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青少年のインターネット利用について注意点

インターネットの安全な利用について

インターネットは便利なツールですが、正しく使わないと危険なトラブルや犯罪に巻き込まれる可能性があります。特に青少年はインターネットやSNSを利用する機会が多いので、注意が必要です。以下に、インターネットの安全な利用に関するポイントを紹介します。

1. 個人情報の取り扱いに注意しましょう。
SNSやゲームなどで自分の顔写真や名前、学校名、住所などの個人情報を書き込んだり送信したりすることは危険です。ネット上で知り合った人に騙されたり、ネットストーカーやなりすまし被害に遭ったりする恐れがあります。個人情報は自分だけのものであり、他人と簡単に共有しないようにしましょう。

2. 知らない人からのアプローチに気をつけましょう。
SNSやゲームで知り合った人からメッセージや電話が来たり、実際に会おうと誘われたりすることがありますが、安易に応じてはいけません。相手は見ず知らずの人であり、誘拐や殺人などの犯罪に巻き込まれる可能性があります。ネット上で知り合った人と会う場合は、必ず親や友人に相談し、公共の場所で昼間に行うようにしましょう。

3. 誹謗中傷やネットいじめをしないしましょう。
他人の悪口や根拠のない噂をネット上に書き込んだり、特定の人物を攻撃したりすることは誹謗中傷やネットいじめにあたります。これらの行為は相手の心や将来を傷つけるだけでなく、自分自身も法的な責任を問われる場合があります。匿名であっても情報が開示され、侮辱罪や名誉棄損で訴えられることもあります。ネット上でも他人を尊重し、礼儀正しく振る舞いましょう。

4. ゲーム依存やネット依存にならないようにしましょう。
インターネットやゲームは楽しくて時間を忘れてしまいますが、長時間続けると健康や学業などに悪影響が出ます。また、親のクレジットカードやキャリア決済を無断で使って課金したりすると、大きなトラブルになります。インターネットやゲームの利用時間や課金額には自分で制限を設けましょう。また、フィルタリングやペアレンタルコントロールなどの機能を活用しましょう。

5. 自画撮り被害に気をつけましょう。
ネット上で知り合った人から要求されて、自分の裸や下着姿などの自画撮り写真や動画を送ってしまうと、脅迫や性犯罪に巻き込まれる恐れがあります。自分の裸や下着姿などの写真や動画は撮らない・送らないことが大切です。もし困ったことがあったら、すぐに親や先生、警察などに相談しましょう。

6.詐欺には注意しましょう
不安をあおる、情報漏洩やウイルス感染の画面を表示し、偽のセキュリティアプリを導入させる手口があります。また、本物そっくりに作られた偽のショッピングサイトも注意が必要です。そのうえ、メールやＳＭＳで、不正アクセスの検出や料金未払いを装って、偽のサイトに誘導した上で個人情報を入力させる手口も流行っています。大人も騙されやすいので、若者はなおさらです。いずれも、まずはいったん冷静になり、ネットで情報検索をすることが望ましいです。

インターネットは正しく使えば有益な情報や楽しさを提供してくれますが、間違って使えば危険な罠にはまってしまいます。インターネットの安全な利用については、「知らなかった」では済まされません。自分の身を守るためにも、常に注意してインターネットを使いましょう。