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最終章 人生なる様にしかならない(苦笑)
最終話 リアルの嫁は男の娘じゃないと思った?
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あれから…後に月華団事件と名付けられたあの事件から二年が経っていた
バラ組のみんながどうなったかと言うと…
ミナミとジュンはお調子者の似た者同士だったのもあってか
とても仲の良い親友になった様だ。
ジュンの提案で二人で漫才コンビを組むと言っていずみ荘を去って行ったのだが
女装漫才師【TSアイラブユー】のコンビ名で、トランスアーツを使った芸
「オッパイが…大きくなっちゃった~!!」
のネタで一世を風靡するのはこれから数年後の話である。
アイはと言うと、これが意外な事にヒカルさんと恋仲になっていた。
太陽台の最終決戦で協力して戦ったのがきっかけらしい…
常時女性として生きると決心したらしく、目下花嫁修業中で
よくいずみ荘の炊事、洗濯を手伝ってくれる。
あのはんなりした性格はいいお嫁さん、いいお母さんになるだろう。
ヒカルさんは、教員免許を持っていたらしく
N高校の女性体育教師として赴任。
ミズキ先生と同僚になったので、また男の娘教師が増えた訳だ…
何故かと言うかやっぱりと言うか、女子生徒にとても人気が高いらしい。
確かにジャージを颯爽と着こなして男装の麗人ぽく見えるからな…
本当に男だけど…
二人は今もこのいずみ荘のジュン&アイが使っていた部屋に同棲して暮らしている。
ミズキ先生とハルカさんは、各々そのままの職場で勤務を続けている
噂ではあの二人はルームシェアで同居中らしい…
ハルカさん曰く、ラヴァーズソウルの効果であの光を浴びると人肌恋しくなってしまうんだそうだ…ちょっと眉唾な話だが…
まぁ、以前から二人は仲良かったからそう不自然では無いかも知れない
でも百合?薔薇?どっち?何とも悩ましい話である。
それでもあのアダルティー&セクシーな二人はこれからも男性の視線を引き付けて止まないだろう…だが男だ!
僕の父親であるカグラは
『迷惑を掛けた、旅に出るニャ(猫の足跡型スタンプ)』
の書置きを残して何処かへ行ってしまった…
全く…あのオヤジは…どこまでも自由だな…
どうせまたひょっこり戻って来るだろうさ。
僕とイツキは昨年、無事N高校を卒業。
イツキは地元のとある会社に勤めたが
僕はこの一年、働きもせずずっと家事手伝いをしている。
それはなぜかって?
二年前の月華団事件の後、僕の体は男に戻る事が出来なくなってしまったのだ!
どうやらラヴァーズソウルを創り出した時に、イツキを愛する男性として受け入れ、体内のアニマが超絶に活性化した事により体が完全に女性になってしまったらしいのだ…
ただ前例がまるで無い出来事らしくまだ諦めるのは早いとハルカさんは言ってくれたけど…
この体のまま社会に出るということに心の折り合いが付かない僕は
「決心がつくまで~アパートの手伝いを~していればいいわ~」
と言ってくれた母さんの言葉に甘えて今に至ると言う訳。
このままじゃいけないよな~やっぱり働きに出ないと…
でもそうなると女性として社会に出る事になるんだよね…
ピンクのミニスカート、フリルのいっぱい付いたエプロンで今日の晩御飯の支度をしながらそんな事を考えていた。
ピピピピピ
ごはんが炊けたので炊飯器のふたを開ける。
湯気が立ち昇りごはん特有のにおいをかいだ瞬間…
「うえぇぇぇぇぇ…!!?」
突然の強烈な吐き気!
僕は口を押え一目散にトイレに駆け込んだ!
「あら~どうしたの~?アキラちゃん」
僕の様子を心配した母さんが来てくれた。
「何でか知らないけどご飯のにおいを嗅いだら急に吐き気がして…」
息を切らせながら今起こった事を話したら…
「あらあらまあまあ…私もとうとうおばあちゃんになるのね~」
鼻歌で両手を広げ小躍りしながらどこかへ行ってしまった母さん
え?それはどう言う?は?ええええ!!!!?そんな!まさか!!
そんなベタな…よくホームドラマとかで見るアレですか~?!
僕は愕然とした…
「ただいま~今夜のおかずは何だろな~」
誰に話しかけるでもなくつぶやきいずみ荘の玄関に入り
作業服の上着を脱ぐ。
今日は残業も無く定時に帰って来れた。
高校を卒業して一年、アキラはずっと元気が無い。
まあ無理も無いか…男として20年生きて来て、
それが突然女として生きて行かなければならなくなってしまったのだ…
自在に男から女になってまた戻れるトランスアーツとは違う。
かく言うオレも二年前からトランスアーツによる女体化が出来なくなっていた…
これは恐らくラヴァーズソウルの影響だ…あの時アキラを一人の女性として愛してしまった故の副作用だろう。
だからオレは髪もバッサリ切りトランスアーツから足を洗った…
でも後悔はしていない…
ただ実家には戻らなかった、今もいずみ荘に下宿している。
トランスアーツを辞めた今、オヤジに頭を下げれば家に帰れたんだろうけど…まぁぶっちゃけアキラと一緒に居たかったんだよなオレは。
今日は給料日だったからアキラの為にケーキを買って来たんだ!
こんなので慰めになるかは分からないけど喜んでくれるかな…
食堂の椅子に腰かけているアキラの後ろ姿を発見!
「よっ!アキラ、今帰ったよ」
いつもの様に声を掛けるが反応が無い…あれ?
「おい…聞こえて無いのか?お前の好きなケーキ買って来たんだけど…」
後ろから肩に手を置くと、振り向いたアキラの顔は怒った様な困った様な恥ずかしがっている様な…とても複雑な表情だ、ただ気のせいかオレを睨んでないか?
「………」
「おい!顔が赤いぞ?具合が悪いんじゃないのか?!」
アキラの顔は湯気が出そうなほど真っ赤だった…風邪でもひいたのか?
「…バカ…」
ポロっとアキラの目から涙がこぼれる…
「イツキのバカ!!エッチ!!変態!!ドスケベ!!ケダモノ!!」
オレに対しての酷い誹謗中傷を口から発しながらボロボロ大粒の涙が溢れだす…
「おいおい…どうしちゃったんだよ!ホント今日は何だかおかしいぞアキラ!」
一体何だって言うんだ?突然そんな罵詈雑言をぶつけられる覚えは…
するとアキラはオレの胸に飛び込んできて、両の拳でポカポカとたたき出したのだ!但し全然痛くない…
「バカ!…バカ!…バカ…」
次第に大人しくなっていくアキラ。
「…ちゃった…」
か細い声で何かを言っている…
「…出来ちゃった…」
「なっ…今…何て…!?」
えっ?…おいおい!…まさかまさか!!…それは…!!
「赤ちゃんが出来たの!!何度も言わせんな~~~~!!!」
とうとうしびれを切らして大声を張り上げたアキラ。
「おい!本当か!?…良かったなアキラ!!」
そうかそうか!!それはめでたい!!
これでオレも今日から父親か~!!
「良くな~い!!これじゃもう僕は男に戻れないじゃないか~!!」
顔を両手で隠しイヤイヤと首を振るアキラ…あっ…そうか…それで…
「済まん…お前の気持ちも考えずに…
でもそれを良くないなんて悲しいこと言うなよ…」
オレはギュッと力強くアキラを抱きしめる…ありったけの愛情を込めて…
安心したのかアキラの体から力が抜けていく。
「大丈夫!…ちゃんと責任は取るから…まかせろよ!」
オレはしっかりとアキラの瞳を見て誓う。
「うん…幸せにしてくれないと承知しないからな!?」
アキラは頬を赤らめそっと微笑む…やっと笑ってくれた。
ああ…なんて愛おしいんだ…
オレ自身が女体化していた時は割と本気でアキラの子供を産んでもいいと思っていたんだけどね…
結果として立場は逆転してしまったけど、気心の知れたアキラとなら
いい家族になれそうな気がする…
ホント…人生は何が起こるか分からない。
だからこそ多少無茶してでも一生懸命生きなければ…
悔いが無いように生きなければと…そう思った。
「愛してるよ…」
アキラの目から溢れる涙をそっと指で拭った。
「…うん…知ってる…」
アキラはオレの手に触れ瞳を閉じる…
オレたちはこれまでで一番お互いの心が通じ合えたと思えるキスを交わした。
お終い
バラ組のみんながどうなったかと言うと…
ミナミとジュンはお調子者の似た者同士だったのもあってか
とても仲の良い親友になった様だ。
ジュンの提案で二人で漫才コンビを組むと言っていずみ荘を去って行ったのだが
女装漫才師【TSアイラブユー】のコンビ名で、トランスアーツを使った芸
「オッパイが…大きくなっちゃった~!!」
のネタで一世を風靡するのはこれから数年後の話である。
アイはと言うと、これが意外な事にヒカルさんと恋仲になっていた。
太陽台の最終決戦で協力して戦ったのがきっかけらしい…
常時女性として生きると決心したらしく、目下花嫁修業中で
よくいずみ荘の炊事、洗濯を手伝ってくれる。
あのはんなりした性格はいいお嫁さん、いいお母さんになるだろう。
ヒカルさんは、教員免許を持っていたらしく
N高校の女性体育教師として赴任。
ミズキ先生と同僚になったので、また男の娘教師が増えた訳だ…
何故かと言うかやっぱりと言うか、女子生徒にとても人気が高いらしい。
確かにジャージを颯爽と着こなして男装の麗人ぽく見えるからな…
本当に男だけど…
二人は今もこのいずみ荘のジュン&アイが使っていた部屋に同棲して暮らしている。
ミズキ先生とハルカさんは、各々そのままの職場で勤務を続けている
噂ではあの二人はルームシェアで同居中らしい…
ハルカさん曰く、ラヴァーズソウルの効果であの光を浴びると人肌恋しくなってしまうんだそうだ…ちょっと眉唾な話だが…
まぁ、以前から二人は仲良かったからそう不自然では無いかも知れない
でも百合?薔薇?どっち?何とも悩ましい話である。
それでもあのアダルティー&セクシーな二人はこれからも男性の視線を引き付けて止まないだろう…だが男だ!
僕の父親であるカグラは
『迷惑を掛けた、旅に出るニャ(猫の足跡型スタンプ)』
の書置きを残して何処かへ行ってしまった…
全く…あのオヤジは…どこまでも自由だな…
どうせまたひょっこり戻って来るだろうさ。
僕とイツキは昨年、無事N高校を卒業。
イツキは地元のとある会社に勤めたが
僕はこの一年、働きもせずずっと家事手伝いをしている。
それはなぜかって?
二年前の月華団事件の後、僕の体は男に戻る事が出来なくなってしまったのだ!
どうやらラヴァーズソウルを創り出した時に、イツキを愛する男性として受け入れ、体内のアニマが超絶に活性化した事により体が完全に女性になってしまったらしいのだ…
ただ前例がまるで無い出来事らしくまだ諦めるのは早いとハルカさんは言ってくれたけど…
この体のまま社会に出るということに心の折り合いが付かない僕は
「決心がつくまで~アパートの手伝いを~していればいいわ~」
と言ってくれた母さんの言葉に甘えて今に至ると言う訳。
このままじゃいけないよな~やっぱり働きに出ないと…
でもそうなると女性として社会に出る事になるんだよね…
ピンクのミニスカート、フリルのいっぱい付いたエプロンで今日の晩御飯の支度をしながらそんな事を考えていた。
ピピピピピ
ごはんが炊けたので炊飯器のふたを開ける。
湯気が立ち昇りごはん特有のにおいをかいだ瞬間…
「うえぇぇぇぇぇ…!!?」
突然の強烈な吐き気!
僕は口を押え一目散にトイレに駆け込んだ!
「あら~どうしたの~?アキラちゃん」
僕の様子を心配した母さんが来てくれた。
「何でか知らないけどご飯のにおいを嗅いだら急に吐き気がして…」
息を切らせながら今起こった事を話したら…
「あらあらまあまあ…私もとうとうおばあちゃんになるのね~」
鼻歌で両手を広げ小躍りしながらどこかへ行ってしまった母さん
え?それはどう言う?は?ええええ!!!!?そんな!まさか!!
そんなベタな…よくホームドラマとかで見るアレですか~?!
僕は愕然とした…
「ただいま~今夜のおかずは何だろな~」
誰に話しかけるでもなくつぶやきいずみ荘の玄関に入り
作業服の上着を脱ぐ。
今日は残業も無く定時に帰って来れた。
高校を卒業して一年、アキラはずっと元気が無い。
まあ無理も無いか…男として20年生きて来て、
それが突然女として生きて行かなければならなくなってしまったのだ…
自在に男から女になってまた戻れるトランスアーツとは違う。
かく言うオレも二年前からトランスアーツによる女体化が出来なくなっていた…
これは恐らくラヴァーズソウルの影響だ…あの時アキラを一人の女性として愛してしまった故の副作用だろう。
だからオレは髪もバッサリ切りトランスアーツから足を洗った…
でも後悔はしていない…
ただ実家には戻らなかった、今もいずみ荘に下宿している。
トランスアーツを辞めた今、オヤジに頭を下げれば家に帰れたんだろうけど…まぁぶっちゃけアキラと一緒に居たかったんだよなオレは。
今日は給料日だったからアキラの為にケーキを買って来たんだ!
こんなので慰めになるかは分からないけど喜んでくれるかな…
食堂の椅子に腰かけているアキラの後ろ姿を発見!
「よっ!アキラ、今帰ったよ」
いつもの様に声を掛けるが反応が無い…あれ?
「おい…聞こえて無いのか?お前の好きなケーキ買って来たんだけど…」
後ろから肩に手を置くと、振り向いたアキラの顔は怒った様な困った様な恥ずかしがっている様な…とても複雑な表情だ、ただ気のせいかオレを睨んでないか?
「………」
「おい!顔が赤いぞ?具合が悪いんじゃないのか?!」
アキラの顔は湯気が出そうなほど真っ赤だった…風邪でもひいたのか?
「…バカ…」
ポロっとアキラの目から涙がこぼれる…
「イツキのバカ!!エッチ!!変態!!ドスケベ!!ケダモノ!!」
オレに対しての酷い誹謗中傷を口から発しながらボロボロ大粒の涙が溢れだす…
「おいおい…どうしちゃったんだよ!ホント今日は何だかおかしいぞアキラ!」
一体何だって言うんだ?突然そんな罵詈雑言をぶつけられる覚えは…
するとアキラはオレの胸に飛び込んできて、両の拳でポカポカとたたき出したのだ!但し全然痛くない…
「バカ!…バカ!…バカ…」
次第に大人しくなっていくアキラ。
「…ちゃった…」
か細い声で何かを言っている…
「…出来ちゃった…」
「なっ…今…何て…!?」
えっ?…おいおい!…まさかまさか!!…それは…!!
「赤ちゃんが出来たの!!何度も言わせんな~~~~!!!」
とうとうしびれを切らして大声を張り上げたアキラ。
「おい!本当か!?…良かったなアキラ!!」
そうかそうか!!それはめでたい!!
これでオレも今日から父親か~!!
「良くな~い!!これじゃもう僕は男に戻れないじゃないか~!!」
顔を両手で隠しイヤイヤと首を振るアキラ…あっ…そうか…それで…
「済まん…お前の気持ちも考えずに…
でもそれを良くないなんて悲しいこと言うなよ…」
オレはギュッと力強くアキラを抱きしめる…ありったけの愛情を込めて…
安心したのかアキラの体から力が抜けていく。
「大丈夫!…ちゃんと責任は取るから…まかせろよ!」
オレはしっかりとアキラの瞳を見て誓う。
「うん…幸せにしてくれないと承知しないからな!?」
アキラは頬を赤らめそっと微笑む…やっと笑ってくれた。
ああ…なんて愛おしいんだ…
オレ自身が女体化していた時は割と本気でアキラの子供を産んでもいいと思っていたんだけどね…
結果として立場は逆転してしまったけど、気心の知れたアキラとなら
いい家族になれそうな気がする…
ホント…人生は何が起こるか分からない。
だからこそ多少無茶してでも一生懸命生きなければ…
悔いが無いように生きなければと…そう思った。
「愛してるよ…」
アキラの目から溢れる涙をそっと指で拭った。
「…うん…知ってる…」
アキラはオレの手に触れ瞳を閉じる…
オレたちはこれまでで一番お互いの心が通じ合えたと思えるキスを交わした。
お終い
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