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閉店しない閉店セールは違法？

閉店セールをしているのに閉店しないお店は、法律的に問題がある場合があります。

閉店セールという表示は、消費者に対して「今だけ安い」「今買うとお得」というメッセージを伝えるものです。
しかし、実際には閉店する予定がなく、通常の価格で販売している場合は、消費者をだましているということになります。これは、不当景品類及び不当表示防止法（景品表示法）に違反する可能性があります。

景品表示法は、商品の品質や価格などについて、他の店よりも有利であると誤認させるような表示を禁止しています。 
この法律は、消費者の利益を守るためのもので、違反した業者には、行政処分や罰金などの制裁が科されることがあります。

ただし、閉店セールをしているのに閉店しないお店がすべて違法というわけではありません。
例えば、本当に閉店する予定だったが、契約や業績の変化などで閉店を中止した場合や、消費者が閉店しないことを承知で商品を購入した場合は、違法とは言えないでしょう。

閉店セールをしているお店に商品を購入するときは、注意深く価格や品質を確認することが大切です。
もし、閉店セールにつられて商品を購入したものの、お店がその後も閉店せず、だまされたと感じた場合は、消費生活センターや国民生活センターなどに相談することができます。