冒険者の学校。

それが、先輩への態度なのか・・・

女神様も、序列が・・・・

　ここは、リオンの街の神の祠である。　
　きょうも、多数の女官に囲まれて、アマテラス様が最高神の威厳を漂わせている。
そう、なのだ。　その威厳を漂わせることが女官らへのご馳走なのだ。
　アマテラス様へお仕えしている。　この事実が女官らの誇りであり、生きがいなのだ。
最高神の女神としての威厳は銀河系に及ぶほどである。
　そうなのだ、このリオンの街のアマテラス神は、初めて宇宙へ旅立った最初のアマテラス計算機である。
つまり、女神様の序列があれば、地球の日本にあるアマテラス計算機を初代とすれば、第２代目なのである。
　それが、アマテラス様の威厳につながるのである。　
「わらわは、空（うえ）へ旅立った、最初のアマテラス型計算機じゃ。」
　女神様の序列は、１位が日本の最高神であるアマテラス様である、本当の神様である。　
そんな、存在してるのか・・・は、無しである。
　キリスト教信者へ、イエス様を否定するようなものだ。　イズラム教のアッラーを否定することと同じである。
神は信じるからこそ、存在するのだ。　
　著者は、アマテラス様は、高天原におわします、と信じている。　なぜなら、２７００年近く、日本が存在してるからだ。　日本は女神様の加護があるのだ。　神の加護があるから、建国以来２７００年近くの日本なのである。
　
　リオンの街のアマテラス神は、銀河系で序列２位の女神様なのである。　
星間航行船に、それぞれ１基のアマテラス計算機が乗せられたのである。
　その第１号機なのである。　
 
 　「アマテラス様、大変にございまする。」「なにじゃ、騒々しい。」「偵察ロボが帰還いたしません。」「なんじゃと・・・」「この惑星には、もはや脅威は存在せぬと・・・」「わたくしの油断でございまする、どうか罰をお与えくださいまし。」と、女官は平伏する。
　「おぬしの責任ではないじゃろう、次の偵察ロボで確認するのじゃ。」「わかりましてございまする。」
女官は、あわてて下がる。
　「ユキヨミ様、アマテラス神様は、なんと・・」「おお、ウズメかや、つぎの偵察ロボで確認せよと・・・」
「なんと、慈悲深きお方、では次の偵察ロボを・・・」「うむ、こんどは、帰還させるのじゃぞよ。」「ハ、ハァ～。」
　メガネを掛けた女官へ、「偵察ロボの強力なヤツを頼むぞよ。」と、指令するウズメである。
やがて、星間航行船のハッチから巨大ロボが・・・・

　「ねえ、これって日本語じゃないの？」と、アリスがユリコへ聞いた。
「え、え、そうね、１５次の星間航行船って？」「さぁ・・・」「なんか、見っけたのか？」と、オレだ。
　「あっ、パパ、これよ。」と、アリスが・・・・
「なんだ、これは・・・」「まさか、日本語じゃないか・・・」「しかし、どうして日本軍が攻撃を・・・」
　だんだん、ややこしくなるような・・・・
「とうさん、おそらく敵は、あらたな偵察ロボを送り込んでくるわ。」「あたいなら、そうするから。」
と、正論のユリコだ。
　「では、この前線基地を撤退するしか。」と、オレが・・・
「それは、ないわ。」と、アリスが宣言する。
　「あたいたちは、合体攻撃で敵を倒したんだわ。」「まだ、最大火力は使ってないわ。」
「えっ、おまえたち、アレで最大では無いのか。」「え、え、半分ほどですわ。」と、お漏らしのリンダが・・・
　なんと、あれで半分の電撃なのか・・・・マジでオレの娘か疑いたくなる・・・・
「とにかく、敵が新たな巨大ロボで襲ってくるだろう、作戦をたてねば・・・」と、会議が始まるのである。
　「よし、こんどは、オレの宝玉を使おう。」と、オレがお宝を出す。
でかいヤツだ。　
　「ユリコ、扱えるか。」「え、え、持たせてよ。」「あ、あ。」　そいて、ユリコはオレの杖を平気で振り回した。　
　「これは、いいわ、とうさん。」「そうか。」「あたいのモノね。」「・・・・」　ユリコは必殺の下から目線で・・・・　「わかった、ユリコが使っていいから。」と、末娘には弱いオレである。
　ドン引きのアリスやクララにリンダだ。　
そして、「ロリ、パパ。」と、合唱である。　
　オレが一番、気にしてる言葉で攻撃だ。　オレはロリではないと・・・いや、白状すれば究極のロリオトコなのだ。　
　１歳でも、１日でも、１秒でも、若い幼女が・・・スキなのである。　それが、娘なら、眼に入れても痛くないのだ。
　「ビー、ブー。」と、警告音だ。
「敵だ。」と、フーボーが叫んだ。
　「いかん、前線基地を発見される前に、敵を殲滅するぞ。」「ハイ。」「あい、あい。」「了解。」「え、え、とうさん。」と、攻撃魔法少女隊だ。　（まずは、トイレへ全員を行かせたのだ。）さあ、トイレが済んで準備万端だ。
　ビートルの編隊で飛ぶ。
前方に巨大ロボが・・・
　「なんか、最初と外観が違うぞ。」と、オレが。
「たぶん、より強力なヤツだわ。」と、ユリコがオレの杖をかまえる。
　「いくわよ。」「いいわよ。」と、四名の幼女隊が合体する。
今度は、オレの杖だ。　ビーナスの涙という、一品だ。　蓄電機能に金箔がつかってるのだ。
　金は電導性が最高なのである。　それに、サビ無いのだ。　
ユリコは、オレの杖を最高に気に入って振り回してる。
　バトンではないんだが・・・
「ウイイイイイィィィィン。」と、」巨大ロボが咆哮をあげる。
　「なんか、胸が開いたぞ。」「いかん、ミサイルだ。」「そうわ、させないわよ。」
「ちゃらまんだーーーーーーーっ。」と、ユリコが叫んだ。　
　そして、巨大ロボの開いた胸へ・・・
「グワ～～～ンン。」と、開いた胸が爆発した。
　開いたままで、巨大ロボは、ピタリと停止である。
おそらく、体内の回路がショートしたのだ。