5 / 58
1-4 スキル『エステ』について
しおりを挟む
203号室に案内をしてくれた後、掃除や洗濯をしながら待っているということで、アナさんはすぐさま1階へと戻っていった。
その姿をチラと見た後、僕は部屋へと入り、近くの椅子へと腰掛ける。
……それにしても、やっぱり忙しそうだなぁ。
先ほどの会話の中で知ったのだが、現在彼女はこの宿を1人で経営しているようだ。
この世界の宿屋事情を詳しくは知らないが、少なくとも小柄な女性1人で全てを切り盛りするとなると苦労は絶えないだろう。
その上で僕が絡まれているところを助けてくれるようなお人好しな性格の持ち主ともなれば──なるほどあれほど疲れた様子なのも納得である。
……なんて、さらに宿にお邪魔して、こうして部屋まで借りてしまっている僕が言えることではないけど。
「いや、だからこそか」
シンとした部屋の中、1人ポツリとそう呟く。
──疲れが顔に出ている女性に、迷惑をかけてばかりの現状。これを嘆いたところでその事実は変わらないし、異世界のことを何も知らない僕は、おそらくこの後も何かしら迷惑をかけてしまうだろうことは想像に難くない。
……なら、まずはそんな僕でもできることを。
「マッサージで、恩返しを──」
──と、なんだかいい話風な流れになっているが、実は内心かなり焦っていた。
というのも、とっさの言い訳が思いつかなくて「マッサージを広めるために町へやってきた」などと、いかにもその道のプロが言いそうな理由を述べたが、僕は他人にマッサージを施したことなどただの一度もないド素人なのだ。
もちろん、受けた経験は数えきれないほどある。
思い返せばオイルマッサージ中心ではあるが、それ以外のマッサージも何度も経験しているため、基本的にマッサージと聞いて浮かぶ施術、それらの手順はきちんと把握している。
でも、言ってしまえばそれだけだ。
当たり前のことだが、ただ手順通りに施術をしただけでは、マッサージの効果はほとんどない。
少しでも効果を出すには、力加減等それなりの技術が必要になるのだが──残念ながらただのマッサージ好きである僕は、そういった技術の類を持ち合わせていない。
……まったく、計画性がなさすぎて恥ずかしくなってくるな。
こういったところも直さなきゃなぁとは思いつつも、今回に関しては全く根拠がないわけではない。
「……そう、僕にはスキル『エステ』がある」
先ほど彼女と会話している際に思い出した通り、僕にはスキルがあり、なんとなくではあるがその能力がわかる。
そしてその知識の通りであれば、技術のない僕であってもマッサージの効果を出すことができるはずなのだ。
とはいえ現状脳内に浮かぶスキル『エステ』の知識は非常に曖昧なものであり、まずはこれをしっかりと理解する必要がある。
──ではどのようにして理解を深めるか。
その方法については、おおよそ検討がついていた。
「ステータス」
決して声に出す必要はないのだが、なんとなくそう口にすると、目前にホログラムが現れる。
──それは僕のステータスボードであり、至極当然ではあるが、町の外で見た時と全く同じ内容が書かれている。
「……さて、問題はここからか」
先ほどのアナさんの発言の通りであれば、このステータスボードは表示させる項目を変更できたりとかなり応用が効く。
そんな便利なものなのだ。さすがにスキル名は表示できて、スキルの詳細は表示できないなんてことはない……はずだ。
そう1人考えた僕は、まずは確認も兼ねてステータスの表示を少しいじってみることにした。
内容は……とりあえずアナさんに合わせればいいか。
ということで先ほど見せてもらったアナさんのステータスを思い出しつつ、それと同様の表示になるように念じ──瞬間、目前のホログラムの内容が書き変わった。
==============================
ソースケ 28歳 Lv. 1
体力 5
魔力 4
攻撃 2
防御 3
【スキル】
『言語理解』
『エステ』
==============================
「おお、本当に変わった」
決してアナさんを疑っていたわけではないが、やはり聞くのと実際に体験するのとでは説得力が違う。
……よし、これならきっとスキルの詳細の方も──と思いつつ、再びステータスを見た僕は思わず苦笑いを浮かべてしまった。
「改めて数値を見ると……これは酷いな」
能力値の影響がどの程度あるのかはわからないが、単に数字だけ見るのであればあの小柄で淑やかなアナさんに力負けすることになる。
……それはちょっと恥ずかしい──って今はそんなことどうでもいいか。
さすがにこれ以上脱線してはアナさんに申し訳ないため、僕はすぐさまスキルの能力把握に移ることにした。
「頼むから成功してくれよ……」
そう願いつつ、ステータスボードを表示した状態でスキル『エステ』欄へと意識を集中してみる。
──瞬間、ステータスボードの内容が書き変わった。
==============================
『エステ』 Lv.0
・簡易なマッサージの手順が理解できる。
【効果】美肌(極小)、リラックス(小)
【入手可能】安価なマッサージオイル (リラックス極小UP)
==============================
「よし」
想定通り詳細が表示されたことに小さくガッツポーズをした後、上から順に目を通していく。
まずはレベルだが……まぁここは無視でいいだろう。
ということでその先へと視線を向ける。
……なるほど、マッサージの手順がわかったり、マッサージを行った際に記載通りの効果が発生すると。
正直マッサージの手順は元から知っているため、これに関しては現状そこまで意味はなさそうである。
だがマッサージ効果の方は違う。この辺りはやはりスキルというべきか、魔法というべきか、前世ではありえない現実離れした力であり、現状の僕にとって何よりも価値がある能力である。
そう思いながら、これならばなんとかなりそうだとホッと息を吐いた。
さて、ここまでですでにスキルが有用であることはハッキリとしたのだが、どうやら『エステ』にはまだ能力があるようだ。
「……まさかマッサージオイルまで用意できるとはなぁ」
──そう。表示にあるように、なんとマッサージオイルを手に入れることができるようなのだ。
……これはかなり嬉しい誤算である。
僕自身オイルマッサージが一番好きというのもあるが、やはりオイルがあるのとないのとではマッサージの幅が大きく変わってくる。それこそ、いずれは代替品を探さなきゃなと考えていたくらいには。
それがこうしてスキルの力で手に入るのであれば、これほど助かることはない。ましてや追加効果が付随しているともなれば尚更だ。
なんとも嬉しい事実に僕は小さく笑みを浮かべる。
そしてどうせならと実体化できるか試してみることにした。
「これも……念じればいいのかな?」
ステータスボード上に記載はないが、スキルの能力である以上、おそらく魔力と引き換えにすることで実体化できるはずである。
とはいえ、僕は魔力の扱い方など知らない。
そのため、用意できたらラッキーくらいの軽い気持ちで念じてみる──と、突然何かが体内から抜け出る感覚とともに、僕の目前に簡素な木の容器がポンッと現れた。
「ハハっ、できちゃったよ」
まさか成功するとは……と思わず苦笑してしまう。
「それでさっきのあの抜け出る感覚……あれが魔力なのかね」
そう呟きながらステータスを確認してみると、魔力の欄の数値が4から1へと変わっていた。
……これ1つで消費魔力が3か。つまり現状では1度に1つが限界と。
思いながら、実体化した木の容器を眺めたり、軽く振ったりしてみる。
……量は50mlもなさそうだ。これでは全身のオイルマッサージをすればすぐになくなってしまう。
「思ったより少ないなぁ。……っと、質はどんな感じだろ」
言いながらコルクのようなものを外し、容器を傾けて少量手に垂らしてみる。
……これは水溶性? いや、それよりも……温かい。ホットオイルなのか。
容器を置き、オイルを手に塗り広げてみると、途端にふわりと柑橘系の香りが漂ってくる。
その慣れ親しんだ匂いに思わず笑みを浮かべながら、僕はさらにオイルの質を確かめていった。
◇
スキルの詳細が把握でき、運よく実体化できたオイルの質も確かめることができた。
──となれば、いよいよマッサージ本番である。
ちなみにアナさんへ行うマッサージの内容は、オイルに触れている間に決めておいた。
……手順は……大丈夫。
施術を受けてきた経験と、スキルの効果できちんと理解できている。
あとはマッサージ効果というものがどの程度のものなのかだが……こればっかりはぶっつけ本番で試すしかない。
……なに、彼女の反応からこの町、下手したらこの国にはマッサージやそれに準ずるものを職にしている人がいないのは間違いない。それがオイルマッサージとなれば尚更だ。
ならば仮にマッサージ効果がそこまで大きく発揮されなくとも、彼女をリラックスさせることは間違いなくできるはずである。
僕は心を落ち着かせるようにそう考えた後、意を決してアナさんを呼ぶべく部屋の外へと向かった。
============================
上手く書けなかったので、後日文章を修正します……。
その姿をチラと見た後、僕は部屋へと入り、近くの椅子へと腰掛ける。
……それにしても、やっぱり忙しそうだなぁ。
先ほどの会話の中で知ったのだが、現在彼女はこの宿を1人で経営しているようだ。
この世界の宿屋事情を詳しくは知らないが、少なくとも小柄な女性1人で全てを切り盛りするとなると苦労は絶えないだろう。
その上で僕が絡まれているところを助けてくれるようなお人好しな性格の持ち主ともなれば──なるほどあれほど疲れた様子なのも納得である。
……なんて、さらに宿にお邪魔して、こうして部屋まで借りてしまっている僕が言えることではないけど。
「いや、だからこそか」
シンとした部屋の中、1人ポツリとそう呟く。
──疲れが顔に出ている女性に、迷惑をかけてばかりの現状。これを嘆いたところでその事実は変わらないし、異世界のことを何も知らない僕は、おそらくこの後も何かしら迷惑をかけてしまうだろうことは想像に難くない。
……なら、まずはそんな僕でもできることを。
「マッサージで、恩返しを──」
──と、なんだかいい話風な流れになっているが、実は内心かなり焦っていた。
というのも、とっさの言い訳が思いつかなくて「マッサージを広めるために町へやってきた」などと、いかにもその道のプロが言いそうな理由を述べたが、僕は他人にマッサージを施したことなどただの一度もないド素人なのだ。
もちろん、受けた経験は数えきれないほどある。
思い返せばオイルマッサージ中心ではあるが、それ以外のマッサージも何度も経験しているため、基本的にマッサージと聞いて浮かぶ施術、それらの手順はきちんと把握している。
でも、言ってしまえばそれだけだ。
当たり前のことだが、ただ手順通りに施術をしただけでは、マッサージの効果はほとんどない。
少しでも効果を出すには、力加減等それなりの技術が必要になるのだが──残念ながらただのマッサージ好きである僕は、そういった技術の類を持ち合わせていない。
……まったく、計画性がなさすぎて恥ずかしくなってくるな。
こういったところも直さなきゃなぁとは思いつつも、今回に関しては全く根拠がないわけではない。
「……そう、僕にはスキル『エステ』がある」
先ほど彼女と会話している際に思い出した通り、僕にはスキルがあり、なんとなくではあるがその能力がわかる。
そしてその知識の通りであれば、技術のない僕であってもマッサージの効果を出すことができるはずなのだ。
とはいえ現状脳内に浮かぶスキル『エステ』の知識は非常に曖昧なものであり、まずはこれをしっかりと理解する必要がある。
──ではどのようにして理解を深めるか。
その方法については、おおよそ検討がついていた。
「ステータス」
決して声に出す必要はないのだが、なんとなくそう口にすると、目前にホログラムが現れる。
──それは僕のステータスボードであり、至極当然ではあるが、町の外で見た時と全く同じ内容が書かれている。
「……さて、問題はここからか」
先ほどのアナさんの発言の通りであれば、このステータスボードは表示させる項目を変更できたりとかなり応用が効く。
そんな便利なものなのだ。さすがにスキル名は表示できて、スキルの詳細は表示できないなんてことはない……はずだ。
そう1人考えた僕は、まずは確認も兼ねてステータスの表示を少しいじってみることにした。
内容は……とりあえずアナさんに合わせればいいか。
ということで先ほど見せてもらったアナさんのステータスを思い出しつつ、それと同様の表示になるように念じ──瞬間、目前のホログラムの内容が書き変わった。
==============================
ソースケ 28歳 Lv. 1
体力 5
魔力 4
攻撃 2
防御 3
【スキル】
『言語理解』
『エステ』
==============================
「おお、本当に変わった」
決してアナさんを疑っていたわけではないが、やはり聞くのと実際に体験するのとでは説得力が違う。
……よし、これならきっとスキルの詳細の方も──と思いつつ、再びステータスを見た僕は思わず苦笑いを浮かべてしまった。
「改めて数値を見ると……これは酷いな」
能力値の影響がどの程度あるのかはわからないが、単に数字だけ見るのであればあの小柄で淑やかなアナさんに力負けすることになる。
……それはちょっと恥ずかしい──って今はそんなことどうでもいいか。
さすがにこれ以上脱線してはアナさんに申し訳ないため、僕はすぐさまスキルの能力把握に移ることにした。
「頼むから成功してくれよ……」
そう願いつつ、ステータスボードを表示した状態でスキル『エステ』欄へと意識を集中してみる。
──瞬間、ステータスボードの内容が書き変わった。
==============================
『エステ』 Lv.0
・簡易なマッサージの手順が理解できる。
【効果】美肌(極小)、リラックス(小)
【入手可能】安価なマッサージオイル (リラックス極小UP)
==============================
「よし」
想定通り詳細が表示されたことに小さくガッツポーズをした後、上から順に目を通していく。
まずはレベルだが……まぁここは無視でいいだろう。
ということでその先へと視線を向ける。
……なるほど、マッサージの手順がわかったり、マッサージを行った際に記載通りの効果が発生すると。
正直マッサージの手順は元から知っているため、これに関しては現状そこまで意味はなさそうである。
だがマッサージ効果の方は違う。この辺りはやはりスキルというべきか、魔法というべきか、前世ではありえない現実離れした力であり、現状の僕にとって何よりも価値がある能力である。
そう思いながら、これならばなんとかなりそうだとホッと息を吐いた。
さて、ここまでですでにスキルが有用であることはハッキリとしたのだが、どうやら『エステ』にはまだ能力があるようだ。
「……まさかマッサージオイルまで用意できるとはなぁ」
──そう。表示にあるように、なんとマッサージオイルを手に入れることができるようなのだ。
……これはかなり嬉しい誤算である。
僕自身オイルマッサージが一番好きというのもあるが、やはりオイルがあるのとないのとではマッサージの幅が大きく変わってくる。それこそ、いずれは代替品を探さなきゃなと考えていたくらいには。
それがこうしてスキルの力で手に入るのであれば、これほど助かることはない。ましてや追加効果が付随しているともなれば尚更だ。
なんとも嬉しい事実に僕は小さく笑みを浮かべる。
そしてどうせならと実体化できるか試してみることにした。
「これも……念じればいいのかな?」
ステータスボード上に記載はないが、スキルの能力である以上、おそらく魔力と引き換えにすることで実体化できるはずである。
とはいえ、僕は魔力の扱い方など知らない。
そのため、用意できたらラッキーくらいの軽い気持ちで念じてみる──と、突然何かが体内から抜け出る感覚とともに、僕の目前に簡素な木の容器がポンッと現れた。
「ハハっ、できちゃったよ」
まさか成功するとは……と思わず苦笑してしまう。
「それでさっきのあの抜け出る感覚……あれが魔力なのかね」
そう呟きながらステータスを確認してみると、魔力の欄の数値が4から1へと変わっていた。
……これ1つで消費魔力が3か。つまり現状では1度に1つが限界と。
思いながら、実体化した木の容器を眺めたり、軽く振ったりしてみる。
……量は50mlもなさそうだ。これでは全身のオイルマッサージをすればすぐになくなってしまう。
「思ったより少ないなぁ。……っと、質はどんな感じだろ」
言いながらコルクのようなものを外し、容器を傾けて少量手に垂らしてみる。
……これは水溶性? いや、それよりも……温かい。ホットオイルなのか。
容器を置き、オイルを手に塗り広げてみると、途端にふわりと柑橘系の香りが漂ってくる。
その慣れ親しんだ匂いに思わず笑みを浮かべながら、僕はさらにオイルの質を確かめていった。
◇
スキルの詳細が把握でき、運よく実体化できたオイルの質も確かめることができた。
──となれば、いよいよマッサージ本番である。
ちなみにアナさんへ行うマッサージの内容は、オイルに触れている間に決めておいた。
……手順は……大丈夫。
施術を受けてきた経験と、スキルの効果できちんと理解できている。
あとはマッサージ効果というものがどの程度のものなのかだが……こればっかりはぶっつけ本番で試すしかない。
……なに、彼女の反応からこの町、下手したらこの国にはマッサージやそれに準ずるものを職にしている人がいないのは間違いない。それがオイルマッサージとなれば尚更だ。
ならば仮にマッサージ効果がそこまで大きく発揮されなくとも、彼女をリラックスさせることは間違いなくできるはずである。
僕は心を落ち着かせるようにそう考えた後、意を決してアナさんを呼ぶべく部屋の外へと向かった。
============================
上手く書けなかったので、後日文章を修正します……。
0
お気に入りに追加
475
あなたにおすすめの小説
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる