ありがとう、さよなら

あい

君は最初から本当の私を受け入れてくれた


頑張っていない、形作っていない


ありのままの私。




頑張らなくてもいいんだと


何もしなくてもいいのだと


そのままの私を受け入れて


好きになってくれた


こんな私を


あいしてくれた






そんな君に救われた






頑張って努力して尽くしている自分じゃないと


愛して貰えない、捨てられるんだと


恐怖に怯え、心をすり減らし、ぼろぼろに疲弊しながら


必死になって生きてきた



だけど君は言う


何もしなくても、そのままの私が好きだと



辛かった

苦しかった



ずっと頑張っている自分しか

認められてこなかったから


何もない自分なんて

何の価値もないものだと

ずっとそう思って生きてきたから


私にとってその言葉は

何よりもの救いだった



君は私に

"あい"を教えてくれた

"あい"される喜びを


好きになってくれてありがとう


愛してくれてありがとう


許してくれてありがとう


そばにいてくれてありがとう


わがままを許してくれてありがとう


たくさんのありがとう



あいしてるよ