126 / 134
大好きなみんなと
4
しおりを挟む
茅野君の笑顔でなごやかな雰囲気になった。
この笑顔…
全然変わってない。
ううん、ますますパワーアップしてるかも。
きっと、今の仕事、充実してるんだろうな…
『北斗君でしたよね?すごく可愛いですね』
『北斗、パパとママのお友達だよ』
絢斗が、茅野君のことを紹介した。
『こんにちは。深月北斗です』
北斗は頭を下げた。
『北斗君。よく来てくれました。パパとママのお友達の茅野です。よろしくお願いします』
茅野君は、ニコニコしながら北斗に話しかけてくれた。
絢斗が、先にチェックインを済ませてくるからと、北斗を連れて行った。
私と茅野君を2人きりにしてくれたんだ。
『お久しぶりです、本当に』
『いよいよご両親の旅館で働くことになったんだね。良かったね…こんな立派な旅館でお客様と触れ合えて幸せだよね。本当に、すごく素敵。私も泊まらせてもらえて嬉しいよ』
『ありがとうございます。でも…一花さんも幸せですよね。あんなかっこいいご主人と可愛い子どもさんがいて』
『うん、幸せだよ。いろんな人に感謝してる。みんなのおかげで今があるから…もちろん、茅野君にも』
ひしひしとそう感じてる。
『一花さん…僕のことなんかもう忘れてるかと思ってました』
『まさか!忘れるわけないよ。あんなに…お世話になったんだから。茅野君と一緒に働いた時間は、ずっと大切な思い出だよ』
『そうですね。僕も同じです。今でも全然変わらないんですね、一花さんは。ずっと変わらず…素敵です。素敵過ぎます』
そんな優しい言葉を満面の笑みを浮かべて言ってくれるんだね、お世辞でも嬉しいよ、ありがとう。
『子育てが大変でちょっと自分磨きがおろそかになってしまってる。そろそろちゃんと頑張らなきゃね。でも、今日、茅野君に会えて、その笑顔を見れて良かった』
『僕もです。総支配人からお電話を頂いた時は、本当にびっくりしましたけど…一花さんに会えると思ったら、毎日ドキドキしてました』
この笑顔…
全然変わってない。
ううん、ますますパワーアップしてるかも。
きっと、今の仕事、充実してるんだろうな…
『北斗君でしたよね?すごく可愛いですね』
『北斗、パパとママのお友達だよ』
絢斗が、茅野君のことを紹介した。
『こんにちは。深月北斗です』
北斗は頭を下げた。
『北斗君。よく来てくれました。パパとママのお友達の茅野です。よろしくお願いします』
茅野君は、ニコニコしながら北斗に話しかけてくれた。
絢斗が、先にチェックインを済ませてくるからと、北斗を連れて行った。
私と茅野君を2人きりにしてくれたんだ。
『お久しぶりです、本当に』
『いよいよご両親の旅館で働くことになったんだね。良かったね…こんな立派な旅館でお客様と触れ合えて幸せだよね。本当に、すごく素敵。私も泊まらせてもらえて嬉しいよ』
『ありがとうございます。でも…一花さんも幸せですよね。あんなかっこいいご主人と可愛い子どもさんがいて』
『うん、幸せだよ。いろんな人に感謝してる。みんなのおかげで今があるから…もちろん、茅野君にも』
ひしひしとそう感じてる。
『一花さん…僕のことなんかもう忘れてるかと思ってました』
『まさか!忘れるわけないよ。あんなに…お世話になったんだから。茅野君と一緒に働いた時間は、ずっと大切な思い出だよ』
『そうですね。僕も同じです。今でも全然変わらないんですね、一花さんは。ずっと変わらず…素敵です。素敵過ぎます』
そんな優しい言葉を満面の笑みを浮かべて言ってくれるんだね、お世辞でも嬉しいよ、ありがとう。
『子育てが大変でちょっと自分磨きがおろそかになってしまってる。そろそろちゃんと頑張らなきゃね。でも、今日、茅野君に会えて、その笑顔を見れて良かった』
『僕もです。総支配人からお電話を頂いた時は、本当にびっくりしましたけど…一花さんに会えると思ったら、毎日ドキドキしてました』
1
お気に入りに追加
113
あなたにおすすめの小説
オオカミ課長は、部下のウサギちゃんを溺愛したくてたまらない
若松だんご
恋愛
――俺には、将来を誓った相手がいるんです。
お昼休み。通りがかった一階ロビーで繰り広げられてた修羅場。あ~課長だあ~、大変だな~、女性の方、とっても美人だな~、ぐらいで通り過ぎようと思ってたのに。
――この人です! この人と結婚を前提につき合ってるんです。
ほげええっ!?
ちょっ、ちょっと待ってください、課長!
あたしと課長って、ただの上司と部下ですよねっ!? いつから本人の了承もなく、そういう関係になったんですかっ!? あたし、おっそろしいオオカミ課長とそんな未来は予定しておりませんがっ!?
課長が、専務の令嬢とのおつき合いを断るネタにされてしまったあたし。それだけでも大変なのに、あたしの住むアパートの部屋が、上の住人の失態で水浸しになって引っ越しを余儀なくされて。
――俺のところに来い。
オオカミ課長に、強引に同居させられた。
――この方が、恋人らしいだろ。
うん。そうなんだけど。そうなんですけど。
気分は、オオカミの巣穴に連れ込まれたウサギ。
イケメンだけどおっかないオオカミ課長と、どんくさくって天然の部下ウサギ。
(仮)の恋人なのに、どうやらオオカミ課長は、ウサギをかまいたくてしかたないようで――???
すれ違いと勘違いと溺愛がすぎる二人の物語。
禁断溺愛
流月るる
恋愛
親同士の結婚により、中学三年生の時に湯浅製薬の御曹司・巧と義兄妹になった真尋。新しい家族と一緒に暮らし始めた彼女は、義兄から独占欲を滲ませた態度を取られるようになる。そんな義兄の様子に、真尋の心は揺れ続けて月日は流れ――真尋は、就職を区切りに彼への想いを断ち切るため、義父との養子縁組を解消し、ひっそりと実家を出た。しかし、ほどなくして海外赴任から戻った巧に、その事実を知られてしまう。当然のごとく義兄は大激怒で真尋のマンションに押しかけ、「赤の他人になったのなら、もう遠慮する必要はないな」と、甘く淫らに懐柔してきて……? 切なくて心が甘く疼く大人のエターナル・ラブ。
愛し愛され愛を知る。【完】
夏目萌(月嶋ゆのん)
恋愛
訳あって住む場所も仕事も無い神宮寺 真彩に救いの手を差し伸べたのは、国内で知らない者はいない程の大企業を経営しているインテリヤクザで鬼龍組組長でもある鬼龍 理仁。
住み込み家政婦として高額な月収で雇われた真彩には四歳になる息子の悠真がいる。
悠真と二人で鬼龍組の屋敷に身を置く事になった真彩は毎日懸命に家事をこなし、理仁は勿論、組員たちとの距離を縮めていく。
特に危険もなく、落ち着いた日々を過ごしていた真彩の前に一人の男が現れた事で、真彩は勿論、理仁の生活も一変する。
そして、その男の存在があくまでも雇い主と家政婦という二人の関係を大きく変えていく――。
これは、常に危険と隣り合わせで悲しませる相手を作りたくないと人を愛する事を避けてきた男と、大切なモノを守る為に自らの幸せを後回しにしてきた女が『生涯を共にしたい』と思える相手に出逢い、恋に落ちる物語。
※ あくまでもフィクションですので、その事を踏まえてお読みいただければと思います。設定等合わない場合はごめんなさい。また、実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
イケメン副社長のターゲットは私!?~彼と秘密のルームシェア~
美和優希
恋愛
木下紗和は、務めていた会社を解雇されてから、再就職先が見つからずにいる。
貯蓄も底をつく中、兄の社宅に転がり込んでいたものの、頼りにしていた兄が突然転勤になり住む場所も失ってしまう。
そんな時、大手お菓子メーカーの副社長に救いの手を差しのべられた。
紗和は、副社長の秘書として働けることになったのだ。
そして不安一杯の中、提供された新しい住まいはなんと、副社長の自宅で……!?
突然始まった秘密のルームシェア。
日頃は優しくて紳士的なのに、時々意地悪にからかってくる副社長に気づいたときには惹かれていて──。
初回公開・完結*2017.12.21(他サイト)
アルファポリスでの公開日*2020.02.16
*表紙画像は写真AC(かずなり777様)のフリー素材を使わせていただいてます。
恋とキスは背伸びして
葉月 まい
恋愛
結城 美怜(24歳)…身長160㎝、平社員
成瀬 隼斗(33歳)…身長182㎝、本部長
年齢差 9歳
身長差 22㎝
役職 雲泥の差
この違い、恋愛には大きな壁?
そして同期の卓の存在
異性の親友は成立する?
数々の壁を乗り越え、結ばれるまでの
二人の恋の物語
甘過ぎるオフィスで塩過ぎる彼と・・・
希花 紀歩
恋愛
24時間二人きりで甘~い💕お仕事!?
『膝の上に座って。』『悪いけど仕事の為だから。』
小さな翻訳会社でアシスタント兼翻訳チェッカーとして働く風永 唯仁子(かざなが ゆにこ)(26)は頼まれると断れない性格。
ある日社長から、急ぎの翻訳案件の為に翻訳者と同じ家に缶詰になり作業を進めるように命令される。気が進まないものの、この案件を無事仕上げることが出来れば憧れていた翻訳コーディネーターになれると言われ、頑張ろうと心を決める。
しかし翻訳者・若泉 透葵(わかいずみ とき)(28)は美青年で優秀な翻訳者であるが何を考えているのかわからない。
彼のベッドが置かれた部屋で二人きりで甘い恋愛シミュレーションゲームの翻訳を進めるが、透葵は翻訳の参考にする為と言って、唯仁子にあれやこれやのスキンシップをしてきて・・・!?
過去の恋愛のトラウマから仕事関係の人と恋愛関係になりたくない唯仁子と、恋愛はくだらないものだと思っている透葵だったが・・・。
*導入部分は説明部分が多く退屈かもしれませんが、この物語に必要な部分なので、こらえて読み進めて頂けると有り難いです。
<表紙イラスト>
男女:わかめサロンパス様
背景:アート宇都宮様
独占欲強めな極上エリートに甘く抱き尽くされました
紡木さぼ
恋愛
旧題:婚約破棄されたワケアリ物件だと思っていた会社の先輩が、実は超優良物件でどろどろに溺愛されてしまう社畜の話
平凡な社畜OLの藤井由奈(ふじいゆな)が残業に勤しんでいると、5年付き合った婚約者と破談になったとの噂があるハイスペ先輩柚木紘人(ゆのきひろと)に声をかけられた。
サシ飲みを経て「会社の先輩後輩」から「飲み仲間」へと昇格し、飲み会中に甘い空気が漂い始める。
恋愛がご無沙汰だった由奈は次第に紘人に心惹かれていき、紘人もまた由奈を可愛がっているようで……
元カノとはどうして別れたの?社内恋愛は面倒?紘人は私のことどう思ってる?
社会人ならではのじれったい片思いの果てに晴れて恋人同士になった2人。
「俺、めちゃくちゃ独占欲強いし、ずっと由奈のこと抱き尽くしたいって思ってた」
ハイスペなのは仕事だけではなく、彼のお家で、オフィスで、旅行先で、どろどろに愛されてしまう。
仕事中はあんなに冷静なのに、由奈のことになると少し甘えん坊になってしまう、紘人とらぶらぶ、元カノの登場でハラハラ。
ざまぁ相手は紘人の元カノです。
駆け引きから始まる、溺れるほどの甘い愛
玖羽 望月
恋愛
雪代 恵舞(ゆきしろ えま)28歳は、ある日祖父から婚約者候補を紹介される。
アメリカの企業で部長職に就いているという彼は、竹篠 依澄(たけしの いずみ)32歳だった。
恵舞は依澄の顔を見て驚く。10年以上前に別れたきりの、初恋の人にそっくりだったからだ。けれど名前すら違う別人。
戸惑いながらも、祖父の顔を立てるためお試し交際からスタートという条件で受け入れる恵舞。結婚願望などなく、そのうち断るつもりだった。
一方依澄は、早く婚約者として受け入れてもらいたいと、まずお互いを知るために簡単なゲームをしようと言い出す。
「俺が勝ったら唇をもらおうか」
――この駆け引きの勝者はどちら?
*付きはR描写ありです。
エブリスタにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる