魔拳のデイドリーマー

osho

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第22章 双黒の魔拳

第538話 黒き武龍の新たなる姿

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 ジャバウォックにとっては、それも憂さ晴らしのつもりだった。
 コアトータスをそうしたのと同じように、こうして分をわきまえずとびかかってくる『ゼット』も同じように、いたぶって叩き潰して少しでも苛立ちを発散するつもりだった。

 もっとも、取るに足らない存在であることはすでに分かっていたため、それを無理に長引かせていたぶる、というつもりでもなく……ただ単に、身の程をわきまえない羽虫をぷちっと叩き潰す程度のものに考えていた。

 以前と同じように、ジャバウォックめがけて特攻よろしく突っ込んでくるゼットを、真正面から粉砕すべく、魔力を込めた拳を握りしめて振り下ろし……

 しかしそこで、ジャバウォックが予想していた、小さな龍のうろこが砕け、肉がつぶれる感触は、拳からは伝わってこなかった。

 代わりに襲ってきたのは……腕に一線に走る、鈍い痛み。

「……何?」

 違和感を覚えたジャバウォックが見ると……自分の拳はゼットをとらえてはおらず、代わりに……降りぬいた拳から腕まで、ざっくりとした切り傷が1本刻まれていた。

 そしてゼットはというと、自分のはるか後方に飛び退っており、今まさに方向転換して再びジャバウォックめがけて向かってくるところだった。

 そこで初めてジャバウォックは、自分の攻撃がたやすく回避されたばかりか、逆に攻撃を受け、この身に傷を刻まれたのだということに気づく。

 そのことに驚いたジャバウォックだったが、

「くっ……くははははっ! なるほど、面白い……少しは成長したということか! それとも単なるまぐれ当たりか?」

 大口を開けて笑い……しかし、次の瞬間、

「誉めてやろう、と言いたいが……生憎だったな。我は今機嫌が悪いのだ……常の寛容さもなりを潜めてしまうであろうほどにな……その様な時に、生意気な真似をしおってェ!!」

 直後、すぐさま腕の傷を再生させて跡形もなく消し……憤怒の形相でゼットに向き直るジャバウォック。
 再び向かってくるゼットに対し、今度は油断することなく、その身にたぎる苛立ちや怒りをも込めて拳を繰り出し……しかし今度こそ、その想定を超える決定的な出来事が起こる。

 回避など許さない、仮に防御を固めたところで粉砕するつもりで放たれたその一撃は……飛び込みながらゼットが体を高速回転させたことで、ばちっ、と力なくはじかれ、反らされてしまった。

 そのことに驚くジャバウォックの反応を待たず、ゼットはそのまま……回転しながら、その全身をドリルのようにして突撃し、ジャバウォックの心臓めがけて激突した。

 分厚い鱗と筋肉に阻まれて、それが内蔵に届くことこそなかったものの……久しく負っていないほどの傷がその身に刻まれる。

 かつてない出来事に、ジャバウォックも手下の龍たちも困惑するが……怒りによって一瞬で正気を取り戻したジャバウォックは、咆哮を挙げながら腕を薙ぎ払うように振るう。

 しかし、あざ笑うかのようにゼットは素早くそれを回避し……すれ違いざまにまたしてもその身を切りつけて血を噴出させる。

 胸の傷も、その傷も、ジャバウォックの強靭な生命力をもってすれば、再生するなど造作もないことだった。

 しかし、この鋼をもあざ笑えるような鉄壁の肉体をたやすく切り裂いて――少し前までは全く歯が立っていなかったはずだというのに――傷をつけてくるこの目の前の小さな龍に対して、かつてない脅威を感じているのも事実だった。
 それでも、恐怖しているわけではない。ジャバウォックの身にどんどんと蓄積されていく怒りが、そんな弱気な心をわずかでもその身の内に生じさせることを許さない。

「この……下等な地上の龍風情があ!」

 ジャバウォックは両腕に魔力を集め、肉体を強化するだけでなく……その腕の周囲に暴風を作り出して纏う。
 その状態で降りぬかれる拳は、風によって加速し、通常時に倍する速さと威力を発揮し、さらに風は触れたもの全てを切り刻むかまいたちでもあった。

「いつまでも私を……いらだたせるなぁ!!」

 見た目よりもはるかに有効範囲の広いその攻撃が、周囲の大気を轟々と鳴らしながらゼットに迫る。

 しかし、その拳も風も、ゼットをとらえることはなかった。

 拳の一撃をぎりぎりの位置でかわすと同時にゼットが振り抜いた手刀は、纏っていた風を切り裂いて逆にジャバウォックの腕に傷を刻み……その痛みと衝撃で、ほんの一瞬困惑し硬直したジャバウォックめがけて、お返しとばかりに体全体で体当たりをしてみせた。

 自分の何十分の一、いや何百分の一かと思えるほどに小さな龍の体当たり……しかしその衝撃は、先ほどのコアトータスの攻撃に匹敵、あるいはそれ以上かと思えるほどの重さをもってジャバウォックを襲い、その巨体を浮かせて後方に弾き飛ばした。

「ぬぅぅううぅ……っ!?」

 怒りをかみしめながら体勢を立て直すジャバウォックは、さらに追撃をかけてくるゼットめがけ、空中を両手の爪でひっかくような動作を見せ……その軌道から無数の真空の刃を放つ。

 数打ちの攻撃ではあるが、1発1発が鋼鉄をもたやすく両断する威力を持った刃の弾幕。
 突っ込めばゼットも無傷ではいられなかったであろうが……その瞬間、ゼットの全身に異変が起こる。

 全身を覆う黒い鱗……その1枚1枚が、逆立っていった。
 まるで、興奮した獣が体中の毛を逆立てて相手を威嚇するように、黒い鱗がまるで刃の鎧のようにギラリと尖った形で。その謎の変化は、腕から背中、そして胸のあたりにかけて現れていた。

 それらはさらに、数枚が1枚に固まって結合していき……次の瞬間、魔力をまとって勢いよく射出された。

「何……!?」

 何十、何百と放たれた、まるで鱗の弾丸、あるいはミサイルのようなそれらは……向かってくる風の刃と激突すると同時に爆発し、弾幕でもって全ての刃を粉砕した。

 驚くジャバウォックの目の前で、さらにゼットは、今度は腕部分の鱗を変質させていく。

 もともと分厚くなっており、手甲のようにその拳から腕、肘のあたりまでを覆っているゼットの黒鱗は……内側から押し上げられるようにさらに重厚になっていき……腕の、肘から先のサイズ自体が一回り大きくなっていった。

 まるで、重装甲の戦士の纏う大型手甲のように手を覆ったその鱗の装甲。その肘の部分から、琥珀色の炎が噴き出し……直後、すさまじい勢いで加速してジャバウォックめがけて飛ぶ。

 まごうことなき魔力のジェット噴射。その速さは、突然のことに虚を突かれていたジャバウォックの意識の隙をついてその懐への侵入を許し……直後、思い切り振りぬかれたその拳の一撃が、ジャバウォックの顔面にさく裂した。

 バキィイィッ!! と、硬質なものが砕け散る乾いた音を響かせ……ゼットの一撃は、ジャバウォックの顔の鱗を砕いたうえ、その強靭な牙と骨をも砕いた。
 生まれてこの方、何者も砕くことはできず、また貫けぬものはなかった牙が、根元から何本も折れて宙を舞う。

 ジャバウォックも、その手下たちも、ありえないとすら言っていいことが目の前で起こっているという事実に、困惑するしかなった。

(何、だと……馬鹿な、こんな……こんな矮小な小物が、我の牙を折っただと……!?)

 ここに至って、怒りよりも困惑が先に来てしまったジャバウォック。
 しかしそれにかまわず、ゼットの攻撃はさらに続く。

 拳と同じ、鱗か形を変える変容。

 それがいつの間にか、翼にも、背にも、脚にも、尾にも起こっていた。

 翼は、先の戦いでも見せた『強化変身』と同じように重厚に変わり、その付け根と半ばのあたりに琥珀色の炎が噴き出す『噴射口』が現れていた。

 背中には、もともと生えている刃のような何十本もの背ビレ……それらが形を変え、何層もある無数の棘。ないし刃の集合体のようになっていた。
 あるいはそれは、発射される時を待つ、先ほどの『鱗のミサイル』の強化版のようにも見える。

 脚と尻尾は手以上の重装甲に覆われた上に、爪や先端部を覆うように鋭く分厚い刃が装着された。可動域はわずかに狭まったようだが、攻防ともに隙のない鎧となった。
 また、翼と同じように噴射口が付き、そこから吐き出される琥珀色の炎は、加速をさらに凶悪なものにするだろう。

 そして、体の中心部……胸のあたりに、真珠のような漆黒の宝玉が現れ、存在感を放っていた。

 咆哮しながら腕を振るうジャバウォック。しかし、その攻撃を悠々とかわして飛翔するゼット。
 その姿は、数秒前とはまるで違うそれに変わっていた。

 鈍器としての重厚さを持ち、鋭い刃物をも備えた装甲に手足を覆われ、
 翼と足、それに尾部にブースターを装着し、さらに背中には無数の……おそらくは飛び道具になるのであろう琥珀の突起を備え、

 そして今、最後に残った頭部が……同じように逆立った鱗に覆われ、変容し……流線形の装甲と、そこから生えた衝角のごとき角によって武装した姿となった。

 以前とは全く違う姿となったことに加え、明らかにその戦闘能力は……それこそ、ジャバウォックですら油断できないレベルにまで確実に上がっている。

 いったい何があれば、この短期間でここまでこの龍は姿を変え、そして力を増すことができるのか……理解が及ばない存在を前に、ジャバウォックはこの地上に降りて初めて……純粋なそれではないものの、困惑から来る『恐怖』に似た感情を覚えていた。



 その一方で、その体を大きく異なる形に変容させたゼットはといえば……数週間前のことを思い出していた。
 
 傷の治療の最中、自らが好敵手と認める存在であり、これまで何度も拳を交えている相手……ミナトが、試験管のガラス越しに言っていたこと。



『ホントお前、とんでもない自己治癒力だね……色々いい薬使ったとはいえ、ここまで早く回復するなんてさ。この分なら本番の戦いにはギリ間に合うよ』

『しかも、案の定前より強くなってるし……』

『けど……残念だけど、聞いた話の限りじゃ……まだ、その『ジャバウォック』ってのに勝つのは……ちょっと厳しいかもね。病み上がりだってことを差し引いても……向こうは全然本気じゃなかったんだろうし』

『でも、お前は戦おうとするだろ? 負けたままだっていうのはもちろん、お前、エータちゃんのこと大好きだもんね。あの子を傷つけた奴を、絶対許さないだろ?』

『それで無理して突っ込んでいって、今度こそ死なれたりしたら……エータちゃん絶対泣くだろうし……ぶっちゃけ、僕も気分よくないんだよ。何だかんだで、お前とは変な縁もあるしさ』

『そこで、提案なんだけどさ……お前さえよければなんだけど……』





『……ちょっとばかり、悪魔に魂を売ってみる覚悟はあるかい?』





 その後、おそらくは今まで生きてきて初めて……ゼットは、他者の手を借りて、あるいは、他者と協力して強くなる、という経験をした。

 純粋に知識がないがゆえに理解こそできなかったが、ミナトを信じて託したゼットは……その体に幾分かの手が加えられるのを黙って見ていた。

 その上で、彼がやったのは……ミナトとの修行。

 エルク達と同様に……夢の中での戦闘である。

 現実に起こることではないがゆえに、それこそ命のやり取りだろうとできてしまうし、疲労を無視して何時間でもぶっ続けで戦えるその修行法は、ある意味ゼットにはうってつけだった。

 それに加えて、夢の中で本能的に、自分に新たに開花しつつある力の慣らしも行うことができ……それをさらに発展させることさえできた。
 試験管を飛び出してから、わずかに慣らすだけでその力を十全に使うことができた。

 瞬く間に『夢で鍛えた』領域にまでゼットの肉体は、現実の強さは追いつき……追い越した。

 超回復を超えた超回復によって至った、それまでよりも次元を超えて強化された肉体。
 かつて持っていた『強化変身』を大きく超える、新たな姿。
 全身に発現させることができるようになった、この世界に似合わないとすらいえる数々の武器。

 それらを引っ提げて再び戦いの場に降り立ったゼットは、もはやジャバウォックだろうと、驚異の対象として見ることのないレベルにまで強化されていた。

 そのジャバウォックが、ようやく目の前の龍が……油断しているままでは、勝つどころか相手をするのも難しい領域に至っていると理解した頃……それを悟ってかどうかは知らないが、



 ―――ガアアァァァアァアァアア!!



 地平線の彼方にまで響き渡ろうかという咆哮をあげて……ゼットは、全身に備わったブースターから魔力の炎を噴出し、むしろ今からこそ、本格的に攻撃を始めんとしていた。



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