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03俺が転生した話

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俺がイケメンがしたらなんでも許される件について頭の中で議論をしていると。


オーティスは、俺の方を見ながらすこし


「うーん、まあもう一通り説明したし、要らないよね?うん、要らない要らない。」


「えっちょっと待って俺もうちょいせつm」

「じゃあ、そういうことで行ってらっしゃいー。」

そう言ってオーティスは俺の肩をトンっと後ろに押した。

それに合わせてふっとブラックアウトしていく意識。

「あっそうそう、転生前の記憶を思い出すタイミングは完璧なタイミングにしといたから任せてー!」

意識が途切れる前にそんな脳天気な声が聞こえてきた。



(神様ってあんな能天気でも務まるんだ...)


俺の意識はそこで完全に途切れた。











―――――――――














ふと、気づけばそこは、


知らない世界だった―――。















おっす!おら、アルヒ!




手の指のささくれが気になって爪切りを探していたら、前世の記憶を思い出した、ただの転生者さっ☆















......いや!思い出し方!?

こういうのってさ!普通さ!赤ちゃんからのスタートとか、なんか生死さまよってベットから起き上がって鏡見ると知ってるキャラだったとか、目が覚めると寝かされていて知らない天井だって呟いたりするシーンじゃないの!?


なんで俺の場合だと、あっささくれ気になる、めっちゃ気になる。爪切りどこだっけ?あーあったあった。あーとれたとれた。てか、そういや俺転生してね?っていう思い出し方なの!?あれ?これって俺がおかしいだけ?俺の要求がワガママなだけ!?違うよね?そうだよね!?神様の思い出させ方がおかしいよね!?てか、あの野郎...完璧なタイミングで思い出させるからね☆キラーンてきな事を言ってなかったか?言ってたよな。




どこが!?ねぇどこが完璧なタイミングなの!?俺の、!凡人よりも、!格下の、!許容の少ない、!頭では、!理解が、!できない様なんで、!懇切丁寧に、わかりやすい、説明を、!求めます!てか、早急にしろください!!



今度あったら覚えとけよぉぉぉ!!!




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