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「うーん湊の手スベスベ~」
「琉星が熱で暴走してるんだけど…」
「猫みたいだな」
「だ~れが猫だ瑠夏~」
俺は暴走もしてないし~猫じゃねぇー!!
あー頭フワフワしだした。
「琉星様、大丈夫ですか?」
「翔ちゃぁーん可愛いねぇ~!!」
俺の前に親衛隊の翔ちゃんがいたから今度は翔ちゃんに抱きつく。
「りゅ、琉星様!?///」
「うーん、翔ちゃんもいい匂いする~大好き~」
「え、あ、琉星様ダメですよ要様が見てます」
「要~?」
なんで要が見てると翔ちゃん抱きしめちゃダメなんだー?
別によくねー?俺は俺の好きなようにするんだい!
「琉星、そのくらいにしておけ、熱があるんだろ?」
要にそう言われ翔ちゃんから引き離される。
「うーん、俺熱ある?でもいちごパフェ食べれるから元気だぞ?」
「そうか、寮に戻っていちごパフェ食べるか?」
「食べる!」
「じゃあおんぶしてやるから背中に乗れ」
「わかった!」
いそいそと要の背中に乗る。
「鈴夜、あとは任せた」
「わかってますよ、ちゃんと看病してあげて下さい」
「副会長バイバイ~湊達もバイバイ~」
俺は帰っていちごパフェを食べる!!
熱で意識が朦朧としていた俺は気づかなかった、全校生徒の前で素の自分で要達と会話していたことに。
それを知る事になるのはまだ先の話。
……こうして歓迎会2日目は料理を食べれず、萌えも楽しめずに終わったのだった…。
「琉星が熱で暴走してるんだけど…」
「猫みたいだな」
「だ~れが猫だ瑠夏~」
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あー頭フワフワしだした。
「琉星様、大丈夫ですか?」
「翔ちゃぁーん可愛いねぇ~!!」
俺の前に親衛隊の翔ちゃんがいたから今度は翔ちゃんに抱きつく。
「りゅ、琉星様!?///」
「うーん、翔ちゃんもいい匂いする~大好き~」
「え、あ、琉星様ダメですよ要様が見てます」
「要~?」
なんで要が見てると翔ちゃん抱きしめちゃダメなんだー?
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