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オトド村が境界です。
住む世界の境界。
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「それで、断崖があるそうじゃな。」と、アマテラス様がオレへ話を振る。
「え、え、この世界の境界みたいなモノでしょうか。」「そうかへ。」
「飛竜は飛べるで、越えてきたのかも。」と、想像を述べる。
「ヒトは、見ていません。」「おそらく、ヒトが住んでいないと思われます。」と、加えるオレだ。
「わらわは、その土地は望まん。」「やはり、そちが発見した海の向こうを選ぶぞよ。」と、新大陸を選ぶアマテラス最高神である。
「ご懸命な判断かと。」と、ご機嫌を取るオレだ。
「それに、あの土地は祖国からの移民船がいずれ・・・」と、上を見上げるアマテラス様だ。
ウズメ姫乙が地球の日本政府へ知らせるために、長い帰還の旅へ・・・
「偶然とはいえ、土地を確保できたことは天祐じゃ。」と、女神様が・・・
「そうですね、ヒトが住んでいない、更地ですからね。」と、物件として優良なのである。
「まだ、時間がかかるじゃろうが、わらわの星間航行船の動力部をいずれは移したいのじゃ。」
「では、アマテラス様も。」と、オレが・・・
「うむ、わちきも移るつもりじゃ。」「そちも、連れて行くから、安心せい。」
「ルイザは?」と、聞いた。
「そちの妻じゃ、当然じゃ。」「わらわの信者は全員じゃ。」と、太鼓判である。
「それまでの準備は、頼むぞよ。」「ハ、ハ~ッ。」と、平伏するオレだ。
「しかし、ライラは、どうするかな。」と、まあ本人が決めるだろう。
「あのう、アマテラス様。」「なんじゃ。」
「イルマを引き抜きたいのですが。」と、オレが・・・
「どうしてじゃ。」と、アマテラス神が。
「オトド村へは別の治癒魔法士を、そしてイルマは確保したいからです。」と、オレが希望を述べる。
「なにか、アンナと共通の雰囲気があるからです。」と、確信を附く。
「なんじゃと、そちがそう感じるんなら。」と、アマテラス様の許可を得る。
最高神の許可を得て、イルマを確保するオレだ。
「この、葉っぱのクッキーはイルマ製ですから。」と、クッキーをつまむオレである。
「冒険者の学校にスイーツ科を作るためです。」と、計画をアマテラス様へ・・・
「新作ができましたら、試食は・・・」と、話を振る。
「そうかへ、わきちが・・・」と、アマテラス様の顔が輝く、黒髪が黒びかり・・・眩しいのだ。
「よきにはからへ。」と、最高にご機嫌なアマテラス様である。
女神様もオナゴなのだ。 オナゴはスイーツには甘いのだ。
治癒魔法科に更にスイーツ科を新設する許可を得たのである。
もちろん、ナデシコやルイザは賛成するのは当然だからだ。
イルマを他人には渡すつもりは無い。
もちろん、本人の希望は尊重するが・・・(強制に決まってる。)
とりあえず、冒険者学校へ・・・まあ、オレは正規の教員だし・・・
「あれっ、あんた何か用?」と、ルイザが職員室で聞く。
つげない返事だ。 「オレも、ここのメンツなんだが。」「そうだったわね。」
「ナデシコは?」と、聞くと・・・「あんた、ナデシコへ手を出したら殺すわよ。」と・・・
「オレは、おまえだけだ。」と、ゴマを擦る。
「いや、甘味の教科を新設しようかと。」と、いうオレだ。
「あ、あ、その件なら出来てるわよ。」と、ルイザだ。
「えっ、もう?」と、オレが聞く。
「え、え、あんたがお菓子屋の娘を優先してくれって、そういうことでしょ。」と、当然の顔のルイザだ。
ルイザもナデシコも、スイーツ(甘味)には眼が無いのだったのだった・・・・・
なんと、オレの隣の机には、イルマが・・・座ってる。
気が付かなかった・・・イルマは小柄で目立たない娘だから・・・
「イルマ、歓迎するよ。」と、オレが・・・
「あなたのおかげで、思いがけない身分(正規の教員)が・・・」と、イルマが・・・
「いいや、君の腕がいいからさ。」と、お世辞じゃない本音のオレだ。
さすが、こういうことは動きが早いルイザだな・・・・
「で、生徒は何人?」「え、え、10人は確保できました。」と、イルマがいう。
「なら、オレも試食なら参加したいが・・・」
「それくらいなら、いいわよ。」と、ルイザの許可を得る。
たまにはルイザやナデシコも、いい仕事(イルマの確保)をするものだな・・・
これで、治癒魔法科に攻撃魔法科、そして甘味科が・・・娯楽がプラスされてヤル気満々のオレなのだ。
「え、え、この世界の境界みたいなモノでしょうか。」「そうかへ。」
「飛竜は飛べるで、越えてきたのかも。」と、想像を述べる。
「ヒトは、見ていません。」「おそらく、ヒトが住んでいないと思われます。」と、加えるオレだ。
「わらわは、その土地は望まん。」「やはり、そちが発見した海の向こうを選ぶぞよ。」と、新大陸を選ぶアマテラス最高神である。
「ご懸命な判断かと。」と、ご機嫌を取るオレだ。
「それに、あの土地は祖国からの移民船がいずれ・・・」と、上を見上げるアマテラス様だ。
ウズメ姫乙が地球の日本政府へ知らせるために、長い帰還の旅へ・・・
「偶然とはいえ、土地を確保できたことは天祐じゃ。」と、女神様が・・・
「そうですね、ヒトが住んでいない、更地ですからね。」と、物件として優良なのである。
「まだ、時間がかかるじゃろうが、わらわの星間航行船の動力部をいずれは移したいのじゃ。」
「では、アマテラス様も。」と、オレが・・・
「うむ、わちきも移るつもりじゃ。」「そちも、連れて行くから、安心せい。」
「ルイザは?」と、聞いた。
「そちの妻じゃ、当然じゃ。」「わらわの信者は全員じゃ。」と、太鼓判である。
「それまでの準備は、頼むぞよ。」「ハ、ハ~ッ。」と、平伏するオレだ。
「しかし、ライラは、どうするかな。」と、まあ本人が決めるだろう。
「あのう、アマテラス様。」「なんじゃ。」
「イルマを引き抜きたいのですが。」と、オレが・・・
「どうしてじゃ。」と、アマテラス神が。
「オトド村へは別の治癒魔法士を、そしてイルマは確保したいからです。」と、オレが希望を述べる。
「なにか、アンナと共通の雰囲気があるからです。」と、確信を附く。
「なんじゃと、そちがそう感じるんなら。」と、アマテラス様の許可を得る。
最高神の許可を得て、イルマを確保するオレだ。
「この、葉っぱのクッキーはイルマ製ですから。」と、クッキーをつまむオレである。
「冒険者の学校にスイーツ科を作るためです。」と、計画をアマテラス様へ・・・
「新作ができましたら、試食は・・・」と、話を振る。
「そうかへ、わきちが・・・」と、アマテラス様の顔が輝く、黒髪が黒びかり・・・眩しいのだ。
「よきにはからへ。」と、最高にご機嫌なアマテラス様である。
女神様もオナゴなのだ。 オナゴはスイーツには甘いのだ。
治癒魔法科に更にスイーツ科を新設する許可を得たのである。
もちろん、ナデシコやルイザは賛成するのは当然だからだ。
イルマを他人には渡すつもりは無い。
もちろん、本人の希望は尊重するが・・・(強制に決まってる。)
とりあえず、冒険者学校へ・・・まあ、オレは正規の教員だし・・・
「あれっ、あんた何か用?」と、ルイザが職員室で聞く。
つげない返事だ。 「オレも、ここのメンツなんだが。」「そうだったわね。」
「ナデシコは?」と、聞くと・・・「あんた、ナデシコへ手を出したら殺すわよ。」と・・・
「オレは、おまえだけだ。」と、ゴマを擦る。
「いや、甘味の教科を新設しようかと。」と、いうオレだ。
「あ、あ、その件なら出来てるわよ。」と、ルイザだ。
「えっ、もう?」と、オレが聞く。
「え、え、あんたがお菓子屋の娘を優先してくれって、そういうことでしょ。」と、当然の顔のルイザだ。
ルイザもナデシコも、スイーツ(甘味)には眼が無いのだったのだった・・・・・
なんと、オレの隣の机には、イルマが・・・座ってる。
気が付かなかった・・・イルマは小柄で目立たない娘だから・・・
「イルマ、歓迎するよ。」と、オレが・・・
「あなたのおかげで、思いがけない身分(正規の教員)が・・・」と、イルマが・・・
「いいや、君の腕がいいからさ。」と、お世辞じゃない本音のオレだ。
さすが、こういうことは動きが早いルイザだな・・・・
「で、生徒は何人?」「え、え、10人は確保できました。」と、イルマがいう。
「なら、オレも試食なら参加したいが・・・」
「それくらいなら、いいわよ。」と、ルイザの許可を得る。
たまにはルイザやナデシコも、いい仕事(イルマの確保)をするものだな・・・
これで、治癒魔法科に攻撃魔法科、そして甘味科が・・・娯楽がプラスされてヤル気満々のオレなのだ。
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