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Can't give up
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【前回までのあらすじ】
魔王エメリーに同行している連中とアペプのバトルはアペプが終始圧倒して終わる。
しかし、勘の鋭いソフィーは何かに勘付いたようだったが果たして...。
バトルを終えて、アペプは4人の元に帰還する。
アペプ「ふぅ~たのしかったわい、おや??」
4人は青い顔をして黙り込んでいた。
アペプ「その様子じゃとあの連中の強さに驚愕したようじゃな? 冒険者の娘っ子よ、感想を聞こうかの」
マチルダ「...私とななこはウルズで一度あの連中を見たわ。そこで私はあの妖精に一番脅威を感じたの」
ななこ「私はあの天使の子だったわ。やっぱり凄い強さだったのね...」
アペプ「ふむ。儂も同意見じゃな。あの連中でヤバイのは正しくその2人じゃ。特に...」
マチルダ「妖精ね。あいつ、相当臆病者と見たわ、常に最後尾に隠れていた。でもそこからでもあの魔法陣でいつでも背後から攻撃が出来る。それってとてつもない脅威よ」
グディオン「どうして??」
アペプ「グッちゃんよ、よく考えてみるがいい。前方でただでさえ厄介な者共と対峙しておるのに背後も常に意識せねばならんのじゃ。しかも儂クラスでもあの魔法陣に通常魔法で対抗するのは骨が折れる。ただ、あまり頭は良くないのか適切な連携は組めんと見えるw 全員が適切な連携を組めれば儂でも手に負えんかったかものぅ」
アスタロト「魔法陣を個人で扱うなんて初めて見たわ。ちょっと今の私ではお手上げの相手ね。さぁ、どうする気かしらマチルダさ、師匠」
マチルダ「師匠呼びやめぃ!!w アペプさん、本当に貴重な戦闘を見せてもらったわ、ありがとう。でもいいの? 魔王を撃破する過程であなたが面倒を見てきた子達も倒さなきゃいけなくなるかも...」
アペプ「お主の目的のためにそれが必要ならば恨みはせんよ。この世界のモンスターは恨みとか復讐とかそういった後ろ向きな感情は皆無なんじゃ、人間を除いてな。ただ…」
ななこ「??」
アペプ「前魔王の教育のせいもあり、今の若い魔王軍モンスターの主義は人間のそれに近い。もしかすると報復に報復を重ね、世界を混沌に向かわせるかもしれぬ。クックック、それはそれで面白そうじゃ」
マチルダ「あくまで刺激が優先されるのねw 混沌は私達としても好都合だけどね。じゃあ私は能力の会得に尽力するわ。あなたが知っている使えそうな能力を教えてもらえるかしら?」
アペプ「能力は5種類しか会得出来ん。もし魔法を除外して考えるのであれば『近距離攻撃』『遠距離攻撃』『自己バフ』『他者バフ』『逃走能力』の5つが最もバランスが良いじゃろうな」
マチルダ「定石ではそうなるわね。でも私の考え方は少し違うわ」
アペプ「ほう、と言うと??」
マチルダ「私はこの3人を信じる。近接はななこ、バフデバフはグッディちゃん、遠距離攻撃はアスタロトに役割を分担してもらうわ」
グディオン「マチさん...」
アスタロト「本当に面白いわね~あなた。悪魔族のやる気に火を点けるなんて特異なカリスマ性を感じるわ」
ななこ「よし。私は近接特化でいいのね、目指す方向性がシンプルで私好みだわ」
アペプ「分断されると脆い諸刃のパーティになるがそれも分かっておるのじゃろ?」
マチルダ「もちろんよ。だから私は『逃走』とそして『ジャミング』の能力を身につけるわ」
グディオン「ジャミング??」
マチルダ「相手を撹乱したり妨害する能力よ。種類によっては通じない事も考慮して複数のジャミング能力を会得するわ。攻撃は3人に任せる」
アペプ「なるほど。ジャミングでそもそも分断されんようにするんじゃな。よかろう、では儂の能力を会得できる場所を教えてしんぜよう。言っておくがこの世界でも知っている者はおらんからの、超プレミア級の能力じゃぞ感謝するがええ」
マチルダ「分かったありがとう、行ってみるわ。会得するかどうかは詳細を知ってからにするけどね」
アペプ「おっほっほ、慎重な娘っ子じゃ」
アペプは自身の能力を会得できる古文書のある場所を教えた。
アスタロト「じゃあ善は急げね、早速行きましょうか」
ななこ「...マチ、ちょっと耳貸して」
マチルダ「??」
ななこはマチルダに何やら耳打ちをする。
マチルダ「...なるほどそっか。疑問の点が線でつながったわ。悪いけど3人は先にキャブルに戻っててくれる?? 私はアペプさんともう少しお話があるの」
グディオン「そうなの? じゃあ先に行くね。おばあちゃんまたね~~!!」
アペプ「おっほっほ。達者でのグッちゃん」
マチルダを除いた3人は転移魔法でキャブルに戻っていく。
アペプ「して、お主は何故残ったのじゃ?」
マチルダ「アペプさん。握手しましょう」
アペプ「!!」
何故かアペプは握手を拒む。
マチルダ「やっぱりななこの直感は凄いわ。アペプさん、あなたもう死んでるのね?」
アペプ「ふむ、お主も若干勘付いておったようじゃが、どこでじゃ?」
マチルダ「色々よ。グッディとあまり会いたがらない所、天使の攻撃時に瞬間移動した所、剣で斬られてもすり抜けた所。およそ魔法や能力の類の力じゃないもの」
アペプ「お主もなかなかの考察力を持った娘っ子じゃったか。グッちゃんには黙っておいておくれ」
マチルダ「図星なのね。じゃあここに居るあなたは誰なの??」
アペプ「召喚体じゃよ」
マチルダ「召喚体?? 本人が絶命してるのに召喚体だけ残るってあり得ないんでしょ??」
アペプ「儂はな、永遠にこの世界の流行を見続けたいのじゃ、死ぬなんてまっぴらごめんじゃったんじゃよ。そこで生前に頭を捻って考えたのじゃ。死してなお残る召喚体の発明をな」
マチルダ「はっ??w」
アペプ「博打じゃったよ。なんせ死なんと成功するか分からん召喚魔法じゃったからな。まぁうまくいったので今ここに居るわけじゃが」
マチルダ「流行を追うためにそこまでの執念を持つなんてw ちなみに死因は??」
アペプ「眠るのを忘れて数ヶ月流行をモニタリングし続けての過労死じゃ」
想像以上にひっどい死因。
末期のSNS中毒者かww
アペプ「なぁ娘っ子よ、頼みがあるのじゃ。受肉の方法が見つかるまで各地の流行を儂の代わりに体験して感想を教えて欲しいのじゃ。見返りに今後も力になる事を約束するでのう。な、な、頼む~~」
あれほどの圧倒的強さを見せたアペプがプライドもクソもなく、それはそれはキレイな土下座を披露したw
どうなってんだこの世界の連中は...。
マチルダはこの世界の住人の異常さに呆れ返っていた。
だが同時に不思議と居心地の良さを感じ始めたマチルダだが、本人はまだその事に気付けていなかった。
...............................
【補足コーナー】
・死んだらそれがその人の運命だった、という考えをモンスターは持っているが、前魔王の影響を受け、大人モンスター達も少数だが報復の思想を持つ者もいる
・悪魔族は基本的に個人主義なので、滅多に他人の意見で心が動かされる事はない
・受肉しないと食べ物や体験型アトラクションなんかの流行に乗れないのでアペプはとても悔しがっているw
魔王エメリーに同行している連中とアペプのバトルはアペプが終始圧倒して終わる。
しかし、勘の鋭いソフィーは何かに勘付いたようだったが果たして...。
バトルを終えて、アペプは4人の元に帰還する。
アペプ「ふぅ~たのしかったわい、おや??」
4人は青い顔をして黙り込んでいた。
アペプ「その様子じゃとあの連中の強さに驚愕したようじゃな? 冒険者の娘っ子よ、感想を聞こうかの」
マチルダ「...私とななこはウルズで一度あの連中を見たわ。そこで私はあの妖精に一番脅威を感じたの」
ななこ「私はあの天使の子だったわ。やっぱり凄い強さだったのね...」
アペプ「ふむ。儂も同意見じゃな。あの連中でヤバイのは正しくその2人じゃ。特に...」
マチルダ「妖精ね。あいつ、相当臆病者と見たわ、常に最後尾に隠れていた。でもそこからでもあの魔法陣でいつでも背後から攻撃が出来る。それってとてつもない脅威よ」
グディオン「どうして??」
アペプ「グッちゃんよ、よく考えてみるがいい。前方でただでさえ厄介な者共と対峙しておるのに背後も常に意識せねばならんのじゃ。しかも儂クラスでもあの魔法陣に通常魔法で対抗するのは骨が折れる。ただ、あまり頭は良くないのか適切な連携は組めんと見えるw 全員が適切な連携を組めれば儂でも手に負えんかったかものぅ」
アスタロト「魔法陣を個人で扱うなんて初めて見たわ。ちょっと今の私ではお手上げの相手ね。さぁ、どうする気かしらマチルダさ、師匠」
マチルダ「師匠呼びやめぃ!!w アペプさん、本当に貴重な戦闘を見せてもらったわ、ありがとう。でもいいの? 魔王を撃破する過程であなたが面倒を見てきた子達も倒さなきゃいけなくなるかも...」
アペプ「お主の目的のためにそれが必要ならば恨みはせんよ。この世界のモンスターは恨みとか復讐とかそういった後ろ向きな感情は皆無なんじゃ、人間を除いてな。ただ…」
ななこ「??」
アペプ「前魔王の教育のせいもあり、今の若い魔王軍モンスターの主義は人間のそれに近い。もしかすると報復に報復を重ね、世界を混沌に向かわせるかもしれぬ。クックック、それはそれで面白そうじゃ」
マチルダ「あくまで刺激が優先されるのねw 混沌は私達としても好都合だけどね。じゃあ私は能力の会得に尽力するわ。あなたが知っている使えそうな能力を教えてもらえるかしら?」
アペプ「能力は5種類しか会得出来ん。もし魔法を除外して考えるのであれば『近距離攻撃』『遠距離攻撃』『自己バフ』『他者バフ』『逃走能力』の5つが最もバランスが良いじゃろうな」
マチルダ「定石ではそうなるわね。でも私の考え方は少し違うわ」
アペプ「ほう、と言うと??」
マチルダ「私はこの3人を信じる。近接はななこ、バフデバフはグッディちゃん、遠距離攻撃はアスタロトに役割を分担してもらうわ」
グディオン「マチさん...」
アスタロト「本当に面白いわね~あなた。悪魔族のやる気に火を点けるなんて特異なカリスマ性を感じるわ」
ななこ「よし。私は近接特化でいいのね、目指す方向性がシンプルで私好みだわ」
アペプ「分断されると脆い諸刃のパーティになるがそれも分かっておるのじゃろ?」
マチルダ「もちろんよ。だから私は『逃走』とそして『ジャミング』の能力を身につけるわ」
グディオン「ジャミング??」
マチルダ「相手を撹乱したり妨害する能力よ。種類によっては通じない事も考慮して複数のジャミング能力を会得するわ。攻撃は3人に任せる」
アペプ「なるほど。ジャミングでそもそも分断されんようにするんじゃな。よかろう、では儂の能力を会得できる場所を教えてしんぜよう。言っておくがこの世界でも知っている者はおらんからの、超プレミア級の能力じゃぞ感謝するがええ」
マチルダ「分かったありがとう、行ってみるわ。会得するかどうかは詳細を知ってからにするけどね」
アペプ「おっほっほ、慎重な娘っ子じゃ」
アペプは自身の能力を会得できる古文書のある場所を教えた。
アスタロト「じゃあ善は急げね、早速行きましょうか」
ななこ「...マチ、ちょっと耳貸して」
マチルダ「??」
ななこはマチルダに何やら耳打ちをする。
マチルダ「...なるほどそっか。疑問の点が線でつながったわ。悪いけど3人は先にキャブルに戻っててくれる?? 私はアペプさんともう少しお話があるの」
グディオン「そうなの? じゃあ先に行くね。おばあちゃんまたね~~!!」
アペプ「おっほっほ。達者でのグッちゃん」
マチルダを除いた3人は転移魔法でキャブルに戻っていく。
アペプ「して、お主は何故残ったのじゃ?」
マチルダ「アペプさん。握手しましょう」
アペプ「!!」
何故かアペプは握手を拒む。
マチルダ「やっぱりななこの直感は凄いわ。アペプさん、あなたもう死んでるのね?」
アペプ「ふむ、お主も若干勘付いておったようじゃが、どこでじゃ?」
マチルダ「色々よ。グッディとあまり会いたがらない所、天使の攻撃時に瞬間移動した所、剣で斬られてもすり抜けた所。およそ魔法や能力の類の力じゃないもの」
アペプ「お主もなかなかの考察力を持った娘っ子じゃったか。グッちゃんには黙っておいておくれ」
マチルダ「図星なのね。じゃあここに居るあなたは誰なの??」
アペプ「召喚体じゃよ」
マチルダ「召喚体?? 本人が絶命してるのに召喚体だけ残るってあり得ないんでしょ??」
アペプ「儂はな、永遠にこの世界の流行を見続けたいのじゃ、死ぬなんてまっぴらごめんじゃったんじゃよ。そこで生前に頭を捻って考えたのじゃ。死してなお残る召喚体の発明をな」
マチルダ「はっ??w」
アペプ「博打じゃったよ。なんせ死なんと成功するか分からん召喚魔法じゃったからな。まぁうまくいったので今ここに居るわけじゃが」
マチルダ「流行を追うためにそこまでの執念を持つなんてw ちなみに死因は??」
アペプ「眠るのを忘れて数ヶ月流行をモニタリングし続けての過労死じゃ」
想像以上にひっどい死因。
末期のSNS中毒者かww
アペプ「なぁ娘っ子よ、頼みがあるのじゃ。受肉の方法が見つかるまで各地の流行を儂の代わりに体験して感想を教えて欲しいのじゃ。見返りに今後も力になる事を約束するでのう。な、な、頼む~~」
あれほどの圧倒的強さを見せたアペプがプライドもクソもなく、それはそれはキレイな土下座を披露したw
どうなってんだこの世界の連中は...。
マチルダはこの世界の住人の異常さに呆れ返っていた。
だが同時に不思議と居心地の良さを感じ始めたマチルダだが、本人はまだその事に気付けていなかった。
...............................
【補足コーナー】
・死んだらそれがその人の運命だった、という考えをモンスターは持っているが、前魔王の影響を受け、大人モンスター達も少数だが報復の思想を持つ者もいる
・悪魔族は基本的に個人主義なので、滅多に他人の意見で心が動かされる事はない
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