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Daybreak's bell
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【previously on 無敵少女の意のままに】
採石場を早速取り返しに来たさやか。
迎え撃つは魔王軍団長アマテラスとハヌマーンだが、やはりさやかは只者ではなかった。
『警戒しろ、ハヌマーン!!』
「....」
『どうしたハヌマーン、応答しろ!!まさかあの煙か!?』
アマテラスはこの環境下ではハヌマーンと脳内会話が可能だが、応答がない。
さやかがまき散らした煙には体と脳を麻痺させる効果があった。
ハヌマーンは隠れていた木から落ちる。
「あはっ、煙が効いたみたいね、猿が木から落ちたわ。あそこね」
さやかがハヌマーンを発見する。
『くそっ、やむを得ん!!まずは煙を...』
「きゃああっ!!」
密林内に突然突風が吹き荒れる。
その影響で煙は全て消え去った。
(ここの環境、あの優男が自由にコントロール出来るみたいね。で、あいつはこの密林内にはいないってわけか。俯瞰でこの状況を見てるのかも...)
突風が止むと、密林は消え元の場所に戻った。
「あら?戻ったわね。MP切れかしら??」
さやかの目の前にはハヌマーンが身動き出来ず倒れている。
(くっそ...声も出せねぇ...アマテラスはおそらくアレをやる気だろう。何とか時間を稼がないと...)
ハヌマーンは必死に声を絞り出す。
「う...うきき...ぃ」
「あははは。あの煙吸い込んで声出せるのは驚いたけどおサルさんの真似するとか、あなた面白いわねぇ~~」
(いや、待って。あの優男がいない...これは時間稼ぎ??)
「…さっさとこの猿にトドメ刺した方が良さそうね」
「ダ…メか…」
「良し、間に合った!!『怨嗟不動殺!!』」
これは召喚と魔法の合成術、印と詠唱にやたら時間がかかる。
アマテラスは物陰から出て呪法を発動させる。
「な、に??この気配...」
さやかの本体は後ろから見ているため、この異形な生き物を後ろから見る事が出来ていた。
(これは絶対後ろを振り向いて顔を見てはいけないわ!!というか体が動かない...移動も出来ない...)
アマテラスの禁呪法、怨嗟不動殺は対象の全身を硬直させる。
仮に動けたとして、後ろを振り向いた瞬間命を刈り取られる。
現状、魔王軍では最強クラスの突破不可能なチート魔法に分類されている。
「かはっ、はぁはぁ。何とか少しずつ動けるようになってきた、な」
「すまんハヌマーン。出来るだけ手早く頼む!!もってあと数秒だ!!」
この呪法の発動中は膨大な魔力とMPを消費し続け、術者は身動きも取れない。
「これはやられたわね、どうしようもないわ。あの煙吸ってこんなに短時間で動くあなたにも驚いてるわ、普通3日は指一本動かないはずなのに...」
「俺はおしゃべりだから色々説明してやりたいところだが、お前には話してやれないな...」
ハヌマーンはさやかの背後を見ないように足元を見ながら近付く。
両手の短刀でさやかを両断し、残ったのは眼球の宝石のみとなった。。
「よし呪法解除していいぞ」
「はぁ、はぁ...」
アマテラスは両手両ひざをつく。
「大丈夫か?助かったぜ!!」
「怨嗟不動殺を使わざるを得ない状況になるとは想定外だった...」
「あぁ。あらゆる耐性を身に着けている俺がまさか煙ごときで自由を奪われるなんてお互い想定外だったしな」
「ははは、お前が緊縛系の攻撃を受けてるの初めて見たぜ、貴重な光景だった」
「忘れろよw とにかく一旦魔王城に戻ろう、報告と休養が必要だ。俺もろくに体が動かねぇ...」
2人はさやかを何とか退け、魔王城に帰還した。
本体のさやかは分身操作用のVRをぶん投げる。
「くっそ~~!!βまでやられたわっ!!」
「もうαしか残ってないじゃんか。大丈夫か??」
「あんまり大丈夫じゃないわね。一旦身を潜めるわ、ここなら絶対見つからないし」
「うち達の魔力が戻るまでだな、で、いつ戻るんだ??」
「明日かもしれないし、一生戻らないかもしれない。それよりも戦力増強が先決だわ」
「具体的には??」
「αより強い個体を作るわ」
「イメージは出来てるのか??」
「...あっ!!ティラノのLv150よ、麻酔矢持ってる??」
(出来てないんだなww)
一方、ソフィー達はウォーランドの武闘会場に戻っていた。
すると、観客席には大勢の人が集まっていた。
「お帰り~~、聞いたぞ~~、ありがと~~!!」
「本当に奪還してくれるとは思わなかった!!すげぇなあんた達~~!!」
わたし達に感謝を告げるべく、住民が集まっていた。
「ははは、耳が痛いなマァナ。わたし達はお茶しただけだからなw」
「わたしは馬車を守るのに2人倒したし、ソフィーちゃんも作戦立案したじゃない。卑屈になる必要ないわよ」
観客に自信満々に手を振るマァナのこういうところは素直に見習いたいと思うw
また水のドームから声が聞こえる。
『ご苦労さまです。再度舞台に上がりなさい』
わたし達はまた気絶させられて精神空間に連れて行かれたw
もうちょいスマートに連れてってくれんもんかね?w
「やるわねぇ~あなた達。素晴らしい成果だわ!!」
またアウライもいる、神々はどうやら暇らしいww
「あれ?あの棒使いの男性はいないの?」
「あぁ、馬車で送ってくれた後、すぐに別れた。水神様によろしく、だそうだ」
「けったいな男ね。水神様からの褒美に興味ないなんて」
けったいなんて言葉、久々に聞いたぞ水神w
「えぇぇぇ~~、ちょっと待って~~、伝説のアウライ様じゃね??」
「あら?かわいいギャルの女の子がいると思ったらあなたエルフ族ね」
「待って待って待って~~、超アガるんだけどぉ~~!!」
大先輩でしかも神だぞディーネ、控えおろうw
「ねぇアウライ様、あたしとタイマ...」
「は~~いそれ以上はやめとこうなディーネ。絶対勝てないしなw」
わたしは急いで口を塞ぐ。
「うふふ、元気いっぱいでとってもかわいいわねぇ~、大好きよこういう子」
「さぁ、約束の報酬よ。水の加護も加えておいたから火や水の攻撃からはある程度耐性がつくし、装備者の水の能力も強化されるわ」
「透き通るような青色...何て美しい宝石でしょう!!」
アンちゃんの目がキラキラしている。
「あっ、じゃあわたしが身につけてもいい??弾が強化されるはず!!」
「いいですけど...たまに愛でさせてもらいますわよ」
「うちの持ってるこの石は強化してくれないのか~?」
お前は強化しようがしまいが全部の攻撃弾いちまうだろw
水の宝石は(とある妖精を除いてw)満場一致でマァナが管理する事になった。
「あなたたち、これからどうするの??」
「少しこの大陸を観光したら次の神に会いに行こうと思う。もちろん神の居場所については...」
「教えな~~い」
水神はいたずらっぽく笑う、若干殺意が湧いたw
それから少し雑談してわたし達は戻る事になった。
「じゃあ頑張ってね。あっ、鼻血まで出したのにすぐ旅立たなかった事は少し根に持ってるから」
別れ際に嫌なこと言うなよw
それから住民の祝福を浴びつつ、数日ゆっくりした。
なお、ディーネはまだ帰らないw
採石場を早速取り返しに来たさやか。
迎え撃つは魔王軍団長アマテラスとハヌマーンだが、やはりさやかは只者ではなかった。
『警戒しろ、ハヌマーン!!』
「....」
『どうしたハヌマーン、応答しろ!!まさかあの煙か!?』
アマテラスはこの環境下ではハヌマーンと脳内会話が可能だが、応答がない。
さやかがまき散らした煙には体と脳を麻痺させる効果があった。
ハヌマーンは隠れていた木から落ちる。
「あはっ、煙が効いたみたいね、猿が木から落ちたわ。あそこね」
さやかがハヌマーンを発見する。
『くそっ、やむを得ん!!まずは煙を...』
「きゃああっ!!」
密林内に突然突風が吹き荒れる。
その影響で煙は全て消え去った。
(ここの環境、あの優男が自由にコントロール出来るみたいね。で、あいつはこの密林内にはいないってわけか。俯瞰でこの状況を見てるのかも...)
突風が止むと、密林は消え元の場所に戻った。
「あら?戻ったわね。MP切れかしら??」
さやかの目の前にはハヌマーンが身動き出来ず倒れている。
(くっそ...声も出せねぇ...アマテラスはおそらくアレをやる気だろう。何とか時間を稼がないと...)
ハヌマーンは必死に声を絞り出す。
「う...うきき...ぃ」
「あははは。あの煙吸い込んで声出せるのは驚いたけどおサルさんの真似するとか、あなた面白いわねぇ~~」
(いや、待って。あの優男がいない...これは時間稼ぎ??)
「…さっさとこの猿にトドメ刺した方が良さそうね」
「ダ…メか…」
「良し、間に合った!!『怨嗟不動殺!!』」
これは召喚と魔法の合成術、印と詠唱にやたら時間がかかる。
アマテラスは物陰から出て呪法を発動させる。
「な、に??この気配...」
さやかの本体は後ろから見ているため、この異形な生き物を後ろから見る事が出来ていた。
(これは絶対後ろを振り向いて顔を見てはいけないわ!!というか体が動かない...移動も出来ない...)
アマテラスの禁呪法、怨嗟不動殺は対象の全身を硬直させる。
仮に動けたとして、後ろを振り向いた瞬間命を刈り取られる。
現状、魔王軍では最強クラスの突破不可能なチート魔法に分類されている。
「かはっ、はぁはぁ。何とか少しずつ動けるようになってきた、な」
「すまんハヌマーン。出来るだけ手早く頼む!!もってあと数秒だ!!」
この呪法の発動中は膨大な魔力とMPを消費し続け、術者は身動きも取れない。
「これはやられたわね、どうしようもないわ。あの煙吸ってこんなに短時間で動くあなたにも驚いてるわ、普通3日は指一本動かないはずなのに...」
「俺はおしゃべりだから色々説明してやりたいところだが、お前には話してやれないな...」
ハヌマーンはさやかの背後を見ないように足元を見ながら近付く。
両手の短刀でさやかを両断し、残ったのは眼球の宝石のみとなった。。
「よし呪法解除していいぞ」
「はぁ、はぁ...」
アマテラスは両手両ひざをつく。
「大丈夫か?助かったぜ!!」
「怨嗟不動殺を使わざるを得ない状況になるとは想定外だった...」
「あぁ。あらゆる耐性を身に着けている俺がまさか煙ごときで自由を奪われるなんてお互い想定外だったしな」
「ははは、お前が緊縛系の攻撃を受けてるの初めて見たぜ、貴重な光景だった」
「忘れろよw とにかく一旦魔王城に戻ろう、報告と休養が必要だ。俺もろくに体が動かねぇ...」
2人はさやかを何とか退け、魔王城に帰還した。
本体のさやかは分身操作用のVRをぶん投げる。
「くっそ~~!!βまでやられたわっ!!」
「もうαしか残ってないじゃんか。大丈夫か??」
「あんまり大丈夫じゃないわね。一旦身を潜めるわ、ここなら絶対見つからないし」
「うち達の魔力が戻るまでだな、で、いつ戻るんだ??」
「明日かもしれないし、一生戻らないかもしれない。それよりも戦力増強が先決だわ」
「具体的には??」
「αより強い個体を作るわ」
「イメージは出来てるのか??」
「...あっ!!ティラノのLv150よ、麻酔矢持ってる??」
(出来てないんだなww)
一方、ソフィー達はウォーランドの武闘会場に戻っていた。
すると、観客席には大勢の人が集まっていた。
「お帰り~~、聞いたぞ~~、ありがと~~!!」
「本当に奪還してくれるとは思わなかった!!すげぇなあんた達~~!!」
わたし達に感謝を告げるべく、住民が集まっていた。
「ははは、耳が痛いなマァナ。わたし達はお茶しただけだからなw」
「わたしは馬車を守るのに2人倒したし、ソフィーちゃんも作戦立案したじゃない。卑屈になる必要ないわよ」
観客に自信満々に手を振るマァナのこういうところは素直に見習いたいと思うw
また水のドームから声が聞こえる。
『ご苦労さまです。再度舞台に上がりなさい』
わたし達はまた気絶させられて精神空間に連れて行かれたw
もうちょいスマートに連れてってくれんもんかね?w
「やるわねぇ~あなた達。素晴らしい成果だわ!!」
またアウライもいる、神々はどうやら暇らしいww
「あれ?あの棒使いの男性はいないの?」
「あぁ、馬車で送ってくれた後、すぐに別れた。水神様によろしく、だそうだ」
「けったいな男ね。水神様からの褒美に興味ないなんて」
けったいなんて言葉、久々に聞いたぞ水神w
「えぇぇぇ~~、ちょっと待って~~、伝説のアウライ様じゃね??」
「あら?かわいいギャルの女の子がいると思ったらあなたエルフ族ね」
「待って待って待って~~、超アガるんだけどぉ~~!!」
大先輩でしかも神だぞディーネ、控えおろうw
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わたしは急いで口を塞ぐ。
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「さぁ、約束の報酬よ。水の加護も加えておいたから火や水の攻撃からはある程度耐性がつくし、装備者の水の能力も強化されるわ」
「透き通るような青色...何て美しい宝石でしょう!!」
アンちゃんの目がキラキラしている。
「あっ、じゃあわたしが身につけてもいい??弾が強化されるはず!!」
「いいですけど...たまに愛でさせてもらいますわよ」
「うちの持ってるこの石は強化してくれないのか~?」
お前は強化しようがしまいが全部の攻撃弾いちまうだろw
水の宝石は(とある妖精を除いてw)満場一致でマァナが管理する事になった。
「あなたたち、これからどうするの??」
「少しこの大陸を観光したら次の神に会いに行こうと思う。もちろん神の居場所については...」
「教えな~~い」
水神はいたずらっぽく笑う、若干殺意が湧いたw
それから少し雑談してわたし達は戻る事になった。
「じゃあ頑張ってね。あっ、鼻血まで出したのにすぐ旅立たなかった事は少し根に持ってるから」
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