30 / 32
虚しい勝利
しおりを挟む
ヘリックとエロスの戦いは続いていく。
(なんでこいつこんなにボロボロになっているんだ?最初に一撃以降、充分に手加減しているはずなんだが)
ヘリックは疑問に思う。最初の一撃以降、充分に手加減しているはずだが、軽く棍棒で小突いただけでエロスは大げさにふっとんだり、まとっている着ぐるみがボロボロになって痛々しい姿になっていった。
それにつれて、女子たちの悲鳴が高まっていく。
「きゃぁぁぁぁぁぁ!ひどい!」
「もうやめて!あなたは勇敢にたたかったわ!」
そんな声が上がるたびに、エロスはますます嬉しそうな顔になって立ち上がるのだった。
「くっ。ごほっゴホッ!……僕は負けられないんだ。貴族としての誇りを示すために!」
芝居かがったしぐさでせき込むたびに、女子からの応援の声がかけられる。
「がんばれ!」
「正義は必ず勝つ!悪のヘリックなんかに負けるな!」
そんな声があがり、闘技場は異様な盛り上がりをせていた。
「ね、ねえ。なんか変じゃない?この雰囲気は」
「ええ。元はと言えば彼らが勝手に勝負を挑んできたのに、いつの間にかヘリックの方が悪者になってます」
アテナイとエウロスも、会場を漂うアウェイ感に居心地が悪くなる。
「これじゃ、ヘリックが勝っても、ただの弱いものいじめになっちゃうよ。なんとかしないと!」
焦って会場を見渡したアテナイは、闘技場に注がれる第三者の魔力を感じ取ることができた。
「エウロス!この魔力は?」
「ええ、私も感じました。水の幻影魔法です」
魔力の元をたどっていくと、一人の男子生徒に行きつく。めそのメガネをかけた青い髪の生徒は、ひそかに杖を掲げて呪文を唱えていた。
「××××」
その生徒、セイレーン・マーキュリーが魔法を使うたびに、エロスは痛々しい姿になって生徒たちの同情を誘っていく。
「ヘリック、あいつを見て!」
アテナイの言葉で、ヘリックも気が付いた。
(もしかして、勝つことが目的じゃないのか?奴らは俺に弱者をいたぶる悪人のイメージをかぶせるのが目的で)
はっとなって棍棒をこいた瞬間、エロスはニヤッと笑って倒れる。
「くっ……悔しい。僕ではどうやってもかなわないのか。うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
そうつぶやくと、闘技場の上でうつぶせになって泣きわめき始めた。
「……かわいそう。あんなに頑張ったのに……」
「わかるぞ。悔しいよな。あんな平民なんかにいいようにいたぶられて」
女子生徒はその様子を見てもらい泣きし、同情する。
そんな雰囲気をみて、アポロ王太子はエロスに近づいて肩をたたいて慰める。
「もういい。君は頑張った」
「アポロ王子……俺は貴族の誇りをしめすことができたでしょうか?」
涙にぬれた目で、エロスは王子を見上げる。
「ああ。君は精一杯戦った。この場にいる者の中で、誰一人君をバカにするものはいないだろう」
アポロがそう宣言すると同時に、生徒たちの中からエスメラルダが立ち上がって、エロスを優しく抱きしめた。
「そうよ。あなたは勇敢に戦った。友達として誇りにおもうわ」
「エスメラルダさん……」
感動的に抱き合う二人に対して、生徒たちからは盛大な拍手が沸き起こった。
「そうだ!お前は頑張ったぞ!」
「あなたは負けてないわ!」
まるで勝者であるかのように賞賛を浴びるエロス。ヘリックはこの三文芝居に付き合う気になれず、ただ白けた気分で立ち尽くしていた。
「それでは、この勝負はこれで終了とする」
アポロは勝手に終了宣言をして、エロスたちを連れて去って行ってしまう。
「……いったい何だったんだ?」
「たぶん、ヘリックに勝てないとみて、評判を落とすやり方に切り替えたのよ」
「これが貴族のやり方ですか……汚いですね、すっかりヘリックさんに弱い者いじめをする悪人のイメージがついてしまいました。これからの学園生活がおもいやられます」
ヘリックたち三人は、そういってため息をつくのだった。
入学時の決闘騒ぎ以降、ヘリックには悪いイメージがつきまとい、生徒たちからはほとんど無視されていた。
「あれがエロス様をいじめたヘリックよ」
「元馬小屋の下男らしく、乱暴者よね」
女子たちからはそうヒソヒソと噂され、誰も近寄ってこない。
「困ったな。こんなことじゃ誰が魔王になるのか見極めようにも、情報が集まってこないぞ」
困ったヘリックは、従者であるアテナイとエウロスに相談するが、彼女たちも難しい顔をしていた。
「私たちも、女子グループから浮いているんだよね」
「ヘリックの従者であるということで避けられているみたいです」
彼女たちもクラスに溶け込めず、悩んだ顔をしていた。
そんな時、一人の女子生徒たちが近寄ってくる。
「ヘリック君、エロス君に謝ってちょうだい」
そう言ってきたのは、白い髪をした小柄な少女だった。
「えっと……君は?」
「マーティン・ホビット。ホビット伯爵家の長女で、エロス君の許嫁だよ」
その少女は、プンスカと怒りながらヘリックに迫ってきた。
とりあえず部屋に招き入れて、話を聞く。
「君がやったことは、どう考えてもひどすぎるよ。か弱いエロス君をあんなに痛めつけて」
「……勝負を挑んできたのはあいつらだろう。俺は正々堂々と戦っただけだ」
「だからって……少しくらい手加減してくれてもいいじゃない。君とエロス君だと、体格が違い過ぎるでしょ」
そういって責めてくるマーティンに、ヘリックは話にならないと肩をすくめた。
その時アテナイとエウロスが口を挟む。
「ヘリックはちゃんと手加減していたよ。あいつがボロボロになったのは、幻影魔法で見せられた嘘の姿だよ」
「そうです。マーキュリーさんが水魔法を使うのを、私たちは確かに感じ取りました」
二人からそういわれても、マーティンは納得しなかった。
「うるさい!とにかく、エロス君に謝って仲直りしろ!」
駄々っ子のように謝れ謝れと繰り返すばかりで、ヘリックの言い分に身を貸そうとしなかった。
うんざりしたヘリックは、ため息をついて頷く。
「わかったわかった。とにかく誤ればいいんだな」
「そうだよ。そうすれば、エリック君も僕に感謝してくれて、また一緒に遊んでくれるようになるよ」
マーテインは、期待した目でそうつぶやくのだった。
エロスの部屋
「エスメラルダ……痛いよぉ」
「よしよし。エロス君頑張ってね。あんな野蛮人と勇敢に戦って。かっこよかったよ」
エスメラルダは、ベッドに座ってエロスを膝枕して慰めていた。
「ほら。あーん」
口元にお菓子を持っていくが、エロスはイヤイヤと首を振る。
「そんなのより、もっとおいしいものがほちぃなぁ」
「ふふ。もしかしてママのおっぱいがほしいの?」
エスメラルダは妖しく笑うと、見せつけるように胸元をひらく。
「うん。ほちいほちい」
「しかたなぃなあ。ほら、ちゅっちゅしましょうねぇ~」
エスメラルダが胸元を大きく開いたとき、いきなり部屋のドアがバーンと開いた、
「エロス君!ヘリックをつれてきたよ……え?」
二人を一目見ると同時に、入ってきたマーティンが固まる。
「な、なんだよ!勝手に入ってくるなよ」
赤ちゃんプレイを見られたエロスは、真っ赤な顔をして起き上がった。
「き、君たち、何しているんだよぁ」
「何しているって、決まっているでしょ。私のおっぱいでエロス君を癒してあげてるのよ」
エスメラルダは見せつけるように、胸をとりだしてエロスの顔を間に挟んだ。
「ほーら。ぱふぱふぱふ」
「ぱふぱふぱふ……」
胸に挟まれたエロスは、嬉しそうにうっとりしている。
「そ、そんな。うわぁぁぁぁぁぁぁん!」
それを見たマーティンは、泣きながら走り去ってしまった。
(なんでこいつこんなにボロボロになっているんだ?最初に一撃以降、充分に手加減しているはずなんだが)
ヘリックは疑問に思う。最初の一撃以降、充分に手加減しているはずだが、軽く棍棒で小突いただけでエロスは大げさにふっとんだり、まとっている着ぐるみがボロボロになって痛々しい姿になっていった。
それにつれて、女子たちの悲鳴が高まっていく。
「きゃぁぁぁぁぁぁ!ひどい!」
「もうやめて!あなたは勇敢にたたかったわ!」
そんな声が上がるたびに、エロスはますます嬉しそうな顔になって立ち上がるのだった。
「くっ。ごほっゴホッ!……僕は負けられないんだ。貴族としての誇りを示すために!」
芝居かがったしぐさでせき込むたびに、女子からの応援の声がかけられる。
「がんばれ!」
「正義は必ず勝つ!悪のヘリックなんかに負けるな!」
そんな声があがり、闘技場は異様な盛り上がりをせていた。
「ね、ねえ。なんか変じゃない?この雰囲気は」
「ええ。元はと言えば彼らが勝手に勝負を挑んできたのに、いつの間にかヘリックの方が悪者になってます」
アテナイとエウロスも、会場を漂うアウェイ感に居心地が悪くなる。
「これじゃ、ヘリックが勝っても、ただの弱いものいじめになっちゃうよ。なんとかしないと!」
焦って会場を見渡したアテナイは、闘技場に注がれる第三者の魔力を感じ取ることができた。
「エウロス!この魔力は?」
「ええ、私も感じました。水の幻影魔法です」
魔力の元をたどっていくと、一人の男子生徒に行きつく。めそのメガネをかけた青い髪の生徒は、ひそかに杖を掲げて呪文を唱えていた。
「××××」
その生徒、セイレーン・マーキュリーが魔法を使うたびに、エロスは痛々しい姿になって生徒たちの同情を誘っていく。
「ヘリック、あいつを見て!」
アテナイの言葉で、ヘリックも気が付いた。
(もしかして、勝つことが目的じゃないのか?奴らは俺に弱者をいたぶる悪人のイメージをかぶせるのが目的で)
はっとなって棍棒をこいた瞬間、エロスはニヤッと笑って倒れる。
「くっ……悔しい。僕ではどうやってもかなわないのか。うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
そうつぶやくと、闘技場の上でうつぶせになって泣きわめき始めた。
「……かわいそう。あんなに頑張ったのに……」
「わかるぞ。悔しいよな。あんな平民なんかにいいようにいたぶられて」
女子生徒はその様子を見てもらい泣きし、同情する。
そんな雰囲気をみて、アポロ王太子はエロスに近づいて肩をたたいて慰める。
「もういい。君は頑張った」
「アポロ王子……俺は貴族の誇りをしめすことができたでしょうか?」
涙にぬれた目で、エロスは王子を見上げる。
「ああ。君は精一杯戦った。この場にいる者の中で、誰一人君をバカにするものはいないだろう」
アポロがそう宣言すると同時に、生徒たちの中からエスメラルダが立ち上がって、エロスを優しく抱きしめた。
「そうよ。あなたは勇敢に戦った。友達として誇りにおもうわ」
「エスメラルダさん……」
感動的に抱き合う二人に対して、生徒たちからは盛大な拍手が沸き起こった。
「そうだ!お前は頑張ったぞ!」
「あなたは負けてないわ!」
まるで勝者であるかのように賞賛を浴びるエロス。ヘリックはこの三文芝居に付き合う気になれず、ただ白けた気分で立ち尽くしていた。
「それでは、この勝負はこれで終了とする」
アポロは勝手に終了宣言をして、エロスたちを連れて去って行ってしまう。
「……いったい何だったんだ?」
「たぶん、ヘリックに勝てないとみて、評判を落とすやり方に切り替えたのよ」
「これが貴族のやり方ですか……汚いですね、すっかりヘリックさんに弱い者いじめをする悪人のイメージがついてしまいました。これからの学園生活がおもいやられます」
ヘリックたち三人は、そういってため息をつくのだった。
入学時の決闘騒ぎ以降、ヘリックには悪いイメージがつきまとい、生徒たちからはほとんど無視されていた。
「あれがエロス様をいじめたヘリックよ」
「元馬小屋の下男らしく、乱暴者よね」
女子たちからはそうヒソヒソと噂され、誰も近寄ってこない。
「困ったな。こんなことじゃ誰が魔王になるのか見極めようにも、情報が集まってこないぞ」
困ったヘリックは、従者であるアテナイとエウロスに相談するが、彼女たちも難しい顔をしていた。
「私たちも、女子グループから浮いているんだよね」
「ヘリックの従者であるということで避けられているみたいです」
彼女たちもクラスに溶け込めず、悩んだ顔をしていた。
そんな時、一人の女子生徒たちが近寄ってくる。
「ヘリック君、エロス君に謝ってちょうだい」
そう言ってきたのは、白い髪をした小柄な少女だった。
「えっと……君は?」
「マーティン・ホビット。ホビット伯爵家の長女で、エロス君の許嫁だよ」
その少女は、プンスカと怒りながらヘリックに迫ってきた。
とりあえず部屋に招き入れて、話を聞く。
「君がやったことは、どう考えてもひどすぎるよ。か弱いエロス君をあんなに痛めつけて」
「……勝負を挑んできたのはあいつらだろう。俺は正々堂々と戦っただけだ」
「だからって……少しくらい手加減してくれてもいいじゃない。君とエロス君だと、体格が違い過ぎるでしょ」
そういって責めてくるマーティンに、ヘリックは話にならないと肩をすくめた。
その時アテナイとエウロスが口を挟む。
「ヘリックはちゃんと手加減していたよ。あいつがボロボロになったのは、幻影魔法で見せられた嘘の姿だよ」
「そうです。マーキュリーさんが水魔法を使うのを、私たちは確かに感じ取りました」
二人からそういわれても、マーティンは納得しなかった。
「うるさい!とにかく、エロス君に謝って仲直りしろ!」
駄々っ子のように謝れ謝れと繰り返すばかりで、ヘリックの言い分に身を貸そうとしなかった。
うんざりしたヘリックは、ため息をついて頷く。
「わかったわかった。とにかく誤ればいいんだな」
「そうだよ。そうすれば、エリック君も僕に感謝してくれて、また一緒に遊んでくれるようになるよ」
マーテインは、期待した目でそうつぶやくのだった。
エロスの部屋
「エスメラルダ……痛いよぉ」
「よしよし。エロス君頑張ってね。あんな野蛮人と勇敢に戦って。かっこよかったよ」
エスメラルダは、ベッドに座ってエロスを膝枕して慰めていた。
「ほら。あーん」
口元にお菓子を持っていくが、エロスはイヤイヤと首を振る。
「そんなのより、もっとおいしいものがほちぃなぁ」
「ふふ。もしかしてママのおっぱいがほしいの?」
エスメラルダは妖しく笑うと、見せつけるように胸元をひらく。
「うん。ほちいほちい」
「しかたなぃなあ。ほら、ちゅっちゅしましょうねぇ~」
エスメラルダが胸元を大きく開いたとき、いきなり部屋のドアがバーンと開いた、
「エロス君!ヘリックをつれてきたよ……え?」
二人を一目見ると同時に、入ってきたマーティンが固まる。
「な、なんだよ!勝手に入ってくるなよ」
赤ちゃんプレイを見られたエロスは、真っ赤な顔をして起き上がった。
「き、君たち、何しているんだよぁ」
「何しているって、決まっているでしょ。私のおっぱいでエロス君を癒してあげてるのよ」
エスメラルダは見せつけるように、胸をとりだしてエロスの顔を間に挟んだ。
「ほーら。ぱふぱふぱふ」
「ぱふぱふぱふ……」
胸に挟まれたエロスは、嬉しそうにうっとりしている。
「そ、そんな。うわぁぁぁぁぁぁぁん!」
それを見たマーティンは、泣きながら走り去ってしまった。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
超文明日本
点P
ファンタジー
2030年の日本は、憲法改正により国防軍を保有していた。海軍は艦名を漢字表記に変更し、正規空母、原子力潜水艦を保有した。空軍はステルス爆撃機を保有。さらにアメリカからの要求で核兵器も保有していた。世界で1、2を争うほどの軍事力を有する。
そんな日本はある日、列島全域が突如として謎の光に包まれる。光が消えると他国と連絡が取れなくなっていた。
異世界転移ネタなんて何番煎じかわかりませんがとりあえず書きます。この話はフィクションです。実在の人物、団体、地名等とは一切関係ありません。
残滓と呼ばれたウィザード、絶望の底で大覚醒! 僕を虐げてくれたみんなのおかげだよ(ニヤリ)
SHO
ファンタジー
15歳になり、女神からの神託の儀で魔法使い(ウィザード)のジョブを授かった少年ショーンは、幼馴染で剣闘士(ソードファイター)のジョブを授かったデライラと共に、冒険者になるべく街に出た。
しかし、着々と実績を上げていくデライラとは正反対に、ショーンはまともに魔法を発動する事すら出来ない。
相棒のデライラからは愛想を尽かされ、他の冒険者たちからも孤立していくショーンのたった一つの心の拠り所は、森で助けた黒ウサギのノワールだった。
そんなある日、ショーンに悲劇が襲い掛かる。しかしその悲劇が、彼の人生を一変させた。
無双あり、ザマァあり、復讐あり、もふもふありの大冒険、いざ開幕!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
チート薬学で成り上がり! 伯爵家から放逐されたけど優しい子爵家の養子になりました!
芽狐
ファンタジー
⭐️チート薬学3巻発売中⭐️
ブラック企業勤めの37歳の高橋 渉(わたる)は、過労で倒れ会社をクビになる。
嫌なことを忘れようと、異世界のアニメを見ていて、ふと「異世界に行きたい」と口に出したことが、始まりで女神によって死にかけている体に転生させられる!
転生先は、スキルないも魔法も使えないアレクを家族は他人のように扱い、使用人すらも見下した態度で接する伯爵家だった。
新しく生まれ変わったアレク(渉)は、この最悪な現状をどう打破して幸せになっていくのか??
更新予定:なるべく毎日19時にアップします! アップされなければ、多忙とお考え下さい!
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
転生先が森って神様そりゃないよ~チート使ってほのぼの生活目指します~
紫紺
ファンタジー
前世社畜のOLは死後いきなり現れた神様に異世界に飛ばされる。ここでへこたれないのが社畜OL!森の中でも何のそのチートと知識で乗り越えます!
「っていうか、体小さくね?」
あらあら~頑張れ~
ちょっ!仕事してください!!
やるぶんはしっかりやってるわよ~
そういうことじゃないっ!!
「騒がしいなもう。って、誰だよっ」
そのチート幼女はのんびりライフをおくることはできるのか
無理じゃない?
無理だと思う。
無理でしょw
あーもう!締まらないなあ
この幼女のは無自覚に無双する!!
周りを巻き込み、困難も何のその!!かなりのお人よしで自覚なし!!ドタバタファンタジーをお楽しみくださいな♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる