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ep.11【kiss】
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キス
くちづけ
接吻
相手の唇や手などに自分の唇をつけること。
愛情や尊敬の気持ちをなどを表す
僕はその行為が嫌いだった
"ファーストキスは好きな人とするもの"
その言葉を信じてきた僕は
幼い頃から自分の唇を大切に守ってきた
いつか出会う運命の相手の為に
ファーストキスはその人に捧げよう
そう思っていた
しかし、
そんなに人生綺麗に上手くは運ばない
ある日、僕は久々に友人と出掛けることになった
会うのは半年ぶりだったであろうか
誕生日を迎えたばかりだった僕に
友人はプレゼント代わりにと奢ってくれると。
そして2人で肉を食い、カラオケで盛り上がった
夜になると、都内のとあるBARへと連れてこられた
そこで久々に飲んだらしい友人は
ベロベロに酔っ払ってしまった
終電も近くなったので
僕はそんな友人を抱え、駅まで歩いた
点滅していた青いランプが消え、赤いランプが点灯し
横断歩道の手前で立ち止まろうとした時だった
フラフラと足元が覚束無い友人にのし掛かられ
ビルの壁へと押し付けられた僕は
そのまま唇を奪われてしまった
ロマンのかけらも無かった
そして大事に守ってきたものが
一瞬にして崩れ去った音がした
それからというもの
付き合った人としたキスも
息苦しいだけの行為
何が好きでこんな事をしているのだろうと
冷め切った自分が居た
彼と出会うまではーーーー
くちづけ
接吻
相手の唇や手などに自分の唇をつけること。
愛情や尊敬の気持ちをなどを表す
僕はその行為が嫌いだった
"ファーストキスは好きな人とするもの"
その言葉を信じてきた僕は
幼い頃から自分の唇を大切に守ってきた
いつか出会う運命の相手の為に
ファーストキスはその人に捧げよう
そう思っていた
しかし、
そんなに人生綺麗に上手くは運ばない
ある日、僕は久々に友人と出掛けることになった
会うのは半年ぶりだったであろうか
誕生日を迎えたばかりだった僕に
友人はプレゼント代わりにと奢ってくれると。
そして2人で肉を食い、カラオケで盛り上がった
夜になると、都内のとあるBARへと連れてこられた
そこで久々に飲んだらしい友人は
ベロベロに酔っ払ってしまった
終電も近くなったので
僕はそんな友人を抱え、駅まで歩いた
点滅していた青いランプが消え、赤いランプが点灯し
横断歩道の手前で立ち止まろうとした時だった
フラフラと足元が覚束無い友人にのし掛かられ
ビルの壁へと押し付けられた僕は
そのまま唇を奪われてしまった
ロマンのかけらも無かった
そして大事に守ってきたものが
一瞬にして崩れ去った音がした
それからというもの
付き合った人としたキスも
息苦しいだけの行為
何が好きでこんな事をしているのだろうと
冷め切った自分が居た
彼と出会うまではーーーー
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