最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます

けいこ

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大好きなみんなと

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茅野君の笑顔でなごやかな雰囲気になった。


この笑顔…


全然変わってない。


ううん、ますますパワーアップしてるかも。


きっと、今の仕事、充実してるんだろうな…


『北斗君でしたよね?すごく可愛いですね』


『北斗、パパとママのお友達だよ』


絢斗が、茅野君のことを紹介した。


『こんにちは。深月北斗です』


北斗は頭を下げた。


『北斗君。よく来てくれました。パパとママのお友達の茅野です。よろしくお願いします』


茅野君は、ニコニコしながら北斗に話しかけてくれた。


絢斗が、先にチェックインを済ませてくるからと、北斗を連れて行った。


私と茅野君を2人きりにしてくれたんだ。


『お久しぶりです、本当に』


『いよいよご両親の旅館で働くことになったんだね。良かったね…こんな立派な旅館でお客様と触れ合えて幸せだよね。本当に、すごく素敵。私も泊まらせてもらえて嬉しいよ』


『ありがとうございます。でも…一花さんも幸せですよね。あんなかっこいいご主人と可愛い子どもさんがいて』


『うん、幸せだよ。いろんな人に感謝してる。みんなのおかげで今があるから…もちろん、茅野君にも』


ひしひしとそう感じてる。


『一花さん…僕のことなんかもう忘れてるかと思ってました』


『まさか!忘れるわけないよ。あんなに…お世話になったんだから。茅野君と一緒に働いた時間は、ずっと大切な思い出だよ』


『そうですね。僕も同じです。今でも全然変わらないんですね、一花さんは。ずっと変わらず…素敵です。素敵過ぎます』


そんな優しい言葉を満面の笑みを浮かべて言ってくれるんだね、お世辞でも嬉しいよ、ありがとう。


『子育てが大変でちょっと自分磨きがおろそかになってしまってる。そろそろちゃんと頑張らなきゃね。でも、今日、茅野君に会えて、その笑顔を見れて良かった』


『僕もです。総支配人からお電話を頂いた時は、本当にびっくりしましたけど…一花さんに会えると思ったら、毎日ドキドキしてました』


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