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百二十七話 お題:ユニット 縛り:なし

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 日本のデスメタルで呪いがかかっていると言われているユニットがある。そう言われるだけあってそのユニットのメンバーは病気や事故で次々と死亡しており、もう初期メンバーで生存している人が誰もいないという状況なのだが、それでも解散はしていない。デスメタルというジャンルのためかメンバーが死ねば死ぬほどユニットに箔がつき、更に死の恐怖に耐えられず脱退しようとするメンバーを他のメンバーが下らない人生を生きるより死んでデスメタルの伝説になれと諭して止める、といったドラマも常に生まれるため、最早メンバーが死んでくれた方がユニットのためにはいい、というところまで来てしまったのだそうだ。なお最近もメンバーが一人死亡し、新メンバーの募集をしたところ応募者は百人を超えたという。このユニットのことを知って興味がわいたのでこの間ライブに行ってきたのだが、やはりちぐはぐな感じは否めなかった。
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