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2代目の杖。
もう、金欠病が蔓延してるのだ。
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「金、1200貫になります。」「う、う。」「では、この書類にサインを。」と、女官が・・・
また、ロ~ンである。 そう、借金だ。 頭金の100貫を払う。 もう、明日の食事代も・・・
鼻血も出ないオレである。 セーラー幼女で、鼻血たらたらといきたいが・・・
「では、杖を。」「あ、あ、ありがと。」と、2代目のラステァの杖を受け取る。
色は、初代は青だが、2代目はピンク色の宝玉である。 大きさは同じくらいだ。
これで、毎月払う借金が倍である。 食事は学校で食べれば、ロハだから・・・ あとは、ルイザから涙金でも・・・ なんせ、オレの妻だ。 少しくらい、いいだろう。
「うれちいわ、あんがとパパ。」と、2代目は杖を抱える。 しかし、このままでは破産だ。
どうすれば、金銭のことでアマテラス様へ苦言なぞ、とても言えない・・・出来るわけ無いのだ。
しかし、弟子に師匠が杖を与えるきまりである。 つまり、親分顔ができるからである。
おそらく、互いに魔法で勝負なら、オレが負けるだろう。 初代にも勝てるか、どうだか・・・
ここは、アマテラス様の倫理教育に賭けるしかないのだ。
倫理の授業には、アンナも参加した。 腹の子に聞かせるためであるそうな。 まさに、第1級の信者アンナである。
アマテラス様は普段の女神の衣ではない。 紺色スーツである。 手には、指さし棒だ。
そして、メガネで変装である。 もろ、わかるが、そこは空気を読むオレだ。
「ん、ん、今日から倫理の授業を受け持つ、ヒノモトと言います。」と、3名の学生(初代、2代目、アンナ)へ挨拶をするアマテラス様である。(オレは参観である。)
アンナ(母親)が、側にいるから2名の幼女は、お澄まし顔である。 アンナは、授業を下腹の胎児へ聞かせるために、マタニティの下腹をかかえている。 超音波診断でも、健康な魔法少女と判明しているのだ。
もちろん、ナノ・マシンが存在している。
「では、これより倫理の授業をはじめようぞえ。」と、教官だ。 神様言葉が・・・しまった、事前にいっておくべきか・・・
なんじゃ、とナノ・マシン中継で心の声だ。 あのぅ・・・普通の言葉で・・・と、思考する。
あ、あ、そうじゃったわいな。 いえ、そうでしたわ。
「コホン、では、これより倫理の授業をはじめますわ。」と、修正である。
「倫理とは?、それは道徳を考えることですわ。」「道徳とは、ヒトの道を示すモノですわ。」「ヒトの道とは、歴史を正しく伝えていくことですわ。」・・・正直、5歳や6歳に言っても、わからんわ・・・
そうかへ、では、どうすれば・・・と、ナノ・マシンからアマテラス様が聞いてくる。
例え話ですよ、童話とかオトギ話ですよ・・・
「むかし、むかしの事です。」 すぐにチェンジできるのか・・・と、オレが思った。
「おじいさんは、山へシバ狩りへ。」 シバ狩りといって、わかるかな?
「ん、シバ狩りとは、家でつかう焚き物の小枝を集めることじゃ。」 あ、また女神様言葉だ・・・
・・・・・「いい加減にしろ、おまえが、替わるのじゃ。」と、アマテラス様が切れてしまったのだ。
高貴な頭から、計算機の過熱の湯気が・・・・
「わちきは、疲れた、ユミスケ交代じゃ。」「ハイ、すんませんです。」「わかればよいのじゃ。」
もう、バレバレである。
仕方がない、オレが教壇へ・・・「わ~~っ、パパがんばって。」と、初代が手をパチパチだ。
「うう、う。」と、むせび泣くオレだ。 うれしいのだ。 さすが、初代だ。
2代目が、冷めた眼で・・・・
いかん、はやく始めよう・・・・
「家で料理をするための薪を拾いに、爺さんが山へ小枝を集めに。」 うん、うん、と、幼女はうなずく。
「おばあさんは、昔は洗濯機がなかったので、川へ洗濯に行きました。」 うん、うん、と、幼女だ。
「川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。」と、大きさを手で示す。
「ちえんちぇい。」と、2代目だ。
「ん、なんですか。」「そんな大きな桃が、どうちて・・・」
そんなこと、オレは知らんわ! と、叫びたいが・・・ここで、叫べば終わりなのだ。
「じつは、桃の中には赤ちゃんがはいっていたのです。」と、種あかしが・・・
「どうして、ですか、赤ちゃんはママの。」と、アンナの膨らんだ下腹を示す初代だ。
くそっ、なんでいるんだよ、妊婦が・・・
ニタ、ニタと、笑いをこらえる、アマテラス様である。
とうとう、ガマンの限界か、「キャハハハハハハハ。」と、お腹をかかえて大笑いの女神様である。
「わかったかへ、保育教育は・・・いや、すまんな。」「でも、がまんが・・・」と、また、腹をかかえて女神様が、「きゃ、きゃ、きゃ。」と、高笑いである。
ここは、アニメか漫画しかない。 とうとう、授業はアニメと漫画を見る会へ・・・そして、絵本であるのだ。
やはり、幼児教育は500年前の日本の幼児教育を手本にすることとなったのである。
しかし絵本などは、当時はパヨクの吹き溜まりの作家ばかりだ・・・
「安心せい、彼らの絵本はつかわないぞえ。」と、アマテラス様である。
そんなパヨクの教育は、第三次世界大戦(情報戦争)で、駆逐されたそうだ。
GHQ(占領軍、主に米軍。)が、日本の伝統文化を破壊したが、100年くらいかけて戻したらしい。
もう、過去のことでオレは覚えていないが・・・
共産主義や合理主義は日本の建国理念に合わないのだ。
損か得かでは、伝統は育たないのだ。 シナ人の思考は、日本人には合わないのである。
まして、感情だけで左右される鮮人(半島人)とは、水と油、猿と犬なのだ。
千年かかっても、ヤツらとは話があわない。 なぜなら、約束はやぶる、ヒトは騙す、嘘ばかりな半島人なのだ。
それが、ヤツら鮮人のDNA(遺伝子)なのである。
また、ロ~ンである。 そう、借金だ。 頭金の100貫を払う。 もう、明日の食事代も・・・
鼻血も出ないオレである。 セーラー幼女で、鼻血たらたらといきたいが・・・
「では、杖を。」「あ、あ、ありがと。」と、2代目のラステァの杖を受け取る。
色は、初代は青だが、2代目はピンク色の宝玉である。 大きさは同じくらいだ。
これで、毎月払う借金が倍である。 食事は学校で食べれば、ロハだから・・・ あとは、ルイザから涙金でも・・・ なんせ、オレの妻だ。 少しくらい、いいだろう。
「うれちいわ、あんがとパパ。」と、2代目は杖を抱える。 しかし、このままでは破産だ。
どうすれば、金銭のことでアマテラス様へ苦言なぞ、とても言えない・・・出来るわけ無いのだ。
しかし、弟子に師匠が杖を与えるきまりである。 つまり、親分顔ができるからである。
おそらく、互いに魔法で勝負なら、オレが負けるだろう。 初代にも勝てるか、どうだか・・・
ここは、アマテラス様の倫理教育に賭けるしかないのだ。
倫理の授業には、アンナも参加した。 腹の子に聞かせるためであるそうな。 まさに、第1級の信者アンナである。
アマテラス様は普段の女神の衣ではない。 紺色スーツである。 手には、指さし棒だ。
そして、メガネで変装である。 もろ、わかるが、そこは空気を読むオレだ。
「ん、ん、今日から倫理の授業を受け持つ、ヒノモトと言います。」と、3名の学生(初代、2代目、アンナ)へ挨拶をするアマテラス様である。(オレは参観である。)
アンナ(母親)が、側にいるから2名の幼女は、お澄まし顔である。 アンナは、授業を下腹の胎児へ聞かせるために、マタニティの下腹をかかえている。 超音波診断でも、健康な魔法少女と判明しているのだ。
もちろん、ナノ・マシンが存在している。
「では、これより倫理の授業をはじめようぞえ。」と、教官だ。 神様言葉が・・・しまった、事前にいっておくべきか・・・
なんじゃ、とナノ・マシン中継で心の声だ。 あのぅ・・・普通の言葉で・・・と、思考する。
あ、あ、そうじゃったわいな。 いえ、そうでしたわ。
「コホン、では、これより倫理の授業をはじめますわ。」と、修正である。
「倫理とは?、それは道徳を考えることですわ。」「道徳とは、ヒトの道を示すモノですわ。」「ヒトの道とは、歴史を正しく伝えていくことですわ。」・・・正直、5歳や6歳に言っても、わからんわ・・・
そうかへ、では、どうすれば・・・と、ナノ・マシンからアマテラス様が聞いてくる。
例え話ですよ、童話とかオトギ話ですよ・・・
「むかし、むかしの事です。」 すぐにチェンジできるのか・・・と、オレが思った。
「おじいさんは、山へシバ狩りへ。」 シバ狩りといって、わかるかな?
「ん、シバ狩りとは、家でつかう焚き物の小枝を集めることじゃ。」 あ、また女神様言葉だ・・・
・・・・・「いい加減にしろ、おまえが、替わるのじゃ。」と、アマテラス様が切れてしまったのだ。
高貴な頭から、計算機の過熱の湯気が・・・・
「わちきは、疲れた、ユミスケ交代じゃ。」「ハイ、すんませんです。」「わかればよいのじゃ。」
もう、バレバレである。
仕方がない、オレが教壇へ・・・「わ~~っ、パパがんばって。」と、初代が手をパチパチだ。
「うう、う。」と、むせび泣くオレだ。 うれしいのだ。 さすが、初代だ。
2代目が、冷めた眼で・・・・
いかん、はやく始めよう・・・・
「家で料理をするための薪を拾いに、爺さんが山へ小枝を集めに。」 うん、うん、と、幼女はうなずく。
「おばあさんは、昔は洗濯機がなかったので、川へ洗濯に行きました。」 うん、うん、と、幼女だ。
「川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。」と、大きさを手で示す。
「ちえんちぇい。」と、2代目だ。
「ん、なんですか。」「そんな大きな桃が、どうちて・・・」
そんなこと、オレは知らんわ! と、叫びたいが・・・ここで、叫べば終わりなのだ。
「じつは、桃の中には赤ちゃんがはいっていたのです。」と、種あかしが・・・
「どうして、ですか、赤ちゃんはママの。」と、アンナの膨らんだ下腹を示す初代だ。
くそっ、なんでいるんだよ、妊婦が・・・
ニタ、ニタと、笑いをこらえる、アマテラス様である。
とうとう、ガマンの限界か、「キャハハハハハハハ。」と、お腹をかかえて大笑いの女神様である。
「わかったかへ、保育教育は・・・いや、すまんな。」「でも、がまんが・・・」と、また、腹をかかえて女神様が、「きゃ、きゃ、きゃ。」と、高笑いである。
ここは、アニメか漫画しかない。 とうとう、授業はアニメと漫画を見る会へ・・・そして、絵本であるのだ。
やはり、幼児教育は500年前の日本の幼児教育を手本にすることとなったのである。
しかし絵本などは、当時はパヨクの吹き溜まりの作家ばかりだ・・・
「安心せい、彼らの絵本はつかわないぞえ。」と、アマテラス様である。
そんなパヨクの教育は、第三次世界大戦(情報戦争)で、駆逐されたそうだ。
GHQ(占領軍、主に米軍。)が、日本の伝統文化を破壊したが、100年くらいかけて戻したらしい。
もう、過去のことでオレは覚えていないが・・・
共産主義や合理主義は日本の建国理念に合わないのだ。
損か得かでは、伝統は育たないのだ。 シナ人の思考は、日本人には合わないのである。
まして、感情だけで左右される鮮人(半島人)とは、水と油、猿と犬なのだ。
千年かかっても、ヤツらとは話があわない。 なぜなら、約束はやぶる、ヒトは騙す、嘘ばかりな半島人なのだ。
それが、ヤツら鮮人のDNA(遺伝子)なのである。
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