事の顛末をお話致します～フタナリ妹から求愛されてしまった件について～

5、答えのない問い

ぢゅぷ！ぢゅぽ！ばちゅん！！♡♡

「お姉様、お上手ですわ……っ、お姉様のおまんこ、とっても気持ち良くて、最高です……っ！」
マリーエがクローチェの上で淫らに腰を振れば、クローチェもその美しく取り繕われた澄ました顔を歪めて一心不乱にその快楽を貪った。
「お姉様、お姉様……っ」
「……っ、クロー、チェ……っっ！」
やがて二人は、お互いの胸の頂きを擦り付け合いながらどちらともなく激しい口付けを交わす。

くちゃ、くちゃ、くちゅ、くちょ……

クローチェの舌がマリーエの口内を蹂躙する度、マリーエの蜜口はきゅんきゅん♡と何度も収縮してクローチェの射精感を高めさせる。
「お姉様、私のお姉様……っ！！」
細いクローチェの片腕がマリーエにすがるようにその腰に絡み付き、もう片方の手は二人の結合部に伸びて、その親指はマリーエの陰核を押し潰すように添えられた。

「あぁっ……♡♡クローチェ、凄いです……っ♡♡」
クローチェの先走りという媚薬を体内に取り入れたマリーエは、二人でその先にある快感を享受する為に心を解放して激しく妹を渇望する。
「クローチェ♡クローチェ……っ♡気持ち、良いっ……♡♡！！」
「お姉様……っ、もっと、私を欲しがって下さい……っ！！」
クローチェが秘豆に添えていた親指をぐりぐりぃ♡♡と動かせば、マリーエは背を反らして最奥までクローチェの剛直を受け入れ、そのまま搾り上げるように壁が蠢いた。
「あひぃぃぃ……ッッ♡♡」
「く、ぅ……ッッ」
クローチェがマリーエの膣内にそのままどぷ♡♡と達すると同時に、マリーエは多幸感に包まれる。

両性具有のクローチェの精は、子種がなく孕ませられない代わりに強力な媚薬の効果がある。
だから、このままではいけない……という僅かな思いを、遥か彼方に流し消し去る勢いでクローチェの放ったものはマリーエの自我を失くしていく。


正真正銘異母姉妹である二人は蜜月と言っても差し支えない毎夜を過ごし、そして朝になるとマリーエはその行為を神に懺悔するのだ。

(あの時の私の選択が、悪かったというのでしょうか……？私は一体、あの時どうすれば良かったのでしょうか……？)

マリーエの脳裏に浮かぶのは、出会った頃の愛らしい妹。
両性具有という特殊な身体に生まれ、常に劣等感と自己否定感に苛まれていた妹。
そんな妹に自信を持って貰いたくて、そのままでも愛されることを知って貰いたくて、マリーエはクローチェを大切にした。
過剰な愛を与えたつもりはないのに、クローチェはマリーエに執着し、果てには求愛されてしまった。

クローチェと二人、この修道院に入ってからというもの、外界の動きはその気配すら全く感じさせない。
そう、それはまるで二人だけの世界が出来上がってしまったかのような日々だった──