2 / 6
新入社員の二夜
しおりを挟む
彼女と同じ仕事をするようになってから、2ヶ月が経過していた。彼女とは、仕事の話以外は別段話すことはなかった。個人的に話をしようにも、近くには他の先輩がいたりした。互いに距離をあけていたのかもしれない。また、仕事中の彼女は、地味であのような激しい交わりをするとは思えなかった。
そして、今日は仕事が一段落したので、プロジェクトに関わった人間での飲み会が行われた。もちろん、彼女も来ていた。しかし、彼女はアルコールを注文していなかった。オレンジジュースとともに、揚げ物を食べる彼女からは、あの夜の色っぽさは皆無だった。そんな彼女を尻目に僕は目の前のウーロンハイに手をつけた。
飲み会も一段落ついて、解散することとなった。何人かは、キャバクラに行くつもりらしい。明日は会社が休みなので皆はハメを外したいのだろう。僕は、次の日に予定があると言い切り上げた。本当はきらびやかな店が苦手なだけだ。
夏の蒸し暑さと、アルコールによる体の火照りが発汗を促進させる。あの夜の時はまだ、夜風が体を冷ましてくれていたのに、そんなことを考えていた。
「お疲れ様。」
振り替えると彼女がいた。僕は、何故か気まずさを覚えた。こんな風に二人きりになるのは、あの夜以来だ。夏の気候にあわせて、着ている服は彼女の胸の膨らみを再確認させた。
「あ、お疲れ様です。」
僕は、たどたどしく返事をした。いくら酔った勢いとはいえ、職場の先輩に手を出してしまった。もしかして、その事について問い詰められのではないかと、思うと暑さとは別の理由で汗が流れた。
その時だった。彼女は不意にくちびるを奪ってきた。オレンジジュースの味と香り、そしてあの夜の舌使いが口の中に入って来た。アルコールによる思考の緩やかさを、一つの刺激が完全に吹き飛ばした。
「ねえ、また行かない?」
彼女の顔をじっと見つめる。あの夜の顔がそこにはあった。職場での地味な彼女はもういなかった。
困惑する僕をよそに、彼女は僕の左腕に抱きついた。彼女の胸の柔らかさが、肘を伝わる。それだけで、股間の膨らみを感じた。
先ほど、あんなに自責の念にかられたのだが、胸の感触と沸き上がる性欲。そして、彼女のいたずらに挑発する表情が、僕の背中をおした。
ホテルに着くと、また、僕が先にシャワーを浴びた。その後に、彼女が浴びて、バスタオルを巻いて出てきた。ここまでは、前と同じ手順だ。そして、キスをして。と、そんなことを考えていると予想外のことが起きた。
ベッドで待っている、僕の目の前に来た彼女は、いきなり僕を押し倒してきた。女性の力でも、アルコールと戸惑いで僕はベッドに仰向けになった。驚く僕を見て、彼女はイタズラを仕掛ける子供の笑顔を見せた。そして、僕の腰に巻いていたバスタオルを剥ぎとった。彼女の前に、そそりたったモノがむき出しとなる。それを、彼女は口に含んだ。
彼女の口の温もりが、快感とともに脳に伝わる。彼女は丹念に僕のモノを舐めはじめた。舌の先端で隅々を舐められる気持ちよさに、男なのに声がでる。彼女の口の中は、唾液と僕の先走り汁が混じった液体で潤っていた。僕がこのままイッてしまいたいと思ったきに彼女は口を離した。その後に、こくんと彼女の喉が動く。口の中の液を飲み込んだのだろう。
「まだまだ、ダメだよ」
僕の顔を見て笑いながら言った、そんなにもの悲しい顔をしていたのだろうか。恥ずかしさに不意に目を覆う。
「本番はこれからだからね」
子供に語りかけるように言いながら、彼女はバスタオルを脱ぎ捨てた。あの雪原のような白い柔肌が姿を現す。そして、今にも掴みたくなるような胸も。見とれていると、彼女はゴムを僕のモノに被せようとしている。だが、その手は先ほどの淫らな舌使いに比べると、ぎこちなかった。やっとのことで、ゴムを被せたモノを、彼女は自分の割れ目に誘い込んだ。部屋の照明のせいで、粘液は淫靡に光り、彼女が濡れているのは、明らかだった。
彼女の下の口が、僕のモノを包み込むと、彼女は快感に溜め息を漏らす。僕も快楽のあまり膨張したものが、ビクンと彼女の中で動いた。
「あっ…!動いたね。」
小さい喘ぎの後に、彼女は色っぼく呟いた。
「じゃあ、私が動くね」
そうすると、彼女は上下に動きだした。その動きは激しく、僕のモノが頼りなく感じてしまう。
「ああっ、キモチいいっ…」
彼女は快楽のために全身を動かしていた。大きな胸がはち切れんばかりに揺れている。僕は欲望のままに彼女の胸に手を伸ばした。汗ばんだ彼女の胸は柔らかいが、先端部分はもう硬くなっていた。その硬くなった部分を、指の間で挟み弄る。
「ああっ・・・!乳首イイっ・・・」
彼女は光悦の表情を浮かべる。彼女のピストンはゆっくりとなる。そのゆっくりとしたピストンをしながら、彼女の穴は僕のモノをしっかりと締め付けていた。じっくりと、しごかれた僕のモノはもう限界だった。僕は彼女にイカされてしまった、その射精は吸い上げられる感覚を感じた。
「あっ…ああっ…!んっ…!!」彼女も同時に絶頂したらしく、小刻みに震えていた。僕の腹の下の部分は彼女の汗と愛液で濡れていた。絶頂を迎え終えた彼女は僕に覆い被さった。彼女の体の火照りが僕に伝わってきた。部屋には僕らの呼吸と、空調の音だけが響いた。
「どうして、今になって僕としたんですか。」
行為が一段落して、僕は彼女に聞いてみた。前回から2ヶ月が経過していた今になって何故だろうという疑問からだ。
「今度するときは、君のことをよく知ってからと思って」
彼女はうつむきながら答えた。
「前の時、凄い良かったし。たまに、君の顔を見るだけで、ちょっとね…」
彼女の回答に、股間はぴくついた。
「だけども、軽い女と思われたくなくて。この前の時だなんで、まさか出会ったその日にするなんて、今までそんなことなかったのに!」
彼女の叱責にぴくついた股間は萎んでいた。
「僕もあんなことはじめてで…」
しどろもどろに答えた。彼女と僕の視線があう。僕と彼女は沈黙の後に笑いあう。僕はこの時にある決心をした。そして、その決心は口から飛び出した。
「先輩!僕と正式にお付き合いを・・」
僕の告白は彼女の人差し指で、閉ざされた。
「だ〰め、まだプロジェクトは終わってないでしょ。今回は、私が我慢できなくなったからだけども。次、エッチするのは終わった時!」
僕の速効の告白は、すぐさま拒否された。僕は、少し落ち込んだ。しかし、彼女はこう言った。
「次、エッチするのは」
僕のやる気は燃えはじめた・・二つの意味で。
そして、今日は仕事が一段落したので、プロジェクトに関わった人間での飲み会が行われた。もちろん、彼女も来ていた。しかし、彼女はアルコールを注文していなかった。オレンジジュースとともに、揚げ物を食べる彼女からは、あの夜の色っぽさは皆無だった。そんな彼女を尻目に僕は目の前のウーロンハイに手をつけた。
飲み会も一段落ついて、解散することとなった。何人かは、キャバクラに行くつもりらしい。明日は会社が休みなので皆はハメを外したいのだろう。僕は、次の日に予定があると言い切り上げた。本当はきらびやかな店が苦手なだけだ。
夏の蒸し暑さと、アルコールによる体の火照りが発汗を促進させる。あの夜の時はまだ、夜風が体を冷ましてくれていたのに、そんなことを考えていた。
「お疲れ様。」
振り替えると彼女がいた。僕は、何故か気まずさを覚えた。こんな風に二人きりになるのは、あの夜以来だ。夏の気候にあわせて、着ている服は彼女の胸の膨らみを再確認させた。
「あ、お疲れ様です。」
僕は、たどたどしく返事をした。いくら酔った勢いとはいえ、職場の先輩に手を出してしまった。もしかして、その事について問い詰められのではないかと、思うと暑さとは別の理由で汗が流れた。
その時だった。彼女は不意にくちびるを奪ってきた。オレンジジュースの味と香り、そしてあの夜の舌使いが口の中に入って来た。アルコールによる思考の緩やかさを、一つの刺激が完全に吹き飛ばした。
「ねえ、また行かない?」
彼女の顔をじっと見つめる。あの夜の顔がそこにはあった。職場での地味な彼女はもういなかった。
困惑する僕をよそに、彼女は僕の左腕に抱きついた。彼女の胸の柔らかさが、肘を伝わる。それだけで、股間の膨らみを感じた。
先ほど、あんなに自責の念にかられたのだが、胸の感触と沸き上がる性欲。そして、彼女のいたずらに挑発する表情が、僕の背中をおした。
ホテルに着くと、また、僕が先にシャワーを浴びた。その後に、彼女が浴びて、バスタオルを巻いて出てきた。ここまでは、前と同じ手順だ。そして、キスをして。と、そんなことを考えていると予想外のことが起きた。
ベッドで待っている、僕の目の前に来た彼女は、いきなり僕を押し倒してきた。女性の力でも、アルコールと戸惑いで僕はベッドに仰向けになった。驚く僕を見て、彼女はイタズラを仕掛ける子供の笑顔を見せた。そして、僕の腰に巻いていたバスタオルを剥ぎとった。彼女の前に、そそりたったモノがむき出しとなる。それを、彼女は口に含んだ。
彼女の口の温もりが、快感とともに脳に伝わる。彼女は丹念に僕のモノを舐めはじめた。舌の先端で隅々を舐められる気持ちよさに、男なのに声がでる。彼女の口の中は、唾液と僕の先走り汁が混じった液体で潤っていた。僕がこのままイッてしまいたいと思ったきに彼女は口を離した。その後に、こくんと彼女の喉が動く。口の中の液を飲み込んだのだろう。
「まだまだ、ダメだよ」
僕の顔を見て笑いながら言った、そんなにもの悲しい顔をしていたのだろうか。恥ずかしさに不意に目を覆う。
「本番はこれからだからね」
子供に語りかけるように言いながら、彼女はバスタオルを脱ぎ捨てた。あの雪原のような白い柔肌が姿を現す。そして、今にも掴みたくなるような胸も。見とれていると、彼女はゴムを僕のモノに被せようとしている。だが、その手は先ほどの淫らな舌使いに比べると、ぎこちなかった。やっとのことで、ゴムを被せたモノを、彼女は自分の割れ目に誘い込んだ。部屋の照明のせいで、粘液は淫靡に光り、彼女が濡れているのは、明らかだった。
彼女の下の口が、僕のモノを包み込むと、彼女は快感に溜め息を漏らす。僕も快楽のあまり膨張したものが、ビクンと彼女の中で動いた。
「あっ…!動いたね。」
小さい喘ぎの後に、彼女は色っぼく呟いた。
「じゃあ、私が動くね」
そうすると、彼女は上下に動きだした。その動きは激しく、僕のモノが頼りなく感じてしまう。
「ああっ、キモチいいっ…」
彼女は快楽のために全身を動かしていた。大きな胸がはち切れんばかりに揺れている。僕は欲望のままに彼女の胸に手を伸ばした。汗ばんだ彼女の胸は柔らかいが、先端部分はもう硬くなっていた。その硬くなった部分を、指の間で挟み弄る。
「ああっ・・・!乳首イイっ・・・」
彼女は光悦の表情を浮かべる。彼女のピストンはゆっくりとなる。そのゆっくりとしたピストンをしながら、彼女の穴は僕のモノをしっかりと締め付けていた。じっくりと、しごかれた僕のモノはもう限界だった。僕は彼女にイカされてしまった、その射精は吸い上げられる感覚を感じた。
「あっ…ああっ…!んっ…!!」彼女も同時に絶頂したらしく、小刻みに震えていた。僕の腹の下の部分は彼女の汗と愛液で濡れていた。絶頂を迎え終えた彼女は僕に覆い被さった。彼女の体の火照りが僕に伝わってきた。部屋には僕らの呼吸と、空調の音だけが響いた。
「どうして、今になって僕としたんですか。」
行為が一段落して、僕は彼女に聞いてみた。前回から2ヶ月が経過していた今になって何故だろうという疑問からだ。
「今度するときは、君のことをよく知ってからと思って」
彼女はうつむきながら答えた。
「前の時、凄い良かったし。たまに、君の顔を見るだけで、ちょっとね…」
彼女の回答に、股間はぴくついた。
「だけども、軽い女と思われたくなくて。この前の時だなんで、まさか出会ったその日にするなんて、今までそんなことなかったのに!」
彼女の叱責にぴくついた股間は萎んでいた。
「僕もあんなことはじめてで…」
しどろもどろに答えた。彼女と僕の視線があう。僕と彼女は沈黙の後に笑いあう。僕はこの時にある決心をした。そして、その決心は口から飛び出した。
「先輩!僕と正式にお付き合いを・・」
僕の告白は彼女の人差し指で、閉ざされた。
「だ〰め、まだプロジェクトは終わってないでしょ。今回は、私が我慢できなくなったからだけども。次、エッチするのは終わった時!」
僕の速効の告白は、すぐさま拒否された。僕は、少し落ち込んだ。しかし、彼女はこう言った。
「次、エッチするのは」
僕のやる気は燃えはじめた・・二つの意味で。
0
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
俺のセフレが義妹になった。そのあと毎日めちゃくちゃシた。
ねんごろ
恋愛
主人公のセフレがどういうわけか義妹になって家にやってきた。
その日を境に彼らの関係性はより深く親密になっていって……
毎日にエロがある、そんな時間を二人は過ごしていく。
※他サイトで連載していた作品です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる