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異世界衝撃実録~常識が違いすぎてついていけませんby聖女~

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私の1日は、大抵たいてい驚きと衝撃に満ちている。
そして今も、私の絶叫が部屋中に響き渡った。


「性交部屋ぁっ!?」
「はい、性交部屋です」
私は図らずも大声を出してしまった事に気付いて、慌てて手で口を塞いだ。
クロエはそんな私の様子に
「この部屋は防音ですから。お気になさらずとも大丈夫ですよ、聖女様」
と、クスクス笑う。
……本当に、いつ見ても妖精みたいな人だ。

「……あのぅ、一応、念の為、心臓の為に確認するんだけど……まさか、まさか、その部屋って……」
「?夫婦の営みの為の部屋ですよ?セックスする為の部屋?不純異性交友をする為の部…「うん、わかった。もういい。アリガトウ」

私は、首を傾げながら困った様に優しく微笑む美女の元・女家庭教師カヴァネス、クロエを前に頭を抱えた。
クロエが驚きに目を見張るのを見てこの世界の常識を思い出し、さま手を頭から離す。

この世界で、髪は不浄だ。
この世界で頭を抱え込むのは、お尻の穴に指を突っ込むのと同等の行為だ。
「ごめんね、ちょっと洗面器かりるね」
私はクロエの為に席を立ち、部屋に備え付けてある洗面器で入念に手を洗った。
私だって、目の前でお尻の穴に指を突っ込んだ人の手の行方は気になるもん。
ここはクロエの家だから、髪に触れた手で他の物に触るなんて許されない。
……面倒だけどね!!仕方ない!!

手をしっかり洗い終えると、サッとタオルが手渡された。
「ありがとう、クロエ。ごめんね、身重なのに」
「いいえ、聖女様」

クロエは普段、公爵令嬢であるカーディナルのレディースメイドをしている為、こういう時の手際の良さや気の利き方にはいつも感心させられる。
今は妊娠中だから、お仕事は長期休暇に入っているんだけど。

今日私は、対外的にはカーディナルに会うとして公爵家を訪れている。
わざと早目に出発して、ちゃっかりクロエとの面会時間も確保した。
カーディナルは今地学の勉学中で、それが終わった頃にカーディナルとも会う予定だ。

ここは、クロエの部屋。執事の人と結婚したので、二人部屋だ。
とても使用人の部屋とは思えない程しっかりとした部屋だったので、安心した。
子供が生まれたら公爵家の外に自宅を構えるらしく、今は物件探しをしているとの事。
クロエの幸せそうな笑顔が眩しい。
クロエの婚約が決まったと聞いて、直ぐ様聖女の特権?を活かして恩人である彼女の喜びそうなものをプレゼントしたい、と王様にお願いしたら、調度品となったらしい。
クロエは恐縮していたけど、喜んでくれれば何よりだ。


で、私は何気なく使用人部屋の間取りを聞いただけだった筈だ。
クロエに聞いたら、それを聞く事自体はこの世界でも失礼にはあたらないらしいので。

あっちにお風呂?とか、トイレも個別についてるの?とか。
寝室は二人別なの?とか。

で、聞いてない扉があったから、あの部屋は?とか聞いた。
クロエは衝撃の返事をした。

「性交部屋です」

と。
そして、冒頭のやり取りだ。
するよね?絶叫するよね??今、真横に日本人がいないのが非常に残念だ!!


聞けば、寝室は寝るだけの場所だとか。
この世界では普通、性交部屋で夫婦や恋人はセックスするらしい。

……な、生々しいよ……!!

そう言えば、以前クロエとの会話の中で、この国ではお尻でまぐわうのが普通だとか、えっちする時には部屋の天井に備えれた滑車がどうのって話になった気がする。
……恐ろしや、異世界の常識。
開けてはいけないパンドラの箱。
まさに、その部屋の扉はそんな感じがした。



***



クロエは、私が聖女としてこの世界に召喚されてから、初めて口をきいてくれた人だ。
彼女がいなかったら、私はこの世界に対する恐怖で気が狂っていたかもしれない。
まさに恩人だ。

この世界は、常識が日本と余りにも違う。
上流階級であればあるほど、人と話す事は「はしたない」「恥ずべき」事として認知されている為、私が一生懸命話し掛けても誰もウンともスンとも言ってくれなかった。
そんな事を知らない私は、聖女として敬われているのに嘲笑う態度を隠そうとしない侍女達に囲まれ、急に肩を叩かれたり、髪を切られたりして、怯え、憔悴していった。

そんな私に、この世界の常識を教えてくれたのがクロエだった。
世界の常識さえわかれば、侍女達の考え方や行動も理解出来てくる。
徐々に他の人ともコミュニケーションが取れる様になり、クロエの紹介でカーディナルと友人になった頃、クロエは女家庭教師(カヴァネス)の役目をカーディナルに引き継いで、私の元を離れた。

「本来なら、聖女様のご尊顔を拝見する事すら出来ない身分ですから」と言って、その日からクロエさん、と敬称をつけて呼ぶのさえ許して貰えなくなった。

カーディナルに頼んで、私付きにして貰おうかとも思ったのだけど、「うちの執事がクロエの事大好きで仕方ないから、許してやって~」と言われて諦めた。


「時に、聖女様?今日は何かご相談があると伺っておりましたが?」
は、そうだった。
性交部屋という存在に、危うく目的を見失ってしまうところだった。

「あの、クロエから見て、第一皇子ってどんな感じの人かな?」
「……と、申しますと?」
「うーん……あのね、この国の王様に第二皇子との婚約を勧められたの。だけど、少しやり取りしてみたら……ちょっと……」
正直に言おう。趣味じゃなかった。
皇子なだけあって顔の造作が良いし、ハゲ……いや、髪を全部剃っているのはまだ許せるが、家族になっても『話すなんてあり得ない』とおっしゃったのだ。
因みに、この世界では宙に文字を書いて相手とやり取りをする。
だから、王宮は常にしーーーーーん、と静まり返っているのだ。

日本人ならわかってくれると思う。
話せるなら話せよ!!
耳が聞こえない方に手話というのなら、とても良いと思う。
しかし、私はもっとこう……おしゃべりを楽しみたい!!
マンツーマンなら問題ないかもだけど、何人も集まったところで一人ひとりの文字を読んでいく、って何の拷問か。
皆で駄弁りたいのだ。
なくなって気付く、井戸端会議の偉大さよ。


第二皇子は貴族意識が異常に高いのだ。
早々に断ったら、理由を聞いた王様が、今度は「なら第一皇子ならどうか」と言ってきた。
第一皇子は、諸外国で外交を中心に活躍している為に、めったに国にいないと言う。
ただ……私も、侍女達のおしゃべり(文字書き)を盗み読みしてしまった時があって、そこには「変わり者」「奇人」「野蛮」等という言葉がチラホラ見受けられたのだ。
お会いする前に不安になり、ついクロエに聞いてしまっても、仕方ないと思う。


クロエは、うーん?と考えてから話した。
「そうですね……皇子としての能力といいますか、後継者としては素晴らしい才能の持ち主だと伺っております。その一方で、カーディナル様と同じく変わり者だと称されておりますね」
「……と、言うと?」
「第二皇子様は、その気位の高さからなかなか婚約者様が決まりませんが、第一皇子様は逆で……大抵、ご面会した直後にご令嬢側からお断りされるとの噂です」
「……つまり?」
「第一皇子は、平気で言葉を発したり、髪を伸ばされたりするのですよ」
「……それって」
クロエはにっこり笑って言った。
「聖女様とは、ご結婚とまではいかなくとも、気が合うとは思いますよ」



***



「へぇ、あんたが聖女様かー。豊満ボディーの妖艶な女かと思ったら、何だかやけに可愛らしい感じだな」
「……それは、どうも?」
けなされているのか褒められているのか微妙だったので、私も微妙に返した。

最初は『初めまして、聖女様。私はこの国の第一皇子、ガディスギスと申します。お目にかかれて光栄です』と爽やか笑顔を振り撒いて、二人きりにされたとたんに態度を変えやがったよ、この人。

でも、本当に髪を伸ばしてて驚いた。
ま、まぁ伸ばすと言っても、日本じゃかなり短いけど。
短髪が凄く似合っていて、精悍な顔つきのイケメンだった。

しかし、本当に話してくれるんだ、この人。
この王宮で話してくれる人に会ったのは、クロエとカーディナルに続いて3人目だ。

「……へぇ。あんた、話す事が平気なんだな?」
「いや、むしろ嬉しいです。手が疲れないので」
私が即答すると、目の前の男は笑った。
「気に入った。俺の髪見ても、何とも思ってなさそうだったもんな」
まぁ、先に聞いていたので。
「そちらは驚いてましたね」
私がそう返すと、第一皇子は決まり悪そうに頬をぽりぽりした。
「……まぁ、悪かったよ。まさか聖女なのに、髪が肩上まであるとは思わなくて」
「私の世界では、これが常識なので」
「らしいな。弟から、あんたから色々あり得ない事聞かれたって言われたぞ」
ヤバい、思い当たる節がない。

「髪を伸ばしたいと言ったら許可してくれるかとか、結婚したら話してくれるのかとか」
ああ、それか。
「はい。聞きました」
「あいつは憤慨していたが、俺は全く問題ない」
「……えっ?」
「髪を伸ばしてもいいし、家族になったら話す。ただ……俺からも、聞いていいか?」
「な、何でしょう?」
「もし……、もし、その伸ばした髪に触れたい、と言ったら」「いいですよ」
私は再び即答した。

すると、目の前の男は驚愕に目を見開いている。
「……ほ、本当に?」
「全く問題ありません」
「頭触っても?頬擦りしても?」

つまりこれはあれか?日本で言うところの、ウン◯に触って頬擦りしても良いのか聞かれているのか?

ウン◯なら勿論NOだし、この世界の令嬢ならあり得ないだろう。
しかし、私は日本人なのだ。
何の問題があろう。
むしろ、髪の毛が相手に触れてしまう、と常時気にする事の方が、気が滅入る。

「勿論、良いですよ」
「……何の抵抗もないんだな、あんた。やべぇ、すげぇ嬉しい」
そんなに喜ばれると、こちらまでこそばゆくなってしまう。
精悍なイケメンが顔を赤らめて、照れてる様子なんて眼福だ。

「聖女がこんな変態だったなんて」
黙れ、お前に言われたくない!!



***



私は第一皇子と婚約する事になった。
二人で王様に報告に伺うと、王様は目に涙を浮かべながら喜んで下さった。

『まさか、ガディスギスの嫁に来てくれる変……心の広い女性が、いらっしゃったとは!!それが聖女様だったとは!!これ程喜ばしい事があろうか。早速、聖女様の気持ちが変……気持ちは変わらないであろうから、二人の部屋を用意致そう』

そうして、その日中にお部屋のお引っ越しとなった。
……と言っても、大変なのは女中の方々で、私は身一つの移動なんだけど。


案内されたそこは、両扉の豪華なお部屋だった。
以前は女性らしい、可愛らしい調度品だったけど、今度は少しスマートな感じのギラギラした装飾のない、けれども素材は良さそうな調度品が並んでいる。
多分、第一皇子の趣味なんだろう。


「お、先についてたか」
侍女がまだいたので、文字で返す。
『はい』
第一皇子はつまらなそうな表情をすると、腰につけたベルを鳴らして『おい、二人きりにしろ』と仕事中の侍女達に指示してしまった。

侍女達は文句も言わずに一礼し、部屋を後にする。
「ちょっと、片付けてくれてた最中だったのに!!」
「大丈夫だ、俺達が性交部屋に移動すれば、その間に片付けてくれるからさ。それより、聖女様の名前は何て言うんだ?」
「……せ、聖珠せいじゅです」
何だか突っ込まなきゃいけない事を言われた気がするけど、名前を聞かれたので答える。
「は?聖女?」
「いえ、せ、い、じゅ、です」
「何だ、その名前!!」
悪かったね、キラキラネームで!!
聖女様聖女様呼ばれても、名前呼ばれてるみたいで違和感ないんだよ、本当に!!文字だと違和感ありまくりなんだけどね。
「悪い悪い、ぶすくれるなって」
第一皇子は、そっと私の頬にキスをする。
……おぉ、いきなりか。
「私にも、もう一度名前教えて下さい」
「ガディスギスだ」
「ガディ……?」
「ガディスギス」
「ガディス、ギス」
「言いにくいか」
「はい、とても」
「じゃあ、ガディかガディスで良いぞ」
「ガディで」
「セイジュ。……か、髪に触れても、良いか?」
頬へのキスは申請なしで、髪に触れるのは申請ありなのが笑える。
「はい。どうぞ」
「……失礼……うわ、艶々してるな……撫でると、黒曜石みたいで……流すと、爪を細かく縦に切ったみたいな感触だ」
ガディ、凄くわかりにくいよ、それ。

「私も触っていいですか?」
「えっ……!?!?」
ガディは、顔を真っ赤にして後ずさった。

「……」
「……」
しばらく、無言が続く。

「わ、わかった……セイジュが望むなら。ただ、場所を変えよう」

そうしていざなわれた場所は。

「どこのSMクラブだーーっっ!!」

衝撃の、性交部屋だった。



***



「あああ開けたくなかったパンドラの箱おおお!!!」
怪しい椅子やら、怪しいロープやら、怪しい液体やら、怪しいバイブやらが並んでいるのをしっかりと目にしてしまった。
おぉ、クロエが言っていた滑車が本当に天井に……

「?何言ってんだ?ほら、早くこっち来い」
「いやいやいやいや、何平然としてるのガディ!!」
「……何が?」
「わ、私達今日婚約が認められたんだよねぇ??ま、まずさ、展開早すぎない??」

部屋の右横でスタンバイしているガディの場所は、どこからどうみても脱衣場だった。
何?これから脱ぐの!?脱いで何するの?ってナニか!!

「いや、普通だから。恋人になったら直ぐにヤる。これ常識」
「非常識ですからーーっっ!!」
「まぁまぁ、ものは試しだ。早くやろうぜ」
私はあっさりガディに捕獲され、聖女らしい無駄にだぼだぼの服をペイっと剥がされてしまった。
「……脱皮みてぇ」
「ガディ、嫌味な程ムードないな!!」
身体を隠して座り込んだ私に、ガディは今度は「早く脱がせろって」とのたまう。
「何でよ!」
「お互いに脱がしあうのがルールなんだよ」
「じゃあ一生脱がさないって!!」
「ま、ルールなんて俺は関係ないけど」
バサッバサッと音がして、嫌な予感がした私は恐る恐る顔をあげた。

うわぁ……そのエリンギ、おっきすぎない?

顔がひきつり、眼に涙が浮かぶ。
「さ、座って」
そんな私の状態を気にする事もなく、ガディは私をひょいと持ち上げ、椅子に座らせた。

……産婦人科にありそうな椅子、だ。
しかし、やや作りが違う。
ん?何だか両手を拘束された。

「やだやだ!ガディ、何してるのよ!!」
「何だか逃げ出しそうだなと思って」
「そりゃ逃げるよ!てか、ガディ今度は何持ってんのよ!!」
「ん?セイジュの世界にはないのか?これはローションと言って……」
いや、あるよ!知ってるよ!!実はマッサージオイルだったりしないかなってちょびっと現実逃避したかっただけだよ!!

「お尻の穴の洗浄と、腸の保護、それと拡張を同時に行うものだ」
「……洗浄?保護?拡張?」
あ、ないかも。滑りやすくするだけだと思ってた。

「まぁ、百聞は一見にしかずだ。ほら、塗るぞー」
ちゅぶ……
「いやあああああ!!」
私の願いも虚しく、ガディは遠慮なくたっぷりとローションを落とした指を私のお尻に突き刺した。

ぢゅぷ、ぢゅぷ、ぢゅぷ……
「ん、ひぅん……」
なに、これ。

「痛くないだろ?次、指増やして広げるぞー」

みちみち、と広げられた感じがするし、指が2本……3本……4本入っている気もするのに、全く痛くない。
それどころか……

「ぁ、はぁん……」
「気持ち良さそうな声出てきたな。流石質の良いローションなだけある。普通はバイブも使うんだけど、大丈夫そうだな」

じゅぼ!!じゅぼ!じゅっぽ!!

「ひぃん!!ぁん!あふぅ……」
ヤバい、おかしい、私おかしい、お尻が気持ち良い!!

ずるっ……

私を気持ち良くしていた指が抜かれ、椅子が回転したり開いたり目まぐるしく動いて、私はガディに背を向ける格好で固定された。

「入れるぞ」
じゅぶん!!
「ぁん!!」
指の代わりにガディのエリンギがお尻の穴に入ってくる。

じゅぷ!!じゅっぽ!!じゅぷ!!
「いやあああ!!抜いてぇ!!変態ーーっっ!!」
「何言ってやがる。明らかに、お尻の穴に突っ込まれて喜んでるだろうが」
「私の、私の世界では、お尻でしないのぉ!!」
じゅく、じゅく、じゅっぷ!!
「へぇ?口でするのが普通とか?」
「違うわよ、膣に決まってるでしょうがーーっっ!!」
私は、お尻からの刺激に耐えながら叫んだ。

ぴた、とガディが静止する。
「……何だって?」
「だから!!お尻じゃなくて……ち、膣で。おまんこに、入れて欲しいの」
「……本気か?」
「うん」
これ以上お尻を開発されたら、私はお尻でよがってしまう女になってしまう。それは避けたい。

「セイジュさ……想像以上に、変態なんだな」
「それはこっちの台詞だーー!!」


私の叫びが部屋中に轟いた。



***



「へえ……セイジュの世界では、お尻じゃなくてマンコ使うのが一般的なのか」
「……そうですっ」
「男性器にゴムを被せて、セックスするんだ」
「……そう」
「うわー、子作り以外でマンコ使うのか……何だか倒錯的だな。よし、やってみよう」
「ちょちょちょ、ゴムないじゃない!!」
「ないね」
「じゃあ、無理」
「じゃあ、やっぱりお尻しかないじゃん」
拘束されて動けない私のおっぱいを、ガディはぱくりと咥えて言った。
「……でも、お尻の穴は、ちょっと抵抗あるって言うか……」
「何で?痛くない、避妊出来る、お互い気持ち良い。何が問題?」
「うっ……」
「ひとまず、俺は寸止めでさっきからキツイ。ひとまず一発だけはやらせて」
「……」
「やらせて」
「……わ、わかった……けど、一回したら、椅子から下ろさせて」
「約束する」

結局、お尻の穴を許してしまった私は、その後痺れ粉という感度アップする小道具を使われ、潮吹きするまで感じてしまった。
……ガディが一回イくまでに、一時間以上かけて散々可愛がられた気がする。

痙攣が止まらず、口から涎を垂らし、膣から愛液を滴らせた私の後穴にたっぷり子種を撒き散らしたガディは、私を椅子から下ろし……


今度は置いてあったロープで縛りあげて・・・・・滑車に吊るした・・・・・・・


意識が朦朧とする私に、ガディはにっこり笑って「椅子からは下ろしたよ」と言う。
そのまままた散々お尻をほじくられ続け、ようやっと解放されたのに、今度はお尻の穴の拡張の為にアナルバイブを常時突っ込まれるなんて、誰が想像しただろうか。


……私の1日は、大抵たいてい驚きと衝撃に満ちている。
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