伯爵家の三男は冒険者を目指す！

第一章

冒険者学校

俺がこの世界に来てから2日が経とうとしていた

あの日から父さんは領主としての仕事をこなしながら、俺に冒険者学校のことについてもっと詳しく教えてくれた

曰く、基本的な地理、歴史、薬学、魔物についての知識が必要とのこと
また、実技の方は魔法と試験官との模擬戦があって、魔法の方は離れた的に当てればいいらしく。模擬戦の方は勝つ必要はなく、あくまで実力を見極めるためらしい。勿論勝てば大幅に加点されるらしい。
まあ、勝てるわけないけどね。12歳で勝てたらやばいでしょ。。。


そして冒険者学校の存在意義についても教わった。

この世界では冒険者になることができるのは15歳からだが、体は成長しているとはいえそんな素人が魔物と戦う事になると、必然的に死亡率は大変な事になる。
そこで、12歳から知識・経験・実力をつけさせておく事によって、死亡率をなるべく下げようというもの。

また、魔物の討伐にいちいち軍を動かしているわけにもいかないので、魔物への対策として冒険者の存在は必要不可欠である。

...という事らしい。まあ勿論これでも死んじゃう人はいるようだけど、冒険者という職業柄それはしょうがないかもしれない。何より想定外のことって意外とよく起きるらしいし...

例えば、こんなんとか

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「よし、これから魔物を狩りに行くぞ！」
『『おーー！！！』』


どらごん が あらわれた

どらごん の ぶれすこうげき

『『ギャーーー』』

ぼうけんしゃたち は ぜんめつ してしまった！

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何て事もあるだろうし...いや、あるのか？
あったら怖いな...。おっと武者震いがっ


話を戻すけど、冒険者学校を作ることで若者が才能を開花させる前に魔物に殺されてしまうということが少なくなり、結果優秀な冒険者が増える。そうすると街の近くでは魔物がすくなくなって、人が集まりやすくなるし、商人の行き来も活発になり経済的な効果も期待できる。大規模な魔物の群が襲って来たときも国民への被害を最小限に抑えられる。
また、他国への抑止力にもなるという狙いもあったようだ。

だから学費はかからないんだとか。


授業、厳しそうだな...






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次はいよいよ主人公のステータスが明らかに...！？

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