28 / 43
第28話 遠足④
しおりを挟む
ドルトスを一瞥し、その場を去る。周囲の警戒をし、目印を辿って、ガイトス先生の場所へと向かっていると……
「あ、あの…… 助けていただいてありがとうございました…」
女の子が申し訳なさそうに、こちらに向けて頭を下げてきた。
「いや、感謝されるようなことでもないから」
本当にそう思っている。悪いのは、ドルトスであって、君じゃない。上に立つものとして困っている人を助けるのは当然のことだ。その当たり前のことを忘れているドルトスやアンドレス公爵家はもう駄目なのだろう。貴族の悪い部分を寄せ集めたような性格になってしまっている。
「それじゃ私の気が済みません!」
「じゃあ、友達になってよ。僕たちの」
「え? そんなことでいいんですか? もう既にこんなに友達がいらっしゃるのに……」
「僕はね。こう見えても王族なんだ。だから友達が少なくてね」
「へぇ。王族なんですか。ってえーーーーーーーーーーーーー! す、すみません!!! 今すぐにでも土下座します!」
飛び跳ねるように土下座をしようとしたこの子を全力で止める。
「ちょっ。やめてよ!」
「ユーリはそういうの気にされるの嫌がるんだ。そういや名前は?」
「ミヤって言います!」
「じゃあミヤ、今から入口に戻るけどいい?」
「は、はい! 何から何までありがとうございます」
「いいよ、ミヤ。別に気にしなくて。ただ、あいつだけが貴族だとは思わないで欲しい。そこにいるエレンだって貴族なんだから」
「そうですよね。あんな人ばっかりが貴族だったら私はもう無理です!」
「そりゃそうだ。とりあえず入り口に行こうか」
「は、はい!」
僕たちはそれぞれ自己紹介をしながら、入口へと急いだ。
◆
10分ほどかけて入り口に戻ってきた。
「お~い! ユーリなんで戻ってきたんだ?」
「すみません。ガイトス先生。ドルトスの奴が女性に乱暴しようとしていたので、注意してその女生徒を保護してきました」
「はぁ!? まじであいつはくそだ。そう、くそだ。そこで、その見れない子がその子か?」
「は、はい! 私はミヤって言います! Bクラスに在籍しています」
「別クラスの奴はなぁ」
「Aクラスの方に移すこととかできたりしないですか?」
「出来ねぇこともねぇけど、向こうの先生に許可をもらわないといけねぇ。向こうの先生はな。貴族至上主義の先生でな。アンドレス公爵家によって無理やりねじ込まれた先生だ。ちと厳しいことになるぞ?」
「貴族至上主義なんですよね? じゃあ僕が一緒に直談判に行けば大丈夫なんじゃないですか?」
「まぁ、それならいいと思うが、ほんとに良いのか?」
「乗り掛かった舟です。最後まで責任は負いますよ」
「ただ、今は少し立て込んでいる。また、後日ということにしよう。悪いがそれまでミヤちゃんには自宅でゆっくりしてもらうことになりそうだ。ミヤちゃん? 大丈夫か?」
「は、はい! 大丈夫です! あの、ここまでしていただきありがとうございます!」
「いや、上に立つものとして当然の行いをしたまでだよ」
「そうだ。俺は先生なんだからな。頼ってくれ!」
「ありがとうございます!」
何とかなりそうだ。ミヤもこのままBクラスには居たくないだろうからな。しかし、Bクラスは貴族至上主義の先生か。公爵家ともなると学園も無下にはできないものなんだろうな。近いうちに何とかしないとな。とにかく、ミヤの問題は何とかなりそうだ。
「じゃあミヤ、救護室のところまで行っててくれ! 俺はユーリたちと話があるからな」
「分かりました!」
話? なんかさっき立て込んでるって言ってたな。その関係かな?
「ユーリ、少し頼みたいことがある」
「なんですか?」
「今森の中では少々厄介なことが起こっているんだ。ゴブリンたちは基本3人程のグループで行動するんだが、生徒たちの報告によると、5~6人に増えているようだ。もしかしたら何か異常が起きているのかもしれない。ゴブリン共を倒すのに手こずるグループがいるかもしれない。だから、見つけた時は助けてやってくれ。それと、奥地の調査も並行して頼む。お前たちは強いが、油断はするな。常に警戒してくれ。頼めるか?」
「分かりました。何か異常事態があれば、合図で呼べばいいのですね?」
「あぁ、そうだ。俺は引き続きここで指揮を執る。Bクラスの先生は使い物にならなそうだからな。だが、もし危険なことがあればすぐに知らせてこい。俺が救援に向かう」
「分かりました。先生もがんばってください!」
ゴブリンのグループ行動か。最悪の事態は、統率者がいることだ。ゴブリンであれば、ロード、キング、エンペラーが挙げられる。強さはロード、キング、エンペラーの順だ。ロードであれば全然問題はない。僕たちだけで容易に対処できるだろう。しかし、キングやエンペラーとなると話は変わってくる。
キングは街一つを滅ぼせると言われ、エンペラーは国一つを滅ぼせるとまで言われている。それはゴブリン全体に知性が備わるためである。そして、エンペラーであれば複数のキング個体を使役できるため、統率力は計り知れない。
そして、何より恐ろしいのがゴブリンの繁殖力である。女性を拉致し、孕ませることで知られている。もし計画的に繁殖が行われているとしたら、戦力は計り知れないだろう。
注意してかかろう。
◆◆◆◆◆◆◆◆
アレクシオール王国周辺地図を、「第12話 あれから5年が経って.......」に追加致しました。ここにも貼っておきます。
「あ、あの…… 助けていただいてありがとうございました…」
女の子が申し訳なさそうに、こちらに向けて頭を下げてきた。
「いや、感謝されるようなことでもないから」
本当にそう思っている。悪いのは、ドルトスであって、君じゃない。上に立つものとして困っている人を助けるのは当然のことだ。その当たり前のことを忘れているドルトスやアンドレス公爵家はもう駄目なのだろう。貴族の悪い部分を寄せ集めたような性格になってしまっている。
「それじゃ私の気が済みません!」
「じゃあ、友達になってよ。僕たちの」
「え? そんなことでいいんですか? もう既にこんなに友達がいらっしゃるのに……」
「僕はね。こう見えても王族なんだ。だから友達が少なくてね」
「へぇ。王族なんですか。ってえーーーーーーーーーーーーー! す、すみません!!! 今すぐにでも土下座します!」
飛び跳ねるように土下座をしようとしたこの子を全力で止める。
「ちょっ。やめてよ!」
「ユーリはそういうの気にされるの嫌がるんだ。そういや名前は?」
「ミヤって言います!」
「じゃあミヤ、今から入口に戻るけどいい?」
「は、はい! 何から何までありがとうございます」
「いいよ、ミヤ。別に気にしなくて。ただ、あいつだけが貴族だとは思わないで欲しい。そこにいるエレンだって貴族なんだから」
「そうですよね。あんな人ばっかりが貴族だったら私はもう無理です!」
「そりゃそうだ。とりあえず入り口に行こうか」
「は、はい!」
僕たちはそれぞれ自己紹介をしながら、入口へと急いだ。
◆
10分ほどかけて入り口に戻ってきた。
「お~い! ユーリなんで戻ってきたんだ?」
「すみません。ガイトス先生。ドルトスの奴が女性に乱暴しようとしていたので、注意してその女生徒を保護してきました」
「はぁ!? まじであいつはくそだ。そう、くそだ。そこで、その見れない子がその子か?」
「は、はい! 私はミヤって言います! Bクラスに在籍しています」
「別クラスの奴はなぁ」
「Aクラスの方に移すこととかできたりしないですか?」
「出来ねぇこともねぇけど、向こうの先生に許可をもらわないといけねぇ。向こうの先生はな。貴族至上主義の先生でな。アンドレス公爵家によって無理やりねじ込まれた先生だ。ちと厳しいことになるぞ?」
「貴族至上主義なんですよね? じゃあ僕が一緒に直談判に行けば大丈夫なんじゃないですか?」
「まぁ、それならいいと思うが、ほんとに良いのか?」
「乗り掛かった舟です。最後まで責任は負いますよ」
「ただ、今は少し立て込んでいる。また、後日ということにしよう。悪いがそれまでミヤちゃんには自宅でゆっくりしてもらうことになりそうだ。ミヤちゃん? 大丈夫か?」
「は、はい! 大丈夫です! あの、ここまでしていただきありがとうございます!」
「いや、上に立つものとして当然の行いをしたまでだよ」
「そうだ。俺は先生なんだからな。頼ってくれ!」
「ありがとうございます!」
何とかなりそうだ。ミヤもこのままBクラスには居たくないだろうからな。しかし、Bクラスは貴族至上主義の先生か。公爵家ともなると学園も無下にはできないものなんだろうな。近いうちに何とかしないとな。とにかく、ミヤの問題は何とかなりそうだ。
「じゃあミヤ、救護室のところまで行っててくれ! 俺はユーリたちと話があるからな」
「分かりました!」
話? なんかさっき立て込んでるって言ってたな。その関係かな?
「ユーリ、少し頼みたいことがある」
「なんですか?」
「今森の中では少々厄介なことが起こっているんだ。ゴブリンたちは基本3人程のグループで行動するんだが、生徒たちの報告によると、5~6人に増えているようだ。もしかしたら何か異常が起きているのかもしれない。ゴブリン共を倒すのに手こずるグループがいるかもしれない。だから、見つけた時は助けてやってくれ。それと、奥地の調査も並行して頼む。お前たちは強いが、油断はするな。常に警戒してくれ。頼めるか?」
「分かりました。何か異常事態があれば、合図で呼べばいいのですね?」
「あぁ、そうだ。俺は引き続きここで指揮を執る。Bクラスの先生は使い物にならなそうだからな。だが、もし危険なことがあればすぐに知らせてこい。俺が救援に向かう」
「分かりました。先生もがんばってください!」
ゴブリンのグループ行動か。最悪の事態は、統率者がいることだ。ゴブリンであれば、ロード、キング、エンペラーが挙げられる。強さはロード、キング、エンペラーの順だ。ロードであれば全然問題はない。僕たちだけで容易に対処できるだろう。しかし、キングやエンペラーとなると話は変わってくる。
キングは街一つを滅ぼせると言われ、エンペラーは国一つを滅ぼせるとまで言われている。それはゴブリン全体に知性が備わるためである。そして、エンペラーであれば複数のキング個体を使役できるため、統率力は計り知れない。
そして、何より恐ろしいのがゴブリンの繁殖力である。女性を拉致し、孕ませることで知られている。もし計画的に繁殖が行われているとしたら、戦力は計り知れないだろう。
注意してかかろう。
◆◆◆◆◆◆◆◆
アレクシオール王国周辺地図を、「第12話 あれから5年が経って.......」に追加致しました。ここにも貼っておきます。
1
お気に入りに追加
818
あなたにおすすめの小説
転生領主の領地開拓 -現代の日本の知識は最強でした。-
俺は俺だ
ファンタジー
今年二十歳を迎えた信楽彩生《しんらくかやせ》は突如死んでしまった。
彼は初めての就職にドキドキし過ぎて、横断歩道が赤なことに気がつかず横断歩道を渡ってしまった。
そんな彼を可哀想に思ったのか、創造神は彩生をアルマタナの世界へと転生させた。
彼は、第二の人生を楽しむと心に決めてアルマタナの世界へと旅だった。
※横読み推奨 コメントは読ませてもらっていますが、基本返信はしません。(間が空くと、読めないことがあり、返信が遅れてしまうため。)
グライフトゥルム戦記~微笑みの軍師マティアスの救国戦略~
愛山雄町
ファンタジー
エンデラント大陸最古の王国、グライフトゥルム王国の英雄の一人である、マティアス・フォン・ラウシェンバッハは転生者である。
彼は類い稀なる知力と予知能力を持つと言われるほどの先見性から、“知将マティアス”や“千里眼のマティアス”と呼ばれることになる。
彼は大陸最強の軍事国家ゾルダート帝国や狂信的な宗教国家レヒト法国の侵略に対し、優柔不断な国王や獅子身中の虫である大貴族の有形無形の妨害にあいながらも、旧態依然とした王国軍の近代化を図りつつ、敵国に対して謀略を仕掛け、危機的な状況を回避する。
しかし、宿敵である帝国には軍事と政治の天才が生まれ、更に謎の暗殺者集団“夜(ナハト)”や目的のためなら手段を選ばぬ魔導師集団“真理の探究者”など一筋縄ではいかぬ敵たちが次々と現れる。
そんな敵たちとの死闘に際しても、絶対の自信の表れとも言える余裕の笑みを浮かべながら策を献じたことから、“微笑みの軍師”とも呼ばれていた。
しかし、マティアスは日本での記憶を持った一般人に過ぎなかった。彼は情報分析とプレゼンテーション能力こそ、この世界の人間より優れていたものの、軍事に関する知識は小説や映画などから得たレベルのものしか持っていなかった。
更に彼は生まれつき身体が弱く、武術も魔導の才もないというハンディキャップを抱えていた。また、日本で得た知識を使った技術革新も、世界を崩壊させる危険な技術として封じられてしまう。
彼の代名詞である“微笑み”も単に苦し紛れの策に対する苦笑に過ぎなかった。
マティアスは愛する家族や仲間を守るため、大賢者とその配下の凄腕間者集団の力を借りつつ、優秀な友人たちと力を合わせて強大な敵と戦うことを決意する。
彼は情報の重要性を誰よりも重視し、巧みに情報を利用した謀略で敵を混乱させ、更に戦場では敵の意表を突く戦術を駆使して勝利に貢献していく……。
■■■
あらすじにある通り、主人公にあるのは日本で得た中途半端な知識のみで、チートに類する卓越した能力はありません。基本的には政略・謀略・軍略といったシリアスな話が主となる予定で、恋愛要素は少なめ、ハーレム要素はもちろんありません。前半は裏方に徹して情報収集や情報操作を行うため、主人公が出てくる戦闘シーンはほとんどありません。
■■■
小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+でも掲載しております。
転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
【完結】ご都合主義で生きてます。-ストレージは最強の防御魔法。生活魔法を工夫し創生魔法で乗り切る-
ジェルミ
ファンタジー
鑑定サーチ?ストレージで防御?生活魔法を工夫し最強に!!
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
しかし授かったのは鑑定や生活魔法など戦闘向きではなかった。
しかし生きていくために生活魔法を組合せ、工夫を重ね創生魔法に進化させ成り上がっていく。
え、鑑定サーチてなに?
ストレージで収納防御て?
お馬鹿な男と、それを支えるヒロインになれない3人の女性達。
スキルを試行錯誤で工夫し、お馬鹿な男女が幸せを掴むまでを描く。
※この作品は「ご都合主義で生きてます。商売の力で世界を変える」を、もしも冒険者だったら、として内容を大きく変えスキルも制限し一部文章を流用し前作を読まなくても楽しめるように書いています。
またカクヨム様にも掲載しております。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
スキル『日常動作』は最強です ゴミスキルとバカにされましたが、実は超万能でした
メイ(旧名:Mei)
ファンタジー
この度、書籍化が決定しました!
1巻 2020年9月20日〜
2巻 2021年10月20日〜
3巻 2022年6月22日〜
これもご愛読くださっている皆様のお蔭です! ありがとうございます!
発売日に関しましては9月下旬頃になります。
題名も多少変わりましたのでここに旧題を書いておきます。
旧題:スキル『日常動作』は最強です~ゴミスキルだと思ったら、実は超万能スキルでした~
なお、書籍の方ではweb版の設定を変更したところもありますので詳しくは設定資料の章をご覧ください(※こちらについては、まだあげていませんので、のちほどあげます)。
────────────────────────────
主人公レクスは、12歳の誕生日を迎えた。12歳の誕生日を迎えた子供は適正検査を受けることになっていた。ステータスとは、自分の一生を左右するほど大切であり、それによって将来がほとんど決められてしまうのだ。
とうとうレクスの順番が来て、適正検査を受けたが、ステータスは子供の中で一番最弱、職業は無職、スキルは『日常動作』たった一つのみ。挙げ句、レクスははした金を持たされ、村から追放されてしまう。
これは、貧弱と蔑まれた少年が最強へと成り上がる物語。
※カクヨム、なろうでも投稿しています。
異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが……
なろう、カクヨムでも投稿しています。
ある化学者転生 記憶を駆使した錬成品は、規格外の良品です
黄舞
ファンタジー
祝書籍化ヾ(●´∇`●)ノ
3月25日発売日です!!
「嫌なら辞めろ。ただし、お前みたいな無能を使ってくれるところなんて他にない」
何回聞いたか分からないその言葉を聞いた俺の心は、ある日ポッキリ折れてしまった。
「分かりました。辞めます」
そう言って文字通り育ててもらった最大手ギルドを辞めた俺に、突然前世の記憶が襲う。
前世の俺は異世界で化学者《ケミスト》と呼ばれていた。
「なるほど。俺の独自の錬成方法は、無意識に前世の記憶を使っていたのか」
通常とは異なる手法で、普通の錬金術師《アルケミスト》では到底及ばぬ技能を身に付けていた俺。
さらに鮮明となった知識を駆使して様々な規格外の良品を作り上げていく。
ついでに『ホワイト』なギルドの経営者となり、これまで虐げられた鬱憤を晴らすことを決めた。
これはある化学者が錬金術師に転生して、前世の知識を使い絶品を作り出し、その高待遇から様々な優秀なメンバーが集うギルドを成り上がらせるお話。
お気に入り5000です!!
ありがとうございますヾ(●´∇`●)ノ
よろしければお気に入り登録お願いします!!
他のサイトでも掲載しています
※2月末にアルファポリスオンリーになります
2章まで完結済みです
3章からは不定期更新になります。
引き続きよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる