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未来を決めた日

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瑞の熱い抱擁。
私はこの人の彼女であり、婚約者なんだと、ギュッとされて確信する。


甘くて情熱的な夜が……
また、始まる。


一刻も早く、お互いの肌の温もりを確かめ合いたい。そんな感情が2人を支配するみたいに、敷いてあるお布団の上で、瑞は私の浴衣の帯から上を一気に脱がせた。
ブラをつけていない私の胸が、一瞬にしてあらわになる。


私も、瑞の浴衣をつかんで、肩から滑り落とした。
目の前に現れた美しい胸板が、最高に私の胸をドキドキさせる。


そして、何度も繰り返される濃厚なキス。
舌の絡まる感触だけで、体中が痺れ出す。


胸から優しく愛撫され、その後も止まることなく続く瑞の攻め。
たまらずどんどん敏感になるこの体。


「瑞……私って……ふしだらな女かな?   すごく……瑞が欲しくてたまらないの。こんな女、嫌い?」


「まさか、嫌いなわけない。俺は、この信じられない程感じやすい体、お前のエロくて可愛い声、全てがたまらなく好きだ。ずっと変わらずにこのままでいて……いや、もっと淫らでもいい」


「瑞……嬉しい。私、こんな自分が恥ずかしくて、嫌われちゃいそうで心配だった」


「嫌うわけないだろ。俺がどれだけお前のことを愛してるのか、全然わかってない。愛莉の体はもちろん、大切なお前の心も……全部全部、どうしようもないくらい大好きだから。お前を誰にも渡さない。絶対に」


そう言って、私の敏感なところを舌を使って愛撫した。とってもいやらしい舐め方で……


「瑞……こんな私を愛してくれて、本当に……ありがとう……あっ、ダ、ダメだよ……そんなに激しくしちゃ……すぐにイッちゃう」


自然に大きく息が漏れる。
喘ぎ声を恥ずかしく感じる余裕はない。


瑞は、私の気持ち良いところを全て覚えたの?
「このままどうなってもいい」って、瑞に触れられる度にそう感じるよ。
気持ちよくて、我慢できなくて、たまらない。
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