日本ワインに酔いしれて

三枝 優

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第1章

前田龍珠園 アヤマセラシオンペリキュール 2018

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日曜日。
朝早くから健司と美月は車で10分くらいのパン屋に来ていた。
ちなみにパン屋まで運転手は美月。
まだ駐車するときは、慣れていなくて何度も切り替えしてようやく入れている。
「うう・・・駐車は難しいです・・」
「そうですね、事故を起こすのは駐車場か交差点が多いですしね」
「気をつけます・・」
「帰りは私が運転しますよ」

やってきたのは、白いおしゃれな建物のパン屋。
かなり人気で、お昼くらいになると行列ができる。
ここには広いイートインスペースもある。
健司と美月は、イートインスペースでの朝食ついでにパンを購入しに来たのだ。
「私、あのサンドイッチがいいです」
クロワッサンのサンドイッチを美月は選んだ。
「じゃあ、パニーニにするよ」
健司も選び、コーヒーも頼む。
また持ち帰り用にバゲットを注文する。

イートインスペースで席を確保する。

すると、店の一角で、なにやら販売会が実施されている。

見ると、ワインの瓶が並んでいる。
「もしよかったら、見ていきませんか?」
エプロン姿の中年の男性が話しかけてくる。
「ここにあるのは甲州で作られたぶどうのワインなんですよ」
「へえ・・」
「この白ワイン、60年ものの古木で取れたぶどうで作られているんですよ」

前田龍珠園 アヤマセラシオンペリキュール 2018
ラベルにNoが記されている、限定ワインらしい。

「では、このワインをください」
「はい、ありがとうございます」

朝ごはんついでにワインまで購入してしまった。

ちなみに、ここのパンはどれも美味しい。
健司と美月はカウンターで並んでおしゃべりをしながらパンを食べた。

まだ日曜日は始まったばかり。
この後どこに行こうか、話し合うのであった。
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