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第三章
3-117 最強はお母様です
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大臣達は次々と自分達が知るクズ国王陛下と裏切者の大臣について話出した。
途中からは国王陛下や皇太子殿下、ギルマス達も加わり話を聞いたのだが...何回話を聞いもやるせなさが湧くばかりだった。
それと...《謎の行商人》について腑に落ちない点がますばかりだった。
いつ、どこから、なんの目的で現れるのかがさっぱりわからないからだ。
しかも誰一人してその行商人の姿は見ていても容姿、年齢、性別までははっきり知る者がいないというのだから謎すぎで気味悪いとしか言えない。
大臣達から全ての話を聞いた国王陛下はある伝令を国中と同盟国に早急に出した。
その内容はというと...大臣達から聞き出したその《謎の行商人》の絵を描きお触れ書きのようにして注意を促した。
そして見かけたら直ぐにギルドに連絡して私達兄弟に対応にあたらせるようにと言明付。
救い出した人達は暫くの間は私達の住んでいる国で生活してもうことにした。
王子達と大臣達はお城にて国賓としての扱いで対応してくれることになり、他の国の民は街の空いている場所に家を建てて暫くは私達の国の国民として生活して仕事も与えられる事になった。
こうして彼らの暫くの生活のめどはたち残るは...《謎の行商人》と私が連れて帰ってきた"ペット"だ。
王子達の事でペットのことは有耶無耶にできると内心おもっていたのだが...そうは問屋がおろさなかった。
ギルマスに呼ばれて両親や保護者達も来て国民達の対応にあたっていたのでバレないうちに小さくなっているグレーフェンリル達を家に連れて帰ろうかと思ったのだが...直ぐに両親に見つかってしまい...今フレアと二人皆の前で正座させられて説教を受けている。
『ねぇ~聞いてもいいかしら?なんなのかなぁ?この可愛いわんこ達は。普通の犬じゃないわよね?なんでかなぁ??どうするつもりかなぁ??』
満面の...これでもかという笑顔を浮かべて私に詰め寄る"お母様"。
お母様の様子を見て父さんは密かに怯えている。
他の保護者達も視線を逸らして巻き込まれないようにしているのだ。
私とフレアは大きな体を小さくしてお母様の圧から逃れようとしたが...無駄な抵抗だった。
結局しこたま四時間ぐちぐちと説教を聞きペットして家でお世話をする事を許可してもらえた。
グレーフェンリル達も私達のやりとりを見て誰が一番強い群れのボスかを瞬時に理解したようでお母さんの言うことは素直に聞く良い子になった。
ギルドではグレーフェンリル達を私の獣魔という形で登録して専用の首輪を付ける。
こうしてまた我が家は賑やかになったのだが...幸せな時間はあっという間に過ぎるのだった。
それは突然...闇と一緒に来訪したのだ。
途中からは国王陛下や皇太子殿下、ギルマス達も加わり話を聞いたのだが...何回話を聞いもやるせなさが湧くばかりだった。
それと...《謎の行商人》について腑に落ちない点がますばかりだった。
いつ、どこから、なんの目的で現れるのかがさっぱりわからないからだ。
しかも誰一人してその行商人の姿は見ていても容姿、年齢、性別までははっきり知る者がいないというのだから謎すぎで気味悪いとしか言えない。
大臣達から全ての話を聞いた国王陛下はある伝令を国中と同盟国に早急に出した。
その内容はというと...大臣達から聞き出したその《謎の行商人》の絵を描きお触れ書きのようにして注意を促した。
そして見かけたら直ぐにギルドに連絡して私達兄弟に対応にあたらせるようにと言明付。
救い出した人達は暫くの間は私達の住んでいる国で生活してもうことにした。
王子達と大臣達はお城にて国賓としての扱いで対応してくれることになり、他の国の民は街の空いている場所に家を建てて暫くは私達の国の国民として生活して仕事も与えられる事になった。
こうして彼らの暫くの生活のめどはたち残るは...《謎の行商人》と私が連れて帰ってきた"ペット"だ。
王子達の事でペットのことは有耶無耶にできると内心おもっていたのだが...そうは問屋がおろさなかった。
ギルマスに呼ばれて両親や保護者達も来て国民達の対応にあたっていたのでバレないうちに小さくなっているグレーフェンリル達を家に連れて帰ろうかと思ったのだが...直ぐに両親に見つかってしまい...今フレアと二人皆の前で正座させられて説教を受けている。
『ねぇ~聞いてもいいかしら?なんなのかなぁ?この可愛いわんこ達は。普通の犬じゃないわよね?なんでかなぁ??どうするつもりかなぁ??』
満面の...これでもかという笑顔を浮かべて私に詰め寄る"お母様"。
お母様の様子を見て父さんは密かに怯えている。
他の保護者達も視線を逸らして巻き込まれないようにしているのだ。
私とフレアは大きな体を小さくしてお母様の圧から逃れようとしたが...無駄な抵抗だった。
結局しこたま四時間ぐちぐちと説教を聞きペットして家でお世話をする事を許可してもらえた。
グレーフェンリル達も私達のやりとりを見て誰が一番強い群れのボスかを瞬時に理解したようでお母さんの言うことは素直に聞く良い子になった。
ギルドではグレーフェンリル達を私の獣魔という形で登録して専用の首輪を付ける。
こうしてまた我が家は賑やかになったのだが...幸せな時間はあっという間に過ぎるのだった。
それは突然...闇と一緒に来訪したのだ。
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