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第三章 嫌われた王子様と呪われた乞食

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『君達の世界は、もうこちらからの干渉を一切受けない状態になっているんだ。世界自体が消えてしまったのかと思ったのだけど、こうやって君と会話ができるってことはまだ世界自体はそこにあるってわけだね』
「な、なにを言っているのか、全く分からない」

 背の皮の文字が全部消えてしまった?
 背の皮は世界の全てが書かれたもののはずだ。そこに書かれた文字が変われば、世界も変わる。
 でも、文字は消えてしまったとニコラは言った。
 頭が熱で溶けそうなほどあつい。
 それはつまり……。どういうことだ?

『僕らにもよくわかってはいないんだ。メルが言うには、何らかの要因で、文字を盗まれて、誰かが観測しているんじゃないかって』
「……盗まれる? それに、観測?」
『うん。例えば、僕らのような存在だ。ユリウスとかの神と同じように、僕達は背の皮のおもりをしていた。ここのことを、時計の中、あるいは書物庫というらしいんだけど、そこで背の皮を毎日飽きもせずに見守っていた。でも、どうしてそんなことをしていたのだと思う?』
「どうして? 虫が集ってくるのでしょう? それに、エルシュオンは確か、お返しだと言っていたわ。新しい世界を編む参考にしているとか何とか」

 そうだと一度肯定して、ニコラは続けた。

『けれど、それだけじゃない。虫を駆除するだけならば、専用の眷属を用意すればいい。見るってことに意味があるんだ。観測するということに、価値がある』
「価値……」
『僕もよくはわかっていないけれど、虫が集って背の皮の記述が書き換わった。そう観測する人が必要なんだって。だから、背の皮を観測するように、そちらにある預言書も誰かに観測されているんじゃないかなっていうのがメルの予想なんだ』
「? わ、分からない……」

 背の皮の記述が書き換わったことが気が付く人間が必要なのはわかる。そうでなければ、そもそも、記述が書き換わったことさえ知らないだろうから。
 でも、預言書も観測されている?
 ……?

「ああ、えっと。だからね。背の皮と繋がっている預言書はある意味では簡易的な背の皮のようなものなんだ。その預言書の内容が記された預言書――小さな予言書があるば、予言書も背の皮のような役割を持つんじゃないかってこと」
「…………」

 そもそも、背の皮と預言書の関係だって理解しているとはいいがたいのに、新たな概念を追加しないで欲しい。
 つまり、予言書が、背の皮になり変わったってことなのか?

「うー、疑似的な背の皮と預言書の模倣というか……もしかして、言葉を重ねれば、重ねるほど混乱している?」
「ええ」
「だよねえ……。どう説明したらいいのか。そうだ。本があるとするでしょう? そこに書かれたものを写したものを作ったとする。するとそのうつしがまた写されて、本来あったものとかけ離れたものになってしまう」
「そのたとえは、分かるわ。判を重ねるごとに、童話の内容が変わることがあるから。昔の本は、写した人間の意志によって正確に写されないときがあるもの」
「そう、そんな感じ! 一番最初の原本と三番目の写されたほんが全く違う。だけどニ番目と三番目を比べてみると、どうしてこんなに違うのか分かるときがある」

 ……その話ならば分かるけれど、これは背の皮とあまり関係がない例え話なんじゃないだろうか。状況を照らし合わせると、原本が三番目が出来たことで白紙になった、ということになるだろうし。

『僕らはこの三番目がはなおとめがいる世界のどこかにあるんじゃないかと思っているんだ。でも、よく聞いて。普通は預言書のうつしが出ても背の皮の記述が消えることはない。だから、何かがおかしい。そこでこう思った。預言書は背の皮の写しではなく、はなおとめの世界における背の皮になったのだと』
「……頭が痛くなってきた」
『大丈夫、落ち着いて。きちんと分かるように説明するつもりだから。そうは言っても、預言書の複製が出来たって意味はないんだ。預言書はただ、世界へ干渉するための媒体だ。双方向性があるわけじゃない。一方的なんだ。手紙みたいにね』
「預言書を書き換えても、背の皮の記述は書き換えられない?」

 血の塊が不思議そうにまわりをぴょんぴょんと飛んでいる。
 こいつ、人間の形に戻る気はないのか?
 殺されかけたから、警戒している?

『そうだね。書き換えることは不可能だ。背の皮自体に集る虫は干渉できるけれど、預言書が書き換えることは無理だね』
「背の皮と預言書は互いに同じ記述を共有するけれど、上下関係があるということよね?」
『優位性があるのは事実だね。本質には背の皮にしか記述はないんだ。預言書はその影のようなものなんだ。付き従うけど、影を踏もうとも、本人には痛みはないでしょう?』
「た、たとえが沢山出てくるわね……」

 でも、よく分かった。私はてっきり預言書の記述が書き換えられたら、背の皮の記述も変わるものだとばかり思っていたが、そうではないのか。
 ……あれ?
 では、今どうなっているのだ?
 視線をぴょんぴょんと飛び回る人形師だったものに落とす。
 こいつは、預言書――ザルゴ公爵の背の皮を使って、ここにいると言っていなかったか?
 本を見ていたら、突然ここにいたと。そうしたら、死んだ人間も蘇って……。

「に、ニコラ。さっき言っていたわよね。預言書をうつしたところで、背の皮の記述は消えないって。でも、お前の言い方では、預言書が背の皮のようになったと言っているようだった。どうしてそう思うの?」
『ああ、ええっとね。僕はよくわからないんだけど、メルが言うんだ。世界の理が書き換えられているって。時間が巻かれているって。死に神が蘇る時間が近い。まだ瞬きの間はあったはずなのにって』
「時間が?」
『そうだよ。世界の終わる気配がするってね』

 不気味な預言めいた言葉に言葉を失う。
 世界が終わる。そんな言葉を真に受けるつもりはないが、ニコラがいうと凄みがある。
 それに、数百年前に生きていたと自称する人間達が現れて、人を殺してまわった。クロードも死んで、トーマも死んだ。国王――フィリップ兄様も。
 聖書が語る黙示録とはこういうことを指すのではないだろうか。

『……何、メル。変われって? そんな、突然言われても。分かった。分かったから、引っ張らないで!』

 衣擦れのような音がして、低い声が響いた。小さい声なのに、とても鮮明に聞こえた。じりじりと砂の擦るような音も、小さくなる。

『はなおとめ。近くに預言書はいるか』
「予言書」

 電話の主はメグ・メルだろう。夏の神と名乗っていた金色の髪を長く垂らした女の子。見た目に反して、声は低く一人称も俺だ。

『そうだ。いないのか。いないならば、おかしなことになっているよ。きっと大神の企みだ。君の住むその世界ごと切り離すつもりか?』
「……なんですって?」
『背の皮が機能していない。これは由々しき事態だよ。大神は、背の皮から書き換えられないように予言書を自殺させたはずだ。それなのになぜ背の皮の記述も消えた? 虫の仕業じゃない。文字がどこかに飛んでいくはずもない。……なあに、ニコラ。これは事故じゃないか? そんなこと、あるもんか!』

 金切り声で、メグ・メルは叫んだ。

『どんなことをしたか分からないが、これは理に反する。もう、誰も大神を庇い立てしないだろう。血塗れの小僧が、俺をはめた? ただ、殺すのが上手いだけだった傲慢なものが、このマグ・メルを? 生と死の循環を与えられた苛烈な夏の神を? コケにした報いを取らせなくては。大神は俺に管理を任せたくせに酷い勝手をした。責任を取らせる』
「で、でも大神はどこか遠くにいるのでしょう?」

 少なくとも直ぐ近くにいると言う感じではなかったはずだ。

『そうだ、だから呼び寄せなくては。……ところで、はなおとめ』

 とても甘い声で、はなおとめと呼ばれた。

『君を囮に使ったら、怒る?』
「怒るわよ!?」
『だよな。うーん、どうしたものかな。ここで神様特権を働かせて、力技で従わせてもいいんだけど。……うん、今見たら死に神に呪殺されそうになったから駄目だ。ニコラを食い殺す未来が見えた。野蛮な妖精に堕ちるところだった』
「ぶ、物騒ね……」

 よく分からないけれど、悩んだ末に力技は回避できたらしい。
 何をされそうになったんだ……?

『大神を呼び寄せようとしたら死に神が出てくるのか。意味が分からん兄弟神だ。揃ってはなおとめに執着する。……ん? ああ、ニコラがよくわからないだろうから、少し説明するようにと。普通は背の皮を通して未来を見るが、今回は記述が消えているからな。未来を少し覗いてやった。あまりやり過ぎるとまずいが、まあ少しは大丈夫だろう。感謝するように』
「は、はあ。ありがとう?」

 未来を覗いてやったとは、何?

『よろしい。覗いたところ、俺ははなおとめを軽く害して悲鳴を上げさせたのだが、それがいたく死に神の癇に障ったらしい。呪われて、正気を失った。ニコラを食べて妖精堕ちだ。恐ろしい。エルシュオンが賢かったか? 死に神に関わるとろくなことがない』

 死に神に関わる、か。地の底にいる死に神とは一度会ったことがある。
 それなりに友好的に接してもらえた自覚はある。はなおとめと呼ばれ、裁判ごっこにも参加させられた。そういえば、どうして私はあんなにも親切にされたのだろう。はなおとめ、だからか?

「は、はなおとめというのは何なの?」
『ん?』
「ずっと、そう呼ばれるの。でも、私には意味が分からない。どうして、そう呼ばれるの。髪に花が生えるから?」
『俺はそう下界に詳しくはないが』

 とマグ・メルは一言、前置きをした。

『はなおとめというのはもともと人間達の言葉だ。花を……何だったか。そう、花を売る。花売りからきている』
「私は花を売っていた記憶なんてないわ。花の種類だって、よく知らないし」
『一度、神に捧げられた神嫁たる乙女という意味もあるな。……知りたいのはそんなのじゃない? じゃあ、なんだと?』

 頭の中で言葉を選ぶ。そもそも、この状況で教えてもらうべきことなのだろうか。
 それでも、知りたかった。元々、訳が分からない状況なのだ。縫い目を解くように、一つずつ丁寧に謎を解明したい。

「私は、お前の知るはなおとめという存在と同じなの。――お前は私にあったことがある?」
『あった。……その質問の意図は? 忘れている、思い出せないとでも言いたいのか。脆弱な人の身で? 忘却は常。死より身近だろうに』
「はなおとめをやめることはできないの?」

 声が止まった。足元の血がぴょんぴょん跳ねてーーいつの間にか拾っていたリストからの手紙を何度もひらひら舞い上がらせていた。取ろうかと手を伸ばした時、大声が響く。

『やめる? はなおとめをやめたいのか! あははははは、これは愉快だ。やめたいか!』
「だ、だめなの?」
『さあ、俺は知らない。けれど、やめる。そうか、やめたいのか。出来るかもしれないが、まずは天帝に断りを入れなくては』
「……天帝に?」

 どうしてそこに天帝が出てくるのだ? 
 いや、どうしてではないのか。
 ヴィクターは私に対してとても好意的だった。天帝のためならば納得がいく。
 ――はなおとめ。
 もし『花と天帝』の花が、はなおとめを指すのならば。
 私が幼い頃に過ごした塔が、『聖塔』とその昔言われていたと聞いた。そして、その『聖塔』には、寵愛の子をいれるのだと。神々に選ばれた子を入れる。ユリウスが、前にそう話していたはずだ。
 まさか、と思いながら、何だか筋の通ったことのように思えてならなかった。
 神は人を選ぶ。選んだ中で伴侶を選ぶ。そうすると、ニコラやユリウスのようになる。

『未熟ではあるが、アレも神だ。天を操り、人にも愛される。機嫌を損ね過ぎないように。雷を降らせてくるぞ』
「ど、どうしろって? 天に向かって叫べば天帝と会える?」
『まさか。時を待て。どうせ、耐え切れずに会いに来るだろう。花婿は花嫁を求めるもの。恋い焦がれて、墜ちてくる。恋と同じだな』

 知ったような口を神様は呟く。淡々としていた。ひとかけらだって熱を帯びない。恋なんて、経験したことがないことは簡単に察せられた。恋をしたことがない神様が、恋と同じだと言うなんて、変な冗談みたいだった。

「私は大神に気に入られていて、死に神がお前達を呪い殺そうとするぐらい好まれていて、それでいて天帝にも挨拶しなくてはならないということ?」
『そうだとも。そう聞くと凄まじいな。もしかして、俺もころっとはなおとめに狂ったりするんだろうか』
「ぞっとするようなことを言わないで。――大神はどうすれば現れるの」
『さて。はなおとめの悲鳴では呼べないことは確かだ』

 そう言って、マグ・メルは低い声をもっと低く響かせる。

『次はその話をしよう』
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