先生が震える手をこちらに伸ばしてくると、シャツの裾をギュッと掴みながら潤んだ瞳で俺の顔を見上げてきた。
「経験豊富でチョイ悪な男子に半ばレイプ気味に処女を散らされて、でも、その快楽が忘れられなくて爛れた恋に溺れてしまうような経験したかったの……っ!」
本当にこの人は何を言ってるんだろう。
確かに、不可抗力とはいえ、大人の階段も上ってしまったが、決して経験豊富というわけでは……。
というか、先生、これだけ生徒を誘惑するようなことして、処女だったのかよ。
「せ、セトくん、お願い、チョイ悪な感じで先生のハジメテをもらってちょうだい……!」
いやいや、何を懇願してるんだよ。というか、拗らせすぎにもほどがあるだろ。
それに、悲しいかな、俺はどちらかというと襲うよりも襲われるほうなのだ。
よって、先生の希望には答えられません! 失礼いたします!
「あーん! 待ってよぉー!」
俺はすがりつこうとする穂村先生を振り切って保健室をあとにした。
たまには誰にも頼らず逃げ切ってみせるぜ!
※
「わざわざお金を払ってまであたしの水着が見たかったの? まったく、本当に変態ね!」
「ダメです。氷菓を売っているのですよ。もっと冷たい感じでいきましょう」
「えー? んーと……お金を払ってまであたしの水着がみたいなんて、変態すぎて反吐が出るわ。もう少しマシなお金と時間の使いかたを考えたらどう?」
「素晴らしいです。その感じで行きましょう」
家に帰ると、リビングで深雪と有紗が謎のやりとりをしている。
ひょっとしてドSカフェのシミュレーションでもしているのだろうか。
確かに、今の深雪は声音といい表情といい素晴らしいものだった。
次はちゃんと俺の目を見てやってほしい。
「どうやらセイさまのM心はしっかり刺激されたようですね」
ち、違う! 俺は断じてMではない!
可愛い子に罵倒されるとちょっとときめいてしまうことがあるだけです。
「ドSって難しいね。アリサちゃんの指導がなかったらあたしには無理かも……」
深雪が疲れ切った顔で言う。
俺が帰ってくるまでに厳しいドSトレーニングが行われていたのだろうか。
先ほどの姿を見るかぎりは十分に才能があるように思えるが……。
「では、セイさまも帰ってこられたことですし、次のレッスンに参りましょう」
――と、何故か有紗がこちらに向き直り、一歩踏み込んできたかと思うと、俺はあっさりと床の上に押し倒されてしまう。
こ、こんなところでいきなりだなんて、心の準備が間に合わないよぉ!
「こんな簡単に押し倒されるだなんて、男として恥ずかしいと思わないのですか?」
有紗が俺の上にのしかかったまま、淫靡な笑みを浮かべる。
ぬうう、なかなかにエロいが……冷たい感じで罵るってコンセプトは何処にいった?
「押し倒されて、興奮して……まったく、本当に情けない人ですね」
蠱惑的な笑みを浮かべたまま、ゆっくりと有紗が顔を近づけてくる。
さらにその手はゆっくりと俺の下腹部を優しく撫ではじめて――って、これ、絶対にドSのレッスンと関係ないだろ!
「ほら、キスをしてほしいでしょう? 『どうかこの哀れな豚の唇をなめてください』と懇願するのであれば、優しいベーゼを差し上げてもよろしいのですよ?」
有紗がふっと甘い吐息を吹きかけてくる。
くそ、さすがにここまでされると御珍棒さまもご立腹されてきたぜ……。
「……さあ、こんな感じです。次は深雪さまがやってみてください」
――な、なにィ!? まさかの寸止めだと!?
「セイさまはこれまでさんざんわたしに我慢をさせてきたのですから、たまにはご自身も我慢する苦しみというものを体験しておくべきでしょう」
ぐぬぬぬ、それを言われると返す言葉もない。
まあ、俺の場合は御珍棒さまが静まるのを待つだけなので、大した我慢でもないが。
――と、余裕をぶっこいていたら、今度は深雪が俺の上にまたがってきた。
しまった。有紗め、隙の生じぬ二段構えということか。
「さあ、深雪さまも同じようにやってみてください。セイさまはギャルな見た目がお好きなので、深雪さまの色香があればあっさりと虜にできることでしょう」
「そ、そうかなぁ?」
有紗の言葉に、深雪はあまり自信なさそうにしている。
しかし、有紗の言うとおり俺はどうにもギャルな見た目に弱いところがあるので、先ほどの調子で深雪に攻められたらうっかり我を忘れてしまう危険性はあった。
「お、押し倒されただけで反応するなんて、可愛らしいおちんちんだね!」
あ、これは大丈夫そう。さっきと全然違うじゃん。
変に恥じらいがあるせいで逆に可愛らしく見えてしまって、お珍棒さまよりもハートがキュンキュンしてしまう。
しかし、そんな俺に気づいた様子もなく、深雪はおもむろに顔を近づけてきた。
「ほぅら、キスをしてほしいんでしょう?」
何やらふんわりと良い匂いがする。
実際に香水をつけているときもあるのだろうが、そもそも深雪は何もつけていないときでも何故かちょっと良い匂いがするのだ。
むふー、これに関してはさすがに俺の意思に反して御珍棒さまがご起立されてしまうな。
――ん? あれ? ちょっと待って、深雪さん、顔が近すぎ……。
気づいたとき、何故か深雪はそのまま俺に思いっきりキスをしていた。
「んんっ……ダメだよ、アリサちゃん! あたしが我慢できない!」
思うさま俺の唇を吸いつくしてから、深雪が顔を上げて言った。
有紗は困ったようにため息をつく。
「困りましたね。このままセイさまに我慢大会を強いる予定だったのですが」
まあ、ある意味では正しくドSなプレイではある。
「仕方ありません。夕食の前にセイさまをいただくことにしましょうか。深雪さまは、今日は遅くなっても大丈夫なのですか?」
「親にはご飯いらないって連絡しておくー」
あれ、なんか雲行きが怪しくなってきてない……?
俺の上に乗ったまま深雪がスカートのポケットからスマホを取り出し、何やら操作をしたかと思ったらそのままソファの上にポイッと投げ捨てている。
そして、何故か深雪はそのままブラウスのボタンを外しはじめ、有紗はリビングの照明を落として室内を暗転させた。
な、何……? 何がはじまろうと言うんです……?
「お風呂入ってないけど、汚いとか言わないでね?」
深雪はブラウスのボタンをすべて外し終えると、前をはだけさせながら再び俺の体に覆いかぶさってきた。
視界の外れでは同じように服を脱ぎはじめる有紗の姿が見えたが――俺はもう、目を閉じ何も考えないことにした。
すべては夢、泡沫の夢――。
20
お気に入りに追加
76
あなたにおすすめの小説
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
姉らぶるっ!!
藍染惣右介兵衛
青春
俺には二人の容姿端麗な姉がいる。
自慢そうに聞こえただろうか?
それは少しばかり誤解だ。
この二人の姉、どちらも重大な欠陥があるのだ……
次女の青山花穂は高校二年で生徒会長。
外見上はすべて完璧に見える花穂姉ちゃん……
「花穂姉ちゃん! 下着でウロウロするのやめろよなっ!」
「んじゃ、裸ならいいってことねっ!」
▼物語概要
【恋愛感情欠落、解離性健忘というトラウマを抱えながら、姉やヒロインに囲まれて成長していく話です】
47万字以上の大長編になります。(2020年11月現在)
【※不健全ラブコメの注意事項】
この作品は通常のラブコメより下品下劣この上なく、ドン引き、ドシモ、変態、マニアック、陰謀と陰毛渦巻くご都合主義のオンパレードです。
それをウリにして、ギャグなどをミックスした作品です。一話(1部分)1800~3000字と短く、四コマ漫画感覚で手軽に読めます。
全編47万字前後となります。読みごたえも初期より増し、ガッツリ読みたい方にもお勧めです。
また、執筆・原作・草案者が男性と女性両方なので、主人公が男にもかかわらず、男性目線からややずれている部分があります。
【元々、小説家になろうで連載していたものを大幅改訂して連載します】
【なろう版から一部、ストーリー展開と主要キャラの名前が変更になりました】
【2017年4月、本幕が完結しました】
序幕・本幕であらかたの謎が解け、メインヒロインが確定します。
【2018年1月、真幕を開始しました】
ここから読み始めると盛大なネタバレになります(汗)
僕たちは拗らせている ~色々と拗らせた彼女たちに貞操を狙われているが、そう簡単に僕の童貞を奪えるとは思わないでほしい~
邑樹 政典
青春
【ちょっとエッチな学園ラブコメディ】
ある日、僕は廊下に落ちていたスケッチブックを拾った。
そこにはなんと、無数の男性器がスケッチされているではないか。
しかも、どうやらこれは学年一の美少女、翠川陽菜の落とし物だったようで……。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
本作はちょっとエッチな要素もあったりなかったりする学園ラブコメディです。
奇妙な落とし物を拾ったところから、急速に『僕』の周りの人間関係が動きはじめます。
はてさて、一癖も二癖もある美少女たちに囲まれて、『僕』の青春はどこへ向かっていくのでしょうか。
本作は良くも悪くも主人公のことが好きな女の子しか出てこないハーレムラブコメディです。
また、直接的な行為の描写はありませんが、エッチな単語やシーンはそこそこ出てきますので、そういったものに抵抗のある方はご注意ください。
※本作は過去に投稿した作品を一部改稿したものとなります。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる