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ド━━━━━━ン!!
「あはぁん!!」
それは、示し合わせたかの様に、同時だった。
サージスの愛撫に喘ぐユリアナの潤んだ瞳に、まだ明るめの夜空を背景としてパッと光の粒が広がったのと。
サージスに導かれる形でいつの間にか四つ這いにされ、スライムを取り除かれた後の蠢く肉襞に、ズプンと奥の奥までユリアナを狂わせる質量のペニスが突かれたのは。
ユリアナの美しい髪が波を描いて、宙に舞う。
ユリアナの汗と愛液が、パチンと弾けて宙に舞う。
それは、スローモーションの様で、だが一瞬の事だった。
ドドドン、パチパチパチパチ…………………
一瞬のちに、弾けた花火は太鼓の様な腹に響く大きな音と、枯れた花びらを思わせる様な残像を残しながら消えてゆく。
しかし、ユリアナの膣に叩き込まれる質量は、消えるどころか更に存在を増すばかりだった。
ずちゃ!!ずっちゃ、ぐちゅ、ぐちゅん!!
「あん♥️ふ、あ♥️あぁ♥️」
「可愛いユリアナ、花火が、上がって、嬉しいかい?」
サージスが、狂暴な迄に腰を叩き付けながら、そして対照的に優しく耳を食みながらユリアナに聞いた。
ヒュルルルルルヒュルルルヒュルルルルル
パッ
「あぁ♥️凄い、ですぅ」
ドド━━━━━━ン!!
「ああ、綺麗だ」
ドドド━━━━━━━━━ン!!
「はなび……」
パチパチパチパチパチパチ…………………
「綺麗だよ、ユリアナ」
ヒュルルルルルヒュ━━━━━━ンヒュ━━━━━━ン
「にいさま、も、凄いの……」
パッ
二人の美しい兄妹の顔に身体に、色鮮やかな光が写し出される。
それは誰が見る事もないが彫刻の様に完成された美だった。
……いや、見ている者は一人いたが、迫り来る壁の恐怖と、愛される女へのどす黒い感情と、愛する者の信じられない姿に、それを直視する術がなかった。
ぐちん、ぐちゅ、ぬちゅ、ぬぷ、ぐぽっ!ずぷん!!
「~~~~♥️♥️!!」
ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ、ぐりぃ!!
「ひぃん!!♥️♥️」
見ているだけしか出来ないキャロラインは、身体が疼いてきた。
5年前までは自分が受け入れてきた剛直が、今は自分を満たす事はない。
(あぁ、私もサージス様に……触って頂きたい……)
性に奔放な女は、片田舎でもそれなりにつまみ食いはしていた。
しかし、サージス程の立派な逸物となると、なかなか張り合える者はいない。
(欲しい……サージス様……!………あら?サージス様の……)
キャロラインの目は、サージスの肉棒に釘付けとなった。
(サージス様のペニス……あんなに、大きかったかしら??媚薬のせい……?)
目の前でぬぷぬぷとユリアナの蜜壺に我が物顔で出入りするサージスのペニスは、キャロラインが見た事ない程、太かった。
ユリアナの手首大の剛直を、ユリアナの膣は慣れ親しんだ様に受け入れている。
ユリアナの横顔は蕩け、絞まりがないのに、愛されている者の特権か、その幸せに満ち足りた表情は女神の様だ。
ドォン!ドォン!ドン!
ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!
「っ♥️ふぁん♥️」
ヒュ━━━━━━シュルルルルルルルル
ぐちり、ぐぽっ、ぐっぷぐっぷずちゅん!!
「ぁ♥️はぁ♥️」
「ユリアナ……花火は見てて良いから、その可愛いお顔を見せて?」
サージスは、言うが早いか、ユリアナにペニスを突き刺したまま、その身体をコロリとひっくり返した。
「~~~っっっ♥️♥️」
ユリアナは、感じるポイントを抉られながら擦られて、嬌声すらあげられない。
サージスは、ユリアナの背の下に自らの膝を入れて腰を支え、身体を反らして抱える事で、仮に視界がひっくり返ろうとも、ユリアナの瞳に花火を映し続けさせた。
それまでの激しい抽送を止め、ユリアナの膣をかき混ぜる様に腰で円を描く。
同時に、細い指先で陰核を弾き、ユリアナのピンと桜色に色付く胸の先端の蕾を舌でコロコロ転がした。
「んっ♥️気持ち、い………です、兄、様ぁ……」
ユリアナは、花火を映していた瞳を閉じた。
眦から、快楽による涙が一筋、つー、とシーツに落ちる。
キャロラインは、大きく開けた口を両手で塞ぎ、驚愕していた。
サージスは今、ユリアナと向き合っている。
なのに、その肉棒は衰える様子はなく、むしろ滾りきって早く解放されたがっているかの様だった。
(サージス様は、後背位でしか、勃たなかった筈なのに……)
それすら、平気になったのだろうか?
獣の様に乱暴に交わうのも堪らなかったが、自分はサージスの顔を見ながらイかせて貰った事はない。
二年間の間、ただの一度も。
ギリリ、と歯を噛み締めた。
自分だって抱き合いながらイってみたかったし、他の体位だって試したかった。
ただ、それを言わなかったのは、サージスが嫌がるかもしれないと思ったからだ。
サージスとの行為にケチを付けているとは思われたくなかった。
「……許せない……」
あの、小娘。
虫一匹殺さない様な顔をして、私のサージス様に、何をしたの。
取り返したい。
美しく、完璧な、男。
あのサファイアに輝く瞳で見つめられたい。
触る事の許されなかった銀糸の髪に、指を通したい。
血の繋がる妹の狂気から、守ってあげたい。
キャロラインの胸に、使命感が宿る。
(ここから出るには……どうしたら……)
先程、一瞬だけキャロラインを見た筈のサージスは、今またユリアナの身体に夢中になり、キャロラインの存在すら忘れているかの様だった。
「あはぁん!!」
それは、示し合わせたかの様に、同時だった。
サージスの愛撫に喘ぐユリアナの潤んだ瞳に、まだ明るめの夜空を背景としてパッと光の粒が広がったのと。
サージスに導かれる形でいつの間にか四つ這いにされ、スライムを取り除かれた後の蠢く肉襞に、ズプンと奥の奥までユリアナを狂わせる質量のペニスが突かれたのは。
ユリアナの美しい髪が波を描いて、宙に舞う。
ユリアナの汗と愛液が、パチンと弾けて宙に舞う。
それは、スローモーションの様で、だが一瞬の事だった。
ドドドン、パチパチパチパチ…………………
一瞬のちに、弾けた花火は太鼓の様な腹に響く大きな音と、枯れた花びらを思わせる様な残像を残しながら消えてゆく。
しかし、ユリアナの膣に叩き込まれる質量は、消えるどころか更に存在を増すばかりだった。
ずちゃ!!ずっちゃ、ぐちゅ、ぐちゅん!!
「あん♥️ふ、あ♥️あぁ♥️」
「可愛いユリアナ、花火が、上がって、嬉しいかい?」
サージスが、狂暴な迄に腰を叩き付けながら、そして対照的に優しく耳を食みながらユリアナに聞いた。
ヒュルルルルルヒュルルルヒュルルルルル
パッ
「あぁ♥️凄い、ですぅ」
ドド━━━━━━ン!!
「ああ、綺麗だ」
ドドド━━━━━━━━━ン!!
「はなび……」
パチパチパチパチパチパチ…………………
「綺麗だよ、ユリアナ」
ヒュルルルルルヒュ━━━━━━ンヒュ━━━━━━ン
「にいさま、も、凄いの……」
パッ
二人の美しい兄妹の顔に身体に、色鮮やかな光が写し出される。
それは誰が見る事もないが彫刻の様に完成された美だった。
……いや、見ている者は一人いたが、迫り来る壁の恐怖と、愛される女へのどす黒い感情と、愛する者の信じられない姿に、それを直視する術がなかった。
ぐちん、ぐちゅ、ぬちゅ、ぬぷ、ぐぽっ!ずぷん!!
「~~~~♥️♥️!!」
ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ、ぐりぃ!!
「ひぃん!!♥️♥️」
見ているだけしか出来ないキャロラインは、身体が疼いてきた。
5年前までは自分が受け入れてきた剛直が、今は自分を満たす事はない。
(あぁ、私もサージス様に……触って頂きたい……)
性に奔放な女は、片田舎でもそれなりにつまみ食いはしていた。
しかし、サージス程の立派な逸物となると、なかなか張り合える者はいない。
(欲しい……サージス様……!………あら?サージス様の……)
キャロラインの目は、サージスの肉棒に釘付けとなった。
(サージス様のペニス……あんなに、大きかったかしら??媚薬のせい……?)
目の前でぬぷぬぷとユリアナの蜜壺に我が物顔で出入りするサージスのペニスは、キャロラインが見た事ない程、太かった。
ユリアナの手首大の剛直を、ユリアナの膣は慣れ親しんだ様に受け入れている。
ユリアナの横顔は蕩け、絞まりがないのに、愛されている者の特権か、その幸せに満ち足りた表情は女神の様だ。
ドォン!ドォン!ドン!
ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!
「っ♥️ふぁん♥️」
ヒュ━━━━━━シュルルルルルルルル
ぐちり、ぐぽっ、ぐっぷぐっぷずちゅん!!
「ぁ♥️はぁ♥️」
「ユリアナ……花火は見てて良いから、その可愛いお顔を見せて?」
サージスは、言うが早いか、ユリアナにペニスを突き刺したまま、その身体をコロリとひっくり返した。
「~~~っっっ♥️♥️」
ユリアナは、感じるポイントを抉られながら擦られて、嬌声すらあげられない。
サージスは、ユリアナの背の下に自らの膝を入れて腰を支え、身体を反らして抱える事で、仮に視界がひっくり返ろうとも、ユリアナの瞳に花火を映し続けさせた。
それまでの激しい抽送を止め、ユリアナの膣をかき混ぜる様に腰で円を描く。
同時に、細い指先で陰核を弾き、ユリアナのピンと桜色に色付く胸の先端の蕾を舌でコロコロ転がした。
「んっ♥️気持ち、い………です、兄、様ぁ……」
ユリアナは、花火を映していた瞳を閉じた。
眦から、快楽による涙が一筋、つー、とシーツに落ちる。
キャロラインは、大きく開けた口を両手で塞ぎ、驚愕していた。
サージスは今、ユリアナと向き合っている。
なのに、その肉棒は衰える様子はなく、むしろ滾りきって早く解放されたがっているかの様だった。
(サージス様は、後背位でしか、勃たなかった筈なのに……)
それすら、平気になったのだろうか?
獣の様に乱暴に交わうのも堪らなかったが、自分はサージスの顔を見ながらイかせて貰った事はない。
二年間の間、ただの一度も。
ギリリ、と歯を噛み締めた。
自分だって抱き合いながらイってみたかったし、他の体位だって試したかった。
ただ、それを言わなかったのは、サージスが嫌がるかもしれないと思ったからだ。
サージスとの行為にケチを付けているとは思われたくなかった。
「……許せない……」
あの、小娘。
虫一匹殺さない様な顔をして、私のサージス様に、何をしたの。
取り返したい。
美しく、完璧な、男。
あのサファイアに輝く瞳で見つめられたい。
触る事の許されなかった銀糸の髪に、指を通したい。
血の繋がる妹の狂気から、守ってあげたい。
キャロラインの胸に、使命感が宿る。
(ここから出るには……どうしたら……)
先程、一瞬だけキャロラインを見た筈のサージスは、今またユリアナの身体に夢中になり、キャロラインの存在すら忘れているかの様だった。
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