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お仕置き編
レベル4 橙利&橙真 ★
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息を大きく吸って、吐いて下さい。
力を抜いて、水に体を預けるようにリラックスです。
スピーカーから流れる女性の声とゆったりした音楽を聴きながら、僕はぷかぷかと水面を浮いていた。
ここは、自家用温泉プール。
自家用プールのテーマは『森林』。
広いプールを囲むようにヤシの木とバナナの木が何本も植えられ、綺麗に手入れされた芝生が生い茂る。
寒くも暑くもならないように一定に保たれた温度調節され、季節関係なく温かく裸で過ごしやすい、まるでリゾートのようなプール。
普段よりも温かい水で、両腕には浮かびやすいように、オレンジ色の腕用浮き輪を付けながら浮く。
ふと、水面に出る大きなお腹に時より僕は撫でる。
朝、起きたら突然、お腹が大きくなっていた。
僕は驚くがお腹を見た、橙真兄さんと勇橙兄さんが『おめでとう』と大喜びでお祝いの言葉を言われた。
なんのお祝いなんだろう…。
状況が掴めない僕に、
『とーりちゃんのお腹の中には、赤ちゃんがいるのよ』
と橙真兄さんに言われ、僕は呆然とした。
赤ちゃん…?
『出産の準備、しましょう』
そうして僕は、何ヶ月もプールで過ごしていた。
「とーりちゃん。出ておいで」
プールサイドから橙真兄さんに呼ばれる。
白いワイシャツにベージュ色のズボン。
濡れないように腕捲りをし、ズボンの裾をふくろはぎのとこまで折っている。
いつもきちんとしたスーツを着る姿もカッコいいが、ラフな服装の橙真兄さんも更にカッコいい…。
僕は素直にプールに足をつけて立つと、ゆっくり歩いて橙真兄さんのところに向かう。
最初はお腹が大きくて、上手く水中の中で動けなかったが、毎日続けるとコツが掴めた。
「さぁ、手を貸して」
と手を差し伸べられたので、手を出すとお腹が大きのと水圧で重い体を軽々とお持ち上げる。
橙真兄さん、力持ち…。
水から出すとそのまま横抱きで歩き、プールサイドに置かれている、ダークブラウン色のデッキチェアに座らせる。
水分補給にと炭酸水を手渡され、それを飲む。
シュワシュワ~。
その間に橙真兄さんが両腕の浮き輪を外し、隅々まで綺麗にふかふかのタオルで体を拭いてくれる。
いつも通りに尽くされる。
「気持ち良かった?」
「うん、良かった」
「良かったわ。マタニティスイミングは体の負担を軽減しながら鍛えてくれるから」
と優しく微笑む。
マタニティスイミング。
血流量の増加によって血行不良になりやすく、肩こりや腰痛、むくみなどを引き起こす原因になる。
水に入ると、身体全体に水圧がかかり、血管を程よく圧迫させ、血の巡りを良くする。
あと、不快に感じやすい症状を緩和することができる。
浮いている時に呼吸法の練習すると分娩時にスムーズに胎児が出てこれる。
それに、水に浸かり呼吸の練習をする事で、本番で無理なく自然に呼吸ができるようになる。
ちなみに胎児に十分な量の酸素を送ることも。
僕はここ何日、色々な本やビデオで勉強した。
拭き終わると、
「マッサージするわね」
と僕の足をお持ち上げて、足の裏を揉みだす。
「あっ、んっ…」
「気持ちいい?」
橙真兄さんの手が足の裏からふくらはぎ、太ももへと揉んでいく。
「う、うん…あっ、あんっ…」
「出産には足腰を鍛えないとツラいですって」
「い、痛い…?」
「不安は分かるわ。だけど、水中で出産するからリラックスして出産が出来るわ」
安心させるため、頭を撫でる。
そして、橙真兄さんに太ももを舐められる。
「…んっ、…あ…、ああっ…」
「少ししょっぱい。このプールの水は人肌の温度に羊水と同じくらいの塩分濃度にしてあるからかしら」
下半身を優しく撫でながら言う。
「どれくらいで生まれるの?」
「だいたい妊娠して280日後に生まれる予定よ」
あともう少しで、生まれるんだ…。
「生まれるまで、ここで暮らすの?」
「ええ、そうよ。ここの(プール)方が出産に必要な設備はしっかりしてるし、水は毎回綺麗なものに入れ替えてるから、衛生管理も完璧よ」
「そうなんだ…」
僕は大きいお腹を撫でる。
そんな僕の行動を橙真兄さんは、愛おしそうな顔で見つめる。
「何か欲しいものはある?」
何も思いつかなかったので、頭をブンブン振る。
「それじゃ。寂しくならないように玩具、入れるわね」
いつもマッサージが終えると、
『赤ちゃんに負担がかからなければ、入れる事も出来るわ』と橙真兄さんの肉棒と同じ大きさの玩具を入れる。
白いクリームの入った器から10円玉の大きさを指に取り、僕の蕾に塗る。
「…うっ…ん…っあ…」
「ケガをしないといけないからね」
クリームのついた橙真兄さんの指が、ゆっくりと入る。
くちゅ、くちゅ。
指が前後に動かす。
「はぁ…あっ、あああ…」
柔らかくなった蕾に、
「入れるわよ」
人工的な感触の太いモノが入ってくる。
「あっ、あああっ…!」
全て入るとモーター音が僕の中から聞こえる。
「じゃあ、仕事行ってくるわ」
「…んっ…ちゅ、はぁ…ん…」
と橙真兄さんが僕の唇に濃厚なキスをする。
濃厚なキスから解放され、橙真兄さんは『行ってきます』と出て行ってしまった。
全裸の僕は、デッキチェアの置かれたプールサイドから離れた、芝生が多く敷かれている場所に置かれたハンギングチェアに座わる。
ハンギングチェアはゆらゆら揺れ、まるで揺り籠のようで安心する。
僕は自分の中でブルブルと震える太いモノから与えられる快感から耐えた。
そして、寝ては浮かび、浮かんではマッサージされ、太いモノを入れる日を繰り返していたある日、
「とーりちゃん、出産日よ」
と全裸で立っていた橙真兄さんが言った。
橙真兄さんの芸術的な肉体。
僕は見惚れながら、橙真兄さんのそばに近寄る。
「水に入って」
橙真兄さんに腕を引かれ、橙真兄さんも一緒にプールの中に入る。
プールの奥へ進んでいく。
プールは奥に行くにつれて、深くなっていって橙真兄さんは足が届くが僕だと何とかつま先立ちで立ってられるほどだ。
「このロープに、捕まって」
今まで無かったロープ。
プールサイドからプールへ伸びる長く太いロープ、ロープの先は固くひと結びされていた。
橙真兄さんにロープを掴むように言われ、ギュッと掴む。
いつの間に…ロープを用意したのかな…。
「次はゆっくり仰向けに寝て。大丈夫、支えているわ」
言われた通りに、橙真兄さんに頭と背中を支えながら、仰向けに寝る。
動くたびに聞こえる、ちゃぷちゃぷと水の揺れる音。
胸から下が水に浸かる体勢になり、天井をバックに橙真兄さんの顔が見える。
体が引っ張られる感じすると掴んでいたロープが短くなった気がする。
「そうしたら、両腕を頭の上まで上げて」
次の指示に従い、両腕を頭の上へ上げる。
また、体が引っ張られロープが頭の上までの長さになり、固くひと結びされたところに手が当たる。
「脚を上げるわ」
腰を持ち上げられ、沈んでいたお腹が浮かぶ。
「両脚を開くわね」
僕の体を支えながら、橙真兄さんも位置を変え、僕の両脚を大きく開かせられる。
開いた両脚の間に橙真兄さんがゆっくり入ってくる。
距離が近くなる。
僕の腰にガッチリした橙真兄さんの腕が回され、下げる。
下げると僕の大きなお腹がまた水の中に沈み、橙真兄さんの肉棒が丁度、僕の蕾に当たる。
「入れるよ」
所定の位置が定まり、僕の蕾に肉棒が入れられる。
「あっ!ああああっ…」
久しぶりの橙真兄さんの太い肉棒が蕾を抉じ開ける。
その衝撃に僕の腰が上下し、バシャバシャと水飛沫があがる。
「い、いやっ…あっ、あ、はぁ…」
毎日、橙真兄さんの肉棒と同じ大きさの玩具を入れ続けていたが、本物には敵わらない。
脈打つ感覚に温もり、その時に変わる膨らんで最大まで大きくなるサイズはずっと同じ大きさのままの玩具には再現出来ない。
橙真兄さんの肉棒と一緒に水も入り、奥へ奥へ進むたび蕾が快感で痺れる。
「み、みず…水が、入って…る…あっ、う…」
「大丈夫だから、ゆっくり呼吸して」
僕は頑張って、スーハースーハーと呼吸をする。
その間にズブズブと入り、奥へ到着する。
「と、橙真…に、兄さ…んの…お、ちんちん…は、入って…る」
大きい肉棒が僕の中を圧迫感する。
「そうよ、入ってるわ。毎日慣らしたけど、とーりちゃんの中はキツイわ」
橙真兄さんの顔が苦しそうな表情をする。
「に、兄さん…くるし…い?」
「大丈夫よ」
安心させるように微笑む。
その顔にホッとするが、
「あ、赤ちゃん…く、苦しくないかな…?」
赤ちゃんが心配になる。
「赤ちゃんも大丈夫よ。今度は少し激しく動くわよ」
と橙真兄さんは腰を前後に激しく動かす。
「あっ!ああああっ!…」
橙真兄さんの肉棒が僕の一番感じる場所に触れ、何度もそこを攻め、溢れる快感で僕は水の中で潮吹きした。
意識が戻るとまだ、水の中に入っていた。
橙真兄さんに横抱きにされ、僕は兄さんの胸に頭を寄りかかる体勢だった。
ふと、お腹に手を当てると、大きかったお腹がなく、ぺったんこのお腹になっていた。
「橙真兄さん…赤ちゃんは?」
橙真兄さんが優しく囁く。
「無事、生まれたわよ」
橙真兄さんの言葉に僕は辺りを見回すが、僕と橙真兄さんだけしかいなかった。
どこ…?
「こんなに可愛い赤ちゃんは、世界中探してもいないわ」
僕の額にキスをする。
赤ちゃんって…もしかして…。
「とーりちゃん。生まれてきてくれて、ありがとう」
僕が赤ちゃんなんだ…。
________________________________________________________
裏話
橙利 「橙真兄さん。僕のお腹はどうなったの?」
橙真 「外して、プールの底に沈んでるわ」
橙利 「とてもリアルだった」
橙真 「リアルに作らせた、完全防水妊婦疑似体験コルセットだもの」
橙利 「そんなのがあるんだね。僕は本当に妊娠したかと思った…」
橙真 「うふふ。でも、体験してて損はないわ。いつかあるかもしれないし」
橙利 「それって、僕にお嫁さんが出来た時?」
橙真 「…(ぶっち)…お嫁さん…(怒)」
橙利 「に、兄さん?」
冷たい空気。
橙真 「橙利。お仕置き『出産』、もう一回やろうか。いや、今までのお仕置きをやり直そうか」
橙利 「に、兄さん…お、怒ってる?言葉遣いが変わってるよ」
橙真 「さぁ、橙利。みんなのところに行って、本当に孕むまでやろうか」
橙利 「む、ムリだよ…(泣)」
橙真 「全員の子をたくさん、生もうね」
橙利 「本当にごめんなさい~(号泣)」
お仕置き編 ~完~
力を抜いて、水に体を預けるようにリラックスです。
スピーカーから流れる女性の声とゆったりした音楽を聴きながら、僕はぷかぷかと水面を浮いていた。
ここは、自家用温泉プール。
自家用プールのテーマは『森林』。
広いプールを囲むようにヤシの木とバナナの木が何本も植えられ、綺麗に手入れされた芝生が生い茂る。
寒くも暑くもならないように一定に保たれた温度調節され、季節関係なく温かく裸で過ごしやすい、まるでリゾートのようなプール。
普段よりも温かい水で、両腕には浮かびやすいように、オレンジ色の腕用浮き輪を付けながら浮く。
ふと、水面に出る大きなお腹に時より僕は撫でる。
朝、起きたら突然、お腹が大きくなっていた。
僕は驚くがお腹を見た、橙真兄さんと勇橙兄さんが『おめでとう』と大喜びでお祝いの言葉を言われた。
なんのお祝いなんだろう…。
状況が掴めない僕に、
『とーりちゃんのお腹の中には、赤ちゃんがいるのよ』
と橙真兄さんに言われ、僕は呆然とした。
赤ちゃん…?
『出産の準備、しましょう』
そうして僕は、何ヶ月もプールで過ごしていた。
「とーりちゃん。出ておいで」
プールサイドから橙真兄さんに呼ばれる。
白いワイシャツにベージュ色のズボン。
濡れないように腕捲りをし、ズボンの裾をふくろはぎのとこまで折っている。
いつもきちんとしたスーツを着る姿もカッコいいが、ラフな服装の橙真兄さんも更にカッコいい…。
僕は素直にプールに足をつけて立つと、ゆっくり歩いて橙真兄さんのところに向かう。
最初はお腹が大きくて、上手く水中の中で動けなかったが、毎日続けるとコツが掴めた。
「さぁ、手を貸して」
と手を差し伸べられたので、手を出すとお腹が大きのと水圧で重い体を軽々とお持ち上げる。
橙真兄さん、力持ち…。
水から出すとそのまま横抱きで歩き、プールサイドに置かれている、ダークブラウン色のデッキチェアに座らせる。
水分補給にと炭酸水を手渡され、それを飲む。
シュワシュワ~。
その間に橙真兄さんが両腕の浮き輪を外し、隅々まで綺麗にふかふかのタオルで体を拭いてくれる。
いつも通りに尽くされる。
「気持ち良かった?」
「うん、良かった」
「良かったわ。マタニティスイミングは体の負担を軽減しながら鍛えてくれるから」
と優しく微笑む。
マタニティスイミング。
血流量の増加によって血行不良になりやすく、肩こりや腰痛、むくみなどを引き起こす原因になる。
水に入ると、身体全体に水圧がかかり、血管を程よく圧迫させ、血の巡りを良くする。
あと、不快に感じやすい症状を緩和することができる。
浮いている時に呼吸法の練習すると分娩時にスムーズに胎児が出てこれる。
それに、水に浸かり呼吸の練習をする事で、本番で無理なく自然に呼吸ができるようになる。
ちなみに胎児に十分な量の酸素を送ることも。
僕はここ何日、色々な本やビデオで勉強した。
拭き終わると、
「マッサージするわね」
と僕の足をお持ち上げて、足の裏を揉みだす。
「あっ、んっ…」
「気持ちいい?」
橙真兄さんの手が足の裏からふくらはぎ、太ももへと揉んでいく。
「う、うん…あっ、あんっ…」
「出産には足腰を鍛えないとツラいですって」
「い、痛い…?」
「不安は分かるわ。だけど、水中で出産するからリラックスして出産が出来るわ」
安心させるため、頭を撫でる。
そして、橙真兄さんに太ももを舐められる。
「…んっ、…あ…、ああっ…」
「少ししょっぱい。このプールの水は人肌の温度に羊水と同じくらいの塩分濃度にしてあるからかしら」
下半身を優しく撫でながら言う。
「どれくらいで生まれるの?」
「だいたい妊娠して280日後に生まれる予定よ」
あともう少しで、生まれるんだ…。
「生まれるまで、ここで暮らすの?」
「ええ、そうよ。ここの(プール)方が出産に必要な設備はしっかりしてるし、水は毎回綺麗なものに入れ替えてるから、衛生管理も完璧よ」
「そうなんだ…」
僕は大きいお腹を撫でる。
そんな僕の行動を橙真兄さんは、愛おしそうな顔で見つめる。
「何か欲しいものはある?」
何も思いつかなかったので、頭をブンブン振る。
「それじゃ。寂しくならないように玩具、入れるわね」
いつもマッサージが終えると、
『赤ちゃんに負担がかからなければ、入れる事も出来るわ』と橙真兄さんの肉棒と同じ大きさの玩具を入れる。
白いクリームの入った器から10円玉の大きさを指に取り、僕の蕾に塗る。
「…うっ…ん…っあ…」
「ケガをしないといけないからね」
クリームのついた橙真兄さんの指が、ゆっくりと入る。
くちゅ、くちゅ。
指が前後に動かす。
「はぁ…あっ、あああ…」
柔らかくなった蕾に、
「入れるわよ」
人工的な感触の太いモノが入ってくる。
「あっ、あああっ…!」
全て入るとモーター音が僕の中から聞こえる。
「じゃあ、仕事行ってくるわ」
「…んっ…ちゅ、はぁ…ん…」
と橙真兄さんが僕の唇に濃厚なキスをする。
濃厚なキスから解放され、橙真兄さんは『行ってきます』と出て行ってしまった。
全裸の僕は、デッキチェアの置かれたプールサイドから離れた、芝生が多く敷かれている場所に置かれたハンギングチェアに座わる。
ハンギングチェアはゆらゆら揺れ、まるで揺り籠のようで安心する。
僕は自分の中でブルブルと震える太いモノから与えられる快感から耐えた。
そして、寝ては浮かび、浮かんではマッサージされ、太いモノを入れる日を繰り返していたある日、
「とーりちゃん、出産日よ」
と全裸で立っていた橙真兄さんが言った。
橙真兄さんの芸術的な肉体。
僕は見惚れながら、橙真兄さんのそばに近寄る。
「水に入って」
橙真兄さんに腕を引かれ、橙真兄さんも一緒にプールの中に入る。
プールの奥へ進んでいく。
プールは奥に行くにつれて、深くなっていって橙真兄さんは足が届くが僕だと何とかつま先立ちで立ってられるほどだ。
「このロープに、捕まって」
今まで無かったロープ。
プールサイドからプールへ伸びる長く太いロープ、ロープの先は固くひと結びされていた。
橙真兄さんにロープを掴むように言われ、ギュッと掴む。
いつの間に…ロープを用意したのかな…。
「次はゆっくり仰向けに寝て。大丈夫、支えているわ」
言われた通りに、橙真兄さんに頭と背中を支えながら、仰向けに寝る。
動くたびに聞こえる、ちゃぷちゃぷと水の揺れる音。
胸から下が水に浸かる体勢になり、天井をバックに橙真兄さんの顔が見える。
体が引っ張られる感じすると掴んでいたロープが短くなった気がする。
「そうしたら、両腕を頭の上まで上げて」
次の指示に従い、両腕を頭の上へ上げる。
また、体が引っ張られロープが頭の上までの長さになり、固くひと結びされたところに手が当たる。
「脚を上げるわ」
腰を持ち上げられ、沈んでいたお腹が浮かぶ。
「両脚を開くわね」
僕の体を支えながら、橙真兄さんも位置を変え、僕の両脚を大きく開かせられる。
開いた両脚の間に橙真兄さんがゆっくり入ってくる。
距離が近くなる。
僕の腰にガッチリした橙真兄さんの腕が回され、下げる。
下げると僕の大きなお腹がまた水の中に沈み、橙真兄さんの肉棒が丁度、僕の蕾に当たる。
「入れるよ」
所定の位置が定まり、僕の蕾に肉棒が入れられる。
「あっ!ああああっ…」
久しぶりの橙真兄さんの太い肉棒が蕾を抉じ開ける。
その衝撃に僕の腰が上下し、バシャバシャと水飛沫があがる。
「い、いやっ…あっ、あ、はぁ…」
毎日、橙真兄さんの肉棒と同じ大きさの玩具を入れ続けていたが、本物には敵わらない。
脈打つ感覚に温もり、その時に変わる膨らんで最大まで大きくなるサイズはずっと同じ大きさのままの玩具には再現出来ない。
橙真兄さんの肉棒と一緒に水も入り、奥へ奥へ進むたび蕾が快感で痺れる。
「み、みず…水が、入って…る…あっ、う…」
「大丈夫だから、ゆっくり呼吸して」
僕は頑張って、スーハースーハーと呼吸をする。
その間にズブズブと入り、奥へ到着する。
「と、橙真…に、兄さ…んの…お、ちんちん…は、入って…る」
大きい肉棒が僕の中を圧迫感する。
「そうよ、入ってるわ。毎日慣らしたけど、とーりちゃんの中はキツイわ」
橙真兄さんの顔が苦しそうな表情をする。
「に、兄さん…くるし…い?」
「大丈夫よ」
安心させるように微笑む。
その顔にホッとするが、
「あ、赤ちゃん…く、苦しくないかな…?」
赤ちゃんが心配になる。
「赤ちゃんも大丈夫よ。今度は少し激しく動くわよ」
と橙真兄さんは腰を前後に激しく動かす。
「あっ!ああああっ!…」
橙真兄さんの肉棒が僕の一番感じる場所に触れ、何度もそこを攻め、溢れる快感で僕は水の中で潮吹きした。
意識が戻るとまだ、水の中に入っていた。
橙真兄さんに横抱きにされ、僕は兄さんの胸に頭を寄りかかる体勢だった。
ふと、お腹に手を当てると、大きかったお腹がなく、ぺったんこのお腹になっていた。
「橙真兄さん…赤ちゃんは?」
橙真兄さんが優しく囁く。
「無事、生まれたわよ」
橙真兄さんの言葉に僕は辺りを見回すが、僕と橙真兄さんだけしかいなかった。
どこ…?
「こんなに可愛い赤ちゃんは、世界中探してもいないわ」
僕の額にキスをする。
赤ちゃんって…もしかして…。
「とーりちゃん。生まれてきてくれて、ありがとう」
僕が赤ちゃんなんだ…。
________________________________________________________
裏話
橙利 「橙真兄さん。僕のお腹はどうなったの?」
橙真 「外して、プールの底に沈んでるわ」
橙利 「とてもリアルだった」
橙真 「リアルに作らせた、完全防水妊婦疑似体験コルセットだもの」
橙利 「そんなのがあるんだね。僕は本当に妊娠したかと思った…」
橙真 「うふふ。でも、体験してて損はないわ。いつかあるかもしれないし」
橙利 「それって、僕にお嫁さんが出来た時?」
橙真 「…(ぶっち)…お嫁さん…(怒)」
橙利 「に、兄さん?」
冷たい空気。
橙真 「橙利。お仕置き『出産』、もう一回やろうか。いや、今までのお仕置きをやり直そうか」
橙利 「に、兄さん…お、怒ってる?言葉遣いが変わってるよ」
橙真 「さぁ、橙利。みんなのところに行って、本当に孕むまでやろうか」
橙利 「む、ムリだよ…(泣)」
橙真 「全員の子をたくさん、生もうね」
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