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第三射 エロは禁止

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  「ふう、とりあえず一息だ。」
  「いやあ、人助けはするもんだな。天宮よ」
   天宮と、ヘロティカは助けた少女を村まで連れていった。少女は、宿屋の娘らしく一晩泊めさせてもらえることになった。 
   「まったく、一時はどうなることかと思いましたよ。まさか、背中を押すだなんて。」
   「まあまあ、いきなり野宿よりかは良いでしょ‼結果オーライ!!」
    ヘロティカは右手の親指を立てる!!
  「まったく、まあ、色々教えてもらいますよ!!」
  「おお、いいぞ‼」
    ヘロティカは右手の親指をまた立てる。
  「なんで僕が呼ばれたんですか?」
  「まずは、この世界の状況を教えてやろう。」
    そういうと、ヘロティカは地図を取り出した。
   「ジークンは、数年前からプイーレというの組織が現れて、今は、半分くらいの土地にやつらのアジトがあるのだ。そいつらは、ありとあらゆる犯罪をしており、軍隊でも手に負えんのだ。」
 「そんな、なんで。」
「君も見ただろ、オオトカゲドン。あれは、プイーレが作成した生物兵器だ。あんなのが、ごまんといる。」 
  天宮は背中に嫌な汗をかいた。
 「プイーレは、これからドンドン勢力をのばすだろう。それを抑止するために君を呼んだ。」
 「だから、どうして僕なんですか?」
 「君には、やつらを倒せる能力がある。その能力とは・・」
   天宮は、息をのむ・・
  「オナニーをすれば、するほど戦闘能力があるあがるのだ‼」
   「・・は?」
   ヘロティカの発言に、天宮はキョトンとした。ヘロティカはまた、右手の親指を立てている。
   「そんな、バカな能力があるわけ・・」
   「だったら、さっきのあれは、どう説明する?」  
    ヘロティカの言葉に、さっきの光景が頭をよぎる。あの、デカいオオトカゲドンを・・
    「ちなみに、ここの一般軍人の能力を一とすると、オオトカゲドンは五十・・」
    オオトカゲドンは、軍人が五十人でようやくってことか。と、天宮は驚いた。



    「ちなみに、天宮。君は、六万だ。」
   ヘロティカの発言に、天宮は固まる。なにを言っているんだろうと思った。天宮は運動能力や、学力も並以下なのだ。そんな彼が六万人の軍人と同等の戦力を持ってるということだ。
   「ぼ、僕にそんな力が!!」
   「おう、しかも、まだまだ戦闘力はあがるぞ‼」
    天宮は、心が熱くなった!!こちらの世界で英雄になれば、女の子とウハウハに違いないと童貞丸出しの妄想が全開になる。 
  「モテモテで、ついに童貞卒業かあ・・」
    


  













   「あ、一つ言い忘れた。プイーレ潰すまでに、童貞卒業したら能力なくなるからな!!」
  「な、なんで!!」
  「うるさい!!そういうもんじゃい!!」 
   ヘロティカは、天宮の頬を叩いた。
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