3 / 34
狼くんは耳と尻尾に視線を感じる
しおりを挟む
◆テシコユダハの森(2. Sランクパーティー)
「魔物が全然出てこなくなったな」
「もう依頼の分は揃ったし、諦めて帰ろうぜ。これ以上奥は俺達には無理だろ」
「帰りに、常時依頼の薬草でも摘んで帰るか」
「お、癒し草があったぞ。けっこうあるから30本なら摘んでもよさそうだな」
「俺が摘むから警戒よろしく」
「「りょーかい」」
(薬草摘み中)
「何か来る、気をつけろ」
「俺にはまだ分からんが。冒険者か?」
「たぶん人と、あと、・・・、なんかヤバいのだ!!」
「え?人が襲われてるのか!?助けに行くか?」
「終わった、いつでも動けるぞ」
「戦闘はしてない。それに俺たちじゃ勝てない。もうすぐ見えるぞ」
「見えた。人が2人と白い狼」
「それってもしかして、通達のテイマー?」
「あ、キリシュくん。こんにちは。依頼ですか?」
((お前が話しけられてるんだから、お前が話せ!))
「ああ、魔物狩りに来たんだが、あんまり魔物がいなくて、薬草摘んで帰るところだ」
「それは残念だね」(もしかしてブランのせいかも・・・)
「いや、まあ、そんな日もある」
「びびったな。俺たち追放されないよな?大丈夫だよな?」
「キリシュ、大丈夫か?」
「ウルフがめちゃめちゃ怖かった。訓練場でも怖かったけど、今日はマジで死ぬと思った」
「そんなにか?やっぱ獣人にはなんか分かるのか?」
「つうかお前、ほんとに耳と尻尾見られてたな」
◆テシコユダハの路上(2. Sランクパーティー)
「ユウ、久しぶりだな!」(相変わらず従魔の存在感すごいな)
「元気だったか?」(従魔も元気そう)
「カージでまた絡まれたんだってね」(従魔の毛並みが前よりキレイ?)
「ちゃんと戦闘奴隷買えたみたいだな」(従魔のチェック済みなら大丈夫だろ)
「お久しぶりです。今はモクリークで活動ですか?あ、アルです。Bランクの剣士です」
「アレックスと申します。主人よりオモリでお世話になったと聞いております。よろしくお願いいたします」
「ああ。しっかり守ってやってくれ」
「時間があったら鍛えてやるよ」
「しばらくはモクリークでダンジョン攻略だよー」
「ここのギルドには絡まれてないか?大丈夫か?」
「大丈夫です。ギルドの対応は全部アルに任せているので。いつまでこの街に滞在ですか?」
「ゾヤラのダンジョンに行く途中なんだ」
「どこの宿に泊まってるんだ?従魔も一緒ならそれなりの宿だろう?俺たちもそこにしよう」
「ギルドの紹介で、ちょっと高そうな宿です。ブランが遊べるように、お庭のある宿にしたんです」
「だ、大丈夫だ、俺たちもそれなりに稼いでいる」
((((いや、その従魔は遊ばないだろう?!))))
「あ、キリシュくん、こんにちは」
「よお」(めっちゃ強そうな冒険者と一緒だ)
「知り合いの冒険者か?」
「ギルドの初心者講習で一緒になったんです。こちら、Sランクパーティーの獣道の皆さんです。こちらはキリシュくんです」
「Fランクのキリシュです。人族2人とパーティーを組んでます」(獣人のSランクパーティーって、超有名どころだよ)
「狼族か」
「しばらくこの街にいるから、何かあったら力になるよ」(めっちゃビビってる。かわいいなあ)
◆テシコユダハのギルド(3. 初ダンジョン)
「坊主たち、今日の依頼は決まったか?」
「まだです」
「ダンジョンに興味があるなら連れて行ってやるぞ」
「まだFランクなのでダンジョンは……」
「Sランクパーティーは、Fランクも連れていけるぞ」
「俺らがちゃんと守るから安心しろ。日帰りだし、深くは潜らん」
「でも……」
「冒険者なら機会は逃すな」
「「「お願いします」」」
「Fランク3人をダンジョンに連れていくので手続してくれ」
「Fランク冒険者に何かあった場合、皆様のSランクが取り消されます。場合によっては犯罪奴隷となりますが、よろしいですか?」
「ああ、分かってる」
(((え?厳しくない?!)))
「大丈夫だ。必ず無事に連れて帰ってくる。」
「連れて行って放置すると、死んじゃうでしょ?それって犯罪だから厳しいんだ」
「今までも連れて行ってるから心配するな」
「浅い階層で狙ってるドロップ品があるんだが、出る確率が低いから暇なんだよ」
◆テシコユダハのダンジョンの2階層(3. 初ダンジョン)
「早く終わったし、ちょっとモンスターと戦ってみる?」
「この階層なら大丈夫か。この階層に出るのは、マーダーラビットで、角での一撃さえ避ければ、危険はない」
「まずは3人で戦ってみろ、危なくなったら割って入るから心配するな」
「よし、いいぞ、焦らず行け」
「突撃されるぞ、避けろ」
「くっ!」
「こっちで倒すぞ!」
「今の、何が悪かったか分かるか?お前たちの実力なら倒せるぞ」
「え?全然対応できなかったのに」
「……、3人ともラビットの前にいたから?」
「そうだ。突撃が得意なモンスターの前に3人揃っていれば、突撃されて3人ともやられる。ばらけて狙いを定めさせるな」
「最初に狙うべきところはどこだ?」
「突撃を防ぐために、足?」
「そうだ、1撃で倒せないなら、足を止めろ。ということでもう1匹来たぞ。今のことに気を付けてやってみろ」
「片足つぶした」
「魔法行くよ、よけて」
「「「やった!」」」
「今のはよかったな。ほら、初ドロップを拾え」
「ダンジョンに入れるようになったら、ラビット相手に連携を確認して、それから進めよ。最初のようになっても、助けてくれる人はいないからな」
「「「ありがとうございます!」」」
「よし、帰ろう」
◆テシコユダハのギルド(3. 初ダンジョン)
「「「今日はありがとうございました」」」
「これも何かの縁だ。頑張れよ」
「よかったらユウと仲良くしてあげてね」
「あいつのスキルに集るようなことをしなければ大丈夫だ。お前たちはしないだろう?」
「ウルフもユウを傷つけない限り攻撃しないから」
「「「はい……」」」(これ、逃げられないやつだ)
◆テシコユダハのギルド(3. 初ダンジョン)
「お前たち、テイマーにもSランクにも気に入られて、何やったんだよ、教えろ」
「テイマーとは初心者講習がいっしょになっただけで、Sランクパーティーはテイマーの知り合いの獣人だからってちょっと面倒見てくれただけです」
「そんなわけないだろ、何隠してるんだ、教えろよ」
「「「「そうだそうだ」」」」
「本当に何もないですっ」
「「「「おまえらだけズルいぞ」」」」
「大勢でルーキーを囲んで何やってる?!」
(やべえ、Aランクパーティーだ)(俺は抜けるぞ)(俺も)
「こいつらだけ、テイマーにもSランクにも気に入られて、何やったか教えろって言ってんのに、答えないんだよ!」
「俺たちだってなんでか知りたいよ」
「あいつアイテムボックス持ってんだろ、お前たちだけその恩恵を受けるなんてズリいだろ!」
(((バカ、それ言っちゃっダメだろ)))
「ギルド内で騒ぐとは何事ですか?それからそこの君、ちょっと来なさい」
(((あーあ、追放だな)))
◆テシコユダハのギルド(3. 初ダンジョン)
「アリゲーター狩ってきたって聞いたがまだ持ってないか?もしあったら喰わせてくれ!!」
「え?」
「すみません、この街のAランクパーティー「カナカラ」です。うちのバカ豹がご迷惑をおかけしました。お許しください。帰るぞ!」
「イヤだ!アリゲーターが喰いたいんだ!人族にはあの旨さが分からんのだから引っ込んでろ!」
「分かったから、今度自分たちで狩りに行こう。だから今日は帰るぞ」(このままだと追放されるから!)
「キリシュ、お前からも言ってくれ!獣人なら分かるよな!!あの肉の(モゴモゴモゴ)」
「キリシュくん、知り合い?無理やり引きずられていったけど……」
「ダンジョン入れるようになってから、ときどき荷物持ちをさせてもらってるAランクのパーティだ。俺がアリゲーターのこと話したから、すまない」
「そうなんだ。アル、どう思う?」
「ユウ様、ここはギルドに相談いたしましょう。彼だけに渡すと問題になりかねませんので、ギルドから売ってもらえないか聞いてみましょう」
「そうだね。今の人、ちょっと変わってたね。豹の獣人はああいう感じなのかなあ」
「ネコ科の獣人は気まぐれだとは言われていますね」
(そこでなんで俺の耳見るの。おれ狼でネコ科じゃないよ)
「魔物が全然出てこなくなったな」
「もう依頼の分は揃ったし、諦めて帰ろうぜ。これ以上奥は俺達には無理だろ」
「帰りに、常時依頼の薬草でも摘んで帰るか」
「お、癒し草があったぞ。けっこうあるから30本なら摘んでもよさそうだな」
「俺が摘むから警戒よろしく」
「「りょーかい」」
(薬草摘み中)
「何か来る、気をつけろ」
「俺にはまだ分からんが。冒険者か?」
「たぶん人と、あと、・・・、なんかヤバいのだ!!」
「え?人が襲われてるのか!?助けに行くか?」
「終わった、いつでも動けるぞ」
「戦闘はしてない。それに俺たちじゃ勝てない。もうすぐ見えるぞ」
「見えた。人が2人と白い狼」
「それってもしかして、通達のテイマー?」
「あ、キリシュくん。こんにちは。依頼ですか?」
((お前が話しけられてるんだから、お前が話せ!))
「ああ、魔物狩りに来たんだが、あんまり魔物がいなくて、薬草摘んで帰るところだ」
「それは残念だね」(もしかしてブランのせいかも・・・)
「いや、まあ、そんな日もある」
「びびったな。俺たち追放されないよな?大丈夫だよな?」
「キリシュ、大丈夫か?」
「ウルフがめちゃめちゃ怖かった。訓練場でも怖かったけど、今日はマジで死ぬと思った」
「そんなにか?やっぱ獣人にはなんか分かるのか?」
「つうかお前、ほんとに耳と尻尾見られてたな」
◆テシコユダハの路上(2. Sランクパーティー)
「ユウ、久しぶりだな!」(相変わらず従魔の存在感すごいな)
「元気だったか?」(従魔も元気そう)
「カージでまた絡まれたんだってね」(従魔の毛並みが前よりキレイ?)
「ちゃんと戦闘奴隷買えたみたいだな」(従魔のチェック済みなら大丈夫だろ)
「お久しぶりです。今はモクリークで活動ですか?あ、アルです。Bランクの剣士です」
「アレックスと申します。主人よりオモリでお世話になったと聞いております。よろしくお願いいたします」
「ああ。しっかり守ってやってくれ」
「時間があったら鍛えてやるよ」
「しばらくはモクリークでダンジョン攻略だよー」
「ここのギルドには絡まれてないか?大丈夫か?」
「大丈夫です。ギルドの対応は全部アルに任せているので。いつまでこの街に滞在ですか?」
「ゾヤラのダンジョンに行く途中なんだ」
「どこの宿に泊まってるんだ?従魔も一緒ならそれなりの宿だろう?俺たちもそこにしよう」
「ギルドの紹介で、ちょっと高そうな宿です。ブランが遊べるように、お庭のある宿にしたんです」
「だ、大丈夫だ、俺たちもそれなりに稼いでいる」
((((いや、その従魔は遊ばないだろう?!))))
「あ、キリシュくん、こんにちは」
「よお」(めっちゃ強そうな冒険者と一緒だ)
「知り合いの冒険者か?」
「ギルドの初心者講習で一緒になったんです。こちら、Sランクパーティーの獣道の皆さんです。こちらはキリシュくんです」
「Fランクのキリシュです。人族2人とパーティーを組んでます」(獣人のSランクパーティーって、超有名どころだよ)
「狼族か」
「しばらくこの街にいるから、何かあったら力になるよ」(めっちゃビビってる。かわいいなあ)
◆テシコユダハのギルド(3. 初ダンジョン)
「坊主たち、今日の依頼は決まったか?」
「まだです」
「ダンジョンに興味があるなら連れて行ってやるぞ」
「まだFランクなのでダンジョンは……」
「Sランクパーティーは、Fランクも連れていけるぞ」
「俺らがちゃんと守るから安心しろ。日帰りだし、深くは潜らん」
「でも……」
「冒険者なら機会は逃すな」
「「「お願いします」」」
「Fランク3人をダンジョンに連れていくので手続してくれ」
「Fランク冒険者に何かあった場合、皆様のSランクが取り消されます。場合によっては犯罪奴隷となりますが、よろしいですか?」
「ああ、分かってる」
(((え?厳しくない?!)))
「大丈夫だ。必ず無事に連れて帰ってくる。」
「連れて行って放置すると、死んじゃうでしょ?それって犯罪だから厳しいんだ」
「今までも連れて行ってるから心配するな」
「浅い階層で狙ってるドロップ品があるんだが、出る確率が低いから暇なんだよ」
◆テシコユダハのダンジョンの2階層(3. 初ダンジョン)
「早く終わったし、ちょっとモンスターと戦ってみる?」
「この階層なら大丈夫か。この階層に出るのは、マーダーラビットで、角での一撃さえ避ければ、危険はない」
「まずは3人で戦ってみろ、危なくなったら割って入るから心配するな」
「よし、いいぞ、焦らず行け」
「突撃されるぞ、避けろ」
「くっ!」
「こっちで倒すぞ!」
「今の、何が悪かったか分かるか?お前たちの実力なら倒せるぞ」
「え?全然対応できなかったのに」
「……、3人ともラビットの前にいたから?」
「そうだ。突撃が得意なモンスターの前に3人揃っていれば、突撃されて3人ともやられる。ばらけて狙いを定めさせるな」
「最初に狙うべきところはどこだ?」
「突撃を防ぐために、足?」
「そうだ、1撃で倒せないなら、足を止めろ。ということでもう1匹来たぞ。今のことに気を付けてやってみろ」
「片足つぶした」
「魔法行くよ、よけて」
「「「やった!」」」
「今のはよかったな。ほら、初ドロップを拾え」
「ダンジョンに入れるようになったら、ラビット相手に連携を確認して、それから進めよ。最初のようになっても、助けてくれる人はいないからな」
「「「ありがとうございます!」」」
「よし、帰ろう」
◆テシコユダハのギルド(3. 初ダンジョン)
「「「今日はありがとうございました」」」
「これも何かの縁だ。頑張れよ」
「よかったらユウと仲良くしてあげてね」
「あいつのスキルに集るようなことをしなければ大丈夫だ。お前たちはしないだろう?」
「ウルフもユウを傷つけない限り攻撃しないから」
「「「はい……」」」(これ、逃げられないやつだ)
◆テシコユダハのギルド(3. 初ダンジョン)
「お前たち、テイマーにもSランクにも気に入られて、何やったんだよ、教えろ」
「テイマーとは初心者講習がいっしょになっただけで、Sランクパーティーはテイマーの知り合いの獣人だからってちょっと面倒見てくれただけです」
「そんなわけないだろ、何隠してるんだ、教えろよ」
「「「「そうだそうだ」」」」
「本当に何もないですっ」
「「「「おまえらだけズルいぞ」」」」
「大勢でルーキーを囲んで何やってる?!」
(やべえ、Aランクパーティーだ)(俺は抜けるぞ)(俺も)
「こいつらだけ、テイマーにもSランクにも気に入られて、何やったか教えろって言ってんのに、答えないんだよ!」
「俺たちだってなんでか知りたいよ」
「あいつアイテムボックス持ってんだろ、お前たちだけその恩恵を受けるなんてズリいだろ!」
(((バカ、それ言っちゃっダメだろ)))
「ギルド内で騒ぐとは何事ですか?それからそこの君、ちょっと来なさい」
(((あーあ、追放だな)))
◆テシコユダハのギルド(3. 初ダンジョン)
「アリゲーター狩ってきたって聞いたがまだ持ってないか?もしあったら喰わせてくれ!!」
「え?」
「すみません、この街のAランクパーティー「カナカラ」です。うちのバカ豹がご迷惑をおかけしました。お許しください。帰るぞ!」
「イヤだ!アリゲーターが喰いたいんだ!人族にはあの旨さが分からんのだから引っ込んでろ!」
「分かったから、今度自分たちで狩りに行こう。だから今日は帰るぞ」(このままだと追放されるから!)
「キリシュ、お前からも言ってくれ!獣人なら分かるよな!!あの肉の(モゴモゴモゴ)」
「キリシュくん、知り合い?無理やり引きずられていったけど……」
「ダンジョン入れるようになってから、ときどき荷物持ちをさせてもらってるAランクのパーティだ。俺がアリゲーターのこと話したから、すまない」
「そうなんだ。アル、どう思う?」
「ユウ様、ここはギルドに相談いたしましょう。彼だけに渡すと問題になりかねませんので、ギルドから売ってもらえないか聞いてみましょう」
「そうだね。今の人、ちょっと変わってたね。豹の獣人はああいう感じなのかなあ」
「ネコ科の獣人は気まぐれだとは言われていますね」
(そこでなんで俺の耳見るの。おれ狼でネコ科じゃないよ)
57
お気に入りに追加
412
あなたにおすすめの小説
異世界 恋愛短編 シリアス
リコピン
恋愛
※シリアスベースのお話になります。
・異世界が舞台の恋愛短編(6万字未満)集になる予定です。
・章毎に独立したお話になります。各章の始めにあらすじと人物紹介をのせるので、話の傾向等が気になる方はチェックしてから本文を読まれて下さい。
・直接的な行為描写はありませんが、性的な表現(下ネタ、エロネタ)、残虐表現が予告なく入ります。そのためR15指定にしています。
・基本(但し書きが無い限り)ハッピーエンドです。結果的に「ざまぁ」される人がいるので、大団円ではありません。
えっと、先日まで留学していたのに、どうやってその方を虐めるんですか?
水垣するめ
恋愛
公爵令嬢のローズ・ブライトはレイ・ブラウン王子と婚約していた。
婚約していた当初は仲が良かった。
しかし年月を重ねるに連れ、会う時間が少なくなり、パーティー会場でしか顔を合わさないようになった。
そして学園に上がると、レイはとある男爵令嬢に恋心を抱くようになった。
これまでレイのために厳しい王妃教育に耐えていたのに裏切られたローズはレイへの恋心も冷めた。
そして留学を決意する。
しかし帰ってきた瞬間、レイはローズに婚約破棄を叩きつけた。
「ローズ・ブライト! ナタリーを虐めた罪でお前との婚約を破棄する!」
えっと、先日まで留学していたのに、どうやってその方を虐めるんですか?
婚約者から婚約破棄のお話がありました。
もふっとしたクリームパン
恋愛
「……私との婚約を破棄されたいと? 急なお話ですわね」女主人公視点の語り口で話は進みます。*世界観や設定はふわっとしてます。*何番煎じ、よくあるざまぁ話で、書きたいとこだけ書きました。*カクヨム様にも投稿しています。*前編と後編で完結。
完結/クラスメイトの私物を盗んだ疑いをかけられた私は王太子に婚約破棄され国外追放を命ぜられる〜ピンチを救ってくれたのは隣国の皇太子殿下でした
まほりろ
恋愛
【完結】
「リリー・ナウマン! なぜクラスメイトの私物が貴様の鞄から出て来た!」
教室で行われる断罪劇、私は無実を主張したが誰も耳を貸してくれない。
「貴様のような盗人を王太子である俺の婚約者にしておくわけにはいかない! 貴様との婚約を破棄し、国外追放を命ずる! 今すぐ荷物をまとめて教室からいや、この国から出ていけ!!」
クラスメイトたちが「泥棒令嬢」「ろくでなし」「いい気味」と囁く。
誰も私の味方になってくれない、先生でさえも。
「アリバイがないだけで公爵家の令嬢を裁判にもかけず国外追放にするの? この国の法律ってどうなっているのかな?」
クラスメイトの私物を盗んだ疑いをかけられた私を救って下さったのは隣国の皇太子殿下でした。
アホ王太子とあばずれ伯爵令嬢に冤罪を着せられたヒロインが、ショタ美少年の皇太子に助けてられ溺愛される話です。
完結、全10話、約7500文字。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」
他サイトにも掲載してます。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
チョイス伯爵家のお嬢さま
cyaru
恋愛
チョイス伯爵家のご令嬢には迂闊に人に言えない加護があります。
ポンタ王国はその昔、精霊に愛されし加護の国と呼ばれておりましたがそれももう昔の話。
今では普通の王国ですが、伯爵家に生まれたご令嬢は数百年ぶりに加護持ちでした。
産まれた時は誰にも気が付かなかった【営んだ相手がタグとなって確認できる】トンデモナイ加護でした。
4歳で決まった侯爵令息との婚約は苦痛ばかり。
そんな時、令嬢の言葉が引き金になって令嬢の両親である伯爵夫妻は離婚。
婚約も解消となってしまいます。
元伯爵夫人は娘を連れて実家のある領地に引きこもりました。
5年後、王太子殿下の側近となった元婚約者の侯爵令息は視察に来た伯爵領でご令嬢とと再会します。
さて・・・どうなる?
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
女神の代わりに異世界漫遊 ~ほのぼの・まったり。時々、ざまぁ?~
大福にゃここ
ファンタジー
目の前に、女神を名乗る女性が立っていた。
麗しい彼女の願いは「自分の代わりに世界を見て欲しい」それだけ。
使命も何もなく、ただ、その世界で楽しく生きていくだけでいいらしい。
厳しい異世界で生き抜く為のスキルも色々と貰い、食いしん坊だけど優しくて可愛い従魔も一緒!
忙しくて自由のない女神の代わりに、異世界を楽しんでこよう♪
13話目くらいから話が動きますので、気長にお付き合いください!
最初はとっつきにくいかもしれませんが、どうか続きを読んでみてくださいね^^
※お気に入り登録や感想がとても励みになっています。 ありがとうございます!
(なかなかお返事書けなくてごめんなさい)
※小説家になろう様にも投稿しています
祝福という名の厄介なモノがあるんですけど
野犬 猫兄
BL
魔導研究員のディルカには悩みがあった。
愛し愛される二人の証しとして、同じ場所に同じアザが発現するという『花祝紋』が独り身のディルカの身体にいつの間にか現れていたのだ。
それは女神の祝福とまでいわれるアザで、そんな大層なもの誰にも見せられるわけがない。
ディルカは、そんなアザがあるものだから、誰とも恋愛できずにいた。
イチャイチャ……イチャイチャしたいんですけど?!
□■
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです!
完結しました。
応援していただきありがとうございます!
□■
第11回BL大賞では、ポイントを入れてくださった皆様、またお読みくださった皆様、どうもありがとうございましたm(__)m
石女を理由に離縁されましたが、実家に出戻って幸せになりました
お好み焼き
恋愛
ゼネラル侯爵家に嫁いで三年、私は子が出来ないことを理由に冷遇されていて、とうとう離縁されてしまいました。なのにその後、ゼネラル家に嫁として戻って来いと手紙と書類が届きました。息子は種無しだったと、だから石女として私に叩き付けた離縁状は無効だと。
その他にも色々ありましたが、今となっては心は落ち着いています。私には優しい弟がいて、頼れるお祖父様がいて、可愛い妹もいるのですから。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる