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神の祠製、初号機。
魔法少女が居ないと動かない・・・
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ウズメ組が本格的に動き出した。
セラミックとカーボン素材を融合した骨組みが完成したのである。
「あれっ、確か・・・巨大ロボはチタン合金の骨組みだったんじゃあ。」と、オレが・・・
「そうですが、欠点はチタン合金でも金属ですから、重いんです。」
「俊敏な動きには、やはりセラミックが素材として優秀ですわ。」と、ウズメ組の女官が・・・
「セラミックは脆さが・・・」と、苦言をいうオレだ。
「それは、わかりますが、それでカーボン繊維を練り込みましたわ。」と、チタン製とセラミック製を並べる女官だ。
「試してみますか?」と、オレへ・・・これは、ウズメ姫の眼だ。 やはり、ウズメ姫を40名も増産した弊害が・・・ オレが逆らえない女官が・・・ここに存在してるのだ。
「ハイ、スイマセン。」と、謝罪を・・・
「それに、太陽炉で焼き固めますわ。」「核融合炉と温度はトントンですわ。」と、セラミック粘土とカーボン粘土をこねて作り上げる工程を説明する。
陶芸教室の雰囲気である。
かなり、素行錯誤したのか・・・失敗した骨組みが・・・
「この失敗した骨組みは、建築素材として板にして使いますから。」と、リサイクルを強調する女官だ。
どうやら、オレがシャシャリ出る必要は無いようである。
骨組み製造工程から人工筋肉工房へ・・・ここなら、上から目線で指導が・・・
「あれっ、超電導コイルが巻き数が少ないような・・・」と、苦言を・・・
「ユミスケ様、お言葉ではございますが、魔法少女の魔力量と相性が合うように、個別のモノでございます。」
「これは、クララ班のリンダ専用で、こちらがルルコ班のラッコ専用でございます。」と、魔法少女の魔力量と超電導コイルの巻き線数を・・・
ここも、オレが出る幕が・・・・
どうやら、3号機をつくっているらしい。
ということは、2号機は完成したのかな?
「いま、3号機なのか。」「え、え。」「じゃあ、2号機は?」
「確か、動作試験をするからと・・・」と、ウズメ組の女官が試験場方向を見る。
「なんだと、オレも見てみたい。」と、あわてて試験場へ走るオレである。
なんと、ウズメ組は3日で2号機を・・・なんて速さだ。 あまり速いと手抜きがありそうだな・・・
ここは、ガツンと言ってやらねば・・・
日ごろからウズメ姫には、やられっぱなしのオレだ。 ここは、ウズメ姫に初勝利かな・・・・
試験場といっても神の祠の中庭だ。
外部から見えないところにロケット試験場として・・・そう、星間航行船のロケットの試験をするためだ。
ロケットエンジンは寿命が短いのだ。 高熱にさらされるからだが・・・しかし、放置すればゴミで終わりだ。
日本を旅立って500有余年。 そのロケットを朽ちさせることはできない。
それに、攻撃型魔法少女のエネルギー増殖炉でもある。
そのメンテ試験の場が超電導動力の巨大ロボの試験場として使われているのだ。
「おい、やってる、やってる。」と、顔を出すオレだ。
「リンダ、ミッコとの連携がうまくないわ。」と、2班のクララが頭部であるドロ~ンから指示をしてる。
2班とは、1班がオレ、アリス、ユリコ、ユッコだ。
その2班とは、クララが頭部ドロ~ン、リンダが肩から両腕。
そして、胴体がミッコで脚がリリコだ。
そして、3班がルルコ、ラッコ・・・あとは覚えていない。
つまり、クララがオレの位置ということである。
40名も攻撃型魔法少女が増えて、名前が・・・日本の学校の先生は多数の生徒の名前を・・・とても、オレでは無理だな・・・
「そうだ、名札だ。」「胸に値札・・・じゃない名札を付けてもらおう。」と、ナデシコ校長へ進言だな・・・
「あれっ、パパきてたの。」と、クララが頭部ドロ~ンから拡声器で・・・
「どうよ、すごいでしょ。」と、ドヤ顔のクララだ。
先ほどから観ていたが・・・動きが俊敏なのだ。 まるで、忍者だ。
「まさか、セラミック製の骨組みだからか。」と、驚くオレだ。
ウズメ組の女官が・・・これほど・・・すごいとは・・・
下手すると、オレ達が模擬戦闘で勝てない可能性が・・・アリスの序列1位が・・・父親としての立場が・・・
「いかん、これはアリスかユリコへ知らせねば。」と、振り返る・・・
そこには、アリスが・・・・
「アリス、その、なんだ。」と、言い訳めいた言葉しか・・・
「パパ、いまから特訓ですわ。」と、やはり、そうなるわな・・・・
ウズメ組は、オレにとっての地雷だったのだ~~~っ。
セラミックとカーボン素材を融合した骨組みが完成したのである。
「あれっ、確か・・・巨大ロボはチタン合金の骨組みだったんじゃあ。」と、オレが・・・
「そうですが、欠点はチタン合金でも金属ですから、重いんです。」
「俊敏な動きには、やはりセラミックが素材として優秀ですわ。」と、ウズメ組の女官が・・・
「セラミックは脆さが・・・」と、苦言をいうオレだ。
「それは、わかりますが、それでカーボン繊維を練り込みましたわ。」と、チタン製とセラミック製を並べる女官だ。
「試してみますか?」と、オレへ・・・これは、ウズメ姫の眼だ。 やはり、ウズメ姫を40名も増産した弊害が・・・ オレが逆らえない女官が・・・ここに存在してるのだ。
「ハイ、スイマセン。」と、謝罪を・・・
「それに、太陽炉で焼き固めますわ。」「核融合炉と温度はトントンですわ。」と、セラミック粘土とカーボン粘土をこねて作り上げる工程を説明する。
陶芸教室の雰囲気である。
かなり、素行錯誤したのか・・・失敗した骨組みが・・・
「この失敗した骨組みは、建築素材として板にして使いますから。」と、リサイクルを強調する女官だ。
どうやら、オレがシャシャリ出る必要は無いようである。
骨組み製造工程から人工筋肉工房へ・・・ここなら、上から目線で指導が・・・
「あれっ、超電導コイルが巻き数が少ないような・・・」と、苦言を・・・
「ユミスケ様、お言葉ではございますが、魔法少女の魔力量と相性が合うように、個別のモノでございます。」
「これは、クララ班のリンダ専用で、こちらがルルコ班のラッコ専用でございます。」と、魔法少女の魔力量と超電導コイルの巻き線数を・・・
ここも、オレが出る幕が・・・・
どうやら、3号機をつくっているらしい。
ということは、2号機は完成したのかな?
「いま、3号機なのか。」「え、え。」「じゃあ、2号機は?」
「確か、動作試験をするからと・・・」と、ウズメ組の女官が試験場方向を見る。
「なんだと、オレも見てみたい。」と、あわてて試験場へ走るオレである。
なんと、ウズメ組は3日で2号機を・・・なんて速さだ。 あまり速いと手抜きがありそうだな・・・
ここは、ガツンと言ってやらねば・・・
日ごろからウズメ姫には、やられっぱなしのオレだ。 ここは、ウズメ姫に初勝利かな・・・・
試験場といっても神の祠の中庭だ。
外部から見えないところにロケット試験場として・・・そう、星間航行船のロケットの試験をするためだ。
ロケットエンジンは寿命が短いのだ。 高熱にさらされるからだが・・・しかし、放置すればゴミで終わりだ。
日本を旅立って500有余年。 そのロケットを朽ちさせることはできない。
それに、攻撃型魔法少女のエネルギー増殖炉でもある。
そのメンテ試験の場が超電導動力の巨大ロボの試験場として使われているのだ。
「おい、やってる、やってる。」と、顔を出すオレだ。
「リンダ、ミッコとの連携がうまくないわ。」と、2班のクララが頭部であるドロ~ンから指示をしてる。
2班とは、1班がオレ、アリス、ユリコ、ユッコだ。
その2班とは、クララが頭部ドロ~ン、リンダが肩から両腕。
そして、胴体がミッコで脚がリリコだ。
そして、3班がルルコ、ラッコ・・・あとは覚えていない。
つまり、クララがオレの位置ということである。
40名も攻撃型魔法少女が増えて、名前が・・・日本の学校の先生は多数の生徒の名前を・・・とても、オレでは無理だな・・・
「そうだ、名札だ。」「胸に値札・・・じゃない名札を付けてもらおう。」と、ナデシコ校長へ進言だな・・・
「あれっ、パパきてたの。」と、クララが頭部ドロ~ンから拡声器で・・・
「どうよ、すごいでしょ。」と、ドヤ顔のクララだ。
先ほどから観ていたが・・・動きが俊敏なのだ。 まるで、忍者だ。
「まさか、セラミック製の骨組みだからか。」と、驚くオレだ。
ウズメ組の女官が・・・これほど・・・すごいとは・・・
下手すると、オレ達が模擬戦闘で勝てない可能性が・・・アリスの序列1位が・・・父親としての立場が・・・
「いかん、これはアリスかユリコへ知らせねば。」と、振り返る・・・
そこには、アリスが・・・・
「アリス、その、なんだ。」と、言い訳めいた言葉しか・・・
「パパ、いまから特訓ですわ。」と、やはり、そうなるわな・・・・
ウズメ組は、オレにとっての地雷だったのだ~~~っ。
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