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第19章 妖怪大戦争と全てを蝕む闇
第409話 サクヤの意思
しおりを挟む夜も更け、月と星の明かりだけが大地を照らす時間帯。
真夜中とまでは言わないが、この国に住む民達にとっては十分に寝に入るだけの時間でありながら……キョウの都の一角、とある屋敷の庭先に流れる空気は、剣呑そのものだった。
数十秒ほど前までは、間違いなく普通の日常の中にいたはずのサクヤは、両の手に大小の刀を持って油断なく構え、目の前の黒装束の一挙手一投足を見逃すまいと警戒している。
その視線を釘付けにしている、侵入者たる黒装束は、その視線や、それに乗ってくる殺気を身に受けても平然としていた。
気にした様子もなく、あくまで自分の調子を崩さずに話す。
「答えを聞かせよ、土蜘蛛の末裔。我らが軍に加わるか否か」
「何をわけのわからないことを言っている? いきなり現れて、盟約だの『酒呑童子』の軍だのと……戯言にしてもお粗末だな。会話をする気がないのか?」
「……? ……そうか、過去を知る者達は、貴様にそれらを受け継ぐことなく散ったというわけか……ならば、貴様が知らなくとも無理はないか」
そう言って、ため息を一つ。
同時に、その顔を覆い隠していた黒い頭巾と覆面を取り……月光の下に、その顔を露わにする。
頭巾の下から出て来たのは、整った顔の男だった。
女かと見間違うほどに、中性的な方向に整った顔だが、喉仏は出ており、声も女にしては低い。覆面で口元まで隠れていたがゆえに、今まではわかりにくかったが。
切れ長の目で、瞳は鮮やかな緑色、髪は青みがかった黒で、男にしては長めかもしれない。
そして、その頭頂部から……小さな角が1本、生えていた。
「鬼、だと……!?」
「先程言ったはずだがな、我は四代目『酒吞童子』に仕えし者だと……最も、我らの軍には『鬼』に属さぬものもそれなりの数いるが……その中核となっているのは、ほぼ全てが一族縁戚か譜代の者達だ。そして貴様の一族も、そこに加わるはずだった」
「……先に言っておくが、貴様の言う通り、私はその『盟約』などというものは何一つ知らんし……聞かされたとしても従う気はない」
「……過去に貴様の一族が、一族の名と誇りの元に結んだ盟約だったとしてもか」
「…………!」
無論だ、とすぐに切って捨てることは、サクヤにはできなかった。
自分が先程言った言葉に偽りはない。サクヤには、これから先、共に行動し、仕えていくことと決めたミナトに対して弓を引くような行動を取るつもりは毛頭ない。
もしそうするくらいならば、恥よりも死を選ぶだろう。
だが、同時にサクヤは、己が誇りを貫き通して最後まで戦い、その意思を自分に託してくれた、『土蜘蛛』の一族の者達を誇りに思ってもいたし、今もなお、心の中で慕っている。
ゆえに、その名を出されては……いくらその要求が絶対に飲めないものであっても、頭から何も聞かずに拒絶するということは躊躇われた。
それをわかって言っているのか、目の前の『鬼』の男も、淡々と言葉を紡ぐ。
「貴様は聞かねばならない。たとえその結果、お前がどのような選択をしようとも、かつて貴様の先達らが残して逝った、鬼の一族との間の契りを知っておかねばならない……聞いておけ」
そうして鬼は、簡潔に話をまとめて語りだした。
『酒吞童子』の一派と『土蜘蛛』の一派は、はるか昔から協力関係にあったことを。
サクヤ達は『ハイエルフ』の支配下に置かれる前から、『酒吞童子』の一派とは友好関係にあったが……それは別に、一族ぐるみで付き合いがあるような深い関係ではなく、せいぜい『敵ではない』『何かあったら助け合う』という程度の関係だった。
どちらかと言えば友好的と言えるが、何があっても断ち切れないような、断金の絆があるわけではない。それが、サクヤにとっての認識だった。
しかし、それは違うと鬼は言う。
互いが方針を異にする無頼ゆえに、慣れ合うことこそしなかったが……かつての昔……それこそ『初代酒呑童子』の時代より、『鬼』と『土蜘蛛』は、互いの力を認め合う、戦友とも呼べる間柄にあり……同時に、1つの盟約を結んでいた。
『今後、『鬼』と『土蜘蛛』が朝廷を相手にして天下をかけた戦いを挑む時は、互いが互いの一族のために駆けつけて盟を組み、一族の全てをかけて共に戦う』
無頼漢の集まりらしい、物騒な盟約はしかし、その後1度も果たされることはなかった。
『初代酒呑童子』が古の英雄・ヨリミツに倒されて以来、鬼は直接、朝廷に弓を引くことはなかった。
そこに至らぬままに二代目は『大天狗』との戦いで倒れて力を失い、三代目は融和の道を選んだ。
『土蜘蛛』は、朝廷や『九尾の狐』に恭順することこそなかったが、同時に決定的に敵対したり、自ら積極的に刃を向けるようなことはなく、これもまた『盟約』を果たすに至る戦いを起こすことはついぞなかった。
ゆえに、いつしかその盟約を知る者自体少なくなり、ついには子らへ口伝を残すことすらなく、絶えてしまった、今のような状況になった。
だが今、こうして今台の『酒吞童子』は、今一度『鬼』としてこの国の全ての頂点に立つため、戦火を燃え上がらせようとしている。
そして、古の盟約により、……『土蜘蛛』をはじめとし、いくつもの盟友たる妖怪たちを集めて軍勢を作り上げようとしているのだ。
そしてそれゆえに、鬼の男はここに、サクヤを迎えに来た。
盟約を、今こそ果たせ。鬼の軍として、共に来いと。
「……断る」
それを、一言でサクヤは切り捨てた。
全てを聞いた上でのあらためての拒絶に、鬼の男は、責めるように目を細める。
「盟約を反故にすると? 父祖の意思を踏みにじる恥をさらすか、土蜘蛛の末裔よ……それとも、我の話を信じられないか?」
「信じる信じないの問題ではない。貴様の話が事実だろうがそうでなかろうが、決断は変わらん」
「……ならば、かつて一族の父祖が、己が誇りと全てをかけて誓うと言った契りに、その思いに背を向けるというのか?」
「……仮にその『盟約』が事実だとして……その時を生き、鬼達を、全てをかけて助けるに値する盟友と認めた、先祖の思いに背くことになることに、何も思わないとは言わない。だが、だからといって、今の私が大恩ある人に背を向けるに足る理由にはならん」
サクヤは、話を聞いてもなお……言ってみれば、最初から1つも考えを変えることはなかった。
直感的に悟ってはいたが、この鬼の言っていることは事実なのだろう。
だがそれでもなお、サクヤは、その当時の先祖たちには申し訳ないとは思うが……その盟約とやらのために、今の自分の生活を、ミナト達に対して感じている恩義や、この心地いい生活の全てを手放すような気にはなれなかった。
それを、恥じることもなく堂々と、鬼の男に伝える。
すると、男はふいに話を変えた。
「……土蜘蛛の一族は、お前だけではない」
「?」
「お前は……今、この世に現存する最後の1人だと思っているかもしれんが、様々な理由から、過去幾度か分派が起こり、『土蜘蛛』は……数は少ないが、この『ヤマト皇国』の各地に、いくつかの集落をつくって現存している。そして、その全てが此度の盟に加わることを表明している。そして皆、お前という土蜘蛛が加わるのを心待ちにしている」
「……そうか、それは確かに初耳だ。だが、それならよかったな……私1人参加しなくとも、さして影響はなさそうだ」
「……もう会えないと思っていたであろう同族に会おうとは思わんわけか」
「全く会いたくないわけではない。興味も関心も、ないとは言わん。だが……それを天秤にかけたところで、先に述べた、私が貫く意思が揺らぐわけではない……それだけだ。それと貴様……どうやら故意に言わなかったらしいが、私を誘った理由はそれだけではないな? 戦力としてはともかく、今の『土蜘蛛』の生き残りの話で合点がいった……私が『雌』だからだろう?」
「…………」
「私も傍系とはいえ、『土蜘蛛』の族長に連なる身だ、その生態くらい知っている。」
何も言わずに、鬼はサクヤの、説明調の指摘を聞いている。
本来、『土蜘蛛』という妖怪は、蟻や蜂などと同じように、一族の中の『女王』が子供を産んで増える生態を持っている。
『女王』以外の雌にも生殖能力がないわけではないし、分派した群れの新たな『女王』になれないわけではない。が、特に大きな力を持つ、正当な『女王』たる資格を持つ者以外の雌は、寿命もさほど長くない上、代を重ねるごとにその力は弱まり、やがては子供を作れなくなる。
そして、そういった雌は、直接『女王』からしか生まれない上、滅多に生まれることはない。
妖怪の長い寿命の中でも、それだけの力を持つ者が生まれることははごくわずかだ。加えて、その全員が、次の『女王』になれるだけの力を持つまで、死なずに育つとも限らない。
文字通り蜘蛛の糸がごとく、か細い可能性を手繰り寄せて、『土蜘蛛』の一族は今日までその血をつないできたと言える。
そして、サクヤは……自分が、『女王』になるに値するだけの力を持っていると知っている。
ゆえにこそ、かつてハイエルフの奴隷に甘んじていた頃は、多くの仲間を失いつつも、いつかこの地獄から解放された暁には、自分が『女王』となることで、時間をかけてでも一族を復興させる、という大望を抱いていたこともあった。
自分が最後の生き残りであり、仲間たちが全てこの世を去っていると知った時は……そんな思いすら意識記憶のかなたに忘れ去り、追いやってしまったわけだが。
自分一人では『土蜘蛛』と雄を子をなすことはできない。どう考えても、純粋な『土蜘蛛』という種族には、滅び以外の道は残されていない。
加えて言えば、サクヤは、かつての昔に、考え方を違えたがゆえに一族から分派して各地へ去っていった者達がいたことも、仲間から聞いて知っていた。
それらも、『女王』がその中にいたわけではなかったという話を同時に聞いていたがゆえに、どこかで同族の生き残りがいるとは考えていなかったのだ。
「なればこそ、なぜ手を取ることを拒む? 土蜘蛛の『女王』足りうる力を持つ雌は、最早貴様を置いて他にいない。全ての『土蜘蛛』がお前を待っている……奴らの元に行けば、貴様は種族の頂点に立つこともできよう。それとも……滅びを待つ同族を見捨ててまで、今の堕落した暮らしを、偽りの平穏を望むと抜かすか?」
「挑発するのか泣き落としにするか、せめてどちらかにしたらどうだ? まあ……どちらにしたところで、私の答えは変わらんがな」
返答を聞いた、その直後……鬼の放つ空気が、急激に剣呑なものになっていく。
その殺気の大きさ、そして鋭さに、サクヤは一瞬気圧されそうになるが、理性と気力で動揺を抑え込み、隙を見せることなく対峙する。
「……あくまで、己の意思で我らの軍に加わるつもりはないというのだな?」
「最初からそう言っている」
「滅びに瀕した同族を救う気も、族長の傍系として、『女王』の責務を果たすつもりもないか」
「……そうだな。さっき言った通り悪いとは思うが……ああ、お前の言っていた通り、私はある意味で『堕落』したのかもしれん。『女王』の責務か……悪いが、今の私はもう、そういうお題目で、今の穏やかな暮らしや、女としての幸せを手放す気にはなれん。私が将来、子を産むとしたら……その相手はもう、自分の意思で決めている。ちなみに……土蜘蛛ではないよ」
「…………そうか」
最後までその声に感情を乗せないまま……純粋な殺気だけが、どんどん膨れ上がって充満する。
そして、外套でわかりにくかったが、腰にさしていた刀に手をやり……抜刀した。
「なら仕方がない……貴様の意思とは関係なく、来てもらう他ないな」
「……期待はしていなかったが、諦めて帰ってくれるわけではないか」
「我らが大将の誘いを断り、あまつさえ古の盟約を反故にした者を、そのままにしておくわけにはいかん……最悪、雌としての務めのみ果たせるならばそれでいい。手足を切り落としてでも連れて帰らせてもらう……無意味な苦痛を望まぬならば、抵抗せぬことだ」
「あいにく……もう二度とこの肢体を手放す気はない。もとよりこれらもまた、私が今最も愛しく思い、その子を授かりたいと熱望している人からの贈り物だ」
「そうか……ならばなおのことそのままにはしておけんな。その思いごと刈り取ってやろう」
「何度も言うが却下だ。腕がなくては、愛しい人を……ミナト殿を抱きしめることも、授かった子を抱き抱えてやることもできん。私はこの身の全てで……」
「ごめんちょっと空気読めてないの承知の上でもうその辺にしといて僕が羞恥心で死ぬ」
―――ドゴォン!!
と……既に異変に気づいて駆けつけており、割り込める雰囲気でなかったことから静観していたが(危なくなったら割り込むつもりで)、聞こえてくる愛の告白に等しい言葉の数々に、自分の方の羞恥心が限界に達したミナトが飛び込んできて……鬼の男を殴り飛ばした。
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