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第15話 裏切り
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ハツシモは自分でも驚くようなけだものじみた大声をあげながら、何度も何度も小刀を、父親の背に突きさした。
積年の怒りと嫉妬と憎悪とが巨大な奔流となって、ハツシモの行為を後押ししている。
(おれは、次代の導師なのだ。何をやっても許されるのだ)
やがて背中が血まみれになったイシクレが動くのをやめ、単なる肉の塊になってゆくのを理解した。
生きてる時は大きく、強く立ちはだかっていた父が、今はぶざまな遺体となりはてている。
(こうなってしまえばどんな人間も、単なる骸に過ぎないな)
震える手を小刀からようやく放し、両脚をふらつかせながらも何とか立ちあがったハツシモは、背後から来る足音に気づいた。
振り返ると、イカヅチの姿がある。
「やったよイカヅチ。君の言った通りおれは親父を倒したんだ。これで正式におれは導師になれるんだ。これも君のおかげだよ。君の考えた台本通りに演じて成功だった」
喜んでくれると思いきや、イカヅチの表情は石ころのように硬かった。
「ハツシモ様お覚悟。導師様殺害の罪で処刑します」
ハツシモは、神官見習いの発言の意味を全く理解できずにいた。元々父を殺害したのは、この男の発案なのだ。彼の書いた脚本通りに事を進めた。小心者のハツシモも舞台で役を演じるのは得意で、すでにできあがった台本通りに動くのはお手のものなのだ。
イカヅチの申し出通りに動いたのに、どうしてこうなってしまうのだ。普段穏やかな神官見習いが、今まで見た記憶のない厳しいまなざしをしているのに驚愕を感じた。ハツシモが事態を理解する前に、イカヅチは腰の刀を抜いていた。
そして逃げる暇もなく、斜めに刀で斬られたのである。さらにイカヅチは、刀でハツシモの腹を刺した。激痛にもだえながら彼は仰向けに倒れる。後頭部が床に当たり、そこでもまた痛みが走った。ハツシモの上から神官見習いが、何度も刀で胸や腹を突いてくるが、もはや抵抗するだけの力も意思も残っていない。
*
イカヅチはハツシモの絶命を確認すると早速操作卓に行き、遠隔操作用の鉄兜を頭にかぶる。そしてキリサメ軍の部隊に降り注いだ雨を遠隔操作で中止させた。
*
天が破けてその上にあった水が全部落ちてきたかのような豪雨が凄まじく、キリサメ公の行軍は惨憺たる有様だった。やがて途中の森林で、雨宿りをするはめになる。騎馬隊は馬から降りて、馬を休ませた。
歩兵隊は地面にしゃがみ、持参したおむすびを食ったり、竹筒に入った水を飲んだ。永遠に続くとも思えたような豪雨だったが、それから一時間程たつと、奇跡のように雨が止んだ。兵達の口から、歓喜のどよめきが口々に起こった。
キリサメ公は、大神殿にある天候の支配装置をのっとるというイカヅチの策を聞いていたので、驚きはしない。
「これぞ、天の助けじゃ。偉大なる神々が、我らの方についておる徴じゃ。このままヨイヤミ城に進攻し、導師様を誤らせるヨイヤミ公の首級をあげるのじゃ。誰でもよい。ヨイヤミ公を討った者には、千金の褒美をやるぞ」
キリサメ公は、朗々と響く大声で、そう宣言した。一挙に兵達の士気が上がり『おお』という叫び声が、周囲に広がってゆく。やがて軍団はすっきりと晴れた青空の下、キリサメ公率いる二万の軍勢とツユクサ率いる八万の軍勢とにわかれた。
キリサメ公は二万の軍勢と共に大神殿へ、他の八万はヨイヤミ城へと進撃を開始した。進軍中、キリサメ公の腕輪が光り、腕輪の円盤型の部分の上に、イカヅチの顔が立体映像で映しだされる。
この通信機は最近になって、イカヅチからもらった物である。
「キリサメ閣下。朗報です。すでにイシクレとハツシモ父子は私が討ちました。他の者達も、すでに降伏しております。大神殿の正門は開けはなっておりますので、どうかごゆるりとお越しください」
風呂上りのようなさっぱりとした笑顔を浮かべてイカヅチが言葉を放った。
「おお、そうか」
キリサメ公は、思わず自分の口元がゆるむのを感じた。厳しい戦を覚悟していたが、少なくとも大神殿に向かった二万の軍勢は一兵たりとて失わずに済むのだから、予想外の朗報だ。
この報告が伝令を通じて味方の兵達にゆきわたると、安堵がまるでさざなみのように広がってゆく。キリサメ公は早馬に乗った伝令と伝書鳩を数羽、ツユクサ率いる八万の軍勢にも向けて放った。
やがてキリサメ軍の前方に大神殿が見えてくる。イカヅチのふれこみ通り、普段は硬く貝のように閉ざされた正門が開放されていた。キリサメ軍は足取りも軽やかに、神殿内へと歩みを進める。兵達の顔には笑顔が満ちていた。
二万の軍勢のうちキリサメ公を含めた五千の軍勢が神殿内へ入ってゆく。が、いつまで待っても迎えの者が神殿内から現れない。やがて突然大神殿をぐるりと囲む城壁の上に、弓を構えた兵士達が登場した。
かれらは皆、大神殿を日頃守る警備兵の装束を着ている。次の瞬間一斉に、無数の矢が、警備兵達の構えた弓から豪雨のように降りそそいだ。キリサメ公は盾で矢を防ぎながら門に戻ろうとしたが、先ほどまで開いてた門はいつのまにかぴったりと、硬く閉ざされていた。
降り注ぐ矢のために、無警戒だった兵達が次々と倒れてゆく。一瞬にして、周囲は阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた。
*
一方門の外で待っていた一万五千の軍勢は、突然正門が閉まってしまい、動揺していた。この中には、サイハテ村の農家に生まれたセセラギの姿もある。歩兵の彼は背中に丸い盾をしょい、腰には刀を差していた。
そこへ突如、神殿をぐるりと囲む城壁のようなぶあつい壁の上端に、大勢の弓矢を構えた兵士達が現れる。かれらは大神殿の外で待機していた一万五千の軍勢めがけて矢を放つ。セセラギはすぐに盾で防いだが、矢に当たって倒れる者も続出した。
*
(これでこのヤマトの国は、ぼくの物だ)
大神殿の中核で、イカヅチはそう感じていた。彼の眼前には、神殿内での攻防と、神殿外での攻防が、それぞれ立体映像として浮かんでいる。攻防というよりは、油断していたキリサメ軍に対する一方的な虐殺となっていた。
当初はイシクレを倒した後、キリサメ公に新しい指導者になっていただこうと考えていたイカヅチだが、やがて欲がでてきたのだ。成程キリサメ公は好人物で、彼がヤマトの統治者になれば、とりあえずは『善政』になるだろう。が、その『善政』はいつまで続くのか。
この国を一手に収めたキリサメが、やがて腐敗していかぬという保障はあるのか。
また彼が『良政』を敷いても、後継者もそうあってくれるだろうか。恐らく彼の息子の一人が継ぐのだろう。が、息子なら優秀なわけではないし、優秀な者が継いでも、腐敗しないとは言いきれない。
ならば自分が指導者となり、この国を公正に治めればよいのじゃないかと考えたのだ。イカヅチに子はいない。大神殿に仕える身として妻帯と女犯を禁じられているからだ。なので後継者は息子ではなく禅譲で優秀な者を選べばいい。
実際『導師制度』も初期の頃はそうやって禅譲で次代の指導者を選んでいたのだ。それがいつしか世襲で権力が引きつがれるようになっていた。親が優秀なら、子もそうとは限らない。自分はそんな、初期の導師制を復活するのだ。
後世の人々はイカヅチを、圧制を終わらせ光明をもたらした名君と呼ぶだろう。自分の名が歴史に残り、己の銅像が建てられるとは、痛快だ。多くの人が自分を救世主として崇めるようになるのである。
*
その頃ツユクサ率いる八万の軍勢はヨイヤミ軍十万の軍勢と激突していた。今のところ剣と剣、矢と矢との戦いで、夜襲の時に使われた殺人人形は出てこなかった。切り札として残してあるのか、何らかの理由で使えないのかはわからない。
殺人人形登場に備え、ツユクサはキリサメ公よりお借りしたいにしえの兵器を携えてはきたが、切り札として残していた。後何発撃てるのかわからないのだ。温存するしかすべはない。
キリサメ公は大神殿の城壁が閉まったと知り、背嚢から古代の銃を取りだした。
そして神殿の高みから見物しているイカヅチに向けて引き金を引く。
閃光がきらめいてイカヅチが立つ高台が崩れたが裏切り者は間一髪で難を逃れ、背中にしょった飛翔機を起動させて遥か天空に舞いあがった。
代わりに崩れた高台にいた兵士が悲鳴を上げながら、地面に向かって転落する。
一生耳に残りそうな、悲壮な叫び声だった。
現実の戦争を体験したキリサメには、もはや戦を浪漫としてとらえる事はできなかった。
殺戮と暴力が繰り返す無間地獄だ。
積年の怒りと嫉妬と憎悪とが巨大な奔流となって、ハツシモの行為を後押ししている。
(おれは、次代の導師なのだ。何をやっても許されるのだ)
やがて背中が血まみれになったイシクレが動くのをやめ、単なる肉の塊になってゆくのを理解した。
生きてる時は大きく、強く立ちはだかっていた父が、今はぶざまな遺体となりはてている。
(こうなってしまえばどんな人間も、単なる骸に過ぎないな)
震える手を小刀からようやく放し、両脚をふらつかせながらも何とか立ちあがったハツシモは、背後から来る足音に気づいた。
振り返ると、イカヅチの姿がある。
「やったよイカヅチ。君の言った通りおれは親父を倒したんだ。これで正式におれは導師になれるんだ。これも君のおかげだよ。君の考えた台本通りに演じて成功だった」
喜んでくれると思いきや、イカヅチの表情は石ころのように硬かった。
「ハツシモ様お覚悟。導師様殺害の罪で処刑します」
ハツシモは、神官見習いの発言の意味を全く理解できずにいた。元々父を殺害したのは、この男の発案なのだ。彼の書いた脚本通りに事を進めた。小心者のハツシモも舞台で役を演じるのは得意で、すでにできあがった台本通りに動くのはお手のものなのだ。
イカヅチの申し出通りに動いたのに、どうしてこうなってしまうのだ。普段穏やかな神官見習いが、今まで見た記憶のない厳しいまなざしをしているのに驚愕を感じた。ハツシモが事態を理解する前に、イカヅチは腰の刀を抜いていた。
そして逃げる暇もなく、斜めに刀で斬られたのである。さらにイカヅチは、刀でハツシモの腹を刺した。激痛にもだえながら彼は仰向けに倒れる。後頭部が床に当たり、そこでもまた痛みが走った。ハツシモの上から神官見習いが、何度も刀で胸や腹を突いてくるが、もはや抵抗するだけの力も意思も残っていない。
*
イカヅチはハツシモの絶命を確認すると早速操作卓に行き、遠隔操作用の鉄兜を頭にかぶる。そしてキリサメ軍の部隊に降り注いだ雨を遠隔操作で中止させた。
*
天が破けてその上にあった水が全部落ちてきたかのような豪雨が凄まじく、キリサメ公の行軍は惨憺たる有様だった。やがて途中の森林で、雨宿りをするはめになる。騎馬隊は馬から降りて、馬を休ませた。
歩兵隊は地面にしゃがみ、持参したおむすびを食ったり、竹筒に入った水を飲んだ。永遠に続くとも思えたような豪雨だったが、それから一時間程たつと、奇跡のように雨が止んだ。兵達の口から、歓喜のどよめきが口々に起こった。
キリサメ公は、大神殿にある天候の支配装置をのっとるというイカヅチの策を聞いていたので、驚きはしない。
「これぞ、天の助けじゃ。偉大なる神々が、我らの方についておる徴じゃ。このままヨイヤミ城に進攻し、導師様を誤らせるヨイヤミ公の首級をあげるのじゃ。誰でもよい。ヨイヤミ公を討った者には、千金の褒美をやるぞ」
キリサメ公は、朗々と響く大声で、そう宣言した。一挙に兵達の士気が上がり『おお』という叫び声が、周囲に広がってゆく。やがて軍団はすっきりと晴れた青空の下、キリサメ公率いる二万の軍勢とツユクサ率いる八万の軍勢とにわかれた。
キリサメ公は二万の軍勢と共に大神殿へ、他の八万はヨイヤミ城へと進撃を開始した。進軍中、キリサメ公の腕輪が光り、腕輪の円盤型の部分の上に、イカヅチの顔が立体映像で映しだされる。
この通信機は最近になって、イカヅチからもらった物である。
「キリサメ閣下。朗報です。すでにイシクレとハツシモ父子は私が討ちました。他の者達も、すでに降伏しております。大神殿の正門は開けはなっておりますので、どうかごゆるりとお越しください」
風呂上りのようなさっぱりとした笑顔を浮かべてイカヅチが言葉を放った。
「おお、そうか」
キリサメ公は、思わず自分の口元がゆるむのを感じた。厳しい戦を覚悟していたが、少なくとも大神殿に向かった二万の軍勢は一兵たりとて失わずに済むのだから、予想外の朗報だ。
この報告が伝令を通じて味方の兵達にゆきわたると、安堵がまるでさざなみのように広がってゆく。キリサメ公は早馬に乗った伝令と伝書鳩を数羽、ツユクサ率いる八万の軍勢にも向けて放った。
やがてキリサメ軍の前方に大神殿が見えてくる。イカヅチのふれこみ通り、普段は硬く貝のように閉ざされた正門が開放されていた。キリサメ軍は足取りも軽やかに、神殿内へと歩みを進める。兵達の顔には笑顔が満ちていた。
二万の軍勢のうちキリサメ公を含めた五千の軍勢が神殿内へ入ってゆく。が、いつまで待っても迎えの者が神殿内から現れない。やがて突然大神殿をぐるりと囲む城壁の上に、弓を構えた兵士達が登場した。
かれらは皆、大神殿を日頃守る警備兵の装束を着ている。次の瞬間一斉に、無数の矢が、警備兵達の構えた弓から豪雨のように降りそそいだ。キリサメ公は盾で矢を防ぎながら門に戻ろうとしたが、先ほどまで開いてた門はいつのまにかぴったりと、硬く閉ざされていた。
降り注ぐ矢のために、無警戒だった兵達が次々と倒れてゆく。一瞬にして、周囲は阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた。
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一方門の外で待っていた一万五千の軍勢は、突然正門が閉まってしまい、動揺していた。この中には、サイハテ村の農家に生まれたセセラギの姿もある。歩兵の彼は背中に丸い盾をしょい、腰には刀を差していた。
そこへ突如、神殿をぐるりと囲む城壁のようなぶあつい壁の上端に、大勢の弓矢を構えた兵士達が現れる。かれらは大神殿の外で待機していた一万五千の軍勢めがけて矢を放つ。セセラギはすぐに盾で防いだが、矢に当たって倒れる者も続出した。
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(これでこのヤマトの国は、ぼくの物だ)
大神殿の中核で、イカヅチはそう感じていた。彼の眼前には、神殿内での攻防と、神殿外での攻防が、それぞれ立体映像として浮かんでいる。攻防というよりは、油断していたキリサメ軍に対する一方的な虐殺となっていた。
当初はイシクレを倒した後、キリサメ公に新しい指導者になっていただこうと考えていたイカヅチだが、やがて欲がでてきたのだ。成程キリサメ公は好人物で、彼がヤマトの統治者になれば、とりあえずは『善政』になるだろう。が、その『善政』はいつまで続くのか。
この国を一手に収めたキリサメが、やがて腐敗していかぬという保障はあるのか。
また彼が『良政』を敷いても、後継者もそうあってくれるだろうか。恐らく彼の息子の一人が継ぐのだろう。が、息子なら優秀なわけではないし、優秀な者が継いでも、腐敗しないとは言いきれない。
ならば自分が指導者となり、この国を公正に治めればよいのじゃないかと考えたのだ。イカヅチに子はいない。大神殿に仕える身として妻帯と女犯を禁じられているからだ。なので後継者は息子ではなく禅譲で優秀な者を選べばいい。
実際『導師制度』も初期の頃はそうやって禅譲で次代の指導者を選んでいたのだ。それがいつしか世襲で権力が引きつがれるようになっていた。親が優秀なら、子もそうとは限らない。自分はそんな、初期の導師制を復活するのだ。
後世の人々はイカヅチを、圧制を終わらせ光明をもたらした名君と呼ぶだろう。自分の名が歴史に残り、己の銅像が建てられるとは、痛快だ。多くの人が自分を救世主として崇めるようになるのである。
*
その頃ツユクサ率いる八万の軍勢はヨイヤミ軍十万の軍勢と激突していた。今のところ剣と剣、矢と矢との戦いで、夜襲の時に使われた殺人人形は出てこなかった。切り札として残してあるのか、何らかの理由で使えないのかはわからない。
殺人人形登場に備え、ツユクサはキリサメ公よりお借りしたいにしえの兵器を携えてはきたが、切り札として残していた。後何発撃てるのかわからないのだ。温存するしかすべはない。
キリサメ公は大神殿の城壁が閉まったと知り、背嚢から古代の銃を取りだした。
そして神殿の高みから見物しているイカヅチに向けて引き金を引く。
閃光がきらめいてイカヅチが立つ高台が崩れたが裏切り者は間一髪で難を逃れ、背中にしょった飛翔機を起動させて遥か天空に舞いあがった。
代わりに崩れた高台にいた兵士が悲鳴を上げながら、地面に向かって転落する。
一生耳に残りそうな、悲壮な叫び声だった。
現実の戦争を体験したキリサメには、もはや戦を浪漫としてとらえる事はできなかった。
殺戮と暴力が繰り返す無間地獄だ。
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