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ep.8【空っぽ人間】

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本音を言おう



僕はとても脆い



世界一の怖がりだ






勇気もなければ、打たれ弱く



すぐに心の鍵を閉める





二重に鍵をしてチェーンをかけて



ガムテープでぐるぐる巻きにする程に



僕の心は脆いんだ






でも忘れっぽい僕は


鍵をしている事を忘れがち。




だから、ふと心に触れられると


何も言えなくなっちゃうんだ




いつも自分でも見えないように


雁字搦めにしている僕の心は




扉に触れた途端固まってしまう






だから、


"何も考えていない"


"つまらない人間"



と、陰口を言われてきた





なんでそれを知っているかって?


教えてくれた人がいたから。



"陰口を言われてるよ"


って言うのもどうかとは思うけどね







何も考えてない


なんにもって言ったらあれだけど


そうだね、考えていないのかもしれない


でもそれってそんなにいけない事?




僕はそんなにできた人間じゃないから


一つのことしかできないし考えられない





いつも人の目を気にして


どう思われているか気にして


自分らしくとかわからない





他人主体だから



自分の意思があまりない



流されるまま生きてきた






自由の身になって


自分のしたい事をすればいいと言われても



なにをすればいいのかわからない





我が強い人が羨ましい





僕は空っぽ人間。




きっと僕の心はしゃぼん玉で出来ていて


壊れやすくて


風で流されて


触れたらすぐに弾けて消えてしまうんだ












ーーどうしたら強く生きられますか?
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