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桃太郎と桃の木
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ぱっかーん おぎゃーおぎゃー
桃から生まれた赤ちゃんは桃太郎と名付けられおじいさんとおばあさんに大事に育てられました。
そして桃太郎が生まれた大きな桃の中には、これまた大きな種がありました。
大きな種は家の隣に植え、おじいさんとおばあさんは桃太郎の兄弟のように大事に育てました。
ある日、桃太郎は病気にかかり何日も寝込みました。お粥も食べられません。おじいさんとおばあさんも大変心配していました。
おじいさんが外に出ると桃の木の枝の先に桃の実がぷくぷくとふくらみぽとんと落ちました。
その桃を桃太郎に食べさせるとみるみる元気になりました。それどころか村一番の力持ちになりました。
その後、桃太郎はすくすく元気に育ちました。
桃の木の前にくたびれた犬さんが歩いてきました
わんわんわん おなかすいたな
すると枝の先に桃の実がぷくぷくとふくらみぽとんと落ちました。
犬さんが食べるととても身の詰まった桃でおなかいっぱいになり力が湧いてきました。
すると誰もいないのに女の人の声が聞こえました。
「桃太郎を助けてあげて」
桃の木の前にくたびれた猿さんが歩いてきました
きーきーきー のどがかわいたな
すると枝の先に桃の実がぷくぷくとふくらみぽとんと落ちました。
猿さんが食べるととてもみずみずしい桃で喉が潤い力が湧いてきました。
すると誰もいないのに女の人の声が聞こえました。
「桃太郎を助けてあげて」
桃の木の枝にくたびれたキジさんがとまりました。
きーきーきー つかれたな
すると枝の先に桃の実がぷくぷくとふくらみました。
キジさんが食べるととても甘い桃で疲れが吹っ飛び力が湧いてきました。
すると誰もいないのに女の人の声が聞こえました。
「桃太郎を助けてあげて」
ある日、鬼ヶ島の鬼が村に来て大暴れ。村人からお金や食べ物を全て持って行ってしまいました。
それを知った桃太郎は犬さん猿さんキジさんと共に鬼ヶ島へ鬼退治に行きました。
村では食べる物が無く村人はみんなお腹を空かせていました。お年寄りや小さな子供も、もう何日も食べていません。
すると桃の木の枝いっぱいに
ぷくぷく ぷくぷく
桃の実がなりました。
村人たちは桃を食べて元気になりましたが、
桃の木は枯れて折れてしまいました。
その後、桃太郎が鬼退治をして村に戻ってきました。
鬼にとられた村人のお金や食べ物も持ち帰りました。
折れた桃の木を見て桃太郎は涙を流しました。
「今まで守ってくれてありがとう」
桃太郎と三びきのお供、そして桃の木は村を救った英雄として讃えられました。
桃から生まれた赤ちゃんは桃太郎と名付けられおじいさんとおばあさんに大事に育てられました。
そして桃太郎が生まれた大きな桃の中には、これまた大きな種がありました。
大きな種は家の隣に植え、おじいさんとおばあさんは桃太郎の兄弟のように大事に育てました。
ある日、桃太郎は病気にかかり何日も寝込みました。お粥も食べられません。おじいさんとおばあさんも大変心配していました。
おじいさんが外に出ると桃の木の枝の先に桃の実がぷくぷくとふくらみぽとんと落ちました。
その桃を桃太郎に食べさせるとみるみる元気になりました。それどころか村一番の力持ちになりました。
その後、桃太郎はすくすく元気に育ちました。
桃の木の前にくたびれた犬さんが歩いてきました
わんわんわん おなかすいたな
すると枝の先に桃の実がぷくぷくとふくらみぽとんと落ちました。
犬さんが食べるととても身の詰まった桃でおなかいっぱいになり力が湧いてきました。
すると誰もいないのに女の人の声が聞こえました。
「桃太郎を助けてあげて」
桃の木の前にくたびれた猿さんが歩いてきました
きーきーきー のどがかわいたな
すると枝の先に桃の実がぷくぷくとふくらみぽとんと落ちました。
猿さんが食べるととてもみずみずしい桃で喉が潤い力が湧いてきました。
すると誰もいないのに女の人の声が聞こえました。
「桃太郎を助けてあげて」
桃の木の枝にくたびれたキジさんがとまりました。
きーきーきー つかれたな
すると枝の先に桃の実がぷくぷくとふくらみました。
キジさんが食べるととても甘い桃で疲れが吹っ飛び力が湧いてきました。
すると誰もいないのに女の人の声が聞こえました。
「桃太郎を助けてあげて」
ある日、鬼ヶ島の鬼が村に来て大暴れ。村人からお金や食べ物を全て持って行ってしまいました。
それを知った桃太郎は犬さん猿さんキジさんと共に鬼ヶ島へ鬼退治に行きました。
村では食べる物が無く村人はみんなお腹を空かせていました。お年寄りや小さな子供も、もう何日も食べていません。
すると桃の木の枝いっぱいに
ぷくぷく ぷくぷく
桃の実がなりました。
村人たちは桃を食べて元気になりましたが、
桃の木は枯れて折れてしまいました。
その後、桃太郎が鬼退治をして村に戻ってきました。
鬼にとられた村人のお金や食べ物も持ち帰りました。
折れた桃の木を見て桃太郎は涙を流しました。
「今まで守ってくれてありがとう」
桃太郎と三びきのお供、そして桃の木は村を救った英雄として讃えられました。
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