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日本の驚くべき国道の数々

日本には、一般的な道路とは異なる特徴を持つ国道がいくつかあります。例えば、海の上にも国道はあることをご存じでしょうか？

国道58号は、鹿児島から種子島、奄美大島、沖縄本島を結ぶ880キロメートルの長さの国道ですが、実際には海底トンネルや海上橋などはありません。
フェリーなどの船が航行するルートが国道として指定されているのです。この国道は1972年に沖縄返還の際に特例として二桁の番号が付けられた歴史的な意義も持っています。

また、青森県の竜飛岬には「階段国道」と呼ばれる珍しい国道があります。国道339号の一部で、全長約300メートルの区間が階段だけで構成されています。
この階段は1974年に国道を建設する際に、傾斜が急過ぎて坂道を作ることができなかったためにできたもので、一時は国道から外される可能性もありましたが、今では観光地として人気があります。