悪魔令嬢はその肩に、苛酷な印を背負っている 〜聖女など、おとぎ話だと思っていました〜

肩に悪魔の刻印を持って生まれた彼女。
侯爵令嬢として生まれたにも関わらず、自分の名前もわからず、奴隷のようにこき使われる毎日だった。
しかしある時、そんな彼女にも婚約の話が舞い込んでくる。
貧乏伯爵家にお金を払うことで、厄介払いされてしまったのだ。
伯爵家での扱いも変わらず、結局は婚約破棄されてしまったとき、第一王子のルパートが現れた。

「名前がないと不便だろう。アンジーなんてどうだ?」

人は人として生きる権利があると主張するルパートに、アンジーは肩の刻印をひた隠す。
優しくしてくれるルパートに惹かれていくアンジーだったが、ある日ルパートには婚約者ができてしまい──

嫉妬と憎しみに駆られたアンジーの悪魔の刻印が、赤黒く光り出してしまう──!!

これは、虐げられ続けた少女が幸せを掴む、シンデレラストーリー。


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