異世界で最強魔導士はじめました

第21話「絆の力、その先に」

アバドンのアジトからアリスを取り戻したタロウたち。3人の絆は固く、新たな力を宿していた。

「俺たちの絆あってこそだ。必ずアバドンを倒す!」

タロウの言葉に、アリスとリードも感動し、同意する。
一方、アバドンはますます強大な力を解き放とうとしていた。

「クックッ、あの臆病者どもを叩きのめしてやる!」

アバドンは、この世界の闇を司る魔王。邪悪な力を授かっており、世界の支配を目論む。

外見は筋骨隆々の巨躯で、黒い角と翼を持つ。全身からは恐ろしいオーラが漂う。

性格は冷酷かつ残忍。情け容赦の心を持たず、自分の野望のためなら何でもする。

強大な魔力を持ち、暗黒の炎や死の呪詛などの禁呪を自在に操る。誰も見たことの無い恐ろしい魔法を使用する。

世界の支配と破壊を実現するため、しばしば世界に災厄をもたらしてきた。タロウたちの宿敵として、常に邪悪な計画を巡らせている。

暗黒の力は周囲の存在さえ消し飛ばすほど、はなはだ尋常でないものとなっていたのだった。


そんな折、タロウたちの前にルイが現れる。

「君たちの絆は偉大だ。しかしその先にある力を解くことが大事だ」

「その先にある力?」

タロウたちはルイの言葉に驚き、考え込んだ。困難が待ち受けようと、諦めずに力を解いていく――。
人は誰でも、まだ見ぬ可能性を秘めているのだ。タロウたちの戦いは、新たな段階を迎えようとしていた。

ルイの言葉を受け、タロウたちは自分達の中に秘めた力を解放する方法を考えていた。

「まだ出し切れていない力があるはず...」

タロウは瞑想に入り、アリスとリードも同じく力の源に意識を向ける。
そして、タロウの中では未知の魔力が目覚めつつあった。

「この力は...!」

「タロウ、すごいわ!」

アリスも感じ取るタロウから溢れる魔力。リードも

「タロウがこれほど強かったなんて!」

と驚嘆する。
一方、アバドンの暗黒の力は世界を覆おうとしていた。

「クックッ、すべてを破壊してやる!」

闇のエネルギーは山脈ごと消し飛ばすほどだった。
タロウたちは新たな力を得て、アバドンに挑もうとする。ここに、世界の命運をかけた戦いが始まったのだった。

タロウは自分の中に秘められた力を解き放つことに成功し、強大な魔力を手に入れました。アリスとリードもまた、新たな力を授かっていました。
一方、アバドンの暗黒の力は世界を覆い尽くそうとしています。

「我が力によって、すべてを破壊する!」

アバドンの前にタロウたちが立ちはだかります。

「俺たちの絆の力で、お前を倒す!」

タロウが放つ光の魔法、アリスの聖なる剣、リードの奥義がアバドンを翻弄します。

「くっ...お前らの力は予想外だ!」

アバドンは一時退却しますが、決戦の火蓋は切られました。

タロウたちは、仲間との絆で隠された力を解放しました。これからも絆を武器に、世界のために戦い続ける覚悟です。