冒険者の学校。

ゆみすけ

文字の大きさ
上 下
271 / 273
近衛隊の結成。

巨大ロボが9基。

しおりを挟む
 攻撃型魔法幼女の39名が整列する。
巨大ロボには4名の魔法幼女が必要だからだ。
 頭部ドロ~ン、肩から両腕、胴体、腰と足部である。
初代ロボは、オレ・アリス・ユリコ・ユッコ。
 2号機は、クララ・リンダ・ミッコ・リリコ。
3号機は、ルルコ・ラッコ・ズッキーヤ・ナッコ。
 4号機は・・・・そこまで覚えられない・・・オレだった。
まあ、もろもろだな。
 量産型の巨大ロボが9体並んだ。
量産型とは、神の祠製ということだ。
 初代のオレ達ウズメ隊の巨大ロボは日本製だ。
日本にある、数多くの企業が集まって製造したロボである。
 まあ、ウズメ姫乙(偽物のウズメ姫と、こちらのウズメ姫は言い張るが)が置き土産として残していった惑星開発ロボットである。
 それを、魔改造した戦闘ロボがスサノウである。(恐れ多くも、アマテラス様の命名である。)
その魔改造ロボのパクリが9体並んでいるのだ。
 それぞれ、1体づつ腐り切った女官が腐れ汁を垂らしつつ製造した巨大ロボだ。
パクリといっても、全く同じでは無い。
 女官の腐れ具合の差が出ているのである。

 アマテラス様(幼女体形)が、「わちきの近衛はどうするん?」と、聞いてきた。
「それは、わがウズメ隊が。」と、オレが言う。
 近衛とは名のとうり、お側で警護する役である。
警備ではなく、警護だ。 アマテラス様は皇室の祖であるからだ。
 今上陛下は天照様の子孫である。
それで、警護となる。 
 「いや、ウズメ隊は外敵への対処を任せたいのじゃ。」
「そして、この国の辺境へ墜落した星間航行船の警備を、順に任せたいのじゃ。」
 つまり、ご神体の本体(高速計算機の本体)の警護のことである。
やはり、新大陸への移住は星間航行船は無理だったのだ。
 現状のメンテと警護が、精一杯なのである。
「つまり、1体は星間航行船へ。」「そうじゃ。」
 「そして、順に廻すのですね。」「わかりが、はやいのう。」
「つまり、神の祠に1体。」「そうじゃ。」
 「星間航行船の計算機本体へ1体。」「うむ。」
「新大陸の天照様の近衛に1体。」
 「間隔は?」「そうじゃな、7日でどうじゃ。」「そうですね。」
「そして、ロボの整備に7日、休暇を7日と、順に廻せればいいじゃろう。」と、アマテラス様だ。
 なんと、クリーンな働く環境だ。
「ところで、それでは9体ですが。」「そうじゃな。」
 「あのう、ウズメ隊は?」
「わらわの直下じゃ。」と、アマテラス様だ。
 つまり、アマテラス様の自由に使える別動隊ということらしい。
なんと、真っ黒だったのである。。
 


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

転生令嬢は現状を語る。

みなせ
ファンタジー
目が覚めたら悪役令嬢でした。 よくある話だけど、 私の話を聞いてほしい。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

成長率マシマシスキルを選んだら無職判定されて追放されました。~スキルマニアに助けられましたが染まらないようにしたいと思います~

m-kawa
ファンタジー
第5回集英社Web小説大賞、奨励賞受賞。書籍化します。 書籍化に伴い、この作品はアルファポリスから削除予定となりますので、あしからずご承知おきください。 【第七部開始】 召喚魔法陣から逃げようとした主人公は、逃げ遅れたせいで召喚に遅刻してしまう。だが他のクラスメイトと違って任意のスキルを選べるようになっていた。しかし選んだ成長率マシマシスキルは自分の得意なものが現れないスキルだったのか、召喚先の国で無職判定をされて追い出されてしまう。 一方で微妙な職業が出てしまい、肩身の狭い思いをしていたヒロインも追い出される主人公の後を追って飛び出してしまった。 だがしかし、追い出された先は平民が住まう街などではなく、危険な魔物が住まう森の中だった! 突如始まったサバイバルに、成長率マシマシスキルは果たして役に立つのか! 魔物に襲われた主人公の運命やいかに! ※小説家になろう様とカクヨム様にも投稿しています。 ※カクヨムにて先行公開中

処理中です...