上 下
34 / 57

知られざる不思議な世界の知識! (2)

しおりを挟む
大好評第2弾。
興味深い知識や話のネタにもなる、雑学を自由詩の形にしました!
面白いので、ご遠慮しないでぜひお読みください。



 猫は魚が好物という誤解

魚を食べる猫は
世界では珍しい存在
肉食の本能に逆らって
人間の影響を受けた

漁港の猫は別として
多くの猫は魚に興味なし
獣肉が好きなのは
生まれつきの性質

日本の猫はどうして
魚を食べるようになったか
それは江戸時代からの
日本人の食文化

昔、肉を食べない人々は
魚でたんぱく質を補った
そして猫にも魚を与えた
結果的に魚好きに仕立てた

魚を食べる猫は
日本の歴史の産物
人と猫の関係を
物語る雑学

外国の猫は真逆の
猫カルチャーショック!



 工事現場などの「安全第一」の意外な由来

安全第一という言葉は
百年以上前に生まれた

世界最大のアメリカ製鉄会社の
ゲーリー社長が
経営方針を変えた

生産第一、品質第二、安全第三から
安全第一、品質第二、生産第三へ

不況の中での
大胆な決断に
周囲は反対した

だが、その結果は
素晴らしかった

災害が減り
品質が上がり
生産も増えた

製鉄会社USスチールは
不況を乗り越えた

安全第一という言葉は
そのときに誕生した

今も工事現場などで
見かける標語は
ゲーリー社長の功績だ

世界に広まるほど
多くの現場での標語になるほど
それほどの画期的なことだった



 バミューダ・トライアングルの謎

バミューダ・トライアングルという言葉は
大西洋の南西部にある
三角形の海域を指す

そこでは不思議な現象が起きると
かつては言われていた
飛行機や船が消えたり
通信が途絶えたり

その謎を最初に追ったのは
ジャーナリストのヴィンセント・ガディス
彼は死のバミューダ三角海域と題して
雑誌に論文を発表した

ドキュメンタリー作家チャールズ・バーリッツの記した
謎のバミューダ海域が大ヒット
多くの人がこの海域に興味を持ち
本や映画で紹介された

だが真実はどうだったのか
後年の調査で明らかになった
事件のほとんどは事故や誇張や捏造(ねつぞう)で
特別なことはなかったという

今ではバミューダ・トライアングルの謎は
ほとんどが解明されている
それでも人々は夢見るのだろうか
この海域に隠された秘密を
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【連載版】魔女の秘薬-新しい婚約者のためにもう一度「恋をしろ」と、あなたは言う-

コーヒー牛乳
恋愛
幼い頃からの恋に振り回され疲れ切っていたマリエッテは、信じていた婚約者リュヒテに裏切られ「恋心を忘れる」という【魔女の秘薬】を飲んでしまう。 婚約が白紙となり新しい一歩を踏み出したマリエッテだが、代々王妃にのみ伝わる【鍵】を持っているのではと元婚約者たちの前に呼び戻される。 どうやら恋心と一緒に鍵の存在も忘れてしまったようで、鍵のありかを思い出すために元婚約者にもう一度恋をすることになった。 ※連載版です。 ※短編版とは設定が変わります。

所詮は他人事と言われたので他人になります!婚約者も親友も見捨てることにした私は好きに生きます!

ユウ
恋愛
辺境伯爵令嬢のリーゼロッテは幼馴染と婚約者に悩まされてきた。 幼馴染で親友であるアグネスは侯爵令嬢であり王太子殿下の婚約者ということもあり幼少期から王命によりサポートを頼まれていた。 婚約者である伯爵家の令息は従妹であるアグネスを大事にするあまり、婚約者であるサリオンも優先するのはアグネスだった。 王太子妃になるアグネスを優先することを了承ていたし、大事な友人と婚約者を愛していたし、尊敬もしていた。 しかしその関係に亀裂が生じたのは一人の女子生徒によるものだった。 貴族でもない平民の少女が特待生としてに入り王太子殿下と懇意だったことでアグネスはきつく当たり、婚約者も同調したのだが、相手は平民の少女。 遠回しに二人を注意するも‥ 「所詮あなたは他人だもの!」 「部外者がしゃしゃりでるな!」 十年以上も尽くしてきた二人の心のない言葉に愛想を尽かしたのだ。 「所詮私は他人でしかないので本当の赤の他人になりましょう」 関係を断ったリーゼロッテは国を出て隣国で生きていくことを決めたのだが… 一方リーゼロッテが学園から姿を消したことで二人は王家からも責められ、孤立してしまうのだった。 なんとか学園に連れ戻そうと試みるのだが…

婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた

cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。 お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。 婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。 過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。 ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。 婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。 明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。 「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。 そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。 茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。 幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。 「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?! ★↑例の如く恐ろしく省略してます。 ★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません

交際7年の恋人に別れを告げられた当日、拗らせた年下の美丈夫と0日婚となりました

cyaru
恋愛
7年間付き合ってきた恋人のエトガーに遂に!遂に!遂に!求婚される?! 「今更の求婚」と胸を弾ませ待ち合わせのレストランに出向いてみれば求婚どころか「子供が出来たし、結婚する」と運命の出会いをしたという女性、アメリアを紹介された。 アメリアには「今度は言動を弁えろ」と言わんばかりのマウントを取られるし、エトガーには「借りた金は出産祝いでチャラにして」と信じられない事を言われてしまった。 やってられない!バーに入ったフライアは記憶を失うほど飲んだらしい。 何故かと言えば目覚めた場所はなんと王宮内なのに超絶美丈夫と朝チュン状態で、国王と王太子の署名入り結婚許可証を見せられたが、全く覚えがない。 夫となったのはヴォーダン。目が覚めるどころじゃない美丈夫なのだが聞けばこの国の人じゃない?! ついでにフライアはド忘れしているが、15年前に出会っていて結婚の約束をしたという。 そしてヴォーダンの年齢を聞いて思考が止まった。 「私より5歳も年下?!」 ヴォーダンは初恋の人フライアを妻に出来て大喜び。戦場では軍神と呼ばれ血も涙もない作戦決行で非情な男と言われ、たった3年で隣国は間もなく帝国になるのではと言われる立役者でもあったが、フライアの前だけでは借りてきた猫になる。 ただヴォーダンは軍神と呼ばれてもまだ将軍ではなく、たまたた協定の為に内々で訪れていただけ。「すぐに迎えに来る」と言い残し自軍に合流するため出掛けて行った。 フライアの結婚を聞いたアメリアはエトガーに「結婚の話はなかった事に」と言い出すのだが…。 ★↑例の如く恐ろしく省略してます。 ★7月5日投稿開始、完結は7月7日です。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。 ※架空のお話です。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。

神が愛した、罪の味 ―腹ペコシスター、変装してこっそりと外食する―

椎名 富比路
ファンタジー
神に仕えるシスター・クリスの趣味は、こっそり食べ歩きである。 懺悔室で教えてもらった、場末の大衆食堂。 ダンジョンで戦ったモンスターの肉を使った、チーズハンバーグ。 屋台のラーメン。 王宮御用達のスイーツ。 神はなぜ、人に【空腹】を教えたのでしょう? 罪とわかっていながらも、食べ歩きはやめられない! 第14回 ファンタジー大賞 応募作 カクヨム同時投稿

タイトル[倫理観を捨てたゴミ野郎の異世界録]

絶望を超越するもの
ファンタジー
倫理観を捨てたゴミ野郎の異世界録 本作は小説家になろうとカクヨムとアルファポリスと ノベルアップ+で投稿しています

神の手違い転生。悪と理不尽と運命を無双します!

yoshikazu
ファンタジー
橘 涼太。高校1年生。突然の交通事故で命を落としてしまう。 しかしそれは神のミスによるものだった。 神は橘 涼太の魂を神界に呼び謝罪する。その時、神は橘 涼太を気に入ってしまう。 そして橘 涼太に提案をする。 『魔法と剣の世界に転生してみないか?』と。 橘 涼太は快く承諾して記憶を消されて転生先へと旅立ちミハエルとなる。 しかし神は転生先のステータスの平均設定を勘違いして気付いた時には100倍の設定になっていた。 さらにミハエルは〈光の加護〉を受けておりステータスが合わせて1000倍になりスキルも数と質がパワーアップしていたのだ。 これは神の手違いでミハエルがとてつもないステータスとスキルを提げて世の中の悪と理不尽と運命に立ち向かう物語である。

いらないと言ったのはあなたの方なのに

水谷繭
恋愛
精霊師の名門に生まれたにも関わらず、精霊を操ることが出来ずに冷遇されていたセラフィーナ。 セラフィーナは、生家から救い出して王宮に連れてきてくれた婚約者のエリオット王子に深く感謝していた。 エリオットに尽くすセラフィーナだが、関係は歪つなままで、セラよりも能力の高いアメリアが現れると完全に捨て置かれるようになる。 ある日、エリオットにお前がいるせいでアメリアと婚約できないと言われたセラは、二人のために自分は死んだことにして隣国へ逃げようと思いつく。 しかし、セラがいなくなればいいと言っていたはずのエリオットは、実際にセラが消えると血相を変えて探しに来て……。 ◆表紙画像はGirly drop様からお借りしました🍬 ◇いいね、エールありがとうございます!

処理中です...