血筋の為に、女体化したら

6 ※

「う♡あぁ……っっ♡♡」
「ああ、セスのメス穴は凄いな……っ、俺のを咥え込んで離さないのわかるか？ほら、ナカがうねって締め付けて……もう、出るっ！！」
ジークは私の女性器に、再び大量の子種を放った──。



ジークの男性器は未使用であることが勿体ないと思う程に立派で、そのイチモツが膣を割り開いて入ってきた時は、私の目尻に涙が浮かんだ程だった。

多分童貞だから、女性器をもっと解してから挿入しなければならないことに気付けなかったのだろう。
私も自分の身体の構造がわからないから大丈夫だと思ってしまったのだが、全く大丈夫ではなかった。

痛すぎて、この痛みを世の中の多くの女性達は経験したのかと思うと称賛に値すると思う程だ。

けれど、ジークは童貞らしく、穴に突っ込んだ瞬間に果ててくれた。
魂の抜けたような顔をするジークを少し不憫に思い、私は彼の頭を胸に埋めてそれを撫でながら「初めてなんて、皆そんなものだ」と慰めた。

整った顔をしているのだから、研究オタクでなければ今までいくらでも童貞を卒業する機会なんてあっただろうに……と思ったが、ジークは私でなければ勃起しないと言っていたことを思い出し、自分の後ろをジークに掘られるところを想像してゾッとする。

ともかく、これでめでたくジークは童貞ではなくなったし、私も子種を頂戴した。
嫌悪感を抱く前に終了したのは何よりだ。
「さて、これで妊娠したかな？排卵日がわからないから、予想もつかないが」
やることはやったので私がジークの頭をポンポンと叩いて退くように伝えると、ジークは私の豊満なおっぱいから顔を上げ、「……リベンジさせてくれ」とのたまう。
「結構……いやかなり痛かったんだ、もういいだろう？」
私はそう言いながら、自分でジークの下から抜け出し、離れようとする。
だがジークは、私の腰に手を回し、しがみついてきて懇願した。
重い。

「頼む、セス！！」
「男のプライドはないのか、ジーク」
親友の情けない姿に呆れながら、私はジークの頭を押して引き剥がそうとした……が、力が上手く入らない。

成る程、女性の力がか弱いとはこういうことかと納得している間に、ジークは私の後ろから覆い被さってきた。
そして、自分の放ったものがトロトロと流れ出る私の穴の入口を、大きさを取り戻した肉棒の先端でふさぐ。
腰を掴まれたと同時に引き寄せられ、後ろから一気に奥まで貫かれた。

「んっ……！♡」
「ほらセス、ヌルヌルになってるし二回目だから、すんなり入ったぞ」
「ジーク、お前……ひぅ♡♡」
私が文句を口にする前に、つい先程処女を失った者への配慮や手加減を知らない童貞はどちゅん、と思いきり腰を打ち付けた。
私のお尻から太腿にかけて、今の私にはない男の睾丸がパチュンと当たる。

「やば、セスの声。もろチンコにくるな。もっかい喘いでみてくれ」
興奮したらしいジークは、無遠慮に腰をスライドさせる。

「あっ♡♡ん……ッッ♡♡」
深いところと浅いところ、ジークは巧みに私の膣内を探っていく。
その最中、ぐぐぐ、と膣の中で膨張するジークのペニスに、そのまま達するだろうと高を括っていた私だったが、ジークはその辺の飲み込みも早かった。
「成る程、イきそうになったら止まればいいのか」
自分がどうすれば埋めたまま長持ちするか直ぐに見極め、自分よりも私に快感を与えることで射精感をやり過ごす。


「ぁ♡やめっ♡乳首、抓る、なぁっ♡♡」
腰を掴んでいた両手は私の胸に移動し、親指と人差し指の腹で摘まれてコリコリ♡と拗られる。
同時に首筋をねろねろと舐められ、私の膣がきゅうきゅうと反応するように収縮したのがわかった。