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第一章 『転生』
加護
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異世界転生というものをご存知だろうか?
文字通り、異世界に転生するということなのだが、正直これが必ず起こることなのか、選ばれた人にしか起こらないことなのか定かではない。
誰だって死ぬ回数は人生で1回だからね。
なんでいきなりこんな話をしているかって言うと、俺自身がその異世界転生をしてしまったからだ。
しっかり物事を順序立てて話そう。
ごく一般的な大学生である俺、『成宮』は、1年ほど前から働いているバイト先に自転車で向かおうとしていた。
毎日毎日通っている道のため、全く警戒などすることも無く、かなりスピードを出していた。
それが悲劇を生むことになるとは…
自宅を出発して、7分程経った時であった。
前日、少し夜更かしをしていた俺は自転車に乗りながらも、ウトウトしてしまった。
人通りは少ないとは言えない道だが、自転車と歩行者の道は別々に別れていて、ぶつかることはまず無い。
さらに歩いている人は多いが、それに比べて車の通行量は少ない場所であった。
1年間の通勤により、そのことをよく知っていた俺は油断してしまった。
その日、たまたま近くのマンションで引越し作業が行われており、何台か大型のトラックが停まっていた。
道にはみ出るように駐車されている為、道路の先が見えなくなっていた。
何度も通ってきた道のため、特に減速もせず、向こう側を確認することも無く、そのトラックを避け、反対車線に飛び出た。
すると、運が悪いことにその日のその時間に限って、宅急便のトラックが向こう側からやって来ていた。
その距離わずか10m。
俺も自転車でそこそこのスピードが出ており、トラックももちろん走っているため、お互いがどんどん近づいていく。
まぁ、その後どうなったかは皆さんお察しの通りである。
一般的なサイズの車であれば、もしかしたら死んではいなかったのかもしれないが、トラックとの正面衝突ということもあり、俺は即死した。
即死でよかった。激痛が続くとか考えられないし。
即死したのも束の間、俺は気付いたら謎の空間にいた。
最初夢なのかと思ったが、身体をつねると痛みがある。
社会人としての教養として、ライトノベルを嗜んでいた俺はこのような状況に覚えがあった。
これは異世界転生的なやつだと。
何も無い無限に広がっているような空間にぽつりいきなり1人にされるなどありえない。
しかも俺はトラックと正面衝突したのだ。
間違いなくこれは死後の世界、天国ってやつだろう。
こういう展開に付き物の神様的な存在はどこにいるのだろう?
そう思った瞬間俺の2m目の前に小さな女の子が現れた。
ツインテールにヒラヒラのスカート、いかにも子供服という感じのトップスで、靴も明らかに子供靴である。
俺はこの姿に見覚えがあった。
というのも、俺のバイト先は学習塾であり、小学生~高校生に勉強を教えていた。
そして俺の担当していた生徒、『荻原さん』にそっくりなのである。
「荻原さん??」
俺がそう呼びかけてしまったのも無理はないと思う。
そう呼びかけると、荻原さんの形をした何かが答える。
「私はお前の記憶の中の人物像を勝手に使わせてもらっているだけで、荻原さんではない。」
「じゃあ神様ってやつですか??」
間髪入れず質問をする。
「分かりやすくいえばそうだ。」
死んだ後に神様に会う。これはあるあるな展開になってきた。
転生させてもらえる流れだと勝手に確信した俺は思い切って直接聞いてみた。
「これって、転生させてもらえる感じですか??」
そう言うと神様は、面倒くさそうに答えた。
「いやね、向こうの世界の神が、世界やばいから魂の力が強いやつくれっていうからさ、直近で死んだやつから何人か探し出したわけ。そのうちの一人だよ君は。」
なるほど。
魂の力が強いかどうかは自分では分からないが、転生することは確からしい。
そして転生先の世界はなにやらやばい状況であり、俺の他にも何人かいるようだな。
「ってことは俺とかその他の人々は勇者として転生するってことですか?」
世界がやばいから転生するってことは魔王を打ち倒す的なことなのかと思った俺は神様に聞いてみる。
「聞いた話だと、魔王とか勇者とか言う話がやばいんじゃなくて、もっと根本的なところがやばいらしいよ。具体的には分かんないけどね。」
神様それでいいのか???
あやふやな感じで転生させられるようだ。
ただ転生は出来れば体験してみたいと思っていたことなので、そこには突っ込まないでおく。
ここまではテンプレ通りに話が進んでいるか、問題はここからだ。
ここからの流れが転生後、俺が楽しい異世界ライフを送れるかどうかが決まる大切なものになる。
「ところで、神様の都合で転生するってことは、何か加護的なものは貰えるんですかね?」
ストレートに聞いてみた。
特殊なスキルとか、身体能力向上とかの加護が貰えるか貰えないかで、大分人生が変わってしまう。
正直、貰えないのであれば努力というものが嫌いな俺は異世界でもダラダラ過ごしてしまいかねない。
魔法とかサラッと使えるようにして欲しいが…
「あー、なんか向こうの神が選ばせていいよって言ってたなぁ。ってことではい、これ。」
どうやら貰えるらしい。
手渡されたのは4枚の紙。
それぞれ文字が書かれている。
「神様、これは?」
「君の言う、加護の内容が書かれた物さ。そのうち一つを選んでくれよ。それが君の転生後の加護となる。」
手渡された紙をしっかり見てみる。
1枚目「絶対防御」
2枚目「エルフとして転生」
3枚目「1日一つスキルが増える」
4枚目「魔力5000からスタート」
という内容だった。
これは悩むまでもないのでは無いか?
だって絶対防御は恐らくスキルの類、ならスキルが一つずつ増えるとかいうやつを取ればいつか手に入るんだろ??
後のふたつのうち、エルフに転生とやらは気になるけど、別にエルフに憧れてる訳じゃないし、イメージとしてエルフは少数民族的な予感がする。迫害とかされてたら困るからやめておこう。
魔力5000でスタートに至っては、向こうの基準が分からない。もし、スタートが5とかだったら凄さに気付くんだろうけど、これも何らかのスキルとか道具とかでどうにかなりそうな予感がする。
ということでほぼ迷うことなく3枚目の紙に書かれた内容を選択する。
「じゃあこれで。」
俺は神様に3枚目の紙を手渡す。
「これ選んだのね。はいはい、了解しました。じゃあ気をつけて行ってらっしゃい。」
紙を手渡した途端、眠気が襲ってきた。
ここで意識を手放せば、次は異世界か。
一体どんな生活になるのだろう。楽しみだ。
前の世界では女の子と関わりほぼ無かったからな…
次は頑張ろう。
そう決意し、意識を手放した。
文字通り、異世界に転生するということなのだが、正直これが必ず起こることなのか、選ばれた人にしか起こらないことなのか定かではない。
誰だって死ぬ回数は人生で1回だからね。
なんでいきなりこんな話をしているかって言うと、俺自身がその異世界転生をしてしまったからだ。
しっかり物事を順序立てて話そう。
ごく一般的な大学生である俺、『成宮』は、1年ほど前から働いているバイト先に自転車で向かおうとしていた。
毎日毎日通っている道のため、全く警戒などすることも無く、かなりスピードを出していた。
それが悲劇を生むことになるとは…
自宅を出発して、7分程経った時であった。
前日、少し夜更かしをしていた俺は自転車に乗りながらも、ウトウトしてしまった。
人通りは少ないとは言えない道だが、自転車と歩行者の道は別々に別れていて、ぶつかることはまず無い。
さらに歩いている人は多いが、それに比べて車の通行量は少ない場所であった。
1年間の通勤により、そのことをよく知っていた俺は油断してしまった。
その日、たまたま近くのマンションで引越し作業が行われており、何台か大型のトラックが停まっていた。
道にはみ出るように駐車されている為、道路の先が見えなくなっていた。
何度も通ってきた道のため、特に減速もせず、向こう側を確認することも無く、そのトラックを避け、反対車線に飛び出た。
すると、運が悪いことにその日のその時間に限って、宅急便のトラックが向こう側からやって来ていた。
その距離わずか10m。
俺も自転車でそこそこのスピードが出ており、トラックももちろん走っているため、お互いがどんどん近づいていく。
まぁ、その後どうなったかは皆さんお察しの通りである。
一般的なサイズの車であれば、もしかしたら死んではいなかったのかもしれないが、トラックとの正面衝突ということもあり、俺は即死した。
即死でよかった。激痛が続くとか考えられないし。
即死したのも束の間、俺は気付いたら謎の空間にいた。
最初夢なのかと思ったが、身体をつねると痛みがある。
社会人としての教養として、ライトノベルを嗜んでいた俺はこのような状況に覚えがあった。
これは異世界転生的なやつだと。
何も無い無限に広がっているような空間にぽつりいきなり1人にされるなどありえない。
しかも俺はトラックと正面衝突したのだ。
間違いなくこれは死後の世界、天国ってやつだろう。
こういう展開に付き物の神様的な存在はどこにいるのだろう?
そう思った瞬間俺の2m目の前に小さな女の子が現れた。
ツインテールにヒラヒラのスカート、いかにも子供服という感じのトップスで、靴も明らかに子供靴である。
俺はこの姿に見覚えがあった。
というのも、俺のバイト先は学習塾であり、小学生~高校生に勉強を教えていた。
そして俺の担当していた生徒、『荻原さん』にそっくりなのである。
「荻原さん??」
俺がそう呼びかけてしまったのも無理はないと思う。
そう呼びかけると、荻原さんの形をした何かが答える。
「私はお前の記憶の中の人物像を勝手に使わせてもらっているだけで、荻原さんではない。」
「じゃあ神様ってやつですか??」
間髪入れず質問をする。
「分かりやすくいえばそうだ。」
死んだ後に神様に会う。これはあるあるな展開になってきた。
転生させてもらえる流れだと勝手に確信した俺は思い切って直接聞いてみた。
「これって、転生させてもらえる感じですか??」
そう言うと神様は、面倒くさそうに答えた。
「いやね、向こうの世界の神が、世界やばいから魂の力が強いやつくれっていうからさ、直近で死んだやつから何人か探し出したわけ。そのうちの一人だよ君は。」
なるほど。
魂の力が強いかどうかは自分では分からないが、転生することは確からしい。
そして転生先の世界はなにやらやばい状況であり、俺の他にも何人かいるようだな。
「ってことは俺とかその他の人々は勇者として転生するってことですか?」
世界がやばいから転生するってことは魔王を打ち倒す的なことなのかと思った俺は神様に聞いてみる。
「聞いた話だと、魔王とか勇者とか言う話がやばいんじゃなくて、もっと根本的なところがやばいらしいよ。具体的には分かんないけどね。」
神様それでいいのか???
あやふやな感じで転生させられるようだ。
ただ転生は出来れば体験してみたいと思っていたことなので、そこには突っ込まないでおく。
ここまではテンプレ通りに話が進んでいるか、問題はここからだ。
ここからの流れが転生後、俺が楽しい異世界ライフを送れるかどうかが決まる大切なものになる。
「ところで、神様の都合で転生するってことは、何か加護的なものは貰えるんですかね?」
ストレートに聞いてみた。
特殊なスキルとか、身体能力向上とかの加護が貰えるか貰えないかで、大分人生が変わってしまう。
正直、貰えないのであれば努力というものが嫌いな俺は異世界でもダラダラ過ごしてしまいかねない。
魔法とかサラッと使えるようにして欲しいが…
「あー、なんか向こうの神が選ばせていいよって言ってたなぁ。ってことではい、これ。」
どうやら貰えるらしい。
手渡されたのは4枚の紙。
それぞれ文字が書かれている。
「神様、これは?」
「君の言う、加護の内容が書かれた物さ。そのうち一つを選んでくれよ。それが君の転生後の加護となる。」
手渡された紙をしっかり見てみる。
1枚目「絶対防御」
2枚目「エルフとして転生」
3枚目「1日一つスキルが増える」
4枚目「魔力5000からスタート」
という内容だった。
これは悩むまでもないのでは無いか?
だって絶対防御は恐らくスキルの類、ならスキルが一つずつ増えるとかいうやつを取ればいつか手に入るんだろ??
後のふたつのうち、エルフに転生とやらは気になるけど、別にエルフに憧れてる訳じゃないし、イメージとしてエルフは少数民族的な予感がする。迫害とかされてたら困るからやめておこう。
魔力5000でスタートに至っては、向こうの基準が分からない。もし、スタートが5とかだったら凄さに気付くんだろうけど、これも何らかのスキルとか道具とかでどうにかなりそうな予感がする。
ということでほぼ迷うことなく3枚目の紙に書かれた内容を選択する。
「じゃあこれで。」
俺は神様に3枚目の紙を手渡す。
「これ選んだのね。はいはい、了解しました。じゃあ気をつけて行ってらっしゃい。」
紙を手渡した途端、眠気が襲ってきた。
ここで意識を手放せば、次は異世界か。
一体どんな生活になるのだろう。楽しみだ。
前の世界では女の子と関わりほぼ無かったからな…
次は頑張ろう。
そう決意し、意識を手放した。
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