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敵は、生態系の頂点なのかっ。
両腕が首に進化したのかも?
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なんとか、2回転背面宙返りで敵の追撃を振り切った・・・・
オレ自身でも、1回転背面宙返りも無理なんだが、そこはロボットだ。
ドロ~ンの中で座席に摑まってるだけだった。
ウズメ姫も、オレの首にしがみついてる。
こんなときは、悲しいかな我が娘に頼りっぱなしの父親だ。
ある程度の科学力で、魔法と言って電子機器を操るだけのオレなのである。
そこが、魔法少女らとの根本的差なのだ。
治癒魔法はウズメ姫の助けが・・・攻撃魔法は超電導の日本の軍事技術なのである。
体内に超電導生体コイルを、オレは持ってないからだ。
早い話が電気ウナギならぬ電気人間が魔法少女なのである。
治癒魔法少女は体内のナノ・マシンで治癒魔法の行使だが・・・
攻撃型は本来は子宮があるところに、超電導生体コイルが・・・体温で超電導を・・・
まさに、夢の技術だ。 一度、切り開いて見てみたい・・・いや、自身の娘を解体なぞ・・・まさか、アマテラス様が・・・やらないよね・・・
「やるわけなかろうが・・・怒るぞよ。」と、ナノ・マシン経由で通信だ。
そうだった、オレはアマテラス様とつながっていたんだ。
「はよう、帰ってまいれよ。」で、通信は切れた。
今は、そんな悠長な暇が無い。
「・・・・」つ、眼の前に敵だ。
大きさは、この惑星開発ロボと同じくらいかな。
地竜のおおきなヤツが前足が小さくなり、首が3本生えてるのだ。 真ん中の首が短い。
両手の先に首が生えてるような・・・つまり、ヤツは360度周りが見えるわけだ。
しっぽがあるようだ。 「まあ、地竜はトカゲの亜種だからな。」
「ちがうわ。」「ヤツは3本あるわ。」と、アリスが・・・ここは、映画のキング・〇ドラより1本多かったんだな。
まあ、どうでもいいが・・・
「1頭しかいないな。」と、周りを見回す。
他にヤツが居て、連携で攻撃されると・・・
「え、え、だいじょうぶよ。」と、ウズメ姫が・・・
ウズメ姫が首から降りて、計器盤を操作していた。
役に立つ、女神様であるのだ。
生体レーダーという、生物の監視用のレーダーを操作するウズメ姫である。
「この周囲、3キロ四方は魔獣はヤツだけよ。」と、ウズメ姫が打てば響く。
「よし、ここは1本づつ首を落とすぞ。」「そして、また首が生えた来ないか確認だ。」
まさか、ヒュドラのように切った首が再生はしないだろう・・・・
「あたいが、最初に行きます。」と、ユッコが・・・
電撃がムチの長いヤツのように伸びる。
そして、「エイッ、ヤーーーーーッ。」と、掛け声と共にヤツの首に・・・
しかし、別の首が・・・それを見ていたようだ。
空しく宙を斬る電撃ムチであった。
「ここは、連携して同時に攻撃だ。」と、指示するオレだ。
「アリスは真ん中だ。」「ユッコは、逃した右の首だ。」「ユリコは左だ。」と、リベンジをユッコへ。
「わかったわ。」と、ユッコが・・・
「いいか、ここは同時攻撃しかない。」「オレが合図したら発動だ。」
「了解だわ。」と、ハモル三連星だ。
間合いを取る。 しかし、三つ首竜もきずいたのか、じりじりと後退しだした。
以外に、カンが鋭いヤツだ。
攻撃には、それなりの効果がある間合いが必要なのである。
ヤツの両端の首が・・・後ろへ・・・
ウズメ姫が、「くるわよ、注意してっ。」と、叫んだ。
身構えるオレだ。 座席から体が浮かないようにしがみつく。
もちろん、ウズメ姫の警告は他の幼女らへも・・・
足を前後に開けて、地面を踏ん張る。 そして、両手で敵の攻撃へ耐えるべく身構える巨大ロボだ。
「グワァアアアンンンン。」と、胴体へ衝撃が・・・
身構えてなければ、弾き飛ばされていただろう。
三つ首竜の首が3本とも、くりだされての攻撃だ。
なんと、短いと思っていた、真ん中の首も同じ長さだったのだ。
亀の頭のように、かなり長く伸びる首なようだ。
巨大ロボの胸と腹部分が・・・すこし凹んだ。
チタン超合金が・・・なんて、首の突撃力だ。
つぎに喰らうと、凹んだくらいでは・・・
「アリス、ユリコ、コクピットは無事かっ。」と、あわてて聞くオレだ。
「え、え、外壁とは防護部位があるから。」「ヤツは頭突きが。」
「これは、ヤツの頭部は首じゃないかも。」と、ウズメ姫がいう。
「えっ、どういうことだ。」と、オレが聞いた。
「いまの攻撃は腕で殴ったような。」と、ウズメ姫だ。
「とても脳味噌がつまってるとは思えないのよ。」と、考えを述べる。
「つまり、三つ首の頭には脳味噌が無いのかっ、というんだな。」「え、え、そうよ。」
「第一、考えてもみなさいよ。」「頭が三っ、他ごとを言い出すのよ。」「意見がわかれたら困るでしょう。」
「なるほど。」「だから、おそらく本当の頭部は別にあるのよ。」と、ウズメ姫の考察だ。
さすが、腐りきった女神様は・・・
「ねえ、今あたいが腐女神だとおもわなかった?」「いえ、とんでもございません。」「決して、ハイ、真の妻以外は思いませんです。」と、苦しい言い訳だ。 オレの脳味噌は半分ウズメ姫が占領してるんだ。
用心しなければ、マジで殺されかねない。
オレ自身でも、1回転背面宙返りも無理なんだが、そこはロボットだ。
ドロ~ンの中で座席に摑まってるだけだった。
ウズメ姫も、オレの首にしがみついてる。
こんなときは、悲しいかな我が娘に頼りっぱなしの父親だ。
ある程度の科学力で、魔法と言って電子機器を操るだけのオレなのである。
そこが、魔法少女らとの根本的差なのだ。
治癒魔法はウズメ姫の助けが・・・攻撃魔法は超電導の日本の軍事技術なのである。
体内に超電導生体コイルを、オレは持ってないからだ。
早い話が電気ウナギならぬ電気人間が魔法少女なのである。
治癒魔法少女は体内のナノ・マシンで治癒魔法の行使だが・・・
攻撃型は本来は子宮があるところに、超電導生体コイルが・・・体温で超電導を・・・
まさに、夢の技術だ。 一度、切り開いて見てみたい・・・いや、自身の娘を解体なぞ・・・まさか、アマテラス様が・・・やらないよね・・・
「やるわけなかろうが・・・怒るぞよ。」と、ナノ・マシン経由で通信だ。
そうだった、オレはアマテラス様とつながっていたんだ。
「はよう、帰ってまいれよ。」で、通信は切れた。
今は、そんな悠長な暇が無い。
「・・・・」つ、眼の前に敵だ。
大きさは、この惑星開発ロボと同じくらいかな。
地竜のおおきなヤツが前足が小さくなり、首が3本生えてるのだ。 真ん中の首が短い。
両手の先に首が生えてるような・・・つまり、ヤツは360度周りが見えるわけだ。
しっぽがあるようだ。 「まあ、地竜はトカゲの亜種だからな。」
「ちがうわ。」「ヤツは3本あるわ。」と、アリスが・・・ここは、映画のキング・〇ドラより1本多かったんだな。
まあ、どうでもいいが・・・
「1頭しかいないな。」と、周りを見回す。
他にヤツが居て、連携で攻撃されると・・・
「え、え、だいじょうぶよ。」と、ウズメ姫が・・・
ウズメ姫が首から降りて、計器盤を操作していた。
役に立つ、女神様であるのだ。
生体レーダーという、生物の監視用のレーダーを操作するウズメ姫である。
「この周囲、3キロ四方は魔獣はヤツだけよ。」と、ウズメ姫が打てば響く。
「よし、ここは1本づつ首を落とすぞ。」「そして、また首が生えた来ないか確認だ。」
まさか、ヒュドラのように切った首が再生はしないだろう・・・・
「あたいが、最初に行きます。」と、ユッコが・・・
電撃がムチの長いヤツのように伸びる。
そして、「エイッ、ヤーーーーーッ。」と、掛け声と共にヤツの首に・・・
しかし、別の首が・・・それを見ていたようだ。
空しく宙を斬る電撃ムチであった。
「ここは、連携して同時に攻撃だ。」と、指示するオレだ。
「アリスは真ん中だ。」「ユッコは、逃した右の首だ。」「ユリコは左だ。」と、リベンジをユッコへ。
「わかったわ。」と、ユッコが・・・
「いいか、ここは同時攻撃しかない。」「オレが合図したら発動だ。」
「了解だわ。」と、ハモル三連星だ。
間合いを取る。 しかし、三つ首竜もきずいたのか、じりじりと後退しだした。
以外に、カンが鋭いヤツだ。
攻撃には、それなりの効果がある間合いが必要なのである。
ヤツの両端の首が・・・後ろへ・・・
ウズメ姫が、「くるわよ、注意してっ。」と、叫んだ。
身構えるオレだ。 座席から体が浮かないようにしがみつく。
もちろん、ウズメ姫の警告は他の幼女らへも・・・
足を前後に開けて、地面を踏ん張る。 そして、両手で敵の攻撃へ耐えるべく身構える巨大ロボだ。
「グワァアアアンンンン。」と、胴体へ衝撃が・・・
身構えてなければ、弾き飛ばされていただろう。
三つ首竜の首が3本とも、くりだされての攻撃だ。
なんと、短いと思っていた、真ん中の首も同じ長さだったのだ。
亀の頭のように、かなり長く伸びる首なようだ。
巨大ロボの胸と腹部分が・・・すこし凹んだ。
チタン超合金が・・・なんて、首の突撃力だ。
つぎに喰らうと、凹んだくらいでは・・・
「アリス、ユリコ、コクピットは無事かっ。」と、あわてて聞くオレだ。
「え、え、外壁とは防護部位があるから。」「ヤツは頭突きが。」
「これは、ヤツの頭部は首じゃないかも。」と、ウズメ姫がいう。
「えっ、どういうことだ。」と、オレが聞いた。
「いまの攻撃は腕で殴ったような。」と、ウズメ姫だ。
「とても脳味噌がつまってるとは思えないのよ。」と、考えを述べる。
「つまり、三つ首の頭には脳味噌が無いのかっ、というんだな。」「え、え、そうよ。」
「第一、考えてもみなさいよ。」「頭が三っ、他ごとを言い出すのよ。」「意見がわかれたら困るでしょう。」
「なるほど。」「だから、おそらく本当の頭部は別にあるのよ。」と、ウズメ姫の考察だ。
さすが、腐りきった女神様は・・・
「ねえ、今あたいが腐女神だとおもわなかった?」「いえ、とんでもございません。」「決して、ハイ、真の妻以外は思いませんです。」と、苦しい言い訳だ。 オレの脳味噌は半分ウズメ姫が占領してるんだ。
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