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もう1つの桜の前で
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そう言って、私が迷う間もなく先に歩き出してしまった。
仕方なく後を追いかけたけど、結構、強引なんだ…茅野君。
絢斗と初めて居酒屋に行った時も、同じような感じだったよな。
だけど…
今まで茅野君とゆっくり2人で話したこと無かったから、仕事のこととか、いろいろ話してみたいなって、本当は少し思ってたんだ。
茅野君は、私のマンションとは違う方に向かって歩いてる。
駅の方向だから、お店はたくさんありそうだけど…
『お腹空きましたよね』
『うん。結構空いたかも。この近くのお店?』
『はい?すごく美味しくて、友達と…あ、さっきのコーラス仲間ともよく行くんです』
『そうなんだ。茅野君ってお友達たくさんいそうだよね』
『そう見えますか?まあ…友達は多いかも知れませんね』
明るくて人懐っこい茅野君だから、簡単にうなづける。
その愛らしい笑顔は男性でも惹き付けられそうだ。
ましてや、女の子ならなおさら。
そう言えば、茅野君、彼女いるのかな?
『着きました、ここですよ』
うわ…ここ、初めて来たお店だ。
カフェレストラン。
とてもオシャレな店内には、カップルかな、男女2人組が多かった。
1番奥のテーブルに案内され、私達はまずワインで乾杯した。
『今日は本当に嬉しいです』
『え?あ…うん、そうだよね。今日のプロポーズは最高だったよね。私も嬉しかった。茅野君達のコーラスが花を添えてくれて、それがとっても素敵だったから』
来てくれた全員が、かなりのイケメン揃いだったのも驚いたけど、その中でも茅野君はひときわ目立ってキラキラ輝いてたな。
普段は可愛い系のイケメン。
だけど、メインで歌ってる時は…
英語が上手いのも手伝って、男らしくて更にカッコよく見えた。
仕方なく後を追いかけたけど、結構、強引なんだ…茅野君。
絢斗と初めて居酒屋に行った時も、同じような感じだったよな。
だけど…
今まで茅野君とゆっくり2人で話したこと無かったから、仕事のこととか、いろいろ話してみたいなって、本当は少し思ってたんだ。
茅野君は、私のマンションとは違う方に向かって歩いてる。
駅の方向だから、お店はたくさんありそうだけど…
『お腹空きましたよね』
『うん。結構空いたかも。この近くのお店?』
『はい?すごく美味しくて、友達と…あ、さっきのコーラス仲間ともよく行くんです』
『そうなんだ。茅野君ってお友達たくさんいそうだよね』
『そう見えますか?まあ…友達は多いかも知れませんね』
明るくて人懐っこい茅野君だから、簡単にうなづける。
その愛らしい笑顔は男性でも惹き付けられそうだ。
ましてや、女の子ならなおさら。
そう言えば、茅野君、彼女いるのかな?
『着きました、ここですよ』
うわ…ここ、初めて来たお店だ。
カフェレストラン。
とてもオシャレな店内には、カップルかな、男女2人組が多かった。
1番奥のテーブルに案内され、私達はまずワインで乾杯した。
『今日は本当に嬉しいです』
『え?あ…うん、そうだよね。今日のプロポーズは最高だったよね。私も嬉しかった。茅野君達のコーラスが花を添えてくれて、それがとっても素敵だったから』
来てくれた全員が、かなりのイケメン揃いだったのも驚いたけど、その中でも茅野君はひときわ目立ってキラキラ輝いてたな。
普段は可愛い系のイケメン。
だけど、メインで歌ってる時は…
英語が上手いのも手伝って、男らしくて更にカッコよく見えた。
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