142 / 214
第五章 姫達の郷帰りと今代の勇者達
#13 害の無い巻き添え
しおりを挟む一通りの説明が終わった後、マニファニの皆とカッツの部屋割をした。
カッツは一階、セヴァルの部屋の隣で、マニファニの皆は二階の広部屋一室、どうも5人一緒でいいらしい。
今までもそうだったからそこは変えたくないんだと。
まだ部屋は余ってるけど、魅音達がそれでいいなら構わないってことで、こう決まった。
で、マニファニの皆が一番喜んでたのは地下室、機材を置いてもまだまだスペースがある広さで、収納で持ってきた楽器、機材一式全部出して設置したら、早速試してみたいっていきなり演奏しだした…。
地下室まで付いて来てたのはカッツとアーネ、リオ、ファル、それにひぃだったんだけど、初見のファルとひぃはマニファニの生演奏を聞いて凄い凄い言ってた。
カッツはうんうん頷いて満足そうな顔して、アーネなんか気付いてないのかもしれないけど、手足使ってリズム取ってたし。
リオは…言わなくても分かりますね、はい。
付いて来てたのがこの5人って時点でお分かりだろうけど、残りの皆は夕食の準備中。
地下室行く前に、人数増えて大変だよな、ごめんって俺が言ったら、シータが、
「作り甲斐があってええよ。それにウチ一人じゃないしなっ」
って、気持ちよく引き受けてくれて…もう何て言っていいか分からないから、代わりに抱きしめてしまった。
そうしたらふさふさの狐尻尾ブンブン振り回してめっちゃ喜んでくれた…俺の方が感謝してるのに。
地下室から戻って来たら丁度準備も終わってて、ちょっと遅めになったけど、全員揃って夕食を取った。
因みに地下室の演奏は全然聞こえてこなかったらしい。
造りがいいのか、もしくは防音の魔法でも掛かってるのか、音漏れも無くバッチリみたい。
夕食は何かどんどん量が凄いことになってきて、見るからに大変だろうこれ、とか思ってシータを見たら、やり切った感丸出しでドヤってた…うん、後でまたギュッてして、撫でてあげよう。
「何だこれ…美味っ!」
「凄いーっ!美味しいーっ!」
「本当に美味しい…え、これからこんな美味しいご飯が食べられるの?」
「口に合って良かったわ。ウチがいる時ならいくらでも」
「シータちゃん、凄いねぇ…。こんなに料理上手なんだぁ」
「ふぉんふぉふぁいふぉー」
「食いながら喋んなっ!ったく…」
マニファニの皆にも好評で、ニアなんかもう口の中に詰め込むだけ詰め込んで、常に頬膨らませ状態だった…25個入るハムスターみたいに。
夕食後、エマ達が入れてくれたお茶で食休みしながら、今後の予定を確認しようと思って、まずはリオに聞いてみた。
「リオ、姫達の郷帰りなんだけど、2,3日ここでゆっくりしてからでもいい?」
「………(コクっ……。……いい、よ………」
「なんだよ、すぐ行かねーのか?」
「いや、ほら、またすぐ行くとここにいる時間が無いかなって」
「せやなぁ、せっかくこうして家持ったのに、空けてばっかりやと慣れんしな」
「そういうこと。郷帰りは別にクエストってわけでも無いし、少しここでのんびりしていこう」
「いいですね、わたしは賛成ですよ」
「私もぉいいよぉ~」
「そーゆーことならまぁいいか。んじゃ少し羽伸ばすかぁ」
「……アーネ、は…羽…ない、から……それ、は…わたし、の……台詞…………」
「うぉっ、リオにツッコまれた…」
リオと姫達もいいってことで、出発までの時間を取ることが出来た。
まぁ、時間取ったからって何かするってことも無いし、本当にのんびりするだけなんだけど。
やっておきたい事がないわけじゃないんだけど、今はまだ無理だろうから、その内でいいや。
早く行った方が勇者達と会える確率は高いんだろうけど、もう姫達の国から出発しちゃってたら、その時またどうするか皆で決めよう。
「なにー?次はシーちゃん達の国に行くのっ?」
「確か…ビルトスマーニア獣連邦国でしたよね、シータ様達の国は」
「あー、うん。エクリィにさ、勇者達がそこにいるって聞いたから会いに行くんだよ。リオが会いたがってるから」
「勇者ってことは、やっぱり漂流者なのー?尚斗君」
「そう、エクリィが召喚したんだ。もしかしたらもうシータ達の国出ちゃってるかもしれないんだけどな…目的あって呼ばれてるから」
「なんだよそれ、魔王でも倒しに行くってか?」
「まさにそれ」
「は?冗談だろ…?」
「冗談じゃないんだ、これが。リオ達先代の勇者パーティーが400年前に倒した魔統皇ってヤツが復活してるみたいで、それの討伐で喚ばれたんだよ」
「…ちょっと待って。私、話に付いていけてないんだけど…」
まぁ、それは当然だと思う。
マミを始め事情を知らない人は皆ぽかんとしてる。
けどこれ、話し出すと長くなりそうだからなぁ…先にお風呂入りたいんだけど、どうしようか。
「いろいろ聞きたい事があるのは分かるけど、話すと長くなりそうだから…先にお風呂入ってもいい?」
「んじゃ風呂で話すかぁ」
あ、やっぱり君等も一緒に入るのね…。
しかも風呂で話すって、マニファニの皆も一緒に入れようとしてるし。
流石にそれは無茶だろう、魅音だけならともかく。
「ちょっ、待てアーネっ。それってみんな一緒に入るってことかっ?」
「あぁ、そーだぜ?それがどうかしたか?」
「えっとー、いつもみんな一緒に入ってるのっ?」
「いつもっちゅうか、みんな揃ってる時はウチらがそうしたいってだけや」
「………(コクコクっ……」
「わたし達もこの家住み始めたばっかりだしね」
「お風呂もぉ~広くてぇ~、みんなでぇ入ってもぉ全然~平気ぃなんだぁよぉ~」
「ナーくんのおせなかながすんだよーっ。ねー、ティシャっ」
「わたくしたちがそうしたいので…」
俺もそうしてほしいんだけどね。
全身洗ってもらうのはどうかと思うけど…背中だけで十分なんです、ホント。
「みんなで入ると楽しいよっ?」
「私もウェナ様に同意です、ふふっ」
「うん、楽しそうー」
「うぇっ!?マジかニア…」
「ファミは一人がいいのー?」
「いや、別に一人じゃねーとヤダってわけじゃねーけど…。マミとニナはどーなんだよ?」
「私は別に構わないと思ってるけど…」
「わたしも、みんな一緒ならいいかなぁ…ってぇ」
んん?何かこれ皆で入る方向になってないか?
いや、無理とかしてないんなら別に構わないんだけどさ…。
「時間も時間やし、ズラして入ると遅うなるで?」
「だなぁ。ってわけでこの家にいる全員で入ろうぜっ」
「アーネ様、それは…私達も、と仰っているのでしょうか……」
「おう。なんかおかしいか?」
「その、私達は使用人な立場ですし、主と御一緒するのはどうかと…」
「いや、だからウチら貴族やないんやから、そういう立場とか関係あらへんて」
あれ?セヴァル達も一緒に入れようとしてる?
いや、確かにここに居る全員で入っても余裕あるくらいの広さだけど…え、君達はいいの?それで…。
「しかし、その、メイド達だけならともかく、私は男ですし…」
「?ナオも男やけど?」
「あ、いえ、そうではなく…奥様方と御一緒しては、ナオト様に御迷惑かと……」
「風呂入るだけなのに、何でナオトに迷惑掛かるんだよ?」
「あのな、アーネ…セヴァルは俺以外の男に身体見られてもいいのかって気にしてるんだよ…」
「何だよ、んなことか。風呂は裸って決まってんだ、見られるのなんて当たり前じゃねーか。それともアレか?セヴァルはアタイらの裸なんて見たくもねーってか?」
初めて強襲された時からそうだったけど、やっぱり裸見られるのにはそれほど抵抗無いんだな…相手が誰であれ。
リオは分かるけど、アーネ達獣人もそんな感じってことなのか…?
「いえ、決してそのような訳では…」
「なぁ、リズとウェナはどうなんだ?アーネはこう言ってるけど」
獣人じゃない二人はどうなんだろうと聞いてみた。
リズはともかく、ウェナはどうか分からなかったし。
「んー?ワタシも別に平気かなー。ナオトがいるしねー」
「わたしもですかねー。お兄さんと一緒なら特に気にならないですよ?」
「あ、そうなのね……」
えっと…俺基準ってこと?俺以外は何も気にならない、と。
でもこれ、普通は俺が気にするところか…?
俺以外の異性に皆の裸見せるとか、向こうの世界じゃ不貞にあたる…よな。
けどこの場合は俺が居るから関係無いのか…無いのか?よく分からんけど、何でだろう、他の異性になんか見せられるかっ、って強く思えないのは。
流石に手を出してきたら当然キレるけど…。
もしかしてこれも称号効果とか言わないよな?
皆のそれももしかして称号の影響だったりするのか…?
しかし何だろう、この絶対的な安心感は…。
何があっても皆俺の傍に居てくれる、離れる事は無いんだなって、いつの間にか思えてる。
そんな自信持った覚えが無いってことは、恐らくこれも称号効果な気がするな。
ただ吸い込むだけじゃないのか、この称号…。
いや、別に悪いことじゃないんだけど。
こういう事があってもそうそう動じなくなってるし、皆の好きにさせてやろうって自然に思えてるし…。
まぁ、裸はまだ見慣れませんが。
そしてまた悶々として、ひぃとティシャに癒やされながら眠りについて、ファルに解消してもらうっていうパターンが確定しつつある…いいのかこれで。
まぁ、困るってわけでもないし、今はこれで良しとしておこう…かな。
「おら、ウダウダやってると遅くなるだろっ、全員浴場集合なっ!」
そう言って一人で浴場に向かうアーネ。
誰にも反論させないその物言いには、最早従わざるを得ない…。
「…と、いうわけで、セヴァル、カッツ。諦めて彼女達の好きなようにさせてやってくれ……」
「え、あれっ?僕もですかっ?」
「ナオト様は…それでよろしいので?」
「彼女達がそれでいいなら、俺は何も言わないよ」
「左様ですか…。では、潔く従うことに致します」
「カッツもそれで頼むよ…」
「は、はぁ…ナオトさんがいいと言うなら、そうしますけど…」
「多分これからこんな感じだと思うから、慣れてくれとしか」
「「あ、はい…」」
アーネに付いて浴場に向かって行った皆の後に付いていく男3人…。
ま、まぁ、あまりあれこれ考えず、ただ風呂に入るだけ…あ、そうだ、ほら、裸の付き合いで親睦を深めるっていうことにしておいてもらえれば。
うん、大分無理があるけど、二人共黙って付き合ってくれ…悪いけどそういうことで。
3
お気に入りに追加
1,654
あなたにおすすめの小説
異世界 無限転生!
アッキー
ファンタジー
女神(無限転生女神ディーネ)から、転生させて貰った、オッサンが、ディーネの担当する異世界に、若返って、転生し、ディーネより、いくつものスキルをもらい、面白おかしく生きていく。
主人公は、生前から、ディーネのお気に入りだったようで、転生してからも、何かと、お節介を焼いてしまうようである。そんな女神様からの(加護?)を受けて、異世界を堪能しながら、生きていく話でもある。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
異世界でのんきに冒険始めました!
おむす微
ファンタジー
色々とこじらせた、平凡な三十路を過ぎたオッサンの主人公が(専門知識とか無いです)異世界のお転婆?女神様に拉致されてしまい……勘違いしたあげく何とか頼み込んで異世界に…?。
基本お気楽で、欲望全快?でお届けする。異世界でお気楽ライフ始めるコメディー風のお話しを書いてみます(あくまで、"風"なので期待しないで気軽に読んでネ!)一応15R にしときます。誤字多々ありますが初めてで、学も無いためご勘弁下さい。
ただその場の勢いで妄想を書き込めるだけ詰め込みますので完全にご都合主義でつじつまがとか気にしたら敗けです。チートはあるけど、主人公は一般人になりすましている(つもり)なので、人前で殆んど無双とかしません!思慮が足りないと言うか色々と垂れ流して、バレバレですが気にしません。徐々にハーレムを増やしつつお気楽な冒険を楽しんで行くゆる~い話です。それでも宜しければ暇潰しにどうぞ。
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
ここ掘れわんわんから始まる異世界生活―陸上戦艦なにそれ?―
北京犬(英)
ファンタジー
第一章改稿版に差し替中。
暫く繋がりがおかしくなりますが、ご容赦ください。(2020.10.31)
第四章完結。第五章に入りました。
追加タグ:愛犬がチート、モフモフ、農業、奴隷、少しコメディ寄り、時々シリアス、ほのぼの
愛犬のチワワと共に異世界転生した佐々木蔵人(ささき くらんど)が、愛犬プチのユニークスキル”ここ掘れわんわん”に助けられて異世界でスローライフを満喫しようとします。
しかし転生して降り立った場所は魔物が蔓延る秘境の森。
蔵人の基本レベルは1で、持っているスキルも初期スキルのLv.1のみ。
ある日、プチの”ここ掘れわんわん”によりチート能力を得てしまいます。
しかし蔵人は自身のイメージ力の問題でチート能力を使いこなせません。
思い付きで農場をチート改造して生活に困らなくなり、奴隷を買い、なぜか全員が嫁になってハーレム生活を開始。
そして塒(ねぐら)として確保した遺跡が……。大きな陰謀に巻き込まれてしまいます。
前途多難な異世界生活を愛犬や嫁達と共に生き延びて、望みのスローライフを送れるのだろうかという物語です。
基本、生産チートでほのぼの生活が主体――のはずだったのですが、陸上戦艦の艦隊戦や戦争描写が増えています。
小説家になろう、カクヨムでも公開しています。改稿版はカクヨム最新。
このステータスプレート壊れてないですか?~壊れ数値の万能スキルで自由気ままな異世界生活~
夢幻の翼
ファンタジー
典型的な社畜・ブラックバイトに翻弄される人生を送っていたラノベ好きの男が銀行強盗から女性行員を庇って撃たれた。
男は夢にまで見た異世界転生を果たしたが、ラノベのテンプレである神様からのお告げも貰えない状態に戸惑う。
それでも気を取り直して強く生きようと決めた矢先の事、国の方針により『ステータスプレート』を作成した際に数値異常となり改ざん容疑で捕縛され奴隷へ落とされる事になる。運の悪い男だったがチート能力により移送中に脱走し隣国へと逃れた。
一時は途方にくれた少年だったが神父に言われた『冒険者はステータスに関係なく出来る唯一の職業である』を胸に冒険者を目指す事にした。
持ち前の運の悪さもチート能力で回避し、自分の思う生き方を実現させる社畜転生者と自らも助けられ、少年に思いを寄せる美少女との恋愛、襲い来る盗賊の殲滅、新たな商売の開拓と現実では出来なかった夢を異世界で実現させる自由気ままな異世界生活が始まります。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
拝啓、お父様お母様 勇者パーティをクビになりました。
ちくわ feat. 亜鳳
ファンタジー
弱い、使えないと勇者パーティをクビになった
16歳の少年【カン】
しかし彼は転生者であり、勇者パーティに配属される前は【無冠の帝王】とまで謳われた最強の武・剣道者だ
これで魔導まで極めているのだが
王国より勇者の尊厳とレベルが上がるまではその実力を隠せと言われ
渋々それに付き合っていた…
だが、勘違いした勇者にパーティを追い出されてしまう
この物語はそんな最強の少年【カン】が「もう知るか!王命何かくそ食らえ!!」と実力解放して好き勝手に過ごすだけのストーリーである
※タイトルは思い付かなかったので適当です
※5話【ギルド長との対談】を持って前書きを廃止致しました
以降はあとがきに変更になります
※現在執筆に集中させて頂くべく
必要最低限の感想しか返信できません、ご理解のほどよろしくお願いいたします
※現在書き溜め中、もうしばらくお待ちください
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる