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あとがきとおまけ

人物解説③ 翠川陽菜

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 ヒロインの一人。身長178cm、Gカップの巨乳美少女。
 もともとは見た目も性格も男の子のような明るく元気な女の子だったが、小学六年生のときの夏祭りの日にアサキとの喧嘩と父の死が重なり、激しいショックで一時期は感情の欠落したような状態になっていた。

 生活環境を変えたこととカウンセリングの効果で中学生になるころには普通に生活を送れる程度には回復したが、以降は無口で感情表現がうまくできない性格に激変してしまう。

 このまま自分の殻に閉じこもることを不安視した母からダンス教室に通うことを提案され、そこで飯塚と知り合うことによって少しずつ現在のように他人と関われるようになってきた。

 また、飯塚よりも早い段階で二次性徴を迎えており、中学一年の終わりくらいには身長が30cmくらい伸びて女性的な身体つきになっている。

 飯塚を通じてアサキのことを聞いたときにはすぐにでも会いに行きたいと思う一方で変わり果てた自分が元のような関係を築けるかという不安が強く、結果的に中学を卒業するまでアサキに対する思慕だけを募らせながら何も行動を起こせずにいた(これが本編の暴走に繋がっている)。

 本来は天能寺高校を受験できるほどの学力はなかったが、アサキと同じ高校に通いたい一心で飯塚に勉強を見てもらい、無事に合格した。
 読者モデルになったきっかけも飯塚であり、飯塚の話を聞いて興味を持ったところ、姉の計らいで中三のころに半ば勝手にオーディションに応募されて見事に合格、以降は飯塚に次ぐ人気読者モデルとして誌面を飾るようになる。

 SNS上では飯塚とよくコラボを行っており、無口で表情に乏しいながらも大食いなところや少し天然気味なところが密かに人気であり、八鳥のような熱狂的なファンを生み出している。

 ちなみに姉は身長183cm、Hカップという翠川を上回る長身美女だが、個人でロリキャラ系のVチューバーをしており、それなりの稼ぎもあるために個人事務所を設立している。
 また、現在は翠川もこの事務所の所属となっており、本人は読者モデルののつもりだが、正確にはフリーモデルとなっている。
 マネージメントも姉によって行われており、メディア関連の仕事の依頼はすべて断られている。

 姉妹揃ってゲーマーであり、翠川は鍵盤系の音ゲーに関してはほとんどのタイトルにおいてトッププレイヤーレベルである。
 姉はインディーズゲームマニアであり、ゲーム実況でも案件以外はインディーズゲームばかりプレイしている。

 ちなみに作中でプレイしている音ゲーの曲について、実はほぼ同じ名前の超難易度曲が実在する。
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